二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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逃走中〜残るのは希望か絶望か〜 逃走中終了!
日時: 2014/09/11 19:08
名前: グレイディア ◆4GBo51ECno (ID: dAqIO9B5)

〜ルール説明〜

・逃走者には180分、ハンターから逃げてもらう。
・1秒につき500円、賞金が上昇していき逃げ切ると賞金540万が手に入る。
・ただしハンターに捕まると、賞金が0になる。
・なお、自首をするにはエリア内にある通信機で自首ができる。

〜フィールド情報〜
・逃走用に作られた特殊なフィールド、通称「ガリアエリア」で逃走中をしてもらう。
・広さは東京ドーム約6個分である。
・エリアは中央にある「ランドグリーズエリア」、そこから西にある「ヴァーゼルエリア」、北西にある「マルベニーエリア」、北にある、「ナジアルエリア」、北東にある「ブルールエリア」、東にある「リーンブルエリア」の5つである

〜逃走者紹介〜

大乱闘スマッシュブラザーズより
 マリオ
 ルイージ
 マルス
 スネーク
 フォックス
 ファルコ
 リンク
 ゼルダ

東方Projectより
 霧雨 魔理沙(小説仕様)
 アリス・マーガトロイド
 チルノ(アドベンド仕様)
 十六夜 咲夜
 レミリア・スカーレット
 フランドール・スカーレット
 八雲 紫

魔法少女リリカルなのはより
 高町 なのは
 フェイト・T・ハラオウン(小説仕様)
 八神 はやて
 シグナム
 ヴィーダ

GOD EATERより
 雨宮 リンドウ
 ソーマ・シックザール
 藤木 コウタ
 アリサ・アミエーラ
 大森 タツミ

戦場のヴァルキュリアシリーズより
 ウェルキン・ギュンター
 アリシア・メルキオット
 アバン・ハーデンス
 コゼット・コールハース
 クルト・アーヴィング(小説仕様)
 リエラ・マルセリス(小説仕様)
 イムカ
 グスルグ(小説仕様)

テイルズシリーズより
 クレス・アルベイン
 ミント・アドネード(特殊仕様)
 スタン・エルロン
 ユーリ・ローウェル
 カノンノ・グラスバレー

Bio Hazardより
 クリス・レッドフィールド
 ジル・バレンタイン
 レオン・S・ケネディ
 ブルース・マギャヴァン

ナムコクロスカプコンより
 有栖 零児
 小牟

ひぐらしのなく頃により
 前原 圭一
 竜宮 レナ
 赤坂 衛

作者様より(敬称略)
 しら
 Troyhorse
 Dr.クロ
 白好
 葉月
 ヲタク大王
 izumi

死者の町の記録(作者の小説です。興味のある人は読んでみて下さい)
 士縫 頼斗
 レイ・アーヴィング

以上、56人で行う。

なお、特殊仕様等については作中で説明します。 

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決断(その1) ( No.863 )
日時: 2014/09/17 22:35
名前: グレイディア ◆nNVjvMO/DQ (ID: dAqIO9B5)

さて、この更新をもって残すは打ち上げだけとなります
なので……シリアス大盛りでお送りしますよ!


〜???〜

逃走者達が皆で喜んでいるその頃……


私「……六の型、枝垂れ柳!」
ドーン「テトラスラスト!」

『ギィン!』

私「っち、伍の型……時雨桜花!」
ドーン「雷砲・狂い咲き!」

『ガガガガッ!』

ドーン「『ガッ!』しまっ……!」
私「伍の型はまだ続くぞ?うらぁっ!」

『ザシュッ!』


こちらの勝負も佳境に入ったらしく、お互いが大技を連発していた
その戦いは、苛烈を極めていた


——無数の斬撃と刺突がぶつかり、火花が散る

——魔力で作られた刃と砲撃がぶつかり、爆風が2人を包み込む

——爆風が晴れると同時に、再び2人が鍔競り合いを始める


だがその戦いにも、そろそろ終わりが見えてきた
ドーンの武器が弾かれ、焦っている所に渾身の一撃を決める作者
その一撃によって後ろに吹き飛び、壁に叩き付けられるドーン


ドーン「……まだ、まだ倒れはしない……!」


しかし、致命傷になってもまだ立ち上がるドーン
傍から見ていたら、何が彼をそこまでさせるのか理解できないだろう
だが作者——グレイディアには何かが見えたらしい




私「……こっちもそろそろ限界だ。次でラストにしようぜ?」
ドーン「……ええ、今アタシが使える、最大の一撃で……貴様を倒してやる!」
私「(そうか……そうだったのか。だから、私にそこまでの執念を……)」
ユマ「?」
私「……だったら、なおさら手加減ができる訳がない。次の一撃に私の力、想い……そして絆を、全て込める!」


——全ての力を己の武器に籠め始める2人

——それに伴い、周囲から音が消えていく

——傍から見ていれば、彼等は唯静かに瞑想しているだけの様に見えるだろう

——だが、彼等が持つ獲物からは尋常ではない力を感じる





私「——我が剣は七罪の証」

ドーン「——天をすべし雷の化身」


そして魔力が一定値を超えた時に、2人共詠唱を始める


ユマ「あの詠唱……確か『拾弐神将之神罰』と『虚無之雷』だった筈。本気で殺す気なんやな……」


そう呟く彼女は表面は期待の表情だが……どこか悲しそうな表情にも見えた

確かに、ドーンを殺せばこの事態は収まるだろう
だが、それは同時にグレイディアが掲げる『救いの剣』を、自ら折る事になってしまう
昔を知ってる故に、素直に喜ぶ事ができないのだろう
そんな気持ちを知ってか知らずか、2人の詠唱は続く



私「——天行く者、神をも裁く正義の制裁……」

ドーン「我が前に立ち塞がる怖れ無き愚者を讃え……」




——2人の口から言葉が紡がれる度に、2人の周囲の魔力が収束する

——大きな魔を宿したそれは、神の一撃かと思い違いしてしまう程だった

——そして、それらがぶつかり合う時が訪れる






ドーン「汝の鉄槌を与えよ——虚無之雷」




詠唱が終わり、その槍が振るわれると……莫大な魔力を秘めた雷が槍の型を取り、グレイディアへと向かっていく












私「……されども、我が望むは救済の剣、慈愛の盾」
ドーン「なっ……!?」
ユマ「(拾弐神将之神罰じゃない……!?)」


なんと、彼は本来とは違った言葉を紡いだのだ
しかもそれは、2人共知らないものだった




私「我が想いに応え、彼の者を救え——黒想・昇華!」



——彼が願ったこと、それは『救済』

——その想いが宿った黒銀刀・破幻は、白と銀の色をした刀へと姿を変えた

——新たな力を得た刀は、たった一振りで雷の槍を相殺してしまう

——救済という想いを宿した刀は、ドーンの胸に深く突き刺さり




私「これが……私の『答え』だッ!!!」
ドーン「きさまっ、まさ『スパァァン!!』ガァァァァァァァァァ!!!!」



——そのまま、ドーンを切り裂いたのだった……




















私「………『チン』」


ドーンが絶叫し、その場に倒れたのを確認した彼は、黒銀に戻った刀を鞘に納めた


ユマ「……終わったんか?」
私「……ああ、終わった」
ユマ「これで……良かったんか?」
私「良かった悪かったか……それは時間が経たなきゃ分からない。でも、少なくとも後悔はしない筈さ」


彼女の問いかけに対して、笑って答えるグレイディア
しかし、後ろからうめき声が聞こえたので、その笑顔を消す



ドーン「……何故だ、何故僕を殺さない……?」
ユマ「えっ、僕?」
私「……あれが本来の姿なんじゃないか?よく分からないけどさ」


うめき声をあげるドーンは、先程までの気色悪い姿ではなかった

髪は水色で端正な顔立ち、そして着ているのは管理者のローブといった、いかにも好かれそうな青年であった

どうやらグレイディアとユマも、彼のこの姿は見たことが無かったらしく、心底驚いている


私「多分、負の感情によってあんな姿を思考回路になってたんだと思う。感情は、その人を簡単に変えてしまうから……」
ユマ「成程なぁ……つまり気色悪いカマは元からじゃないって事か」
私「恐らくは……ね」
ドーン「何故だグレイ……どうして僕を殺そうとしなかった?」


先程の大技に全魔力を込めたからか、動けないみたいだが……命は問題なさそうである
何故自分を殺さなかったのか……その問いに、彼はこう答えた


私「……もう殺しの剣は握りたくないのですよ。幾ら殺しの剣を磨いたって、大事な物は何一つ守れなかったのですから……」
ドーン「……そうだったな」
私「それに、誰かを犠牲にしたノーマルエンドより、誰も犠牲にしないハッピーエンドの方が、私は好きなんですよ。皆で笑いあう、それが私の未来を切り開く理由です」
ドーン「そうか……それを聞いて、僕は安心したよ」


彼がそう言った数秒後、部屋に管理者と色違いの服を着た人が数人入って来た
……どうやら、ドーンを捕まえにきたようだ


ドーン「グレイ、僕は大事な時に傍に居てやれなかった……そんな僕を、許してくれとは言わない。だけど、これだけは言わせてくれ」
私「………」
ドーン「……失った物は二度と戻らない。だからこそ、これからを大事にするんだ。それじゃ、僕はこの罪を償いに行くよ」


管理者風の人達に連れられ、ドーンはこの場を去った
彼が去って行った場所へ敬礼しながらこう呟き、ユマと共に逃走者の元へと向かった




















——また逢いましょう。ドーン隊長




黒幕まで救うのか……(困惑)

決断(その2) ( No.864 )
日時: 2014/09/17 22:40
名前: グレイディア ◆nNVjvMO/DQ (ID: dAqIO9B5)

〜ランドグリーズエリア 中央広場〜

私「………」
ユマ「………」


逃走成功した彼等を祝う為に、2人はこの場に戻って来た
そう、戻って来たのだが……今、2人は理解出来なかった
何故なら……



















マリオ(り)「ひ〜らりらりらら〜」
ワリオ(り)「ひ〜らりらりらら〜」
リンク「ギャァァァァァァ!!!」
アバン「ウオォォォォォォ!!!」
izumi「なんというか……たいそうキモうございますぞ!」
ヲタク「ああっ、良心であるizumiさんがネタに走った!?」
しら「これは……余程ですね;」
コウタ「目がぁぁぁぁ目がぁぁぁぁぁぁ!?」
レミリア「この吸血鬼の再生力でも……追いつかない……だと」
リンドウ「大変だ!レミリアの目が……息してないぞ!!」
コゼット「そこはコウタ君を心配するのが先じゃないかな!?」
タツミ「そもそも目は息しないだろ!?」

ガノン(り)「だっちゅーの!」
スネーク(り)「だっちゅーの!」
スネーク「うぉぉぉぉぉぉぉ!?」
ウェルキン「アリ……シア……!」
アリシア「いやぁぁぁぁぁ!!ウェルキィィィィィン!!」
紫「あらあら……見事な大胸筋に包まれて……」
境『顔が引き攣ってるぞハーン;』
マリオ「スネーク、スネェェェェェェク!!!」
シグナム「ああ、今日も平和だな(遠い目)」
スタン「シグナム!?しっかりするんだ!!」

ファルコン(り)「うぉぉぉぉぉ!波動けぇぇぇぇぇぇぇぇん!!」
ソーマ「ぐっ……!(神機でガード)」
ジル「ただし裸族の波動拳は尻から出る『バシュ!』なんですって……!?」
クリス「ジル!?ジルが被弾したっ!」
なのは「この前、私の魔法も尻から出してたの;」
クルト「そういえば、以前尻で銃弾挟んでたな」
葉月「マwジw『でも失敗して、痔になったらしいが』痔で済むのかよwww」
零児「本職のあいつ等が見たらどう思うんだろうな……」
頼斗「多分、昇竜拳とか実直拳とかでぶちのめされると思う」


……目の前で、こんなことをされていたからだ

まず1つ目、お前等が踊ってるのキタキタ踊りだろ
その踊りは少女が踊るからこそ(見た目的に)良いのであって、あのじいさんとかお前等がやったら(目の)大量破壊兵器なんだよ!
逃走成功者を瀕死に追い込んでるんじゃねぇ!

次に2つ目、だっちゅーのとかどんだけ古いネタなんだよ!?
そんなこと言ってるけど、結局ハグしてるだけじゃねーか!
しかもこっちでも逃走成功者が犠牲になってるしwww
ってか、スネークの傷が開きそうで怖いぜ……

そして3つ目、なんで尻から波動拳出してんだよ!?
本家の人達に喧嘩売ってるだろオイwww
ってかジルが巻き添えにwww自業自得だなwww
そしてクルト、その話はマジなのかwww



私「……全力で黒幕を救ったのにこの騒ぎ、どうすればいいと思う」
ユマ「うーん……取り敢えず、叩きのめせばええんちゃう?(##^ω^)」
私「了解(##^ω^)」



どうやら目の前の光景に、煽る人である作者もキレたらしい
先程使っていた黒銀刀を構え、あの技を使おうとする




私「絶ち切れ——虚空」
逃走者達「うん?」
私「お前等なぁ……」
逃走者達「えっと、それは……」







私「一度土に還れぇぇぇぇぇぇぇ!!!」








〜数分後〜

私「全く、まだ黒幕がいるかもしれないってのに……随分と呑気に馬鹿やってるなオイ」
逃走者達「すみませんでした」
私「2人も2人です、どうして止めなかったんですか;」
りゅーと「面白かったからつい;」
アリン「同じです;」
私「そんで……一番の原因はお・ま・え・ら・だ」


威力を弱めた虚空で纏めて吹き飛ばし、回復させてから全員を正座させる(何もしてない人や被害者も巻き込んでるが、そこは気にしないで)
その後説教を逃走者達と作者2人にした後、問題の人物達に向き直る
問題の人物達はというと……




マリオ(り)「何言ってるんだよ?俺達が盛り上げてたんだろ」
ワリオ(り)「それを邪魔するなんて、グレイディアさんは冷酷だよな」
ガノン(り)「それに、俺達の労いを受けて喜んでる奴もいるんだぜ?(※いません」
スネーク(り)「そもそも、俺達が祝う為にこうやってひと肌脱いでるんだぜ?」
ファルコン(り)「そうだそうだ!それを甘んじて受けるのが、皆を労う作者としての立場なんじゃないのか?」
私「……よし、その喧嘩買った」
裸族達「えっ」


あーあ、作者が完全にブチ切れたぞオイ;
ここでおふざけはタブー(ミントハゲじゃない方)だぞ?
ってか、後ろで復活した逃走者達が武器構えてるな……



私「まず私から……伍の型・時雨桜花!」
零児「俺も続くか。木は火に、火は土に、土は金を!」
小牟「今回は儂も参加じゃ。そして金は……水を産むッ!」
グスルグ「俺も一発……風牙・双断!」
フェイト「続けて行くよ、雷神封殺……爆滅剣!」
紫「今回はやりすぎね……八雲参式・朱雀連牙閃」
クリス「俺も日頃の恨みを晴らすか、ぺイルライダーをフルで喰らえ!」
レオン「その案乗った、全弾持って行け!」
クルト「なら俺も一枚噛ませて貰う……エア・プレッシャー!」
アバン「俺も爆剣で援護するぜ。オラァ!」
ソーマ「目障りだ……消えろ!!」
ガノン「儂も連携するか、ファルコン、マリオ、スネーク、行けるな?」
ファルコン「おう、ファルコン……ダブル・パーンチ!!」
マリオ「作者から教えて貰った技で……ヒート・バンカー!!」
スネーク「俺はコイツで片を付ける、荷電粒子ライフル……吹っ飛べ!」
ガノン「締めは儂の一撃で……剛・魔神双衝!!」


うわーお、見事な連携だったな
でも東方勢とひぐらし勢は参加してな


ひぐらし勢「」


あら、気絶してるな
刺激が強かったか……
ってか、さりげなく東方勢も参加してたんだな(こっそりと)


マリオ(り)「何故だ……何故俺達はこうなるんだ……」
アレックス(り)「マリオ師匠、それはタイミングを間違えたからですぞ;」
コングマン(り)「裸族たる者、空気が読めないとな!」
ガノン(り)「しかし、これしきでくたばる俺達では『何を言ってるんだ?まだ俺(私、僕)のターンは終了してないぜ!!』ひょ?」


なんとか立ち上がった裸族(なんて耐久力だオイ)に、さらなる刺客が待っていた……!


次はO☆SI☆O☆KIだ!

決断(その3) ( No.865 )
日時: 2014/09/17 22:46
名前: グレイディア ◆nNVjvMO/DQ (ID: dAqIO9B5)

さあ、制裁(お仕置き)の始まりだ……



トーチ「お前等どんだけ暴れれば気が済むんだよ……紅蓮独楽、朱雀連閃光、ついでのジャッチメント!」
神竜「貴様達はやりすぎた……タイダルウェイブ!」
ジル「面白そうね、ドラム缶で援護するわ!」
タツミ「さりげなく混ざりやがった!?」
百鬼姫「情けはいらんかの……トキメキ☆百鬼夜行じゃ☆」
マリオ(り)「うおぉぉぉぉ!?」
マルス「うぐっ!?(ドラム缶直撃)」
ファルコ「被害が拡大してるじゃねーか!」


まずトーチさん達(1人関係ないのが混ざってるけど)の制裁からスタートし……


桜「あんた等は余計な事やりすぎ!ブロッサムレーザー!」
ユーリ(桜)「貴様等は何故そう余計な事をやる……暗黒満月斬!」
王ドラ「貴方達に制裁を下しましょう……アタァー!!(マシンガン連射)」
ワリオ(り)「そんな豆鉄砲効か(レーザーと斬撃が直撃)がはっ!?」
王ドラ「マシンガンが効いてない……!?」
クレア「貴方が持ってるのサブマシンガンよ?効かないのも無理ないわね」
クレス「桜さんのレーザー見てると、ダオスを思いだすな……」
私「ダオスコレダーで爆笑する私が通りますよー」
ミント「そこは笑う所でしょうか……?」


次に桜サイドの制裁へと繋がれ……


ユマ「ウチも参加するか……契約の力全開でネットボム改でも喰らっとけボケが!」
バーエイル「裸族が暴れたと聞いてお仕置きに来たぞ!クロスクラウドレインボー!」
メタルマリオ「アナタタチハホントウニコリマセンネ……メタルファイナル!」
Ga.「お前等ガチでいい加減にしろ!シュウエンのハイブリッドレインボウ!」
ガノン(り)「ちっきしょぉぉぉぉぉぉ!!」
スネーク(り)「こちら裸族グレー……任務失敗だ……」
カノンノ「あっ、虹が出来たよ!」
ゼルダ「綺麗ですね……」
ルイージ「でもすぐに赤一色の虹になりそうだね;」
マリオ「あっちの俺、全身鋼鉄なんだな」
カリサ「幾らで売れるでしょうね〜」
イムカ「売るべきではない;」
零児「そもそも売っちゃ駄目だろ;」


そしてユマとGa.サイドの制裁へと続き……


ヤマビコ「皆、準備はいいか?」
ソラ「ああ、何時でもいいぜ!」
ほむら「暴走した裸族に制裁を……ファイナルカッター!!」
ファルコン(り)「この裸の隼が避けられない……だと……!?」
シグナム「敢えて言おう、何故避けられると思った」
はやて「そもそも、裸でなった時点で防御力はほぼ0やないの?」
ファルコン「あと、隼が裸になったら飛べないんじゃないか?だって羽すら脱ぎ捨てるんだし」
ジュリオ「つまり、飛べない隼は唯の食糧って訳だ。俺はあんなのを食材とは認めないけどな」


最後はヤマビコサイドがきっちりと決めたのだった……


裸族(り)「………(返事がない。ただの裸馬鹿のようだ)」
私「全く……場所と時間は弁えるべき、だぞ」
ほむら「グレイディアさん、あっちはやらなくてもいいのかしら?」
私「あっち?」






獄卒(八)「貴方の事を兄貴と呼ばせて下さい」
霊夢(ヤ)「私、感激の涙で前が見えません……!」
コングマン「お、俺様は大した事ないぜ……アレックスがいたからこそだからな」
アレックス「何を言うのです。コングマンが居たからこそ、この逃走中は無事に終われたのですぞ!」
獄卒(八)「成程……その謙虚な心と熱い心で、奇跡を産んだのですね……!」
さやか(ヤ)「これが本物の裸族……あたしも精進しないと……!」
ジャック(八)「獄卒が大人しい、だと……!?」
杏子(ヤ)「何がどうなってるんだ……」
魔理沙(ヤ)「ここまで人畜無害な裸族、いたっけか……?」


一方、こちらではウチの裸族を神様の様にあがめている裸族が……
彼等のその熱い想いに心打たれたらしく、そこには熱い空間ができあがっている
これには暴走を危惧してやってきた彼等も、流石に困惑するしかない



私「……あれは、何もしなくても良いだろ。それにあの2人は今回の功労者なんだ。むしろお仕置きするのは無礼だろ?」
ほむら「……そうね。彼等なくしてこの逃走中は、こうして笑いあえる結末にはならなかったものね」
王ドラ「普段もこうならいいんですけどね;」
私「それは裸族じゃないだろ。ああやって暴走するけど、たまにはこうやって真面目にやる。それでいいじゃないか」


そう言いながら笑うグレイディアに、驚くお仕置き陣
こうやって笑っている作者故に、昔は一体何があったのかと……考えてしまう





ウェスカー「……おい、グレイ」
私「ん、どうし……ああ、まだこっちに片を付けてなかったな」
りゅーと「……!!」
ユマ「お前達は……!」


そんな彼等に、また一つ大きな決断をする時が訪れた……
たった今ここにやって来たウェスカーの後ろには、2人の男女がいた























私「ディオスとメルティア……まさかこの逃走中をこんなにした犯人が来るとはな」




再び雲行きが怪しくなってきたぞ……

決断(その4) ( No.866 )
日時: 2014/09/17 22:51
名前: グレイディア ◆nNVjvMO/DQ (ID: dAqIO9B5)

さあ、再びシリアスの到来だ……


逃走者の目の前には、この逃走中をここまでの惨事にした張本人達がいた
2人からは敵意は感じないが……ここに顔を出せばどうなるかは、想像できる筈だ
なのに……何故ここに来たのだろうか?



私「ここに来るのはどういう意味か……分かってるんだよな?」
ディオス「ああ……分かってる」
メルティア「ここに来たら皆から何されるか分からない、というのも分かってるわ」
私「ならば問おう……ここに何しに来た。半端な事をしに来たのなら……切り伏せる」


ここに何をしに来たのか、そう問いかけるグレイディアの口調は……とても冷たい
それと同時に、彼は黒銀刀に手を掛けたことから……返答次第ではここで切り捨てるつもりなのだろう


ディオス「……皆に言いたい事があるから、ここに来た」
私「皆に、か……いいだろう」


その言葉に嘘偽りはないと判断したグレイディアは、刀から手を離す
だが完全に気を許した訳ではなく、すぐさま攻撃に移れるように構えを解かない
それを覚悟の上で2人は地面に正座し、こう言った



















ディオス「俺達のせいでこんなことになって……本当に申し訳ない」
メルティア「私達のやった事は紛れもない悪。だから、貴方達には私達を裁く権利がある。殺されても文句は無いわ」
私「……へぇ、それ本気で言ってるのか?」
ディオス「ああ、嘘も偽りも……ない」
Troy「……だったら、トドメを刺しても良いッスよね」
ユーリ(桜)「そうか……なら、ここで斬っても構わんな?」
ソラ(ヤ)「ああ、ここで逃がしたらマズい……ここでケリを付けよう!」


自分達の命運を逃走者に託した2人
それを聞いて、2人に手を掛けようとする人達がいた
最も、逃走者達は被害者だ。それ故に……ここでディオス達を殺してもなんら不思議ではないのである









私「——やめろッ!」
一部「!?」
私「今この2人を殺そうとするのは許さん。もし殺そうとするなら……その首を刈り取る」
Troy「な……何を言ってるッスか!?この2人は逃走中をこんなにした張本人ッスよ!?それを貴方はこんな言葉で許すつもりですか!?」
私「話は最後まで聞けッ!!」
Troy「ッ!?」
私「何も許すとは言っていない。だからこそ……逃走者全員に1つ質問をしよう。なお、これにお仕置き陣は答える資格がないからな」


だが一発触発の状況を、グレイディアが止めた
彼の発言と行動にTroyhorseが反発するが、刀を喉元に突き付けられたので黙るしかない
それにしても、彼は一体何を問いかける気なのだろうか?




私「……この2人を、殺さないと言う奴は前に出て理由を述べろ。殺さないと言った奴が一定数以下だったら。私がこの2人をあの世に送る。なお、中途半端な理由だとノーカウントだからな」
一同「………」


そう言った彼は、ディオス達と逃走者達の間に立つ
彼の表情から、それが本気であるというのを感じる逃走者達
果たして、こんな状況で言う人物はいるのだろうか……

























零児「……俺は、その2人を殺さない」
なのは「私もだよ」
ウェルキン「僕もだ」
レミリア「私も、その2人を殺すのには反対ね」
カノンノ「うん」
紫「ここに立ったのなら……どんな考えかは分かるわね?」
リンク「俺も……言葉は不要だろ?」
ゼルダ「ええ、言葉は必要ありません」
ヲタク「あの2人を殺すのは……俺は反対です」
マリオ「ああ……そんな事、させやしない」
Troy「!?」
シグナム「何故……?」
私「ふむ……なら、理由を述べて貰おうか。何故殺すのには反対なのかを」


作者は前に出た逃走者を真っ直ぐに見つめて、問いかけた
すると、彼等はこう答えた




リンク「……何故かって?そんなの作者が一番分かってる筈だろ?」
マリオ「ああ、分かってるくせして聞いて来るんだから……相当意地悪だな」
私「分かってるかは関係ない……何故だ?」
なのは「……この2人がこうやったから、私は何処か別の世界のはやてちゃん達を救えたの」
ヲタク「俺も同じ理由です。こうやって事件が起きたから、ラザリスを救う事が出来たんです。だから……殺す事はしません」
零児「親父と話をする事もできた、果たせなかった約束も果たせるようになった、そして……大事な事も思い出せた」
マリオ「こいつ等がこうやってくれたおかげで、本当の兄弟ってのはどういう間柄なのかを知った。だから俺は殺す事はしたくない
ゼルダ「私も、あの子達は笑顔でお別れ出来ました。昔は泣き顔でお別れしてしまったので、この事件の発端となった彼等には感謝しています」
カノンノ「私も、私のせいで苦しんだあの人を救えたから……だからこれでいいと思うの」
レミリア「家族の大事さとありがたさも分かったし……この2人は知るきっかけになった……」
ウェルキン「ファルディオがどんな思いだったのかも、本当の親友の意味も知れた。そのきっかけを作ってくれた彼等を殺したら、きっと罰があたるよ」
紫「私も彼等と似た理由ね。この2人がこうして異変を起こしてくれたおかげで、私は亡き親友の想いを受け継げたし、境とも和解出来た……だから、彼等を亡き者にするのは反対よ」
私「……そうか『だが』ん?」


確かに、この逃走中で絶望に見舞われた逃走者も少なくはない
だが……それと同時に、かけがえのない物を得られた逃走者もいるのだ
そのかけがえのない物を得るチャンスをくれたディオスとメルティアを、どうしても無き者にはしたく無いのだろう

作者が何かを言おうとするのを……彼等が遮る


レミリア「この2人のせいで絶望に見舞われた奴だって、少なからずいる筈だ。だからこそ……全てを知っている人物に判断を任せたい」
私「……私達4人にか?」
りゅーと「……グレイディアさん、貴方に判断を任せるわ」
アリン「はい、全てを知り、苦悩してきた貴方が判断を下すのが一番良いと思います」
ユマ「せやな……さあ、判断を」
私「……分かった」


——自分を助けに来てくれた3人の作者の後押しもあった

——それに、これは彼自身が決めたいと思っていた事だ

——だからこそ、彼は2人にこう言い渡した


私「ディオス、メルティア、2人には以下の罰を与える」


作者が下した決断とは……?


次は打ち上げですよ〜
感想OK!

Re: 逃走中〜残るのは希望か絶望か〜 逃走中終了! ( No.867 )
日時: 2014/09/18 00:17
名前: ヤマビコ ◆e8/ag4QjxI (ID: NIrdy4GP)

なかなかスマブラ全キャラを解放できぬヤマビコで御座います(・〇・)

ソラ「あいつらは、みんなを苦しめたのにどうして…!?」
ヤマビコ「落ち着くんだソラ。グレイディアさんにも考えがあるんだろう。」
瑞鶴「そんなこと言ったって…!!」
ヤマビコ「…これは僕の持論なんだけどね、物語の黒幕というのものは、すべからく『人を出会いと成長に導く存在』なんだと思うんだよ。」
霧雨魔理沙「…というのは?」
ヤマビコ「例えば、KHの黒幕マスターゼアノートにしたってそうだ。奴はウチでこそ下着ドロの裸族だけど、原作では自分の好奇心のために多くの人々を傷つけ、世界を危機に陥れた。だけど、奴が行動をしたからこそ、テラとアクアはヴェンに、ソラとリクはカイリに出逢えたんだし、結果的にロクサスやシオン、ナミネも生まれた。そして、ゼアノートの企みを阻止する冒険を通じて、キーブレードの勇者達は多くの世界の住民と心を繋ぎあわせ成長できたのもまた事実だ。」
佐倉杏子「だが、黒幕達がやった悪行は、そんなことで正当化できねーだろ?」
ヤマビコ「もちろん、これは所詮ある種の結果論だし、奴等の罪を許すことはできない。というかする気もない。悪いことをしたら、きちんと償わないとね。」
叢雲「だったら、作者ならどうすんの?」
ヤマビコ「そうだねぇ。少なくとも、よほどのことがない限り死んで償えなんてことはしないよ。というか人傷つけといて自分はこの世から逃げますだなんて絶対に駄目だ。きっちり生きて償わせるかな。グレイディアさんだってそう簡単には殺さないことだろう。何より、












あの人は凄く人が良い、悪い言い方すればお人好しだからね。」
暁美ほむら「…ま、あなたも人のこと言えないのだけどね。」

個人的には、黒幕2人の、滅茶苦茶はっちゃけた姿を見たいです。


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