二次創作小説（映像）※倉庫ログ
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- 逃走中〜復活！ソフトボール部〜 完結
- 日時： 2013/08/20 22:26
- 名前： オーロラ ◆k.JUpmA3kg （ID: .MCs8sIl）
今回の逃走劇の舞台は とある運動公園。
ある日、典託高校に赴任してきた女性教師・千恵。
彼女はかつて女子ソフトボール部をたった1度だけの全国大会に導いた凄腕の選手だった。
だが、今やその部は存続の危機を迎えていて…！？
今回ゲームに挑むのはイカ娘メンバーからプリキュア、学生キャラ、スマブラ戦士、ポケモントレーナー、作者さんまで、総勢25人。
果たして 最後まで逃げ切りゲームを制する者は現れるのか！？
＝逃走者＝
アイリス
秋山澪
イカ娘
磯崎辰雄
ウツミ
Sビート
菊地真
如月千早
黄瀬やよい
日下部みさお
斉藤渚
榊
坂田銀時
しましま
シャガ
しら
新八
鈴木純
高良みゆき
滝野智
Troyhorse
ファルコ・ランバルディ
フォックス・マクラウド
藤本ひろし
緑川なお
（五十音順・敬称略）
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- ドラマ ( No.187 )
- 日時： 2013/08/05 00:26
- 名前： オーロラ ◆k.JUpmA3kg （ID: .MCs8sIl）
友江に大きすぎる3ランホームランを許し もはや力も尽き果てた愛美と典託ソフトボール部。
桐崎
「おらぁ！！」カキーン！！
ワアアアアアア……
愛美
「もう………駄目……」
青山
（なんとか点は許しませんでしたが…）
更に聖タマーコ学院の下位打線に打ち込まれ 1アウト満塁の危機が続いていた。
千恵
（相葉さんも…天野さんも…みんなよくやったわ……後は 何とかソフトボール部の存続を訴え掛けるしかないわね…）
監督である千恵も もはや諦めの気持ちだった。
麦倉
「これで決まりそうね〜。」
安藤
「Game Setは近そうデスネ！」
小原
「千恵ちゃん…あなたのチームの欠点は結局相葉さんが崩れればおしまいなところ。かわいそうだけど……勝負である以上全力で叩き潰さなければならないの。ごめんね。」
『9番 レフト 木須さん』
木須
「ジュラwwwwww」
「典託も途中までは良かったんだけどな。」
「やっぱ聖タマーコ学院には敵わないよ。無茶にも程があるな。」
「あの子 (´・ω・)カワイソス」
愛美
（………やっぱり……私には無理だったよ………）
「どういうことだ！！……おい………！！」
愛美
「—————！！」
天野
「え！？」
はっきりと聞こえる声だった。
桜子
「何だよ！何シケた試合やってんだよ！！」
そこに 典託ベンチのドアを蹴飛ばして 確かにいたのだ。典託高校ソフトボール部のメンバー・赤城桜子が…
愛美
「桜子…だよね？あれ？」
千恵
「赤城さん！無事で良かったわ……！ってその顔の傷！！」
桜子
「そんなことはどうでもいいんだよ！もう負けそうじゃねえか！！着替えるからとっととあたしを出せ！！」
平井
「ち、ちょっと落ち着きなさいよ！」
千恵
「ごめんね。せめてアップを済ませてからじゃないと 試合に出すわけにはいかないわ。ただ…」
桜子
「ただ？」
千恵
「みんなを勇気づけてあげて！！」
愛美
「桜子ー！！良かったー！！無事で何よりだよー！」
桜子
「うるせー！あたしは負けるのが大嫌いなんだよ！！とっとと終わらせやがれ！こんなピンチ！」
ようやくこの試合で一緒になれた桜子に 手を振る愛美。
境
「来たな あいつ………」
早川
「これで皆揃いましたね！」
火野
「ったく 遅いで………」
初沢
「少し希望が湧いてきた…かな！」
青山
「最後まで 一緒に 諦めずに……！！」
目笠
「いやー、帰って来てくれたねっ！！」
清田
「本当はもう少しいい試合展開で一緒になりたかったけど…」
天野
「みんな揃ったからには 最後まで諦めない！！」
愛美
（行くよ！桜子！！まだ終わりじゃないからね！！）
- ドラマ（次回はゲーム） ( No.188 )
- 日時： 2013/08/06 00:22
- 名前： オーロラ ◆k.JUpmA3kg （ID: .MCs8sIl）
スパーン！！
木須
「ジュラ………！？」
たった３球の早業だった。
審判
「ス……ストライーク！！バッターアウト！！」
ウオオオオオオオ…………
9番・木須を３球三振。
愛美
「…………！！」キッ！！
マウンド上の愛美が 力強く復活した！！
天野
「やったあ！！」
目笠
「これで2アウトだよっ！！」
桜子
「へっ！！このくれえ当然だろ！！」
千恵
「よくやったわ！！でもまだ2アウト満塁…アウトが１ついるわね。」
『1番 ショート 中谷さん』
中谷
「もう少しだったのに 急に元気になるなんて………まあいいです。私がとどめを刺してやるです！！」キッ！！
青山
（気をつけてください。中谷さんのバットコントロールはかなりのものですよ。）
愛美
（分かってます。油断だけはしません！！……でも）
愛美
（今の私は 絶対に打たれない！そう信じてる！！）ギュン！！
中谷
（あの自信満々の顔はストレートに決まってるです！！なめるなです！！）
ギィン！！
目笠
「とりゃあーっ！！」
ビシィ！！
サードの目笠が飛び込むも ファウル。
中谷
（私が……振り遅れるなんて……！？）
麦倉
「中谷さんがあんな疲れ切ってた投手に振り遅れるなんて…」
小原
「あの子……私の見立てより遥かに上かもしれないわね……！！」
友江
（！！ ベンチに………赤城さん！！）
ビュィィィ………
２球目も 直球！
中谷
（そう何度も………今度は更に速く振ってやるです！！）
キィン！！
愛美
「サード！！」
目笠
「ほいさっ！！」ダッ！！
中谷
（そ……そんな 今度はボールの下を…………）
打球は 3塁側のスタンドへ入るファウルボール。
中谷
（……まさか 典託相手にこんな苦しむことになるとは思わなかったです）
青山
（次で決めますよ！！）
愛美
（OK！！）
愛美
（お願い……）ビュン！！
中谷
（でも……こんな絶好の場面でこの私が打てないなんて……そんなの許されません！！）ブン！！
勝負球に バットを振る中谷。しかし…
ギィン…
中谷
（しまった！！まさか変化球だなんて…）
愛美
（少しだけ カーブを投げられるように練習しといたんだよね…）
速く振りすぎたバットにより ボールは1塁側のファウルゾーンへ上がった。
天野
「絶対捕らなきゃ……」
ファウルゾーンへ走る 天野。
愛美
「！！！ キャプテン！！」
千恵
「危ない！！！」
天野
「捕っ………」
ドゴォ……！！
天野は フェンスに強烈にぶつかった。
「「「「キャプテン！！」」」」
天野
「ああああっ！！」バタリ……
審判
「……」
駆け寄る審判と 典託ソフト部のメンバー。
天野
「う………」
天野は倒れこみながらも ボールをしっかりと掴んでいた。
審判
「アウト！！3アウトチェンジ！！」
ワアアアアア———————
歓声が こだました。
かくして 天野の捨て身のプレーで大ピンチを脱した——————
平井
「大丈夫？」
天野
「み みんなごめんね……あいたたた………」
青山
「いいえ！キャプテンのプレーが無ければ ピンチを脱することはできなかったかもしれません…」
清田
「そうです！」
火野
「ただ…実際問題……もう試合出るんは厳しいんやないか……？」
天野
「そ……そんなことない！！私は大じ……う……くっ……！！」
初沢
「ああ……無理しないで……！」オロオロ
これまで捨て身のプレーでチームを救ってきた キャプテン・天野。
しかし その代償は大きすぎたようだ。
———————…
『おらおらおらおらおらあああ！！あたしに任せろおお！！』
『危なああああああい！！』
ゴギィィィッ！！
『う、うわああああっ！！』
—————————…
桜子
（くっ………）
千恵
「…………赤城さん！！」
桜子
「あ？」
千恵
「次の守りまでに 準備して………！！」
桜子
「……………ああ！！」
自分と同じ境遇となったキャプテンのために 桜子は決意を固めた。
一二三四五六七
聖タマーコ ２０００３ ５
典 託 ０００１ １
- Re: 逃走中〜復活！ソフトボール部〜 ( No.189 )
- 日時： 2013/08/07 01:03
- 名前： オーロラ ◆k.JUpmA3kg （ID: .MCs8sIl）
フォックスが１つボックスを封印！
フォックス
「封印したし とっとと逃げるぜ……」
野球場のグラウンドから 走り去る！
１１：００
銀時［５６４］
「あと１分かよ……！！」
Troyhorse［５５６］
「もう野球場まで行ければ御の字ッスね！」
Sビート［５５１］
「速く……もっと速く！！」
野球場へ 残りの距離をひた走る3人！
ハンター
「………」
ハンター
「………」
４体のハンターが それを阻む…
１０：４０
銀時［５８０］
「よし 野球場入ったぜ！！はぁ、はぁ……疲れたぞチクショー…」
銀時の近くに
フォックス
「おう！銀時！」
銀時
「よう！狐！ミッションやったのか！？」
フォックス
「ああ！まだ１つしか封印できてねえけどよ。」
銀時
「マジかよ……！！クソ！！」
銀時 間に合うか？
Troyhorse
「あと３０切ったッス！！」ダッダッダッダ……
更に Troyhorseが野球場へ入り込む！
銀時［６００］
「よし！600m！小型装置が外れた！！後はこいつを球場のボックスにはめりゃいいんだな！」
グラウンドへ 銀時が出た！
１０：２０
銀時
「おら！！」ガシャ
［ Lock ］
銀時
「よっしゃ！ってあと１つあるじゃねえかああああ！！やべええええ！捕まるぁぁぁぁぁぁ！」
Troyhorse［６００］
「大丈夫ッス！！」
銀時
「おお！でかしたぜ！！」
最後のボックスを封印にTroyhorseが現れた！
１０：１０
１０：０９
１０：０８
１０：０７
１０：０６
Troyhorse
「はぁ、はぁ……これをはめれば……」
１０：０５
１０：０４
１０：０３
Troyhorse
「ミッションクリアッス！！」ガシャ！！
［ Lock ］
銀時
「やったな……どうにか……」
Troyhorse
「2人揃ってなかったら ヤバかったッスね！」
全てのボックス Lock！！
Sビート
「あ メール……『ミッションクリア！全てのハンターボックスが封印された！』マジで！？良かった…ありがとうございます。」
みゆき
「『残り10分を切った 頑張りたまえ』……いよいよですか！」
残るは 6人
イカ娘
「ここからは…いよいよクライマックスでゲソよ！！」
残り6人
（装置解除） フォックス・マクラウド 坂田銀時 Troyhorse
（未解除） イカ娘 高良みゆき Sビート
- ドラマ ( No.190 )
- 日時： 2013/08/07 21:20
- 名前： オーロラ ◆k.JUpmA3kg （ID: .MCs8sIl）
5回の裏……
千恵
「みんな！！打順は悪いけど……この回 少しでも反撃できるよう 頑張りましょう！！」
天野
「みんなごめん…私は出られなくなっちゃったけど…でも最後まで応援してるよ！それじゃあ行こうか！典託ソフト部—！！」
ファイトォ！！
『8番 ピッチャー 相葉さん』
愛美
「……少しでも取り返さなきゃ…」
麦倉
「そうは……いかないわよ！」
友江
（相葉さんを塁に出すとまずいムードになるわ。何としても打ち取るわよ！）
なおも 聖タマーコ学院バッテリーが 立ちはだかる！
ビュン！！
ストラーイク！！
愛美
（うう……やっぱりもう少しバッティングの練習をしとけば良かったよ…）
ビュン！！
ボール！！
愛美
（それでも 私は私でなんとか役に立たなきゃ！！）
そこから 愛美は粘った。
キィン！！
キィン！！
キィン………
パス！！
ボール！！
カウント 3ボール2ストライク！
麦倉
「なんてしつこいの……」
愛美
「負けられないから……です！」
桜子
（当然だ！あいつにあたしのパンチが見えて あんな奴のボールが見えないなんてことはねえだろ！）
スパァン！！
愛美
「………！！」
千恵
「見た！！」
境
「どうだ………？」
ストライク！！バッターアウト！！
千恵
「あぁー………」
天野
「よく頑張ったけど……痛たた…！」
必死に粘るも 見逃し三振。
麦倉
（てこずらせるわね……まあいいわ この回は下位打線。このまま楽に）ビュン
早川
（甘く見てもらっちゃ……困るわ！！）カキィン！！
麦倉
「！！」
しかし 気を抜いた麦倉の初球を 9番早川がヒット！！
境
「いいぞ早川—！！」
目笠
「甘いボールをよく捉えたねっ！」
そして1番に戻り 清田———
清田
（私も出なくちゃ…………）グッ
麦倉
（さっきのは……油断しただけよ！）
スパァン！！
ボール！！
清田
（よし ボールが見える！）
千恵
「清田さん！しっかりー！！」
麦倉
（………くっ そんな どうして思い通りにいかないのかしら…）
友江
（まずいわね。だんだんストライクとボールがはっきりしてきているわ。）
小原
（………でも 麦倉さんなら この程度のピンチは……）
スパン！！
ボール！！フォア！！
清田
「よし！」
境
「いいぞ！！」
1アウト１、２塁。
友江
「タイムよ！！」
友江
「大丈夫？」
麦倉
「心配……いらないわ。」
中谷
「麦倉先輩は誰もが認める県のエースです！でも……」
八角
「あまり無理はしちゃダメだ。私が投げようか？」
麦倉
「心配いらないって言ってるでしょ！私は誰にも負けないんだから！」
友江
「………分かったわ。でも打たせてもいいんだからね。」
大島
「そう 私たちもいるから。」
麦倉
「…………ありがとう。」
麦倉
（でも私は……負けるわけにはいかない。友江さんが打って 私が相手を黙らせる）
ビュィ！！！！
スパァァン！！
境
「うわああっ！！」
ストライク！バッターアウト！！
麦倉
（それが 最強 聖タマーコ学院の基本なんだから……）
2アウト １，２塁……
天野
「崩れかけてたけど また立ち直りましたね……」
千恵
「ええ………でも打順は３、４番……何とかしてもらうしかないわ。」
鹿島
「はぁ、はぁ……し 試合は……！」
千恵
「鹿島さん！良かったわ！」
鹿島
「ええ。赤城さんと三木さんのおかげで どうにか助かりました……！」
天野
「これで……みんな揃ったね！後は………」
- Re: 逃走中〜復活！ソフトボール部〜 ( No.191 )
- 日時： 2013/08/07 22:26
- 名前： オーロラ ◆k.JUpmA3kg （ID: .MCs8sIl）
２アウトもランナー１、２塁と麦倉を追い詰める典託ソフト部。
火野
「ここでウチが…………なんとかせーへんと…」
バッターは3番 火野。
鹿島
「チャンスだけど……２アウトですか。」
千恵
「でも このチャンスに賭けるしかないわ！！」
中谷
「その調子です！麦倉先輩！！」
麦倉
「ええ！！」
小原
（やるわね……これが千恵ちゃんのチームか……。）
火野
（２アウトや。相手投手も立ち直ってもうた。ここはうだうだせこい事考えとっても始まらん。）
麦倉
「これ以上は………通さないわよっ！！」ビュッ……
火野
（来たボールを……叩く！！）
ギュウウン………
火野
（あかん！タクアンカーブか！！）
初球からタクアンカーブに手を出してしまった火野。ボールは力なく内野に転がる。
大島
（これで………！！）
火野
（あかん ここでアウトになるわけには……！！）ダッダッダッダッダ……
——————……
「火野さんは守備はいいけど、打つときは少し諦めが早いわ。せっかく足が速いんだから、もっと最後まで頑張らなきゃ！」
「せ、せやな……すんません……」
——————……
火野
（最後まで……諦めへんっ！！）
ズサアアアアアァァァァ…………
火野 １塁へ突っ込む！！
火野
「はぁ、はぁ……」
審判
「セーフ！！」
火野
「はぁ、はぁ………よっしゃ つないだで……………！！」
大島
（くぅ……味な真似を………）
愛美
「やった！これで満塁！」
青山
「ここは 初沢さんに全てがかかりますね……。」
千恵
（その根性よ！火野さん！！）
友江
「大丈夫。今のはアウトにできていてもおかしくなかったわ。ここはタクアンカーブ中心で行きましょう！！」
麦倉
「もちろんよ……！絶対……負けない！！」
『4番 レフト 初沢さん』
早川
「お願い！！」
清田
「集中ですよ！集中！」
火野
「頼むで！ウチの苦労を無駄にせんといてやー！！」
初沢
（……………みんながつないでくれたチャンス！決めてみせる！）
麦倉
（この試合最大の山場で 相手の４番に勝ってこそ……）
ビュン！！
パス！！
審判
「ボール！！」
麦倉
（エースの価値がある！！）ビュン！！
ギュウウウウン………
初沢
「……！！」ブン！！
目笠
「ああ！そのタクアンカーブに手を出したら……！！」
初沢
（以前まで当たらなかったタクアンカーブに 火野さんはあてることができた！だったら！！）
初沢
（今まで必死にタクアンカーブを研究してきた 私だって………！！）
キィィン！！
ショート頭上の打球に………
中谷
「止めてやるです！！」
中谷 飛びつく！！
ビシィ！！
中谷
「！！」
初沢
（超えて……！！）
ワァァァァァァァ………
祈りが届いたか 打球はグラブをかすめ センター前ヒット！！
早川
「やった！！」
清田
「はぁ、はぁ………」
ランナー2人 生還！！これで ５対３に。
初沢
「やった あと2点…………」
千恵
「やったわ………！！」
天野
「すごい……こんな試合ができるなんて……」
なおも ２アウト１・２塁！
天野
「行けるよ！！この回一気に逆転！！あ痛たた……」
目笠
「よし！まだまだ繋いで来るさね！」
打順は 5番目笠。そして……
千恵
「準備はできてる？ 次 出番よ！！」
桜子
「よっしゃああ！！」ブン！！ブン！！
6番 天野に代わって 桜子……！！
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