二次創作小説(映像)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 暗殺教室小説
- 日時: 2016/01/18 16:59
- 名前: ミカン (ID: 98AXyywb)
暗殺教室の小説を書きます。
シビア系が多くなるかもしれません。
それでもいい方はぜひ見に来てください。
- Re: 暗殺教室小説 ( No.28 )
- 日時: 2016/08/14 18:27
- 名前: ミカン ◆v14FA1Ogmc (ID: 98AXyywb)
諦めるな、か…。
白血病については、僕も詳しくない、というか記憶喪失で、知っていても忘れていた。
でも、記憶喪失か…。
僕は今日から、少しずつ学校へ通うことになる。
まずは、週二で火曜日と金曜日。
そして今日は火曜日だ。
はっきり言って僕は、絶対にみんなについていけない。
でも…。
あの夢に出てきた生き物は何なんだろうか。
だが、自然と僕を…『潮田渚』を知ればきっとそれにたどり着くような気がしていた。
そして、あの人たちが言っていたクラスのある活動、まだ全く分からない。
でも、きっと行って皆に会って話したら、自然とわかる気がする。
そんなことを思いながら僕は誰もいない坂道を上っていた。
坂を上っていくと、さっき見た大きな校舎とは違って、古い建物が見えた。
それと同時に、グラウンドに群がってナイフで何かをさしている生徒たちも見えた。
「はぁー、暑いな。…あれ?」
1人の生徒が、こっち側に歩んできた。
その子は、あまり身長が高くなく、明るい茶髪を横下で結んでいた。
「渚くん…」
その声は、僕以外に聞こえたのかもしれないし、聞こえなかったのかもしれなかった。
でも、なぜかみんなはその女の子の様子が変だと気付き、近づいてきた。
- Re: 暗殺教室小説 ( No.29 )
- 日時: 2016/08/14 18:34
- 名前: ミカン ◆v14FA1Ogmc (ID: 98AXyywb)
参照900、ありがとうございます!
そして、ついに皆様のおかげで、参照1000に到達しました!
つまんなかったり、面白くなかったり、まったくをもって展開がなかったり…。
そんなものばかりを書いてきてしまいましたが、ここまで成長させていただいたので、もっと面白く、マシで、展開性のある物語を作っていきたいと思います。
もしかしたら、実咲はこの物語を開くキーポイントになっていくかもしれません。
実咲、渚、そして暗殺…。
これらに目を向けていただきながら読んでいただけるとありがたいです。
私は目標の1000が終わってしまったので、1500を目標にこの物語に向き合っていきたいと思います!!
それまでは、飽きないで温かな目で見守ってください。
- Re: 暗殺教室小説 ( No.30 )
- 日時: 2016/08/29 11:04
- 名前: ミカン ◆v14FA1Ogmc (ID: 98AXyywb)
私は体育の授業で飛んで行ったボールを拾いに行ったとき、人影に気づいた。
たぶん、わからない可能性の方が高いが普段そういう仕事をしているため気配を察知しやすい。
近づいていくと、少しずつその正体が見えてきた。
少し背が低くて私と同じくらい。
そして、青い髪を二つに分けて結んでいる。
「渚…くん……?」
誰だろうか、と考える前に言葉が先に口から出た。
何回も来てくれることを願ったから?ずっと待ってたから?
理由はわからない。
でも、来てくれてほっとした。
「どうしたの、実咲ちゃん」
一緒にペアをやっている茅野さんが、私が突っ立っていて変に思ったのだろうか、心配して近づいてくる。
ちらっと渚君を盗み見る。
何回も見た顔なのに、いつもと違う表情。
まぁ、そりゃあ私たちのことを忘れてるから、知らないよね。
「渚!!」
いつの間にか茅野さんが隣に来ていて、渚君を見つけると声を上げた。
私たちの様子、特に私が変だと思ってどうしたのかと来る人が居たが、今の茅野さんの声で、みんなは走ってきた。
そして、渚君を見つけるとみな口々に「渚君!!」や「おかえり」とか「おぼえてるか?」「会いたかったぜ」「大丈夫?」…そんなたくさんの言葉が出ていた。
覚えてないと分かっていても、言いたくてしょうがなかったみたいに。
渚君は顔を上げた。
覚えてないのに、みんなのことを忘れているのに、くしゃくしゃの顔で言った。
「…ただいま」
- Re: 暗殺教室小説 ( No.31 )
- 日時: 2016/09/05 23:33
- 名前: ミカン ◆v14FA1Ogmc (ID: 98AXyywb)
そのあとはもう祭り状態で、みんなが手を取って喜んだ。
僕は、みんなのことを全く知らないしわからない。
そして僕は僕のことも全く知らないし、わからない。
そんな状況なのに、このクラスのみんなは潮田渚が好きっていうのがすぐにわかった。
みんなの名前を聞いてみたけど、しっかり覚えているかと聞かれればなんともいえない。
結局そんなものだ。
そして、面白いものを見た。
先生の紹介をしてもらったんだけど、明らかに違う生物がいた。
そして、その生物は僕に明日クラスのある活動を見せるっと言って笑った。
面白いのはこれではないんだけど…。
あれをどこかで見たことがある。
もちろん記憶がなくなる前は毎日会ってたから少し覚えてるのかもしれないけどそれはないと思う。
あともう一つはクラスのある活動。
結構気になってたからそれがやっと知れていい感じかな。
それに…なんだか体中の血が騒ぐんだ。
燃えるっていうか、体は潮田渚だから感じ取ったのかもしれない。
そして同時に危険な気もする。
身の危険、かな。
でも確実に一つ確信できることがある。
きっとそれは僕にとって向いてるものなんだって。
授業中、こんなことを考えていたせいで当てられた時も答えられなかった。
でも、「そうでしたね。失敬失敬」とほかの人に当てた。
そんなことはあってはならない。
ここではきっと中心を取れる…。
いつの間にかそんな考えに心を捕らわれていた。
* * * * * * * * * * * * * * *
お知らせです!
このたびは『探偵チームkz事件ノート』の小説を作らせてもらいました!!
映像ではなく紙の方に書いたので見にくいかと思われますが、時間があればぜひ見に来てくださいね!!
今、こんなに掛け持ちしたって無理だろ(笑)、って思った人出てきなさい!(笑)
- Re: 暗殺教室小説 ( No.32 )
- 日時: 2016/09/15 10:24
- 名前: ミカン ◆v14FA1Ogmc (ID: 98AXyywb)
渚が戻ってくると、教室内は明るくなった気がした。
でも、何かが違う。
記憶喪失のせい?なんで?
何十、何百、何千回も繰り返した自問自答。
だけど、答えはいつも同じ…。
教室内の空気は、明るいのにぎこちない。
どうしてだろう。
わからない。
でも、原因はわかりきっている。もちろんみんなも。
正体は、『潮田渚』。これが何かの原因。
同じように見えるのに。同じだと思いたいのに…。
明るく見える。でも、それは仮面?
同じ渚なのに違う渚。記憶喪失だから?
でも、考えるのはやめておこう。
今考えるのは、殺せんせーの殺し方。
でも、今のこの不安感が、はっきりとした現実になりもやもやはしっかりとした形になっていくのは、もうすぐだ。
この掲示板は過去ログ化されています。