二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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暗殺教室小説
日時: 2016/01/18 16:59
名前: ミカン (ID: 98AXyywb)

暗殺教室の小説を書きます。

シビア系が多くなるかもしれません。

それでもいい方はぜひ見に来てください。

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Re: 暗殺教室小説 ( No.17 )
日時: 2016/07/05 00:04
名前: ミカン ◆v14FA1Ogmc (ID: 98AXyywb)

3時間目の授業が終わると、実咲ちゃんは、荷物を整理し立ち上がった。

「あれ?帰っちゃうの?」

「は、はい。今日は稽古事があるので…」

「そっか…気を付けてね!」

「あ、ありがとうございます!!また明日です、カエデさん」

そういって、またぺこりと頭を下げた。私が、手を振ると、恥ずかしそうにしながらも振ってくれ、出て行った。

「可愛いな…」

「ほんと!あんな子が…」

そう、はっきり言って、私が男子だったら、完璧ひとめぼれをするだろうし、女の身でも結構くる。

自分をアピールしなかったり、何事も一生懸命だったり…。

でも、殺せんせーのあれ見せられると…。

ま、まぁ私は渚がいるから!って、何言ってんのわたし。

「そういえばビッチ先生、なんでさっき驚いてたの?」

「それは俺も聞きたいな」

いつの間にか、扉に烏間先生が立っていた。

「…わかったわ。わたしが、あるアラブの金持ちを殺せって言われた時のことなの。そこで、入ってみると最悪。小さいこと変なことしようとしてたの。そこで、されてたのが実咲」

意外な展開になってきた。

「殺した後、お礼を言われたの。そこで、私も殺し屋なんですけどまだまだだめで…って」

そのころから…。

そこでわかった。

何もかも初めから備わってるんじゃない。

自分が何度も何度も重ねなければそこにたどり着かないんだと。

「一年後くらいからかしら。キールっていう名前が有名になり始めたのわ。あの頃からもう私の言語力をすでに上回っていたわ。全て成長したわ…」

ちらっとこっちを見る。

少し目を伏せて言った。

「胸もね…」

「やかましいわ!」

「でも、人に対する礼儀とかは、全然変わってない。しかもね、あれ…ほぼ独学らしいわ。あんたたちのいい先生になるかもね」

どうしよう。

もう、皆は感じていた。

悔しい、でも完全に私たちは…敗北者だ。

Re: 暗殺教室小説 ( No.18 )
日時: 2016/06/25 19:13
名前: ミカン ◆v14FA1Ogmc (ID: 98AXyywb)


「み、実咲さん!」

「な、渚くん。どうしたの?」

「体育の授業、よろしくね!」

「ええ、こちらこそ!!」

こんなかわいい笑顔の女の子は、とてつもない殺し屋であり、先輩である。

しかも、背も低い。

目の前で笑う女の子は、あの、二代目みたいなものなのだろうか…。



前日


『キール?』

『ええ』

僕たちは、ビッチ先生から、彼女の情報を聞いていた。

『でも、そんなすごいのに、なんか名前地味…』

不破さんはそう言ったが、僕はただ単に不破さんの漫画の読みすぎな気がする…。

『いえ、もう一つの名前があるわ…。そっちのほうが結構あっさりしてるけど…。エンジェル』

その瞬間僕たちの体に何かが走った。

殺し屋なのに…エンジェル?悪魔のデビルとか…そっちじゃないのか?

『それは、殺された友人が初めに呼んだ名。彼女が、目の前で、その友人を暗殺したらしいわ。でもそれは、一瞬で、しかもまるで天国へ導いてるようだったって』

『待て、イリーナ。お前たちは、見られたらそいつは殺すんじゃないのか?それにまだ子供だ。100%の暗殺率ではないんだろう?』

ビッチ先生は、舌唇をかむようにしてかすれる声で言った。

『いいえ、100%よ』

僕たちは、自分たちで殺せんせーを殺せるか心配になった。










「渚くん。先生きちゃうよ」

「え?あ…」

昨日のことを考えてて、ぼぉーっとおしてた…。

「よし。頑張らなきゃね!」

そう言って燃えてる彼女の後ろに迫ってくる影が見えた。

…蛇?!

彼女が一瞬で下を向いた時、僕は後ろに回った。

「えい!!」

「え?」

彼女はぎょっとして、こちらを向く。

蛇は、死んではいなかった。

彼女は「ありがと」といい、僕を見ていた。

でも、その瞳にはさっきまで見えなかった感情が浮いていたのに気付いた。

Re: 暗殺教室小説 ( No.19 )
日時: 2016/07/04 23:31
名前: ミカン ◆v14FA1Ogmc (ID: 98AXyywb)


「ありがと」

「う、うん」

今のは何?いつ動いたの?…気配が全くしなかった。

それどころか…一瞬背中がゾクってした。殺意っていうのか何かわかんないけど、怖かった。



でも、そのあとの渚君は、いつもとあまり変わらなかった。

私の方が明らかに動きも速かった。

それでも、私の心に何かが引っ掛かっていた。




「はぁ、おなかすいた」

体育もとうに終わり、次の昼食時間を楽しみにしている。

ここにきて、何個かわかったことがある。

殺せんせーは、殺せる可能性が高い。が、日々そのパーセンテージは下がっている。

むっつりスケベが多い。

そして、何かがぎくしゃくしている。

来た時から感じていたのは、最後のやつ。

温かかったけど、それはまるで表面的な何かのようで中は、歯車が一個ずれているようだった。

先生方に聞いても、笑われるでけ。相手にしてない。

クラスの人に、とても聞けるようなことじゃない気がする…。

だから、まだよくわからない。


でも1つ。




多分その外れた歯車の名は、‘潮田渚`だろう。




Re: 暗殺教室小説 ( No.20 )
日時: 2016/07/07 23:02
名前: ミカン ◆v14FA1Ogmc (ID: 98AXyywb)


七夕スペシャル


「皆さん、おはようございます」

「おはよー」

あれ、なんか殺せんせー違う。

い、いつもよりぬるぬるしてる気が…。

「皆さん今日は何の日ですか?」

今日?

七月七日…。あ!!

「給料振り込みの前日?」

「そうですねー、明日はおいしい物をって、何言わせるんですかカルマ君!!今先生は金欠なんですよ!」

カルマ君、ストレートだな。

答えは簡単。

「七夕…」

僕と同じ答えを言った人は実咲さんだった。

「正解です。ということで皆さん。今から短冊を配ります!!」

あはは、やっぱりこういうので一番反応するのは殺せんせーなんだよな。

皆はもう名前ペン片手に、先生がどこからとってきたかわからない笹に飾っていた。


でも、僕らは殺し屋。願いは一つしかない。







『ターゲットを無事暗殺する』


END

Re: 暗殺教室小説 ( No.21 )
日時: 2016/07/10 00:16
名前: ミカン ◆v14FA1Ogmc (ID: 98AXyywb)


えっと、結構遅れてしまいましたが参照500ありがとうございます。

渚「えー、これを続けられるのは皆さんのおかげです」

茅野「なので、感謝感激雨あられ!」

カルマ「って、ことなんで。これからもよろしく!!」


私は、きっといつか熟したミカンになれるよう日々頑張るので、よろしくお願いします!


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