二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 暗殺教室小説
- 日時: 2016/01/18 16:59
- 名前: ミカン (ID: 98AXyywb)
暗殺教室の小説を書きます。
シビア系が多くなるかもしれません。
それでもいい方はぜひ見に来てください。
- Re: 暗殺教室小説 ( No.12 )
- 日時: 2016/04/10 00:56
- 名前: ミカン ◆v14FA1Ogmc (ID: 98AXyywb)
渚、大丈夫かな…。
目が覚めた後、一回検査をするらしく私たちは家に戻った。
渚は、「大丈夫?」と声をかけると、笑って「大丈夫だよ」と言ってくれる…それが心配だった。
まるで、お前じゃ信用ならないといわれてるようで…。
「ハァ—…」
部屋の布団に寝っ転がってどれくらいの時間が過ぎただろうか…。
確か帰ってきたの、三時半くらいで今、七時十分だから…三時間四十分くらいか。
ずっと考えていた。
会った時になんていうかを。
何を言ったら今まで通りか。
___プルルルル
「電話とって—!」
「はーい!」
誰からだろう。
少なくともこの時間にかけてくるってことは…。
「はい、茅野です」
ろくでもない…。
「あ、茅野さんですか?私です私です」
やつだったぁー!!
はぁ、なんか一気に力が抜けて…。
「どうしたの?殺せんせー」
「あ、はい。実は、明日出来たら渚君が来れるかもしれません!」
「本当?!」
よかったー!戻ったんだ、しっかりと、完全に!
「回す?」
「あ、いえ、いいです。やっぱりうれしいことは、自分の口から言いたいですからねー。では!!」
___ツーツーツ—…
「よっしゃぁー!」
嬉しい、やっと、元のクラスだ!
でも…。
今私は、いつもの顔で「おはよう!」って言えるだろうか…。
to be continued
- Re: 暗殺教室小説 ( No.13 )
- 日時: 2016/04/28 19:59
- 名前: ミカン ◆v14FA1Ogmc (ID: 98AXyywb)
寝起きは、最悪だった。
でも、渚君が倒れた、この一週間。毎日最悪だった。
後、何回こんな朝を迎えるんだろう…。
何回こんな思いで、準備をするんだろう。
何回、学校へ行くときに、空を見上げて、ため息をつくんだろう。
気づいていたはずだ。
少しだけど、渚君の小さな変化。
俺は、なんだろう。
俺が言うと、いつも勘違いされる言葉。
`渚君に会いたい…`
でも、何時もはその方が気が楽だった。
でも今は本当に。
「渚君に、会いたいよ」
to be continued
- Re: 暗殺教室小説 ( No.14 )
- 日時: 2016/06/13 16:44
- 名前: ミカン ◆v14FA1Ogmc (ID: 98AXyywb)
こんな気持ちで、ほぼ毎朝登校している。
はっきり言って、よく学校に来れてるな、俺…という状態だ。
「おっはよー」
いつもの顔で、教室に入ると、真ん中に人だかりが。
無視して、自分の席に荷物を置こうとすると、声をかけられる。
「カルマ君おはよ!」
「おはよ、茅野ちゃん」
決して、人だかりのことは聞かない。
「カルマ君、来て!!」
「いいよ」
「お願い」
「いいって」
会話が途切れる。
諦めたか?と思うと同時に前に茅野ちゃんが立っていた。
「き、て」
「…」
いつもなら、ここまでしない。
なにかがあったのだろうか。
諦めて、茅野ちゃんに引きずられながら後ろ向きで輪の中に入る。
「ハァ—、何さ茅野ちゃ、ん…」
振り返って文句を言おうとした時見えた。
俺がずっと見たかった、青い髪が。
「渚…」
「おはよ、カルマ君」
俺にとってそういって笑う渚の顔は
_______怖かった
- Re: 暗殺教室小説 ( No.15 )
- 日時: 2016/06/13 16:50
- 名前: ミカン ◆v14FA1Ogmc (ID: 98AXyywb)
皆さん、(ほぼ放置気味だったけど)参照400ありがとうございます!!
ミカンは、種があって土があって空気があって水があってようやく作ることができます。
そしてこのとおり、ミカンという種があるけど、皆さんという土、空気水がないと続けていけません。
なので、これからも熟せるように飽きず見守っていてください!!
ありがとうございました。
- Re: 暗殺教室小説 ( No.16 )
- 日時: 2016/06/16 12:13
- 名前: ミカン ◆v14FA1Ogmc (ID: 98AXyywb)
「おはようございます」
「おはよーございます」
前より、明るかった。
理由は明確だし、皆もわかっていた。
「お、今日は銃が飛んでこなくてよかったです」
「な、渚に負担かけちゃだめだから…」
茅野が言って、赤くなって、うつむいた。
僕としては、茅野はかぜっぽそうだから、自分の心配をしてほしいものだ。
「ま、今日は転入生がいます。どうぞ」
一瞬、空気が固くなった。
ここに来るってことは、その人も殺し屋なのだろうか…。
それも、糸成君や茅野みたいに触手を持っていたり…。
「入ってください!」
「は、はい!」
すごく緊張した声が聞こえた。
するとドアから、右手と右足を一緒に出すくらいの見事な緊張っぷりの女の子が出てきた。
「では、自己紹介を」
「は、はい。えっと、殺し屋の実咲です。苗字はないので、実咲、と呼んでください!」
はっきり言って、普通の女の子にしか見えなかった。
小顔で、身長は茅野と同じくらい。
すらっとしていて、絶対にもてそう。
髪は、明るい茶色の髪を横の下の方で結んでいた。
室内型の方が向いてそう。
「あ、殺せんせー。お願いします」
頭を深々と下げ、殺せんせーも下げた瞬間だった。
実咲さんは、素早く半回転して、殺せんせーの足元を狙い転ばせた。体勢を崩した瞬間に、いつの間にか左手に持っていた謎のひもで、触手を縛った。
最後に、右手を振ると、袖からナイフが出てきた。それをゆっくりと、顎まで近づけていった。
「絶対に殺すので殺せんせー、お、お願いします!!」
皆、何も言えなかった。
気の弱そうな女の子が、あそこまでやるとは。
小さいから、素早く動け、顔で相手をだます。
何ということだろう。
僕がいない間にこんなことになってたなんて。
「え、じゃ、じゃあ。あそこの席に座ってください」
一番後ろの空席を指さした。
きょろきょろと辺りを見て、「先生、一番後ろのドア側でもいいですか?」と聞く。
「どうぞ」
ぺこりとお辞儀をした時、殺せんせーの体は一瞬固まったが、すぐ戻った。
「ねえ、あなた…」
「は、はい」
ビッチ先生が止めた時に聞いた声はもうさっきまでの女の子に戻っていた。
「もしかして…別名って…」
「キールです」
ビッチ先生が息をのむのが分かった。
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