二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 愛すべきクズニート共よ
- 日時: 2016/04/16 23:35
- 名前: 兎蘭 (ID: HJIP/Qhd)
どうもこんにちは、もしくはこんばんは。兎蘭(とら)と申します。初投稿なのですが、もう最終回を迎えた【おそ松さん】の二次創作物を書かせて頂こうと思っています。何で今更なのかは自分でも分かっておりません。文才の欠片もありませんが拙い文で頑張りますのでどうかよろしくお願いします。
*これはおそ松さんの二次創作です。苦手な方は控えた方が宜しいかと…*
- お酒 ( No.20 )
- 日時: 2016/05/08 18:07
- 名前: 兎蘭 (ID: HJIP/Qhd)
「ははっ。皆寝ちゃってるし」
私はもう一本ごくっと勢い良く飲み干して毛布を持ってきた。そんなに枚数が無かったので、近くにいた松を2人ずつ入れた。もう一本缶ビールを持って窓を開けた。
「隣、いいか?」
急に聞こえた声にびっくりして振り向くとそこにはカラ松がいた。
「カラ松…?あんた、寝たんじゃ…?」
「俺は一杯も飲んでないからな」
そりゃそうだ、ウィスキーとか言って麦茶飲んでるんだから。
「酒は飲まないけど私の相手はしてくれるんだ」
「別に相手をしようなんて思ってないさ。ただ、話したいだけ」
_________________________
私が長男推しな為、長男ばかり出てきている気がするのでこの役も本当は長男の予定だったのですが「長男以外も出せやゴラァ!」という私の中の天使の声が聞こえたので次男にしました。
- 変化 ( No.21 )
- 日時: 2016/05/09 07:22
- 名前: 兎蘭 (ID: HJIP/Qhd)
「皆、変わったね」
「え?」
私の一言にきょとん、とした顔を見せるカラ松。
「いや、こうしてみると本当似てるけど。性格は皆個性がついたなぁ、って思って。一番変わったのは十四松かな」
と言うとカラ松が『クスクス』という効果音がつきそうな控えめな笑い方で笑った。
「十四松もそうだが澪もだろう?」
「え」
思ってもいないことを言われて素直に驚いてしまう。
「お前が初めて…でもないか。…いや、でも一番古い記憶だから初めてってことで、俺たちの家に来た時か」
子供の頃の話。懐かしいな、と思うけど十数年しかたってない
「無口だし、警戒心剥き出しだったで俺たち大変だったんだぜ?」
「そういやぁ、そうだったかもね」
曖昧な返事をしておけば
「あの頃の澪もcuteだったぜ…!」
「とりあえず急にイタさ取り戻すのやめてくんない?マトモなこと言ってるとか思ったのに」
と言って鳩尾を殴っておいた
- キラキラネーム ( No.22 )
- 日時: 2016/05/13 21:17
- 名前: 兎蘭 (ID: HJIP/Qhd)
チョロ松とトド松がテレビのキラキラネーム特集を見ながら遠い目をしていた。
「普通だよね」
「うん。全然普通だよ」
それでオープニングを迎えるのはやめろ。
「松がついてる時点でキラキラネーム確定じゃん」
「「…」」
「澪ちゃんはいいよね。どこにでもある名前みたいでさ」
トド松に言われた一言に対して何も思わなかったし、羨ましがられてる事に悪い気はしない。
「でもさ、」
「澪っていう名前は沢山あっても私に澪、って名前が付けられた理由は私だけのものだよ」
と言うとチョロ松もトド松もちょっと嬉しそうに「ちょっといい響きかも…」と言い出した
ちょろい
- 幼少期 ( No.23 )
- 日時: 2016/05/15 13:05
- 名前: 兎蘭 (ID: HJIP/Qhd)
私は幼い頃、つまり無口だった頃。6人の事が羨ましくて仕方がなかった。彼らは6人仲睦まじくそこらの兄弟でも少し珍しいくらい一緒にいた。お揃いの服を着て、町を歩き。
「…」
私はというとずっと部屋の隅の方で黙り込んでいた。松代さんと松造さんは私を可愛がってくれて私もそれが凄く嬉しかった。ただ彼らにとってはこれも『面白くないこと』である。彼らとの関係は悪化。仲良くなるなんて出来るはずがない。
と思っていたのだが
これは彼らと彼女が打ち解けられるようになるまでのお話
- 東郷登場【幼少期澪視点】 ( No.24 )
- 日時: 2016/05/16 21:47
- 名前: 兎蘭 (ID: HJIP/Qhd)
お互いが仲良くなるための努力をしていなかったわけではないが澪の方はそこまででもなかった。6人の中で「澪に話しかける」や「澪と遊ぶ」という選択肢は自然消滅していったため7人が揃っている所を見た人はそう多くない。
「…松代さん」
「どうしたの?澪ちゃん」
母、松代とはこうして話していたのだがそれも片手で数えられる程度である。そんな澪と6人が仲良くなったのは…
(澪視点【幼少期】)
「…」
松野家に『東郷』さんという下宿人が来た。顔からしてなんか怖そうだし近寄りたくないし関わりたくない。彼に対してあまり良い印象はなかった。むしろマイナスばかり。人を見掛けで判断しちゃいかん、とも思うが【悪意の塊】に見えて仕方がなかった。しかもその人と何日間か一緒に過ごすのだ、嫌で仕方がなかった。
「…」
なにより一番嫌なのは、6人の事をずっと見ていたことだ。
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