二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 愛すべきクズニート共よ
- 日時: 2016/04/16 23:35
- 名前: 兎蘭 (ID: HJIP/Qhd)
どうもこんにちは、もしくはこんばんは。兎蘭(とら)と申します。初投稿なのですが、もう最終回を迎えた【おそ松さん】の二次創作物を書かせて頂こうと思っています。何で今更なのかは自分でも分かっておりません。文才の欠片もありませんが拙い文で頑張りますのでどうかよろしくお願いします。
*これはおそ松さんの二次創作です。苦手な方は控えた方が宜しいかと…*
- カラ松事変 ( No.3 )
- 日時: 2016/04/17 00:20
- 名前: 兎蘭 (ID: HJIP/Qhd)
ジリリリ
古そうな黒電話が朝から鳴る。皆が目を覚ますと思い澪を受話器を手に取った
「もしもし、松野ですが?」
実際は松倉、だがここの家にいる以上松倉ですが?とは言えない。
「てやんでいバーローちくしょ……澪か?」
電話越しに成人男性にしては高い声が耳に響く。
「そうだけど…、もしかしておそ松かカラ松かチョロ松か一松か十四松かトド松に用事だったかな。チビ太くん」
律儀に六つ子の名前を一人一人言って最後に電話の相手の名前を言う。
「や、六つ子に用なんだけど…」
「ああ、でもアイツら起きてないよ?」
そう伝えると電話越しにまた誰かの声が聞こえた。
「チビ太!?降ろせよ!!」
その声に聞き覚え、というか心当たりしかない澪はその声の主の名前を呟くように呼ぶ。
「カラ松…?」
- カラ松事変 ( No.4 )
- 日時: 2016/04/17 00:38
- 名前: 兎蘭 (ID: HJIP/Qhd)
「……チビ太くん。どういう…」
電話の相手に疑問をぶつけると
「実は…」
「ツケにしてたアイツらが悪いんだけどね…。チビ太くん、私でよければ払えるだけ払うよ?」
「いや、でも悪いのはアイツらなわけであって、別に澪は…」
チビ太くんはこういうところで遠慮しがちだな、と澪は思ったがそれも彼なりの優しさなのだろう、とも思った。ただ、澪もさすがに自分の事じゃなくてもチビ太に申し訳なくなってしまう。
「いいよ、私だって働いてんだし、今何処にいるの?」
「海」
「え」
- カラ松事変 ( No.5 )
- 日時: 2016/04/17 00:51
- 名前: 兎蘭 (ID: HJIP/Qhd)
「澪ぉぉおあぁ!」
「カラ松…はっ…な、ふっ…なく、なよ」
海、と言っても広範囲なため勘だけで探してきた。そのため息切れもしているし、汗だくであるが、にも関わらずカラ松は抱きついて来ようとするが縛られているため手も届いていない。手すら出ていない
「チビ太くん、これある程度の金」
そう言って諭吉様を6.7枚渡した
「…!?いや、これはさすがに多いぜ?」
と言うと澪は心底驚いた顔をして
「え、嘘。足りないとすら思ってたんだけど、まぁ、その」
澪は彼に向かってビッ、と効果音がつきそうな勢いで指をさして
「日頃の感謝!!」
と満点の笑顔で言われ今度はチビ太の方が心底驚いたように目を丸くした。
「…あ、ああ!一応六つ子にも連絡しとくな!」
そのあとカラ松は更に泣くはめになってしまった
- カラ松事変 ( No.6 )
- 日時: 2016/04/17 01:02
- 名前: 兎蘭 (ID: HJIP/Qhd)
「降ろせ!バカ!チビ!ハゲ!死ね!ボケ!」
なんやかんやあってカラ松が縛られて火に囲まれている。
「はぁ…それでも助けないアイツら」
と呟いているとカラ松の頭にフライパンが降ってきた。ゴンッと激しい音がして、痛そう、とか思っていたが石臼が投げられた瞬間澪は走って間に入った。左手で受け止めて気絶してるカラ松を縄から解いて背負った
「帰ろうか」
本当は、一番優しい次男
「カラ松」
愛すべきクズニートは愛すべきクズニート共のところへ
「ん…」
カラ松は目が覚め自分が背負われていることに気付いた。すぐ降ろしてもらおうと思ったが
「愛すべきクズニート、って意味分かる、って寝てる人に言っても意味ないかなぁ。今チビ太くんのところ連れてってあげるね?もうちょっと我慢して?」
- エスパーニャンコ ( No.9 )
- 日時: 2016/04/17 01:48
- 名前: 兎蘭 (ID: HJIP/Qhd)
1日経ったところで左腕がそんな超再生するわけでもないし、痛かったけれども我慢した。
「ええ〜!?人間の気持ちが分かる猫ぉ〜!?」
激痛に耐えながらも一応聞いてるフリだけはする。デカパン先生がその猫の事について説明する。人の気持ち、ねぇ。カラ松の所へその猫と皆を連れてってアイツの気持ち伝えてやりたいな、と澪は思ったがそられは違うな、と思った。
「友達?仲間?そんなの一生いらない」
『本当はそんなこと思ってないけど』
ああ、一松、お前は臆病なんだよね
「友達なんかまじいらねえ!」
『友達なんかまじいらねえ!
だって僕には皆がいるから』
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