二次創作小説(新・総合)

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【合作】逃走中~ザ・ラスト~【完結!】
日時: 2019/09/06 13:58
名前: モンブラン博士 (ID: EUHPG/g9)

モンブラン博士の逃走中、最終作!
私、こなくんさん、ヘキサさん、ネクスタさん、名無しさんによる5人の合作となります!
これまでの逃走中で逃走成功した者や無念の涙を飲んだ者、そしてスター流のメンバーが大集合する最後の作品!
果たしてラストに逃走成功を果たすのは誰になるのでしょうか!


逃走者一覧

小泉花陽
矢澤にこ
南ことり
ねこ娘
グレイ
ジェネラルシャドウ
天ノ川きらら
火野レイ
相田マナ
黄金バット
木下秀吉
ミスタークエスチョン
小泉さん
ロディ
川村猫衛門
不動仁王
星野天使
美琴
カイザー=ブレッド

>>1

逃走者リスト
>>21>>22

Re: 【合作】逃走中~ザ・ラスト~ ( No.56 )
日時: 2019/09/01 07:08
名前: モンブラン博士 (ID: EUHPG/g9)

グレイは次々と撃破される逃走者の通知を読み、思案していた。
敵の目黒怨はスター流の者達を余裕で倒すほどの力量の持ち主。俺の力では奴を打倒することは叶わないだろう。ならばどうするか。
彼の電子頭脳で導き出された答えは一つしかなかった。
戦闘ロボは指で煙草に火を付け一服すると自嘲的に笑った。

「元々バイラムとして悪の限りを尽くしてきた俺だ。悪党呼ばわりされているのは慣れている。それにシャドウが確保された今、動けるのは俺だけだ」

煙草の火を消し、彼は後退することなく歩き出す。
その先にはハンターが待ち構えていた。

「あちらから来たという訳か。好都合だ。ついて来い!」

逃げるグレイを追いかけるハンターの数は1人、また1人と増えていく。
そして最終的には15人ほどの集団となって彼を追跡していた。
ハンターはアンドロイドであるため疲労を知らない。だがそれはロボであるグレイも同じことだった。逃走劇を続けていた最中、グレイの眼が赤く光る。
その目線が捉えたものは天ノ川きららだった。

「ちょ、ちょっとアンタなんでハンター連れてきちゃってんの?」

額に若干汗をかきながら引きつった笑顔で訊ねるきらら。
だがグレイは答えない。その様子を見た中学生モデルは。

「何か訳ありっぽいね。あたしで良ければ乗ってあげようか」
「……助かる」
「で、あたしは何をすればいいわけ?」
「俺と一緒にある逃走者を確保して貰いたい」
「ハンターっぽいね。それが今後、大切ってこと」
「この逃走中の運命を左右するほどな」
「そんなに大事なんだ。じゃあ、失敗できないじゃん」
「だからこそお前の力が必要だ。頼むぞ、天ノ川きらら」
「へぇ……アンタと会うのは初めてなのに名前を知ってくれているなんて、ロボットなのにやるじゃん」
「今回の逃走者のデータは全員インプットしてあるからな」
「で、その標的って誰なの?」
「いたぞ! あいつだ!」

グレイが指差した方向には黒いロングヘアに白装束の美女の姿が。
グレイときららは一気に間合いを詰め、美女に襲い掛かり、グレイは右腕をきららは左腕をがっちりと捉え、彼女の動きを抑えた。

「え……!? 2人ともどうしてわたしにこのようなことをするのですか?」
「美琴。お前には悪いが、ここで脱落して貰う!」
「そういうこと」
「へ……?」

困惑する美琴。2人の瞳は冗談を言っているようには思えなかった。
何故自分なのか、その理由はわからない。しかしここで彼らの拘束を解くことは彼らの気持ちを踏みにじる行為だと彼女は考えた。

「わかりました。あなた達と共に、わたしは牢獄へと参ります!」

ピピッ!

ハンター達が動きの停止した美琴達をロックオンする。
そして。

ポンッ!
ポンッ!
ポンッ!

グレイ 確保
天ノ川きらら 確保
美琴 確保

「……これで、いいんですよね」

目を瞑り優しく問いかける美琴に2人は頷く。
牢獄に転送される直前、グレイは呟いた。

「予選終了。これで俺の任務は終わった……」


南ことり 矢澤にこ ねこ娘 カイザー=ブレッド ゆうき 

予選終了!

Re: 【合作】逃走中~ザ・ラスト~ ( No.57 )
日時: 2019/09/01 15:27
名前: モンブラン博士 (ID: EUHPG/g9)

予選を勝ち残った南ことり、矢澤にこ、ねこ娘、カイザー=ブレッド、ゆうきの5人は決勝戦の会場となっているXドームへと集められた。ここは以前、ミスターXが最終決戦の地として用意した場所であり、彼が浄化された後もドーム自体は存在していた。勝ち残った者はいずれも過去の戦闘中や逃走中で実績を積んでいるため、場所に集められた時点でジャドウがどのような形式で真の勝者を決めるのか、ある程度予測はできていた。ねこ娘は細い顎に手をあて、真剣な顔つきで告げた。

「あのジャドウ=グレイとかいう男、私達にプロレス勝負をさせるつもりよ」
「だろうな。ああ、また前回のトラウマが頭に浮かんできた……」
「大丈夫? ゆうき君」

ねこ娘の言葉に同意したゆうきだったが、すぐに頭を抱え込んでうずくまる。
心配したことりが駆け寄ると、ゆうきは幾らか表情が和らいだ。
彼はX主催の最終決戦において園田海未を人質として掛けられた試合で、対戦相手のドクロ少佐に惨敗していた。その事が彼にとってトラウマとなっており、身体を鍛えた今でも時折思い出してしまうのだ。手を頭から放し、ゆっくりとゆうきは立ち上がる。

「……確かに俺は負けた。けど、もう敗北は繰り返さない! 誰が相手でも勝利を掴んでみせる!」

彼が拳を固めたのを見てことりは笑顔になり、カイザーは短く頷いた。

「どんな試練が待ち受けていようとも、我ら5人で目黒とジャドウの野望を打ち砕こう!」
「おおーっ!!」

互いの手を重ね合わせ、団結を確かめ気合を入れる。覚悟はできた。5人は堂々とした足取りで会場へと入っていく。

前回と異なり、会場に観客の姿はなく、がらんとしている。リングもなく、中央にあるのは予選で脱落した逃走者達を収容している牢獄があるのみだ。
上空からふわりと重力を感じさせない動きで降り立ったジャドウは、一同に主催者として恭しく礼をした後、告げた。

「逃走者諸君、予選突破おめでとう。これより、決勝戦のルールを説明する。
これを見たまえ」

ジャドウが指を鳴らして虚空から取り出したのは一枚の紙だった。
彼はその紙に懐から取り出したマッチを擦って火を付ける。
すると、燃え盛る紙と同時に苦悶の声が牢獄内から聞こえてきた。
牢獄内では誰もが己の眼に疑いを持っていた。クエスチョンの身体が薄く透けてきているからだ。

「どうやら、私もここまでのようだ」
「クエスチョンさん、どうしちゃったんですか!?」

彼の異変に花陽が涙を浮かべながら訊ねる。クエスチョンはそんな彼女の頭を撫で、優しく微笑み。

「別れの時が来たのだ。花陽、私は君に会えて幸せだった。こんな年寄に優しくしてくれて、ありがとう」
「そんな! 行かないでくださいっ!」
「花陽。それは無理なのだよ。別れはいつか来るとは思ってはいたが、まさかこれほど早く来るとはな……」

その言葉を最期にクエスチョンは白いターバンのみを残し跡形もなく消え去ってしまった。

「嘘。嘘だよね……消えちゃうなんて……クエスチョンさん!!」

花陽は唇を震わせ、持ち主の消えたターバンを抱きしめる。
その光景を一瞥したジャドウは口を開く。

「愚かな娘だ。こうなることは吾輩が現れた時点で分かっていたであろう」
「あなた、クエスチョンさんに何をしたんですかッ」

温厚な花陽だが、大切な友を失った怒りのあまり語気を強めて訊ねる。
するとジャドウは含み笑いをして平然と答えた。

「あの世に返してやった」
「あの世に……返す?」
「吾輩、こう見えても魂の管理をしているのだよ。スター様から依頼を受ければ、あのお方が望んだ人物を現世へ期間限定で蘇らせることを仕事の一つとしている」
「じゃあアンタは神様か何かって訳?」

ねこ娘の問いに、ジャドウは首を振り。

「吾輩は魂と地獄監獄の管理を任されたスター様の忠臣に過ぎぬ。それ以上でも以下でもない。そして、今の話で諸君らが知りたいのは何故、クエスチョンが消滅したかについてであろう。答えは――」
「……既にこの世の人物ではないから」
「え!?」

カイザーの答えに逃走者や決勝進出者は驚愕の色を浮かべた。クエスチョンは確かに高齢だが、既に亡くなっていたとは。認めたくないが、認めざるを得ない事実に皆が沈黙すると、再びジャドウは語りだす。

「クエスチョンだけではない。力石徹、オスカル、ミスターX、超一星龍、タイガー・ザ・グレート、ヘイルマン……その他大勢。今回参加しているグレイやジェネラルシャドウなども全て吾輩の力で仮初の命を与えられ蘇った者ばかり。大会を面白くさせる駒のつもりで蘇らせてやったが、その恩を忘れ吾輩に盾突くとは、恩知らずだな。諸君らは」
「フン。俺は不死身だからな。貴様などに支配されるジェネラルシャドウではない」

シャドウが吐き捨てるとスターの忠臣は嘆息し。

「吾輩は貴様を見ると反吐が出る。名前も似ているだけでなく、行動もよく似ている。思えば貴様を蘇らせたことが計画が徐々に崩れる前触れだった……
だが、今はそんなことなど過去の失敗に過ぎぬ。貴様は決して脱出できぬ牢獄の中にいるのだからな」

「ジャドウ、何故このようなことをした!」
「詳細を語る気にはなれぬが、全てはスター様のためだ」
「君はまたそれか。君の行いで大勢の者が苦しむ事になっているのが、まだ分からないのか!」
「下らぬ。他人など吾輩に興味はない。スター様が喜びスター様が望む世界を作り上げるのが吾輩の使命であり存在意義。その過程で何人消滅しようが関係なかろう。それに、スター様を喜ばす価値の無い者は消えて当然ではないのではないかな?」

カイザーは拳を固く握りしめたが、それを開いた。彼は悟ったのだ。何万年も説得を続けてきたが、この男の思想は変わらない。これまでも、これからも。
ジャドウは同じ釜の飯を食った仲だが、人類の未来を守るためには割り切るしかない。

「ジャドウ、今度こそ君と決着を付ける!!」
「よかろう。でははじめるとしよう。決勝戦をな」

彼が指を鳴らすと牢獄が上空高くへ打ち上げられ、続いて地面から巨大な階段が現れた。階段は瞬く間に天まで登っていく。そしてジャドウがスクリーンに映し出したのは白い雲の上に浮かぶ牢獄と横一列に並んだ蝋燭、そして吊り上げられた紙だった。

「1つの蝋燭に1つの紙がかかっている。脱落者達の命の紙だ。無事に到達し、吾輩を倒すことができたら本大会の優勝者だ。早くした方がいいだろう、仲間の命が惜しければの話だがな。それでは諸君、吾輩は先に待っているとしよう」

ジャドウはワープでその場から消え去り、あとには5人の逃走者が残された。
脱落者達の命運は南ことり 矢澤にこ ねこ娘 カイザー=ブレッド ゆうき の5人に託された!

Re: 【合作】逃走中~ザ・ラスト~ ( No.58 )
日時: 2019/09/01 16:55
名前: ヤード (ID: nsZoJCVy)

うわ…私、ダサすぎ…?
あ、シャイニー☆
…久々に来たら、無様に負けていて草生えたヤードです。



という訳で、やられましたか…
う〜んこの雑魚感。どうにかならなかったのか。
とりあえず、名前知らないけど私を殺った奴はk(ry



い、いつの間にか…予選が終わっていた…
な、何を言っているか分からねーと思うが(ry
まぁ、私達の命は予選突破者に預けられたと。
あれ?でも嫁いないから私が死んでもなんの不具合も無くね?(言ってはいけない)



あ、あと1つ。
…私、ヨハネは推し(嫁ではない)です。
次回も楽しみにしてます!

Re: 【合作】逃走中~ザ・ラスト~ ( No.59 )
日時: 2019/09/01 17:11
名前: モンブラン博士 (ID: EUHPG/g9)

ヤードさんへ
感想ありがとうございます!ヤードさんが弱かったのではなく、相手が強すぎたのです!
あ!すみません、ヨハネ推しはウィオさんでしたね。

Re: 【合作】逃走中~ザ・ラスト~ ( No.60 )
日時: 2019/09/01 21:20
名前: モンブラン博士 (ID: EUHPG/g9)

蝋燭の炎は刻一刻と紙へ近づいていく。少しずつではあるが、確実に脱落者達の命の危機は迫っているのだ。白いターバンを胸に抱きしめる花陽。彼女は消滅するのがとても怖かった。けれど、決勝に勝ち上がった5人の仲間達ならきっと自分達を助けに来てくれると信じてもいた。涙を浮かべながらも、信じる瞳を見たジャドウは嘆息し。

「お前達は幸せものだ。あの5人がここに辿りつけるとまだ信じている」
「当たり前よ! ゆうきさん達ならきっと私達を助け出してくれる!」

霊歌の叫びにジャドウは口角を上げ、目に残忍な光を宿した。

「吾輩が何の策もなく、彼らを到達させると思うかね」
「……え……?」
「残念だが、彼らへの妨害策は既に用意しているのだよ」

その言葉の意味を脱落者達はすぐに思い知ることとなる。

「この階段、長すぎるニコ!」
「にこちゃん、頑張ろう? もう少しだよ?」
「そんなこと言っても、もう足がクタクタニコ~!」

ニコは不満を爆発させた。永延に続くかと思われる階段をひたすら駆け上がる。
それは決勝進出者にとっても過酷なものがあった。汗は流れ、息は乱れる。
けれど足は止めない。仲間が自分達を待っているのだ。
懸命に足を動かし、少しでも段数を登っていく。と、ねこ娘は遥か向こうに人影を発見した。

「あそこに誰かいるわよ!」

彼女の呼びかけに、5人は一斉に視線を先へ向ける。確かにそこには何人かの人影が見えた。だが、様子が変だ。脱落者達は牢獄の中に閉じ込められているはずなのだが、それらしき物は見当たらない。

「おかしいわね」

ねこ娘が呟いた時だった、人影が舞い上がり、こちらに急接近してきた。
接近したことにより、ゆうき達にもその人物達の姿がはっきりと目視することができた。先頭には多くの逃走者を撃破した目黒怨が、その背後には白装束で身を覆った3人組がいたのだ。

「敵襲だ!」

カイザーの号令により、身構える5人。謎の集団はカイザーらの数段上に降り立ち、彼らを見下ろす。
「お前達、ここから先に行きたいか?」

目黒が訊ねると。
白装束の1人が続けた。

「ならば我らを倒すことだ」
「望むところだ。邪魔をする敵は全て倒す!」

カイザーが拳に炎を纏い、目黒に殴りかかろうとした時。
彼の背後からゆうき達が飛び出した。そして白装束や目黒に体当たりを食らわせる。

「カイザー、アンタは先に行きなさい!」
「ここは俺達が引き受ける!」
「ちゅん!」
「みんなを頼むニコ!」
「だが、我々は仲間だ! 君達だけを危険に晒す訳にはいかん!」

カイザーが躊躇すると、ねこ娘が叫んだ。

「私達なら大丈夫……あのジャドウ=グレイを倒せるのは手の内を知りつくしたアンタしかいないの! だから、先に行くのよ!」

カイザーと4人の仲間の瞳が交錯する。
迷いは無い。

「ありがとう!」

カイザーは皆が開いた道を一目散に駆け上がる。
彼がマッハスピードで駆けて行くのを見届けた4人は刺客4人を抑え込む。
しかしねこ娘と対峙する目黒は笑っていた。

「こんな狭い階段で暴れたら、共倒れだぜ?」
「どうせアンタ達の事だから、地上のどこかに丁寧にリングでも用意しているんでしょ」
「だったらどうすると言うのだ?」
「こうするのよ!」

ゆうき、ことり、にこ、ねこ娘は各々が定めた敵に渾身の体当たり。
突撃を受けた刺客4人はバランスを崩し、ゆうき達もろとも階段から空中に放り出される。真っ逆さまに落下する一団だが、目黒は冷たく笑い。

「そっちがその気なら、遠慮なく期待に応えてやるとしよう!」

それだけ告げると目黒と4人の刺客は対戦相手と同時にワープ。

ゆうきとことりがワープして到着したのは案の定、リングの上だった。
しかし、普段とは作られている場所が違う。
下を覗き込み、ことりは目を丸くした。

「ゆうき君、ここって――」
「海の上かよ!?」

2人が案内されたのは海のど真ん中に浮かぶリングだったのだ。
外は深い海。落ちれば鮫やシャチなどが待ち構えている凶暴で冷たい海。
そんな危険なリングで2人と闘う相手は――
白装束の2人組が同時に装束を脱ぎ捨てる。

「カカカカカカカカッ、久しぶりだな。ゆうき」
「お前は……ドクロ少佐!」

赤の肋骨式の軍服に眼帯を付けた骸骨の頭部。忘れもしない、過去にゆうきを惨敗させたデルザー軍団の一員、ドクロ少佐だった。

「まさかお前ともう一度闘うことになろうとはな」

ゆうきの顔面にダラダラと汗が流れる。蘇るトラウマ。相手の炎を纏った大鎌も何一つ変わらない。
もう1人は屈強な体躯をした鎧武者と言った風貌の巨漢で、全身が鋼鉄だった。
手には巨大な鎖分銅を得物にしている。謎の魔人は爽やかな声でゆうきとことりに言った。

「俺はデルザー軍団の1人、鋼鉄参謀! 南ことりにゆうきとやら、貴殿らの実力、存分に見せてもらおう!!」
「……ことりちゃん、こいつはヤバい相手だぜ……」
「ちゅん」

ごくりと唾を飲み込み、対峙するゆうきとことり。
強敵であることは一目で分かる。それでも、自分達が倒さなければならないのだ。
仲間の救出を目指すカイザー達の為にも。

「試合開始のゴングを鳴らせ!」

高らかに参謀が告げると、試合開始の鐘が鳴り響いた。
それはゆうき達だけではない、他の3か所のリングでも試合が開始されたことを告げる音だった。


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