二次創作小説(新・総合)
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- 白猫ナイトの研究室
- 日時: 2019/07/31 23:20
- 名前: 黒猫δ (ID: ZFY/hkRe)
こちら、黒猫δと愉快な仲間達の日常、スピンオフの白猫ナイトメインの日常編です。
こちらでは本編とは違いFGOやScp、ロボトミーコーポレーションとのクロスオーバーを含みます。
注意事項
・本編も不定期ですが、スピンオフなためとても不定期な更新をします。
・誤字脱字が多いです。
・ところによりご都合主義が含まれます。
・キャラを上手に把握できておらず、変なことになる可能性があります。
白猫ナイト「それでもよろしければ、僕の研究室へご案内します。どうぞ、ごゆるりと…………」
- Re: 白猫ナイトの研究室 ( No.26 )
- 日時: 2020/06/29 16:09
- 名前: 柊 ◆K1DQe5BZx. (ID: PF4eFA6h)
どうも、柊です!
柊「情報過多なテレビショッキング……確かに、情報過多……」
六花「あの黒髭も強制退去するレベルかぁ……ほとんどの人もサーヴァントも耐えられなさそうだね……。ギリギリバーサーカーが耐えられるかな……?
柊「バーサーカーでも耐えられなさそうなのは……ヘラクレスかな? ヘラクレスはあれでも理性完全に飛んでないらしいし」
立香「ダヴィンチちゃん何書いたの……???
黒髭はまあ……どんまい……」
短めですがこれにて失礼します!
それでは!
- Re: 白猫ナイトの研究室 ( No.27 )
- 日時: 2020/07/10 21:48
- 名前: 黒猫δ (ID: ZFY/hkRe)
白猫ナイト「コメント返しです」
>>柊さま
えぇ。物理的にではなく、間接的に脳に付加をかけて致死性のダメージを与えるそうです。バーサーカーにやるとどうなるのか…………
白猫ナイト「やったことはないですが、タマモキャットが玉藻の前みたいになった、とお聞きしましたね…………」
タマキャ「なな、そうなのかマスター!?知らなかったワン!」
白猫ナイト「…………まぁ、その間の記憶はないそうです」
ダヴィンチが何を書いたって?
白猫ナイト「強制的に狂化解除する絵ですね。バーサーカーがあの部屋に居る間だけまともな発言をします。」
狂ランスロット「araーーーー!!!」
コメント、ありがとうございましたm(__)m
- Re: 白猫ナイトの研究室 ( No.28 )
- 日時: 2020/07/10 21:53
- 名前: 黒猫δ (ID: ZFY/hkRe)
うだる倦怠感が滞る。
まるでゴミ箱のような世界が消える。
それは、夏に弾けるソーダの泡のように
「誰か、この俺を止めてくれ!!」
ギリギリと、自分の手によって絞められるその首は、
それは確かに、俺に似ていて
絞める手が震える、しかしその俺は口を流線型に綻ばせて
「ありがとう、僕を止めてくれて」
確かに、息絶えた。
終了した。
なのに
case6 ドッペルゲンガー発生装置
白猫ナイト「なんだか、妙ですねぇ…………」
いつもの亜空間の世界から抜け出し、白猫ナイトはとある町中を散策していた。
ここは、超大型都市国家ミラディ。現代風に言えば東京の町中とも言える風景が広がるこの街は、文化の発展も去ることながら、都市の整備が行き届いており、かなり安全な都市とも言える場所である。
ギルガメッシュ「何が妙だと言うのだ」
エルキドゥ「まぁ、すべてが妙な町だとは思うけどね。それこそエジソンとかを呼んでくるべきだったと思うのだけど」
白猫ナイト「えぇ。それはまず思いました。ですが…………」
エルキドゥ「…………あぁ。うん。何となくわかったよ」
まぁ、呼ぼうとしてエジソンとニコラ・テスラが喧嘩したのは言うまでもなく。収用室が一つダメになったので、取り合えず治してもらっているそうだ。
白猫ナイト「…………まぁ、妙と言うのは、アノマリーが持つ独特の気配を感じないことですね。かなり巧妙に気配を消しているのでしょう」
ギルガメッシュ「気配か。ふむ確かに感じんな」
エルキドゥ「確かに、収用室にいるあの…………アブノーマリティ?みたいな気配は感じないね」
アノマリー…………正式名称、科学的常識を覆すもの。それらは通常、世界にあるはずは無いものである。しかし、人の手によって作られてしまったもの、超自然的に作られてしまったもの等、作られた理由には色々ある。
そしてそれらには、科学的常識を覆すために、独特の空間的に捻れた感覚…………気配がする。
- Re: 白猫ナイトの研究室 ( No.29 )
- 日時: 2020/07/10 22:00
- 名前: 黒猫δ (ID: ZFY/hkRe)
ギルガメッシュ「まぁ、そんな気配わからんものもいるだろう」
白猫ナイト「魔術を得意としない人は感じにくいかもしれませんね、キャスタークラスであれば感じ取れると思いますが」
…………まぁ、向き不向きはあるらしい。
エルキドゥ「ところで、今回の標的はなんだい?エジソンたちの代わりに来たから説明がなかったんだけど」
白猫ナイト「あぁ、忘れてました。今回の収用対象は[ドッペルゲンガー発生装置]と言うものです。」
ギルガメッシュ「ドッペルゲンガー?なんだそれは」
白猫ナイト「まぁ、簡単に説明するなら零夜さんが一番分かりやすいと思いますよ。あんなふうに呼び出すことはできないですけど」
エルキドゥ「つまり、もう一人の僕状態か」
お前がいうな(詳しくはFGOの7章を参照。)
ドッペルゲンガー…………二重や生き写しといった意味を持っている言葉であり、肉体や霊魂が分離、実体化したものであると言われている。また、[死の兆候]とも言われ、遭遇すると死に至ると言う迷信もある。
今回はそのドッペルゲンガーを人工的に発生させるという、アノマリー装置が対象となっている。
白猫ナイト「基本的に機械のアノマリーはその場から動くことはありません。…………まぁ、シャーデンフロイデとかは動きますけどね」
ギルガメッシュ「あの目を離すと襲ってくる謎の機械か。このまえクーフーリンが襲われておったな」
白猫ナイト「それです。あれは動きます。…………あ、また襲われてたんですか彼は。懲りないですね」
そういえばこのまえ小鳥にちょっかい掛けて退去し掛けてた話は記憶に新しい。本当によく懲りないな。さすがというかなんとやら
白猫ナイト「まぁ、アブノーマリティ的にはじゃれてるだけかもしれませんがね」
エルキドゥ「動物みたいだね。そう考えると納得だ」
エルキドゥも大分アノマリーに寄ってる気はしなくもないが。
ギルガメッシュ「して、その装置の場所が特定できんのか」
白猫ナイト「えぇ。…………これは困りました」
エルキドゥ「気配も感じないし、ここではないのかもしれないね」
白猫ナイト「少なからず、三日前にはここの付近に反応があったのですが…………聞き込みをしてみましょうか。適当に」
ギルガメッシュ「そこは適当なのか」
エルキドゥ「幸運を見せてあげなよ、ギル」
ギルガメッシュ「なかなか面白いことを言う。…………おい、そこの者!」
その呼び掛けかたでいいのか、ギルガメッシュ。声をかけられた青年はその声に振り向きもせず走り去る。
ギルガメッシュ「俺に聞き込みは向かんな。雑種、お前がやるといい」
白猫ナイト「おもいっきり無視されてましたね。わかりました」
エルキドゥ「なら、僕もやろうかな。ギルはどうする?」
ギルガメッシュ「たわけ!俺はここでたってるだけであろうと情報が集まるわ!」
白猫ナイト「…………なら、ここで何かあったら落ち合いましょう。それでは」
エルキドゥ「いってくるね、ギル」
傷に塩を塗りたくってる気がするのはなぜだろうか。それはそれとして、三人はそれぞれに情報収集を開始した。
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白猫ナイト「もし、そこの方。なにか変な装置とかみませんでしたか?」
mob「え?いや…………見てねぇな。こう、そこかしこにいろんな機械があるからわからねぇんだわ」
白猫ナイト「そうですか…………お時間をいただきました。すみません」
mob「いいよいいよ、別に急いでねぇし」
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ギルガメッシュ「して?その機械はどれだ?」
mob2「これです!!」
ギルガメッシュ「たわけ!これは…………なんだ?」
mob2「なんのようとがあるのかさっぱりわからない変な装置です!」
ギルガメッシュ「これは…………なんだ?」
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白猫ナイト「たくさん機械はあるんですけどね…………この街は。そのほとんどの物が用途不明とは驚きましたが。なぜ作ったのでしょうね?」
業者「わからねぇなぁ。ただ、むかーしこの街が[世界のゴミ箱]って言われるくらいのガラクタばかりを回収する場所だったからじゃねぇか?」
白猫ナイト「世界のゴミ箱、ですか。ふむ」
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- Re: 白猫ナイトの研究室 ( No.30 )
- 日時: 2020/07/10 22:03
- 名前: 黒猫δ (ID: ZFY/hkRe)
6時間後…………
白猫ナイト「戻りました、ギルガメッシュ王…………えぇ…」
白猫ナイトがいつもの凪いだ微笑を困惑した表情に変える。それもそうだろう。
ギルガメッシュ「なんなのだ、この街は!」
ギルガメッシュは謎の機械(すべて用途不明のガラクタ)の山の上に君臨していたのだから。
白猫ナイト「………見つかりましたか?例の機械は」
ギルガメッシュ「そのなんとも言えん表情をするな。そして見つかってない、すべてガラクタだ。気配がしない」
6時間掛かってこれでは、かなり困難を極めていると言えるだろう。そもそも、気配を感じないと言うところからすでにおかしいのだが
ギルガメッシュ「して、エルキドゥは何処だ?」
白猫ナイト「いえ、見掛けていませんね。時間などはお伝えしていないので、集合していないと考えるのが妥当だとは思いますが」
ギルガメッシュ「まぁ、あいつのことだ。地脈から探そうと目論んでいるのかもしれんが」
白猫ナイト「地面と癒合させて探すことができるのは強いですね。こういうときは。…………地脈が関係あるのかは知りませんが」
ギルガメッシュ「俺もわからん上に、戯れ言だ。」
白猫ナイト「そうですか。ふふ」
ひょいとギルガメッシュが機械の上から飛び降りる。謎の機械の山はそれほど高くないのが幸いしたか、それともギルガメッシュの幸運が輝いたか。スタッ、と軽い音をたてて着地した。
手についた砂ぼこりを払い、空をあおぐ。
瞬間
白猫ナイト「…………」
ギルガメッシュ「…………なんだ?」
街は変わらない。しかし何かが、微かに歪む。視界の端が、音が、少しずつ歪んでいく。
白猫ナイト「…………これは不味いですね。緊急退避しましょう」
ギルガメッシュ「なに?」
白猫ナイト「しないと、消されるのはこちらのようですので」
ギルガメッシュ「エルキドゥはどうするんだ!!」
白猫ナイト「時間がありません。ですが大丈夫です。彼であれば、必ず…………まぁ、念には念をいれておきましょう[鋭角の追跡者]そして、[緊急退避]」
二人の姿は、歪みと共に歪み、消えた
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