二次創作小説(新・総合)
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- 白猫ナイトの研究室
- 日時: 2019/07/31 23:20
- 名前: 黒猫δ (ID: ZFY/hkRe)
こちら、黒猫δと愉快な仲間達の日常、スピンオフの白猫ナイトメインの日常編です。
こちらでは本編とは違いFGOやScp、ロボトミーコーポレーションとのクロスオーバーを含みます。
注意事項
・本編も不定期ですが、スピンオフなためとても不定期な更新をします。
・誤字脱字が多いです。
・ところによりご都合主義が含まれます。
・キャラを上手に把握できておらず、変なことになる可能性があります。
白猫ナイト「それでもよろしければ、僕の研究室へご案内します。どうぞ、ごゆるりと…………」
- Re: 白猫ナイトの研究室 ( No.6 )
- 日時: 2019/10/14 01:45
- 名前: 黒猫δ (ID: ZFY/hkRe)
白猫ナイト「コメント返しを。遅れてしまい、すみません」
>>柊様
ここでは初めまして、どうも白猫ナイトです。
模造品のリンゴについては……ええ。あまりにも疲れていたら食べたくなりそうですよね。しかも効果が回復だと来たら。
…………しかし、そういったものには悪が着く。そういうものなんです、世界と言うものは。
白猫ナイト「あの天文台では、常に人も足りなかったでしょうし、仕方のないことだと言えば、仕方がないのかもしれませんね…………」
クーフーリン「小鳥に関してはノーコメントだ。あんまりにも突っついてくるもんで、ムカついて槍で薙いだら…………あぁ、あれは鳥じゃねぇ。化け物だ…………」
白猫ナイト「コッコとは…………確かに、的確な例えです。もふもふしていてかわいらしい…………」
クーフーリン「いやまて、もしかしてあの小鳥もかわいいって思ってたのか?」
白猫ナイト「?ええ、勿論です」
クーフーリン「…………(絶句)」
コメント、ありがとうございましたm(__)m
- 常夏の島と、魔本と、サメ。 ( No.7 )
- 日時: 2019/10/14 01:48
- 名前: 黒猫δ (ID: ZFY/hkRe)
[case:2 常夏の島と、魔本と、サメ。]
白猫ナイト「さてと…………到着です。ここが今回のアブノーマリティ反応場所ですか」
トエト「どうみても常夏の島だな」
とある夏の日。世間一般からしたら夏休みというと休暇や、お盆休みというものがある期間。
さんさんと太陽が熱気を降らせるそこは、常夏の島であり、特異点ルルハワであった。
新宿のアーチャー(以後 新弓)「いやー、それにしても暑いネ。溶けそうだ!」
トエト「人間は溶けねぇよ」
白猫ナイト「ふふふ、しかし確かに暑いですね…………僕には関係ないですけど」
トエト「てめぇは半分亜空間に入りながら言うな。ツッコミ待ちかてめぇら」
そしてこの異様な三人はホノルル空港にて、とりあえず今回のアブノーマリティ情報をまとめる。
白猫ナイト「今回目撃されているアブノーマリティ反応は二つ。一つは海岸にあるようですね。もう一つが…………」
新弓「反応の位置的にはこの会場だ」
トエト「サバフェス会場、か…………なんだそれ?」
新弓「年に一度開かれるお祭りだヨ!」
トエト「ふーん…………まぁいいや。とりあえず、海岸にいるやつから向かうか。いつ危害化するかもわからん」
白猫ナイト「そうですね、向かいましょうか」
そして半刻過ぎ、海岸
≪ザザーン……ザザーン………
そこには、広い海に面した美しい砂浜が広がっている。まだ昼過ぎであるということもあり、様々なサーヴァントの姿があちらこちらに見え、とても賑やかになっていた。
- 常夏の島と、魔本と、サメ。 ( No.8 )
- 日時: 2019/10/14 01:51
- 名前: 黒猫δ (ID: ZFY/hkRe)
白猫ナイト「皆様羽を伸ばされていますね…………良いことです」
新弓「私も羽を伸ばしたいなー(チラッ」
トエト「この場所の反応はレベル1だから、休憩してていいぜ、教授」
新弓「ヨシッ、そうと決まれば、まずフランを探してくるか!」
白猫ナイト「おや、教授はここで単独行動ですか。了解しました、それではまた後で合流しましょう。
そしてトエト」
トエト「なんだ?」
白猫ナイト「僕達も単独行動としましょう。その方が多くの情報が得られそうです。」
トエト「一理あるな。」
新宿のアーチャーが単独行動に入ったことで、とりあえず海岸での捜索は手分けをして探すことにした。新宿のアーチャーは休憩時間とするようだが、白猫とトエトは砂浜と、波打ち際に別れて捜索を開始した。
トエト「しっかし、見つからねぇなぁ…………ったく、本当にあるのか…………?」
??「何を探しているんですか?」
トエト「見つけにくいものですかー…………って、ジャンヌか。」
ジャンヌ「ええ!貴殿方もいらっしゃったのですね!」
トエト「まぁな。仕事ではあるが」
ジャンヌ「ここでもお仕事なのですか…………アブノーマリティ、と言いましたか…………」
波打ち際、トエトが捜索をしているとこちらに声を掛けてくる人物が一人目に写った。それは、かのフランスの聖女、ジャンヌダルクのものであると、トエトは視線をあげて認識する。
仕事、という言葉が出てきて、ジャンヌは思考するようなそぶりを少し見せると、こちらに向き直った。
ジャンヌ「それなら、アブノーマリティを襲撃すればいいのでは?危険なものなのでしょう?何人かでかかれば行けます!」
アブノーマリティに対して、まさかの力業という…………さすが、数々の荒波を潜り抜けてきた聖女、言葉の重みが違u…じゃなくて、それは無謀ではないか?
トエト「マジでやめとけ。さわるだけで爆発するスイッチとか、泣いたら最悪生け贄がいる赤ん坊とかいるからな」
ジャンヌ「?。もとから抹殺してしまえばいいのではないでしょうか?」
トエト「あぁ…………いい。俺が面倒だ」
聖女の気迫に押され、トエトは波打ち際を進み始めた。
- 常夏の島と、魔本と、サメ。 ( No.9 )
- 日時: 2019/10/14 01:54
- 名前: 黒猫δ (ID: ZFY/hkRe)
一方の白猫ナイトは、現在目の前にいる超常生物…………もとい、アブノーマリティと一緒にいた。
??「●■△▲○★〒△¶♪」
白猫ナイト「ええ、そうですね。ここの気候は暖かいですから」
…………なにしゃべってるか、わかりませんな。これ
白猫ナイト「こちらの気候はいい気候ですね、って言っていますね」
ナレーションにツッコミを入れるのは健在なのか…………
しかしながら、その光景はとても異様である。
なぜかと言えば、その超常生物の姿は、某大型販売店のサメの人形そのものだったからである。
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[LEVEL-1: サメのジョージ]
水中では生活することのできない姿から、地上で暮らす知恵を持ったサメ。知能は成人とほとんど同じ程で、人間に対して敵対心はなく、むしろ友好的な存在である。しかし、お腹が空くとどんなものでも食べてしまう事から、アブノーマリティとして認定されているようだ。
なお、幾らか世界に個体が居るそうだが、その総数は不明である。
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どうやら、このアブノーマリティの一個体であるサメのジョージは、どうやらこの島に取り残されてしまった個体であり、途方にくれていたようだ。
しかし、この暖かな(むしろ暑い)気候により元気を取り戻し、バカンスを楽しんでいたのだという。
白猫ナイト「とりあえず、彼はこちらに来てくれそうですし、食事さえあれば問題はないでしょう。さて、問題なのはもう一つ、魔本の捜索ですね…………」
___魔本。それは世界に様々な変化をもたらす可能性のある本の事である。
本そのものに一つの世界が書き記され、一つの世界の舞台となったものが内包された、その世界にあるはずのないアブノーマルなもの、それがその魔本である。
しかも、今回の魔本はかなり高い反応を示すものであり、収容は困難を極めるであろう、というのが新宿のアーチャーの計算であった。
白猫ナイト「速めに見つかるといいのですが…………さて」
白猫ナイトはスーツに付いた砂を払い、個別行動した二人に連絡を入れた後、その場から風に吹かれ、消えた。
- 常夏の島と、魔本と、サメ。 ( No.10 )
- 日時: 2019/10/14 01:56
- 名前: 黒猫δ (ID: ZFY/hkRe)
_____夜
白猫ナイトとトエトの二人はサバフェス会場に来ていた。え?新宿のアーチャーがいない?腰をやったそうです。えぇ。
白猫ナイト「まさか、とは思いましたが、やはりここに居ましたか。BBの監視も逃れるとは。」
トエト「みてぇだな、ったく、先にBBが見つけていれば対処も早かっただろうが…………」
目の前には魔本…………もとい、黒い靄を放つ人形がいた。
しかし、その体躯は筋肉のほどよく付いた男性のもの、四肢は獅子を思わせる鋭い爪の付いた手足が、そして背中にはドラゴンの翼。顔はブラックホールのようにぽっかりと空間を開けている。人形の姿はとても不格好であった。
白猫ナイト「いや、これはBBも気がつかないはずです。この様子を見るにこのアブノーマリティの能力は"コピーペースト"でしょう。」
トエト「コピーペースト?能力とか姿をコピーして反映してやがるのか。」
白猫ナイト「ええ。そして問題なのはすべてを混ぜることによって出来上った能力の統合です」
能力の統合___それは一つの能力にいろんな能力を関連付けて引っ付けていく、いわば能力の統合無限足し算である。
この統合は、能力をコピーして自らのものに変えるものがよく使用していると言われているらしい。
白猫ナイト「そして、この魔本は、能力を統合してアサシンクラス並か、それ以上の気配遮断を以てBBを欺いたのでしょう。」
トエト「ほーん…………そりゃ気がつかねぇか。」
魔本の顔(ブラックホール)の中心部と白猫ナイトの目線がカチリと合う。
白猫ナイト「"シアエガの瞳"」
一瞬の沈黙、そして
魔本「「「Agduwbdufifkw______!!!」」」
響き渡る怒りの咆哮。シアエガの瞳という邪神の目によるアナライズを掛けたことにより、その魔本は暴れ狂う。それはさながら、狂ってしまった獣そのものである。
そして獣は、真っ直ぐに白猫ナイトに襲いかかった。