二次創作小説(新・総合)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

白猫ナイトの研究室
日時: 2019/07/31 23:20
名前: 黒猫δ (ID: ZFY/hkRe)


こちら、黒猫δと愉快な仲間達の日常、スピンオフの白猫ナイトメインの日常編です。

こちらでは本編とは違いFGOやScp、ロボトミーコーポレーションとのクロスオーバーを含みます。


注意事項
・本編も不定期ですが、スピンオフなためとても不定期な更新をします。
・誤字脱字が多いです。
・ところによりご都合主義が含まれます。
・キャラを上手に把握できておらず、変なことになる可能性があります。

白猫ナイト「それでもよろしければ、僕の研究室へご案内します。どうぞ、ごゆるりと…………」


Re: 白猫ナイトの研究室 ( No.1 )
日時: 2019/07/31 23:31
名前: 黒猫δ (ID: ZFY/hkRe)

白猫ナイト:「まず自己紹介と世界紹介からですね」

世界紹介

ここでは、世界と世界の間、異空間にある研究室がメインとなっています。そのため、基本的に世界の理が通用しません。そして、どんなところにでもいくことができます。

研究室はロボトミーコーポレーションというゲームの通りな場所に加え、様々な研究施設及び温室といった施設を併設しています。


白猫ナイトについて

亜空間の因子と世界の因子で形作られたマネキンに、生命の意味付けをされたことによって形作られた人格。ここでは彼が作者本体となっている。
基本的にはアブノーマリティを使役したり、アブノーマリティから抽出されるE.G.O.を武器として扱う。もしかしたら英霊の武器や特性なんかをトレースして使用することも出来るかもしれない。

一人称は僕、二人称は貴方、三人称は貴殿方と言ったように丁寧な言葉遣いで話す。ボケかツッコミかで言えば、ツッコミを入れないためボケ専門であると言える。

Re: 白猫ナイトの研究室 ( No.2 )
日時: 2019/07/31 23:32
名前: 黒猫δ (ID: ZFY/hkRe)

[case 1:模造品の知恵の実]

それは、この研究室の中庭に置かれている、ひとつの模造品の木の話である。

この模造品の木は、とある天文台の休憩室に置かれていた。ある日、疲れた職員が休憩室を訪れると、その模造品の木にひとつのリンゴの実がなっていた。
その職員は甘いものがほしかったため、特に気にせず、それを口にした。すると、疲れは一気に吹き飛び、元気が満ち溢れ、脳が冴え、すぐに仕事に取り組むことができたのだという。
それからというもの、疲れた職員が休憩室に訪れると、模造品の木にリンゴの実がなり始めたのだという。

…………しかし、そのリンゴを大量に食べた職員が、翌日死亡したという事例が起きた。原因は老衰であったとされるが、その職員はまだ入ったばかりの新人だった。
続けざまに悲劇は起こった。何人もの職員が老衰によって亡くなり始めたのだ。これらの職員に共通していることは、模造品の木になったリンゴの実を食べたことであった。
そこで、そのリンゴの実を調べてみると、そのリンゴの実には、成長を促進することで疲労を回復させるという、未知の効果があったのだ。それはすなわち、老いることによって疲労を回復させていたと言うことになる。そのために、そのリンゴの実を食べた職員が老衰によって亡くなったのだとわかった。

その後、その模造品の木は、この研究室の中庭に移されたのだという。もちろん、その天文台の職員たちは、規約に則り、その木のことについての記憶処理を行い、フェイクメモリを吹き込んだため、これを知っているものはいない。




…………

Re: 白猫ナイトの研究室 ( No.3 )
日時: 2019/07/31 23:33
名前: 黒猫δ (ID: ZFY/hkRe)

彼は自らの手記を閉じる。目の前には、件の模造品の木が、リンゴのような未知の実をたわわに実らせ、風に揺れていた。

白猫ナイト:「なぜ、このような物があるのでしょうね。しかし、模造品で実がならないと、彼らは気が付かなかったのでしょうか」

トエト:「さぁ?俺には分かりかねるね。だが、目の前にあったら食べたくなるのが人間ってものだと思う」

白猫ナイト:「こんなに怪しげでも食べるのですか?」

トエト:「そうとわかっていても、さ」


そういって、唯一ここにいた人間であるであるトエトは続ける。


トエト:「期待してしまうのさ、人間ってやつは」


白猫ナイトは、不思議そうに彼をみた。しかし、すぐに身を翻し、去っていく。
彼は去り際、ふっと笑ってこう言ったという。

白猫ナイト:「亜空間の因子と、世界の欠片の因子を持つ僕は、人間性が欠落していますから、人間の言うことは、僕にはわかりかねますね。…………さて、呼ばれているようなので行ってきます」



その場に残された模造品の木がひとつ、風に吹かれ、ひとつの実がコトンと落ちた。
その実はまるで、作り物のようなリンゴの実であった。



喧騒が遠く聞こえる。その場所は誰にも汚されることはない。


Re: 白猫ナイトの研究室 ( No.4 )
日時: 2019/07/31 23:37
名前: 黒猫δ (ID: ZFY/hkRe)

後書き




モードレッド「なんだよこの小鳥!チクチクチクチク突っついてきやがって!」

ジキル「モードレッド、この鳥はしばらく放っておけば直に帰るみたいだよ」

モードレッド「あーもー!うっざい小鳥だなぁ!」



どうやら先程の喧騒は、収容室から脱走したアブノーマリティ[小鳥]の襲撃にあっていたモードレッドのものだったようだ。

この[小鳥]は、攻撃さえしなければ、ただつつくだけの可愛らしい鳥である。

なお、一度これに危害を加えた(反射的にやってしまった)クーフーリンの証言によれば[あれは小鳥じゃない。なんかの化け物]と言われている。


白猫ナイト「どうされましたか、モードレッド」

モードレッド「あ、白猫か。この鳥が突っついてきてそろそろうざったいんだけどさぁ」

白猫ナイト「そろそろ飽きて部屋に戻りますよ。」

モードレッド「ちぇ、白猫でも対処できねぇのか?」

白猫ナイト「えぇ…………ここでやったら血祭りに会いかねませんからね」


涼しげな表情で白猫はモードレッドを見つめる。会ってそうそう「僕はマスターではありません」と宣言した、令呪すら持たぬ謎の人物。英霊という身であっても一人係では何ともならない、アブノーマリティと張り合う事のできる強さはどこからやって来るのだろう?


その涼しげな読めない表情の裏を考えている間に、小鳥からの襲撃は止んだ。

[case1:模造品の知恵の実] END
御閲覧有難うございます。宜しければ、コメントをお願いします。

Re: 白猫ナイトの研究室 ( No.5 )
日時: 2019/08/07 00:58
名前: 柊 ◆K1DQe5BZx. (ID: PF4eFA6h)

こちらでも失礼します。

柊「模造品の木にできたリンゴか…すごく、それこそ考えることもできないほど疲れてたら食べちゃうかもね」
陸奥守「そこいらはワシらも理解ができん。模造品じゃろう? ならんことは分かるはずじゃ」
柊「それが疲労ってもんだよ、むっちゃん。早い話むっちゃんが五徹した時の状態だよ」
陸奥守「なるほど、理解できたぜよ」
柊「老衰するって分かってたら、食べなかったのかな。それとも…いいや、やめとこう」

陸奥守「おお、モードレッド殿とジキル殿!
小鳥…まるでコッコじゃな」※ゼル伝のコッコのことです。
柊「クーフーリンニキェ…」

それではこれにて失礼します!


Page:1 2 3 4 5 6 7



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。