二次創作小説(新・総合)
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- MMトウスター 〜物語の痕跡〜
- 日時: 2023/08/02 22:05
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
『ここに記すは、世界を超える競技の物語』
どうもメタルメイドウィンです
逃走中要素に詰まったので某作者のように逃走中ストーリー部分だけ記載した小説を制作しました
トウスターは『トウソウチュウデオモイツイタストーリーヲココニノセター』の略です
『エピソード内容』
「SEASON2」
【仮面ライダーセイバーif ドグレ黙示録編】
>>1-65
【ネオジャンプ編】
>>66-74
【闇のエンタメワールド編 〜イッツ・アメイズメント〜】
>>75-81
【虚刀・鑢編】
>>82-97
「SEASON3」
【仮面ライダーリバイスif(絶望編)】
>>98-155
【仮面ライダーギーツif 第■■回デザイアグランプリ編】
>>158-171
【仮面ライダーリバイスif(希望編)】
>>172-206
【ばいきんまん編】
>>209-210
【無敵爽快拳コワレナイザー編】
>>211
【ジャックVSリカルド編】
>>212
【英雄の悪魔編】
>>213
【戦慄のフュージョンポケモン編】
>>214
- Re: MMトウスター 〜物語の痕跡〜 ( No.78 )
- 日時: 2022/02/02 23:08
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
たくっちスノー
「というわけだ、皆。」
レオン
「やっぱあいつヤバいやつじゃねーか!!」
或人
「遊園地を広げるって、要は娯楽を全部独り占めするってことじゃないか!」
飛羽真
「俺の小説やフィルトナ達のネオジャンプも狙われるかもしれないな………」
雪
「私たちの仲間になったのは……?」
松山
「あるじゃねぇか、ここには最大級のエンタメが。」
松山
「ありとあらゆるどんな事でも起きて、特に何も悪くないのにただ歩いているだけで事件や騒動が起きる、時空最大のトラブルメーカーがよ。」
たくっちスノー
「………逃走中どころか俺まで狙われてんの!?」
雪
「ていうか、たくっちスノーが娯楽扱いされてるんだ………」
松山
「確かにくっそ迷惑だが他所から見てる分には面白いからな。」ゲラゲラ
虎徹
「それでどうすんだ?追い出すのは確定として、どうやってやつを止める?」
バーナビー
「いえ、まだ追い出さない方がいいと思いますよ………現在∀rlechinoは僕達の目の届く範囲に居ます、監視という事にもなりますし、ある程度行動を調べることもできます。」
ダリア
「そう、その間に我々は決定打になるものを用意する必要がある……たくっちスノー君、見つけてきたよ。」
ダリアとレオンはたくっちスノーに資料を用意するら。
カーム
「なんだそれ?」
レオン
「まぁ、∀rlechinoで言うところの娯楽のデータってやつだ……ただしここにあるのは過去に何かしらあった『ワケアリ』な所ばかりだ。」
たくっちスノー
「お、アニマトロニクスのピザ屋あるじゃん、そこを模したお化け屋敷?」
レオン
「そう、過去に問題起こしたクソ低賃金の会社の資材をそのまま回収して作ったお化け屋敷があるんだとよ。」
ヨウコ
「あれ、そのピザ屋って最近改装してでっかいレジャー施設作ったって聞いたけど。」
レオン
「マジか、じゃあそっちも調べてくる。」
雪
「………でも、娯楽を独占なんてどうやるんだろう?逃走中の時も断ったら引き下がったし……海馬ランドは私達のようにデュエルで勝ったと思うし……」
松山
「そういやアレも海馬に負けたら普通に返したらしいしな。」
或人
「確かに、それってデュエルで解決しない世界はどうするんだろう?」
たくっちスノー
「…………協力者。」
たくっちスノー
「モンスターの世界の境目破壊して抜け出すほどの強大な奴がいるんだ………そして、間違いなく∀rlechinoはそいつと繋がっている!」
雪
「モンスターの世界から時空へと飛び出した元凶が繋がってる!?」
たくっちスノー
「言ってしまえばアイツはただの愉快犯、本気で征服する気は無いが何個か遊園地に加えようとしているのは本当だろう。」
たくっちスノー
「だからめんどくせーのぶつける。」
松山
「性格わりーな」ゲラゲラ
レオン
「コイツに性格悪いとか言われたらおしまいだぞ!?」
………
一方ズァーク達エンタメ決闘者も………
ズァーク
「と、∀rlechinoはああは言ってるが本気で娯楽を独り占めする気は無いだろう。」
遊矢
「世界を飛び出したやつに便乗して、なるべく多くの面白いことを自分のモノにしたいってことか……」
沢渡
「俺たちからすりゃ迷惑すぎるだろ………そいつ。」
デニス
「それで僕達を呼んだのは?」
ズァーク
「元凶はともかく∀rlechinoはエンターテイナー。エンタメにはエンタメでケリをつける。」
ズァーク
「お前たちはその道のパイオニア、俺よりその芸風を続けることが出来たんだろう?」
遊勝
「なるほど……最強の決闘者と呼ばれた男にそこまで期待されては、応えないわけにもいかないな。」
遊勝
「なら手始めに、彼の手の内を一つ暴いてみようじゃないか。」
遊矢
「えっ!?父さんもう何か出来るの!?」
ズァーク
「だそうだ、∀rlechino。」
∀rlechino
「はい!」
∀rlechinoはテレビ映像を乗っ取って顔を出す。
遊勝
「やぁやぁ、君がドキドキとワクワクの遊園地のオーナーかな?」
∀rlechino
「いかにも、そして貴方はリアルソリッドビジョンとアクションデュエルによるエンタメの総本家。」
遊勝
「早速だが、君に言っておきたいことがある。」
遊勝
「私は既に、君の協力者が誰なのか把握している!」
カンコーン!
遊矢
「えっ!?」
沢渡
「マジかよ!?」
ズァーク
「ほう………」
∀rlechino
「ん……おやおや、私は確かに遊園地を広げるにあたり、この園内とは別の方々に協力してもらってはいますが。」
遊勝
「ああ、それもりりすた革命団ではない……モンスターの協力者だ。」
∀rlechino
「………では、はっきりとその名前を、そう思った理由も添えてね。」
そう言って∀rlechinoは『名推理』の魔法カードを見せつけてくる
遊勝
「ああ、いいとも。」
ズァーク
「いいのか?これで外したらお前は赤っ恥だぞ?」
遊勝
「恥をかくことが怖くてエンタメデュエリストは務まらんよ。」
遊勝
「さて、協力者の名前を言う前に情報をある程度まとめておこう。」
遊勝
「君も分類されるアメイズメント、このデッキが得意とするエンタメはアトラクションカードの付け替え。」
遊勝
「つまり、必然的に罠カードが多くなる構成となっている。」
遊勝
「それとは別で、今回デュエルモンスターズの世界からモンスターが解き放たれ、世界征服の危機に陥っている今を踏まえて考えてみよう。」
遊勝
「娯楽にせよ世界にせよ全てを独占することを野望とする存在、それ程までに欲望が強いと考えられる。」
遊勝
「実はそれに当てはまるモンスターが一つ存在している。」
遊勝
「君と同じくトラップカードによる戦術を得意とし、君にはない力を持ち、そして……欲望と強欲に染まった、黄金の骸!」
遊勝
「ずばり!君の協力者であり、今回の騒動の元凶であるモンスターは………」
遊勝
「レベル10!黄金卿エルドリッチ!!」
∀rlechino
「…………」
∀rlechinoは遊勝の推理を聞くと、デッキを取り出してカードを探し始める………そして………
∀rlechino
「正解☆」
黄金卿エルドリッチのカードを見せつける。
沢渡
「す………すげぇ!!なんで分かったんだ!?」
デニス
「……なるほど、エンタメデュエルをする上で大切なことですね?」
沢渡
「エンタメデュエルで大事なこと?」
遊勝
「大事なこと、今回は何をするか、どう演出するか………それを決めるのは相手のデッキだ。」
遊勝
「彼はどんな戦術が得意か、どんな策を用意してくるか、自分はそれに対して何が出来るか?」
遊勝
「始まって直ぐにそれを把握し、こちらも演目を用意する………それがエンタメデュエルだ、皆。」
ズァーク
「なるほど………確かにエルドリッチもまたトラップカードを使った戦術が得意なデッキだ、それに奴になら………」
∀rlechino
「フフフ………面白いですねぇ………」
- Re: MMトウスター 〜物語の痕跡〜 ( No.79 )
- 日時: 2022/02/04 23:39
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
∀rlechino
「ふふふふ、ではまた!次のチャンネルで!」
そう言って∀rlechinoは消える。
遊矢
「凄いよ父さん!黒幕を突き止めるなんて!」
デニス
「喜ぶのはまだ早い、そのエルドリッチを止めようにもモンスターとしての彼の場所は分からない。」
ズァーク
「ふむ………そもそもエルドリッチ以外にも侵略者であるモンスターは山ほどいるからな……」
「すまない、遅れてしまった。」
と、ここで赤馬零児が遊矢達と合流する。
零児
「遊矢からある程度話は聞いているが……どんな状況だ?」
デニス
「今、先生によってエルドリッチというモンスターが関わっていることが発覚したとろかな。」
零児
「エルドリッチ……ああ、黄金の呪いを欲望の力でコントロールしたと言われているあのモンスターのことか。」
ズァーク
「黄金郷に飽き足らず時空全てを支配しようとしている……∀rlechinoは協力し、自分の目的もある程度叶えようとしている。」
………
たくっちスノー
「ズァークから連絡があったぞ!黒幕はエルドリッチだそうだ!」
松山
「エルドリッチ?ああ最近デュエル大会でよく見るクソみてぇなカードか。」
レオン
「宣告者ドライトロンに比べたらまだマシな方だ。」
雪
「それでエルドリッチってどこにいるの?」
ドーラ
「黄金郷エルドリッチの事なら、地下深くにある黄金で出来た地底遺跡『エルドランド』にいるよ」
メル
「お前知ってたのか?」
ドーラ
「デュエルモンスターズはボクも何かしら売ってたからね。」
或人
「よし!俺たちはエルドリッチを潰すぞ!」
たくっちスノー
「だが∀rlechinoもどうにかせんといかん、逃走中守る必要あるしな……一部俺の方に回ってくれ!」
……
【俺たちはエルドリッチを……】
ズァーク
「俺はエルドリッチを倒す方に向かう。」
零児
「では私はそちらに同行しよう。」
沢渡
「とすると、俺たちはあの男にエンタメ勝負って訳だな!」
遊勝
「エンタメ勝負なら既に筋書きは決まっている。」
遊矢
「ああ!同じエンターテイナーとして腕がなるよ!」
かくしてりりすた革命団とエンタメ決闘者達による、徹底対抗戦が始まる!!そして……
ーーーーーーーーーー
〜エルドランド〜
「エルドリッチ様!遂に……遂にあなた様の存在が気付かれました!」
エルドリッチ
「そうか……遂に我輩がな………フン。」
エルドリッチ
「道化師にしては、随分待たせたものだ………さて。」
エルドリッチ
「我輩に歯向かうものを、全て蹴散らすとしよう………。」
ーーーーーーー
たくっちスノー
「さて、∀rlechinoはまず足止めして捕獲するんだ。」
飛羽真
「捕獲?一応所属的には俺達と同じだから、そんなことしなくてもいいんじゃ?」
たくっちスノー
「自由にさせてたら何するか分からないからな、主導権をこちらで握っておきたい。」
雪
「そうは言ってもどうするの?」
たくっちスノー
「アイツはモンスターだが別世界から来ている生物、一丁前に人間臭いことをやったりもするんだ、そこを突く!」
そう考えていると、ちょうどペンデュラム世界のCMが流れてきた。
ズァークからたくっちスノーへ作るように依頼した物だ。
沢渡
【デュエルを楽しみながら食べられる特別なレシピが登場!】
遊矢
【ペンデュラム召喚!現れろ!俺のモンスター達!】
『魔界劇団 ビッグ・パスター』
『EM グリンピース・マジシャン』
『オッドアイズ・ペンデュラム・スムージー』
遊勝
【エンタメランチで、君も笑顔になろう!】
雪
「これって………!?」
たくっちスノー
「コラボカフェのCMだ!どうやら上手く出来たみたいだな!」
雪
「でもこれをどうするの?」
たくっちスノー
「メルの奴を貸してくれってさ………その時点で嫌な予感しかしねぇが………」
………
∀rlechino
「ビッグ・パスター1人前ください」
沢渡
(来た!)
メル
「よし。」
メルは凄い音と煙を撒き散らしながらスパゲティを茹で上げる。
その刺激臭に一同は鼻をつまむ
遊矢
「流石にこれはバレるんじゃない………?」
沢渡
「罰ゲームでも食いたくねぇ………」
メル
「ほい840円」
沢渡
「高ェ」
メル
「コラボカフェなんて大抵そんな値段だろ。」
∀rlechino
「おいしい」
遊矢
「ウソでしょ………?」
沢渡
「モンスターだからか………?」
デニス
「サイキック族は味覚もサイコなのかもしれないね………」
………
たくっちスノー
「なにィ!?普通に完食した!?あのメルの料理を!!?」
Sonic.exe
「冗談ではなさそうだな………」
雪
「パスタおいしー」チュルル
ヨウコ
「∀rlechinoはまだしもなんで雪さんまでいけるのかしらね……」
松山
「実は案外レベルアップしてるのかもな」
たくっちスノー
「えっ、もしかしたら………」ズル
たくっちスノー
「ヴォエエ!!」
……
ズァーク
「失敗しただと!?プランBに移行しろ!」
デニス
「プランBって?」
ズァーク
〘無言でサンダー・ボルトを見せつける〙
沢渡
「結局力技じゃねーか!」
遊矢
「エルドリッチもそれで良くない!?」
デニス
「エルドリッチは普通に墓地から帰ってくるからダメ」
ズァーク
「奴にはこれしか………!!」
遊矢
「父さんも何とか言ってよ!」
遊勝
「ん?そうだな、次は温泉旅館に行ってエンタメデュエルの仕事でもしようか!」
沢渡
「この人マジでエンタメで押し通す気だ………」
ズァーク
「………勝手にしろ。」
…………
遊勝
「どうだい?先に湯に浸かってから色々と楽しむのは。」
∀rlechino
「良いですね!モンスターの世界にはスパなんて無かったので!」
デニス
「………そうか分かったぞ!あの人は∀rlechinoを懐柔するつもりなんだ!」
遊矢
「エンタメにはエンタメをぶつけるってそういう!?」
沢渡
「よし、俺達も温泉でエンタメデュエルするぞ!」
デニス
「悪くないね、僕達も温泉に浸かりながら何をするか考えようか。」
遊矢
「あっ、待ってくれよ皆〜!!」
…………
そして、零児とズァークは地下深くにある呪われしエルドランドへと辿り着いた。
零児
「遊矢達は上手くやっているだろうか?」
ズァーク
「俺からすればあまり期待は出来ない状況だが………」
或人
「なんか想像以上にキンキラキンだな……」
或人
「黄金ばかりの禁断の場所!はいっ!アルトじゃないと!」
零児
「君も君で変な仲間を連れているな」
ズァーク
「言うな、りりすた革命団に入りたく無くなる」
「ククククク、来たか………覇王龍ズァーク!」
ズァーク
「!」
物々しい声と、宝石が揺れるような音と共に………黄金卿エルドリッチが姿を現す。
レオン
「アイツがエルドリッチ………!!」
エルドリッチ
「お前達が人間か………!!」
- Re: MMトウスター 〜物語の痕跡〜 ( No.80 )
- 日時: 2022/02/05 10:28
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ズァーク
「お前がデュエルモンスターズの世界をの境界を破壊し、モンスターを時空に解き放った元凶らしいな」
エルドリッチ
「そんなもの知るか……我輩はただ、己の目的の為に境界を開けたのみ、それ以外の生物に興味などない!」
エルドリッチ
「賢者の石だけでは満足出来ぬ!世界を全て征服し、神にも匹敵する力を我輩は手に入れる!!」
零児
「なるほど、推測通りの欲深さだ………だがそれもこれで終わりだ!」
零児
「いでよ!DDD死威王ヘル・アーマゲドン!!」
零児はデュエルディスクから三体のモンスターを召喚し、エルドリッチに向かって発射する!!
エルドリッチ
「攻撃の無力化」
しかしエルドリッチも罠カードを展開し、ビームを受け止める!!
エルドリッチ
「ドレインシールド」
エルドリッチ
「そして………魔法の筒」
零児
「ぐっ!」ズドン
エルドリッチは数々の罠でヘル・アーマゲドンの攻撃を受け止めるどころか、1つを零児の所へ跳ね返す!
ズァーク
「魔法・罠カードを実体化……サイコデュエリストの力か。」
零児
「サイコデュエリスト?」
ズァーク
「聞いたことがある、稀にデュエルモンスターズの力を実態化させる能力を持った存在が居るとな……シンクロ次元辺りか。」
エルドリッチ
「ククク……まさかあの道化師にあんな力があったとはな。」
AI
「は!?それって∀rlechinoの力かよ!?」
エルドリッチ
「今度はこちらから行くぞ………ライトニング・ストーム!!」
エルドリッチの指から放たれる稲妻が零児のヘル・アーマゲドンを崩壊させる。
AI
「おい!それ表側のカードがあると使えないカードだろ!」
エルドリッチ
「デュエルモンスターズの常識など、我輩の前では通用しない!」
エルドリッチ
「さあ行け!エルドランドに呪われし我が僕達よ!」
更に罠カードから凶暴な生物やアンデッド達が這い上がってくる!
或人
「あれは!?」
ズァーク
「黄金郷のコンキスタドールやガーディアン共か………面倒だ!少し耐えてくれ!」
零児
「デュエルモンスターズの常識は通用しない……か。」
零児
「行け!DD達よ!」
零児はDDモンスターを大量展開し、コンキスタドール達の足を止める。
ズァーク
「罠カード!激流葬!!」
ズァークは罠カードを貼り終えて、水責めでモンスターを一掃する!!
或人
「うわっやりすぎ!!」
龍我
「ぎゃああああああ」
戦兎
「万丈が流された!でも面白いからいいや」
………
エルドリッチ
「………」
ズァーク
「やはり死なんか、だが貴様の盤面は全て崩したぞ。」
エルドリッチ
「それはどうだ………?お前も忘れたわけではあるまい、奴の効果!」
エルドリッチ
「驚楽園の支配人 ∀rlechinoの効果発動!罠カードが発動された時、このカードを特殊召喚する!」
エルドリッチ
「来い!」
………
……
………シーン
或人
「来ないね………」
ズァーク
「来ない。」
エルドリッチ
「∀rlechinoを特殊召喚!!」
シーン………
エルドリッチ
「何をしているアルレキーノォォォォォォ!!!!!」
ーーーーーーーーーーーーー
エルドリッチ
【アルレキーノォォォォ!!!!!!!!】
∀rlechino
「あ、すみませんなんかテレパシー来ました。」
遊矢
「やっぱりそういうの来るんだ。」
∀rlechino
「なんですか?今手が離せないんですが。」
エルドリッチ
【今何処にいる!?我輩の召喚に応じよ!!】
∀rlechino
「今カラオケルームに居るんですよ、後ちょっとで私の番なので早く切ってくれませんか?」
デニス
「あ、ショートケーキ追加でお願いします。」
∀rlechino
「あっ、メロンソーダも追加でお願いします。」
エルドリッチ
【来い!!!!!】
∀rlechino
「んー………その、なんというかですねぇ………なんというか。」
∀rlechino
「貴方と組むのやめようかも思ってます。」
エルドリッチ
【!?】
∀rlechino
「最初は貴方の世界征服計画を元に、娯楽を手中に収めて私の遊園地を広げていくのも悪くないと思ってましたがー……」
∀rlechino
「貴方よりこの方達と一緒に居る方が面白くて、ドキドキワクワクしますね。」
エルドリッチ
【この道化師が!!我輩の力が無くなれば貴様は……!!】
∀rlechino
「なんとでも、私は支配者、奴隷でもお人形でもございません。」
∀rlechino
「それと、私のサイキック族の加護が無くなればあなたも魔法・罠カードを実態化出来なくなりますよ?」
エルドリッチ
「………っ!!」
ーーーー
∀rlechino
「………ふふふ、これが狙いでしたか?榊遊勝。」
遊勝
「でも、楽しかっただろ?」
∀rlechino
「ええ、最高のエンターテインメントをありがとうございました………ふふふ、弄ぶつもりがまさか逆に楽しまされることになるとは。」
遊勝
「だがショーはもう終わりだ、あるべき姿に戻るがいい。」
∀rlechino
「分かりました、楽しい時間にもいずれ終わりが訪れる………今度会う時はエンタメデュエルで御相手しましょう。」
遊勝
「ああ、いつでも相手しよう。」
ーーーーーーーーーーーーーー
エルドリッチ
「ば………馬鹿な!?こんな!?こんな事で我輩が!?まだ何も出来ていないというのに!?」
ズァーク
「行くぞ、これで終わりだ!!」
エルドリッチ
「や……やめろ!!吾輩は……またあんな世界に行くのは!!」
ズァーク
「螺旋のストライクバースト!!」
ズァークはオッドアイズを召喚し、ブレスでエルドリッチを焼き尽くす!!
エルドリッチ
「グワアアアアアアア!!!」
…………
∀rlechino
「おや、もう時間のようですね………では、あの方に私を頼みます。」
遊矢
「∀rlechino?」
∀rlechino
「フフっ、私もりりすた革命団………ですのでね………」
………
こうしてエルドリッチと∀rlechinoは消滅し、元のカードへと戻り、モンスター達も元の世界へ帰らされた。。
たくっちスノーは革命団船内に遊園地のジオラマを作り、2枚のカードを帰さずそこに置くことにした。それが罪として。
エルドリッチ
【出せ………ここから出せ!!我輩はもっと、大きな世界が欲しい………!!】
∀rlechino
【フフフッ、この遊園地も悪くありませんね、どんどん大きくしないと。】
たくっちスノー
「なんかあったらお前らも協力してくれよな?俺たちの仲間になった以上は。」
∀rlechino
【これはまいりましたね………】
エルドリッチ
【待て!!何故我輩まで加えられている、ここから出せ!!出せェェェェェェェ!!!!!】
………
そして、騒動が終わったある日………
七花
「はぁ、はぁ……はぁ………」
雪
「え……七花!?そういえばここの所見てなかったけど、どこに行ってたの!?」
七花
「ああ………悪い、勝手にどっか行って………はぁはぁ、それよりもだ雪!」
七花
「とがめ見てないか!?」
雪
「えっ、とがめさん?そういえばあの人も見てない………どこか行ったの?」
七花
「そうなんだよ、いつだったか………あの鬼退治?の時から突然姿を見せなくなったんだよ、なんか元気なかったし………」
雪
「………分かった、探してみる。」
………しかし、次の物語において、りりすた革命団は。
最悪の方向へと転がり落ちることになる。
………
とがめの部屋から1枚の手紙が発見された、そこにはこう記されている。
ーーーーーーーーーーーー
拝啓 私の刀 鑢七花 そしてこれまで時空で世話になっているトレザード社、クロノス社、りりすた革命団へ
我侭で身勝手な行いですまない、許して欲しいなんて言うつもりは無い。
だが………私にはもうこれしかなかった。
私はこれからカーレッジ・フレインの所に向かう、私が望んだ【結末】を辿る為に。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
七花
「………と、とがめ…………??」
七花
「なんでだよ………なんで………」
七花
「………………」
MMトースター NEXT EPISODE
【虚刀・鑢編】
公開日未定。
- Re: MMトウスター 〜物語の痕跡〜 ( No.81 )
- 日時: 2022/02/05 14:03
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【あとがき】
たくっちスノー
「どうも!たくっちスノーだ!今回は闇のエンタメワールド編です!フィルトナ姉貴の話含めてエンタメ前後編と呼んでね!」
たくっちスノー
「さて、今回もエンタメ寄りの話となりました、遊戯王カテゴリがメインの話!」
たくっちスノー
「マスターデュエルやってる?俺もやってる、突然配信されたと聞いてすぐSteam登録したくらいには楽しみにしてました!」
たくっちスノー
「俺、遊戯王なんてアニメで見た程度だったんでくっそ楽しいです!その時興味を持って組んだのがアメイズメント!」
たくっちスノー
「このカテゴリ、作中∀rlechinoも言ってたけど勝てる時は勝てる、負ける時は負けるいい感じ!」
たくっちスノー
「実際俺と奴のデュエルはランクマのリプレイをそのまま書いたんだ!実はエルドリッチやブルーアイズのデッキにも勝ったことがある!つよい!」
たくっちスノー
「まぁ羽根帚撃たれたら終わったり展開が遅かったりと欠点もあるけどね、ハハ!」
たくっちスノー
「次の予定なんだけど、オリジナル作品でも軽く書いてみようかな?と思ってる!彩月を主役にしてみようかな?」
【∀rlechino】
たくっちスノー
「うん!表記めんどくさいよこいつ!一応味方、いや味方か?ヴィランとヒーローを行き来してます。」
たくっちスノー
「支配人、ピエロということで楽しい事が出来たり、自分に都合が良ければそれでいいタイプのやつで、エルドリッチもそんな理由で協力してました。」
たくっちスノー
「特技はファミリープライスによるコントロール奪取、ジャンク・シンクロンとか閃刀姫ちゃんとか奪うよ!」
【黄金卿エルドリッチ】
たくっちスノー
「マスターデュエルやってるなら知らないヤツは黄金のアイツ、実は俺のデッキにも1枚入ってる。」
たくっちスノー
「まぁサーチするの基本的にアトラクションとかだしドローソースは金満系だけなんで手札に来ることすらあまり無いけど。」
たくっちスノー
「なんか傲慢で欲深いやつって感じだけど、かませみたいになっちゃった………」
たくっちスノー
「多分、これからワンチャン活躍出来る……かも!」
そして………
【とがめ】
たくっちスノー
「あー、その………この話の公開は後になるけど、これだけは言う。」
たくっちスノー
「次作【虚刀・鑢編】はガチでヤバいです、りりすた革命団きっての大ピンチに突入する。」
たくっちスノー
「そしてその先にあるものとは………」
ーーーーーーーーーー
たくっちスノー
「では、また次の物語でお会いしましょう。」
ーーーーーーーーーーー
チーン
【闇のエンタメワールド】編がまとまりました。
- Re: MMトウスター 〜物語の痕跡〜 ( No.82 )
- 日時: 2022/03/11 07:16
- 名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
…………
鬼タイジが終わってからの、とがめの突然の失踪。
それをりりすた革命団が聞かされたのは失踪からひと月も経った頃だった。
雪
「と、とがめさん……一体どこに行ったのかな?」
たくっちスノー
「あの人体弱えーからな……用事にしたって七花も連れてないなんて妙だな。」
雪
(それに………何か嫌な予感がする、とてつもない程の嫌な予感……)
たくっちスノー
(………なぁ、とがめ………なんともねーよな?普通にあの馬鹿騒ぎしてたアイツのままだよな?)
………それでも、一向にとがめは見つからない、どころか……………
鑢七花はとがめの部屋の奥から1枚の手紙が発見した。
それを持ってきた七花の顔はとても重く、冷たい表情をしていた。
七花
「……読んでくれよ。」
たくっちスノー
「……………」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
拝啓 私の刀 鑢七花 そしてこれまで時空で世話になっているトレザード社、クロノス社、りりすた革命団へ
我侭で身勝手な行いですまない、許して欲しいなんて言うつもりは無い。
だが………私にはもうこれしかなかった。
私はこれからカーレッジ・フレインの所に向かう、私が望んだ【結末】を辿る為に。
……もう決めたことだ、この手紙が気付かれた頃には全て終わっている。
この際だ、全てを話すとしよう。
行く末……結末か、時空に来てからの私や七花は色々と想定外な事が起きたが、不思議と悪くないとも思っていた。
………実を言うと、どんな事があろうと最終的に私は死ぬことになることは分かっていた。
説明は省くが、実を言うと私も復讐で動いていたような人間だった。
その為に如何なるモノも利用する気でいた、幕府も人間も知恵も
虚刀流も、1人の惚れた男も………己の気持ちも。
そんな私が本気で心が折れそうになったのは、鬼タイジでのあの演説だ。
結末が来ないということは、物語が終わらない。
物語が終わらないということはつまり、私の求めていた結果には絶対に至らないということだ。
全てが創造神の掌の上……
たとえどんな事があろうと、私は目的さえ果たせば死のうが壊れようがそれでよかった。
だが、その目的さえ果たしてくれないこの時空さえもが憎くなっていった。
だから、私は死ぬのではない
結末を取り戻しに行くのだ、私が追い求めていた結末を。
そして、鑢七花へ。
もし…… また全てが終わるようになったら。
またお前に惚れてもいいだろうか?
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