二次創作小説(新・総合)

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Cross Fighting Heroes
日時: 2022/09/10 13:28
名前: junris (ID: h5Tzmn9p)
参照: https://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1685

どうも、junrisです。この度は『CFH』の活動を中心とした小説を執筆することになりました。依頼の募集方法はまた後に発表しますのでしばらくお待ちください。

【募集要項】

>>16

【とある日の依頼】

模擬依頼>>5-15
亡霊遊園地の謎(桜木さんからの依頼)
(part1)>>21-24 (part2)>>27-29 (part3)>>32-34
刻群図書館の調査と救出編(桜木さん依頼)
(part1)>>38-40 (part2)>>43-46
ミサイル開発を阻止せよ!(エイジアさんからの依頼) >>47-50
魔法蒐集品を取り戻せ!(桜木さんからの依頼) >>55 >>58-59
VSハートレス&インフェルノ(おろさんさんとネルさんからの依頼)
(プロローグ)>>64 (ネルSide) >>65-67 (おろさんSide) >>71-73 (エピローグ)>>74
真夜中の彷徨いし亡霊(笑)(桜木さん依頼)>>79-81

【依頼送信箱】

桜木霊歌さん

【注意事項】

【これは『cross the world』のスピンオフ作品扱いされていますが本編とつながっています。(リンクを貼っておきました)←NEW!】

追記:現在の待機状況

桜木霊歌さん(依頼送信OK)
エイジアさん(依頼送信OK)

Re:亡霊遊園地の謎(桜木さんからの依頼)part2-2 ( No.28 )
日時: 2021/08/12 22:46
名前: junris (ID: YohzdPX5)

『ホウ、キサマニハミヌイテイタカ。ナラバ、モウカクスコトモナイナ...』

バシュン

(急に支配人(亡霊)の声質が変わったのかと思うと彼の中から紫の煙が噴き出していき、その煙が骸骨の道化師の姿をした亡霊へと姿を変えていった)

ソニック(桜木)「なんなんだこれは!?」

亡霊『簡単な事だ。わしはあの老人を操っていた亡霊さ。』

マリオ(桜木)「お前がこの事件の本当の黒幕だったのか!?」

亡霊『その通りだ。まあ、わしは元々大した力もなかったがね。』

(亡霊は支配人の生前の憎しみに興味を示し、彼に憑りついていた。つまり、このダンジョンは亡霊が憑りついたことによって完成されたのである)

亡霊『そして、奴の復讐をすましたところで、奴の体が出ていきこの遊園地を恐怖に染め上げようとしたのだが、まさか小僧に阻止されるなんてな...』

(亡霊は少年の方に振りむくと彼をにらみつけ...)

亡霊『小僧!わしの正体を知った以上生きては返さんぞ!』

少年「そう簡単にいくかな?」

(亡霊が少年を葬り去ろうとすると少年は進と同じディスクとカードを出した。その絵柄には紫の服ととんがり帽子を被った魔術師の少年が書かれていた。)

少年「僕は『トリック・ウィザード』を召喚!!」

(少年がカードをディスクのカートリッジに設置すると、『トリック・ウィザード』という者が実体化したのだ)

トリック『お待たせ!!マスター!!』

(その少年の表情には明るい物であった)

亡霊『ふん、魔術師の小僧ごとき葬ってくれるわ!!』

(亡霊はそう言うと、紫のエネルギー玉が放たれたのだ)

トリック『おっと!!そんな攻撃じゃ避けられるよ!!今度はこっちの番だね!!』

(トリックは軽々と躱しながら呪文を唱えると魔法エネルギーを放ったのだ)

亡霊『ばかなああああああああ!!』

(攻撃をもろに食らった亡霊は消えていったのだ)

進「まさか、あの少年が亡霊をあっさり倒してしまうなんて...」

ソニック(桜木)「それより、あいつは何者なんだ...」

マリオ(桜木)「確かに進と同じディスクを持って行ったし...」

(少年が意外にもバトルディスクを持っていたことに依頼挑戦者一同は驚きを隠せないでいた)

Re: 亡霊遊園地の謎(桜木さんからの依頼)part2-3 ( No.29 )
日時: 2021/08/12 22:46
名前: junris (ID: YohzdPX5)


(少年がバトルディスクを戻すと支配人(亡霊)の元に駆け付けた)

少年「おじいちゃん!」

(少年の声が聞こえると支配人(亡霊)は彼の方へ向き)

支配人(亡霊)「ああ...孫よ...まさかこんな形で会うとはな...わしはもう会えないかと思ったよ。」

(彼の瞳には自分の孫に会えた事で嬉し涙を流していた)

少年「おじいちゃん、知ってるよ。過去の栄華を取り戻せばおばあちゃんが戻ってくる事を」

支配人(亡霊)「何故それを!?」

少年「詳しい事はお母さんから聞いたよ。」

進「(さっきから何が起こってるんでしょうか?)」

少年「あの後、廃業後も君は過去の栄華が離れられず、借金までしてまで遊園地を復興する事に執着していったよね。そのおかげで、おばあちゃんは借金に耐えられず、離婚する事に選んだ。でもそのせいで、君はさらに狂気を重ね、ついには復讐心に駆られるようになった。その事を知って、おばあちゃんは君を止められなかった事を後悔していたんだ。」

支配人(亡霊)「...!?」

少年「おじいちゃん...君は見捨てられたんじゃない。おばあちゃんは君の事を心配していたんだ。」

支配人(亡霊)「そうだったのか...わしはなんて事を...」

少年「今なら間に合うから、一緒におばあちゃんに会いに行こう。」

支配人(亡霊)「そうか...すまなかった」

(こうして、支配人(亡霊)はこの場から消えていくかのように少年と共に遊園地を去った)

ミニッツ「何だか可哀想になってきたね。」

マリオ(桜木)「支配人さんにこんな過去があったなんて...」

タタタタタ

タイマー「ミニッツ!!大丈夫かい!?」

ミニッツ「あ、お兄ちゃん。もう依頼解決したよ。」

タイマー「えええええええ!?」

マリオ(桜木)「くるのが遅いよ...」

進「...」

(タイマーが遅れて到着した事に一同のほとんどは呆れていたが、進だけはしばらく考えこんだ...)

今回はここまでです。感想をお願いします!

Re: Cross Fighting Heroes ( No.30 )
日時: 2021/10/07 16:01
名前: 桜木霊歌 (ID: EBIrcfyl)

こんにちは!桜木霊歌です!
優「良かった・・・一件落着ですね・・・
にしても、人を操って勝手にダンジョン形成なんて、相当下等で下劣な悪霊ですね。」
陽斗「優が下劣とか下等って言う事は、相当キレてんだな・・・」
辰「支配人さん、可哀想・・・」
龍「だな・・・」
優「彼が成仏できて、本当に良かった・・・」

依頼、させていただきます!

1.とき小路こうじゆう(オリキャラ)
キャラ属性:ツッコミ組
私立御伽学園中等部(通称:おとがく中)に通う中学3年生であり、ナイトレイブンカレッジの監督生、そして特務司書を務める苦労人気質・・・というか桜木霊歌side随一の苦労人。
癖のない黒髪ショートボブに彼岸花を思わせる赤い瞳を持つ小柄な少年(160cm&気にしている為揶揄されるとあからさまに不機嫌になる)
性格は大人しく心優しく、そして天使やお姫様がこの世に降りてきたかのようなお人好しでどんな時もイエスやノーは話を聞いてから決めるほどの慎重な性格だが、怒らせると本当に怖い。だがその時には友人や家族を馬鹿にされた時のみ。
文学や文豪を心から愛しており、文学作品はマイナー物を知っているどころか、文豪に関しては逸話を全て覚えているほど
今回はそちらの挑戦者たちと共に廃墟となった刻群図書館を探索する。
普段は戦う力を持たぬ一般人だが、接続コネクトする事で物語の登場人物キャラクターズ創造主ストーリーテラーの姿と力を借りて戦う力を持つようになる。
共に行動する曾祖父である彼岸を尊敬しているが、転生したばかりかつ精神が不安定な彼を心配している。
今回の調査の要となるあるアイテムを所持している。
何故か侵蝕者からは無視されており、攻撃されない。
自覚していないが超が10個つくほどの毒舌家(質の悪いことに本人が自覚していない)
「時ノ小路優と申します。今回はよろしくお願いしますね。」
「何かあればすぐに教えて下さい。何かあってからでは遅いので」
「ふぅ、なんでこうも侵蝕者がいるんですかねぇ?」
「ひいお祖父様、あまり無茶はなさらないでくださいよ」

2.刻群図書館の探索及び安否調査
僕たちは文豪を再びこの世に転生させて、文学全てを守る仕事をしているんです。
でも、つい最近ある図書館・・・依頼にある刻群図書館と連絡が取れなくなっていたんです。
それで僕嫌な予感がしてその図書館に行ってみたら、もう廃墟と呼んだほうがいいくらいにボロボロになって、瓦礫まみれになった図書館だった『モノ』になっていたんです。
しかも本の世界じゃないのに侵蝕者までいるし・・・
お願いします!刻群図書館に所属していた特務司書アルケミストと刻群図書館に所属していた文豪たちの安否調査を手伝っていただけませんか?

3.クローンとの関係性はないが、緊急性あり

4.文学や文豪に詳しい人物であればいいです。

5.グリム(ツイステ)
職種:攻撃職アタッカー 武器:籠手ガントレット
属性:炎、打 キャラ属性:ツッコミ組
オンボロ寮所属の猫のような狸のような姿をした魔獣で、世界一の大魔法士を目指している優のパートナー。
傲岸不遜かつ調子に乗りやすいが、原作に比べると優しく元気でお人好しな性格だが、優に比べると警戒心が薄く調子に乗りやすいため、優に心配されている。
優によく本を読ませてもらう為、本が大好き。
今回の調査では優そっくりの青い瞳をした猫の獣人の姿に擬人化して同行する。
小さく狭い場所には元の猫のような狸のような姿になって調べる。
だが何故か侵蝕者からは無視されており、攻撃されない。
「俺様はグリム様なんだゾ!世界一の大魔法士になって、優のパートナーになる存在なんだゾ!」
「優ー大丈夫かー?」

コナン・ドイル(文アル)
武器:鞭 文学傾向:大衆小説 出身国:イギリス
代表作:『緋色の研究』、『四つの署名』、『シャーロック・ホームズの冒険』
精神:安定
今回の会派筆頭で、言わずと知れたシャーロック・ホームズシリーズの作者だが、ホームズはあまり好きではない(これは史実でホームズが人気すぎたあまり書きたい物語を書けなくなり、彼自身がホームズ嫌いになった為)
通称:ドイルさん(彼岸、弴)、ドイル先生(優)、ドイル(ポー、グリム)
作品やその英国紳士の立ち振る舞いから知的な印象を受けるが、妖精やゴーストのようなオカルトを好む。
優から「こういった類を好む上に推理小説専門だから、うってつけ」という理由で指名された
何故か侵蝕者が彼に集中攻撃するが、その理由は不明だが、軽くあしらっている。
「私はコナン・ドイル。英国紳士の名に恥じない働きを約束しよう」

エドガー・アラン・ポー(文アル)
武器:鞭 文学傾向:大衆小説 出身国:アメリカ
代表作:『アッシャー家の崩壊』、『黒猫』、『大鴉』
精神:やや不安定
様々な文学ジャンルを創生したアメリカの文豪で、彼の影響を受けている文豪は数え切れないほどいる。
通称:ポーさん(彼岸、弴、ドイル)、ポー先生(優)、ポー様、ポー(グリム)
・・・それこそ乱歩やコナンのように尊敬程度で留まる者からボードレールのように下僕志望がいるほど・・・
優から「刻群図書館みたいな場所はポーさんの得意分野」とのことで指名された。
コナン同様何故か侵蝕者が彼に集中攻撃するが、その理由は不明だが、軽くあしらっている。
「私がエドガー・アラン・ポーだ。求めに応じてやったぞ。落胆させるなよ」

里見弴(文アル)
武器:刃(投げナイフ) 文学傾向:純文学 派閥:白樺派
代表作:『多情仏心』、『極楽とんぼ』
精神:安定
白樺派の文豪の一人である有島武郎の実弟。
やんちゃで元気一杯だが、相手を心配するなど優しい面の方が目立ち、潜書を終わらせたメンバー達を真っ先に補修室へと連れて行っている。
その卓越した文章から『小説の小さん』と呼ばれている。優からは弴さん、彼岸とドイルからは弴君、ポーからは里見、グリムからは弴と呼ばれている。
兄である武郎のみならず、兄の友人である志賀直哉と師匠である泉鏡花を敬愛している。
彼岸とは歳が離れた兄弟がいた事、そして早くに兄弟を失ったこと、そして同じ弟という事で意気投合し、友人となった。
転生してから友人になった彼岸が精神不安定かつ、転生したばかりという2大要素も相まって自分から会派に参加した。
だが何故か侵蝕者からは無視されており、攻撃されない
「里見弴。武郎兄の弟だけど、有島姓じゃないのは・・・まぁ、色々あるんだ」

空渡そらわたり彼岸ひがん(創作文豪)
1911〜2008
武器:銃 文学傾向:詩歌 派閥:北原一門
代表作:『歯車仕掛けのヴィーゲンリート』、『一縷の望みは月越えて』、『人生列車』
精神:不安定
再びこの世に転生した北原一門の門下生の一人で、優の曾祖父であると同時に霊歌の実弟である詩人(本名:時ノ小路優斗)
外見は癖のない黒髪をくるぶしまで伸ばし、赤いリボンで纏めており、顔立ちは優そっくり。
白いスタンドカラーシャツの上に黒と赤の麻の葉模様の着物を纏い、黒い袴を履くという書生スタイル。
彼岸花の造花のついた赤いリボンの巻かれた黒いカンカン帽を被っている。
とてもオドオドした性格で、言いたい事を上手く言えないが、一度決めた事や自分の信念は絶対に曲げず、信念や気持ちは梃子を使っても揺かず謙虚。
生前は姉や養父である龍之介、師匠である白秋や兄弟子の朔太郎と犀星、自分の親友や親しくしていた人物に先立たれた事と戦時中に『非国民』と罵られ、誹謗中傷を受けた事が原因なのか、孤独と否定を恐れている。
また、戦後は戦争の影響で無くなった子供たちの笑顔を取り戻す為に詩を歌い、戦争の影響で潰えた文学を再び世に芽吹かせた事、そして後の雑誌に載せた
「もしも世界中の人達が文学を望まないなら、僕が世界中の人達の分まで文学を望み続ける。そうすればいつの日か、また文学を望まれる日が来るから」
という彼自身の発言から『第二の国民詩人』、『文学の守護者』と呼ばれているが、本人はどちらの異名も好んでいない。
生前は息子と孫とひ孫・・・優に看取られて老衰した。
優からはひいお祖父様、ドイルからは彼岸君、弴とポーとグリムからは彼岸と呼ばれている。
今回の刻群図書館探索は、別の図書館の別人とはいえ養父である龍之介に師匠である白秋、兄弟子の朔太郎と犀星、自身が認めた詩人の中也、同じく自分が認めた小説家の治がいると知り、反対を押し切って自分から会派に参加した。
文学を守るという使命には一途で、侵蝕者は許さず、文学が穢されるという現状に憤っている。
何故か侵蝕者にはドイルとポー以上に集中攻撃されており、弴がサポートしている。
「北原一門門下生、空渡彼岸です。桜木霊歌さんは僕の実姉なんですよ」
「僕らが想いと祈りを紡いできた世界を汚すなんて・・・!」
「僕はもう、守られてばかりの子供じゃいられないんだ!」
「朔にぃ、犀にぃ、白秋先生・・・中也くんに治くんに龍之介先生・・・無事でいてください・・・!」

6.メメント・モーテム・レプリカ
優と同じアルケミストのアカとアオが優の持つ懐中時計『メメント・モーテム』を解析、及び似たような性質で錬成したメメント・モーテムと同じ力を持つ懐中時計。
実験は優自らが行った。

7.刻群図書館
今回調査を行う廃墟となった図書館。
見取り図は優が持っている。何故か本の世界ではないのに侵蝕者がいる。

刻群図書館の特務司書アルケミスト
優は私立御伽図書館、この特務司書アルケミストは刻群図書館と所属は違えど、文学を守る優の先輩にあたる特務司書アルケミスト
包容力のある人物として知られていた。安否不明

太宰治・芥川龍之介・北原白秋・萩原朔太郎・室生犀星・江戸川乱歩・中原中也(全員文アル)
刻群図書館に転生した文豪たち。だが全員が安否不明。

芥川龍之介(オリキャラ)
優が接続コネクトする創造主ストーリーテラー
穏やかかつ伸び伸びとした性格でのんびり屋さん。
霊歌の実の師匠。
職種:回復職ヒーラー 武器:魔導書グリモア
属性:炎、魔 キャラ属性:動じない組


桜木霊歌(私です)
優が接続コネクトする創造主ストーリーテラー
明るく優しく、自由奔放で猪突猛進な性格だが、根っからのお人好し。
職種:射撃職シューター 武器:両手杖ロッド
属性:光、魔 キャラ属性:ギャグカオス組

転生文豪
この世にアルケミストの力で再び転生した文豪たち。
文学を守りたいという気持ちは皆一緒。
攻撃を受けて精神を削られる為、アルケミストである優が適度に補修を行う必要がある。
アルケミストである優が補修を怠り、精神が完全に削られて絶筆(文豪の2回目の死)すると、それぞれのイメージカラーの水晶が嵌め込まれた金色の歯車を落とす(つまるところこの歯車が文豪の遺体)
しかし、魂がまだこの世を彷徨っているなどのイレギュラーな理由がある場合は、歯車の一部が欠ける。
絶筆(文豪の2度目の死)した文豪がいた場合は記録が残る
だが、賢者ノ石というアイテムを持たせていれば、1つにつき1回絶筆を防ぐ事ができる。
当然だが優は抜かりなく全員に持たせており、砕けたとき用の予備の賢者ノ石も持っている。

文豪の精神状態
転生文豪たちは侵蝕者から攻撃を受けると、徐々に精神を侵蝕されてゆき、手負いの状態である耗弱状態では攻撃をうまく行えなくなる。
耗弱が更に進んで深手を負った喪失状態になると、攻撃どころか自分の力で動くことすら難しくなる。
そして喪失状態で深手を負うと文豪の2度目の死である絶筆状態になる。
また、文豪の精神状態には『不安定』、『やや不安定』、『普通』、『やや安定』、『安定』の5段階があり、不安定に近ければ近いほど耗弱や喪失になりやすい。
ただし、耗弱や喪失になると、優曰く『5%〜10%の割合で出せる強力な攻撃』である筆殺奥義を繰り出すことがある。

何か不備があれば教えて下さい!
次回も楽しみに待っています!





























































ネタバレ補足(今回の以来の元ネタにしたのは文劇です)

・メメント・モーテム
優が使う懐中時計で、Return of the Obra Dinnという推理ゲームに登場している。
このゲームを知っていれば分かるが、死体の近くでメメント・モーテムの蓋を開けると、死者が死ぬ瞬間とその少し前の記憶を持ち主に見せる。
調べる事ができる死体には蛍のような、或いは蝿のような光の粒子が纏わりついている。・・・だが、原作を知っていれば分かるが、調べる死体は場所が変わっていようが一部欠損していようが動物だろうが人間だろうか関係なく調べる事ができる。
死の記憶の中にその前に死んだ人物かつ場所が見えにくかったり今は残っていない死体があれば、頁を前の頁に捲るかのように連鎖していく。
報酬のメメント・モーテム・レプリカの効果はこれと同じ(実験内容は優が何故か家にあった熊の剥製にメメント・モーテム・レプリカを使うというもの)。
死体の幻影や調べられる死体の粒子はメメント・モーテムを持つ人物にしか見えない(その為直接調べるためには優からメメント・モーテムを貸出してもらう必要があるが、優なら言えばすぐに貸してくれる)
上記の説明にある通り、懐中時計の蓋を開いた瞬間からぼーっとしたり、何かを追いかけるように走れば死者の記憶を誘っている最中という事。

・刻群図書館の特務司書アルケミスト
侵蝕者に殺された哀れな被害者・・・ではなく、この図書館に侵蝕者を溢れかえらせた元凶。
特務司書アルケミストには人間と概念が人の姿を取ったものの2つがあり、彼は後者である概念。
しかし、その概念は文学を守るには『異端者』と言われるほどの概念・・・『軍国主義』、『全体主義』。
その為、「この世に文学は不要」、「お前達は国に生かされている」、「この世に余計な個はいらない」、「言う事だけ聞いて戦意高揚の話を書くなら文豪にも価値はある」というスタンスな上に、文豪を物扱いしており、優に言わせれば『文豪の命を弄んでいる』と言わしめるほど
文豪たちの著作を自身の負の感情で自発的に侵蝕を起こしたり、自分の正体に気づき、自分に逆らう文豪たちを没年順に殺すなど、大人しく悪口等は言わないであろう優ですらはっきりと「下等。下劣」と言わしめるほどのロクでなし。
唯一生き残った治に追い詰められるが、最後は理性を失う事と引き換えに侵蝕者となり治に深手を負わせるが、図書館内を徘徊するようになった。
だが、自分の考え自体は深く心の底に残っている。(ドイル、ポーを集中攻撃させた理由は、二人が第二次世界大戦時の敵国出身だった為であり、彼岸は国の方針に囚われない世界平和を祈る詩を書いたり、彼自身にとっては不要な文学を世に根付かせ、余計な個を生み出すような行動を起こした為)
「文学など必要ない!煩わしい個性など!」

・太宰治(文アル)
刻群図書館の太宰治であり、この図書館で戦っていた文豪。
ナルシストで構ってちゃんなムードメーカーだが、文学に対しては一途。彼いわく『パンで腹は満たせても、心は満たせない』
刻群図書館の特務司書アルケミストの「有碍書となるのは後の世に望まれていない作品なのかもしれない」という発言から一時文学を守る戦いから身を引こうとするが、図書館内で見つけた雑誌『追憶』の彼岸の独白を読んだ事で『有碍書を浄化し守るべきか、守らざるべきか』で迷い悩みながら戦うが、そこで白秋が刻群図書館の特務司書アルケミストの正体を見破る。
自分以外の文豪を刻群図書館の特務司書アルケミストに殺され1人で戦うが、侵蝕者となった刻群図書館の特務司書アルケミストに深手を負わされ、残った有魂書2つを持ち出し、有魂書の部屋で息絶えるが、歯車が欠けている為魂がまだ彷徨っている。
歯車に嵌め込まれた水晶の色は赤で、メメント・モーテムが指す時刻は『3時35分』(これは元にした文豪とアルケミスト 綴リ人ノ輪唱カノンが文劇第3弾で、彼が7人目の犠牲者である為)
歯車は有魂書の部屋に落ちている
だが、刻群図書館の特務司書アルケミストに一泡吹かせる為に有魂書のうちの1つに宿っていた文豪の魂と融合するが、目覚めたばかりの頃は記憶があやふやで『何となくこの図書館を知っている』と答えるが、治本人に充てがわれた部屋を見るか、龍之介に充てがわれた部屋にある日記を読むと記憶を思い出す。
「芥川先生・・・白秋・・・俺・・・が・・・迷って・・・たせいで・・・ごめ・・・な・・・」

・芥川龍之介(文アル)
刻群図書館の芥川龍之介であり、この図書館で戦っていた文豪。
『侵蝕者の騒動が収まったら君の本を読む』と治と約束していた。
だが、その約束は果たされる事なく侵蝕者から治を庇って死亡してしまう
歯車に嵌め込まれた水晶の色は群青色で、メメント・モーテムが指す時刻は『3時5分』
歯車は瓦礫の中に隠れているためグリムに回収してもらう必要がある。
「太宰君・・・君との約束、果たしたかったなぁ・・・」

・中原中也(文アル)
刻群図書館の中原中也であり、この図書館で戦っていた文豪。
刻群図書館の特務司書アルケミストを止める為に特攻するが、一歩及ばず返り討ちにあい死亡。
歯車に嵌め込まれた水晶の色はオレンジ色で、メメント・モーテムが指す時刻は『3時10分』
歯車は瓦礫の中に隠れているためグリムに回収してもらう必要がある。
「俺の命なんてくれてやるよ!どうせ俺なんて、何度生まれ変わっても認められやしねぇんだからよぉ!」

・萩原朔太郎(文アル)
刻群図書館の萩原朔太郎であり、この図書館で戦っていた文豪。
侵蝕者に深手を負わされ、親友である犀星の腕の中で息を引き取る。
歯車に嵌め込まれた水晶の色は青色で、メメント・モーテムが指す時刻は『3時15分』
歯車は瓦礫の中に隠れているためグリムに回収してもらう必要がある。
「犀・・・白秋先生・・・今まで、ありがとう・・・」

・北原白秋(文アル)
刻群図書館の北原白秋であり、この図書館で戦っていた文豪。
傲岸不遜でキツいが、穏やかで弟子や周りに対しては優しく、責任感が強い。
かつては軍歌や戦意意欲高揚の詩を欠かされた事から、自由に小説を書けるようになっていた治や犀星を羨ましく思っていた。
刻群図書館の特務司書アルケミストに僅かながらに不信感を抱いていたり、彼の動向を探ったりしていたが、弟子の朔太郎が侵蝕者に殺された事により動揺。
その動揺を利用される形で、朔太郎に化けた刻群図書館の特務司書アルケミストに銃殺されるが歯車が欠けている為、まだ魂が彷徨っている
歯車に嵌め込まれた水晶の色は薄紫色で、メメント・モーテムが指す時刻は『3時20分』
もう1つの有魂書に宿っていた文豪の魂と融合するが、治同様目覚めたばかりの頃は記憶があやふやで『何となくこの図書館を知っている』と答えたり、知らず知らずの内に彼岸の頭を撫でていたりする(本人曰く何となく庇護欲が湧いた)
歯車は瓦礫の中に隠れているためグリムに回収してもらう必要がある。
白秋本人に充てがわれた部屋を見るか、彼岸の書いた詩集を見ると記憶を思い出す。
「犀星君・・・皆・・・逃げて・・・」

・室生犀星(文アル)
刻群図書館の室生犀星であり、この図書館で戦っていた文豪。
親友と師匠を失った事に対するショックを隠せずにいながらも刻群図書館の特務司書アルケミストと戦うが、返り討ちにあい死亡する
歯車に嵌め込まれた水晶の色はオレンジ色で、メメント・モーテムが指す時刻は『3時25分』
歯車は瓦礫の中に隠れているためグリムに回収してもらう必要がある。
「朔、白さん・・・ごめんな・・・」

・江戸川乱歩(文アル)
刻群図書館の江戸川乱歩であり、この図書館で戦っていた文豪。
白秋までとはいかないが、刻群図書館の特務司書アルケミストに対する不信感を僅かに募らせており、侵蝕が誰かによって意図的に起こされたと見抜くなど、推理小説家としての推理を見せていたが、正体を現した刻群図書館の特務司書アルケミストに殺害される。
歯車に嵌め込まれた水晶の色は水色で、メメント・モーテムが指す時刻は『3時30分』
歯車は瓦礫の中に隠れているためグリムに回収してもらう必要がある。
「ショーは、お開きですか・・・」

・志賀直哉(文アル)
武器:刃(刀) 文学傾向:純文学 派閥:白樺派
代表作:『城の崎にて』、『小僧の神様』、『暗夜行路』
精神:安定
刻群図書館で治が回収した有魂書に宿っていた文豪であり、治の魂と融合している。
直哉本人の性格は真っ直ぐで絶対に認めた人物は見捨てない
弴からは「志賀兄」と呼ばれている
治は記憶を思い出すと一瞬嫌な顔をするが、すぐに「あいつを倒すためなら、例え大っ嫌いな神様の姿だろうが力だろうが貸してもらう!」と言う事は間違いない。
記憶を思い出している時には右目が治と同じ黄色になる。

目覚めたばかりで記憶があやふやの時
「志賀直哉だ。俺の事を小説の神様って呼ばれてるぜ」
「里見、お前もここに転生したのか?」
「何なんだ?この既視感・・・俺はここを知らないはずなのに・・・」

記憶を思い出した時
「そうだ、俺は・・・よりによって大っ嫌いな志賀の体かよ。まあいい。あいつを一泡吹かせる為にも、大っ嫌いな志賀の姿や力でも、何でも貸してもらうよ!」
「俺のせいで芥川先生も白秋も・・・この悲しみは、断ち切らないと・・・」
「彼岸先生・・・俺はあいつの言葉に惑わされたとはいえ、あんたが後世に残した文学を見捨てようとした。謝って済むことじゃないけど、本当にすみません・・・」

・三木露風(文アル)
武器:銃 文学傾向:詩歌・俳句 派閥:三田派
代表作:『廃園』、『寂しき曙』、『白き手の猟人』
精神:安定
刻群図書館で治が回収した有魂書に宿っていた文豪であり、白秋の魂と融合している。
露風本人の性格は責任感が強く、寂しがり屋。
ちなみに露風が転生した時に優は思わず「どうしよう、朔太郎さんが今いなくて良かったと思ってしまった・・・」と言ったときには周りから(主に彼岸)から同意の嵐が巻き起こった(露風と朔太郎は優の所属する御伽図書館を除けば超がつくほど仲が悪く、朔太郎に至っては『三木露風一派の詩を放追せよ』と言っていた為)
何故か彼岸に庇護欲が湧き、彼岸の頭を隙あらば笑顔で撫でる。その時に彼岸が『何というか・・・露風さん、白秋先生みたいですね』という発言をすると撫でていた手を見る(これは彼岸の頭をよく白秋が撫でていた為)
記憶を思い出すと右目が白秋と同じ薄紫色に変化する

目覚めたばかりで記憶があやふやの時
「詩人の三木露風です。これでも騎士としての矜持きょうじがあります。お役に立ちましょう」
「ふふ、本当に愛らしいですね、彼岸君・・・あ・・・」
「何でしょうね?僕と彼岸君は生前あまり交友が無かったはずなのに、何故か庇護欲が・・・」
「ここは本当に何でしょうか・・・?僕は何故か、この図書館を知っているんです・・・」

記憶を思い出した時
「あ・・・なるほど、そういう事なのだね。行くのだよ、彼岸君」
「あいつは、僕も大嫌いな人間・・・いや、概念なのだよ」
「彼岸君、また君を一人にしてすまなかったのだよ・・・」

改めて、次回も楽しみに待っています!

Re: Cross Fighting Heroes ( No.31 )
日時: 2021/08/13 22:50
名前: junris (ID: YohzdPX5)


ドウモ、コメント返しと行きます。

>>桜木霊歌さん

はい、支配人さんの過去はこれから更新する後編で明らかになりますので最後までお楽しみください。後、依頼の件ですが、ちょっと時間がかかるかもしれないので、他のより先に更新されてしまう事もあります。ご理解してくれると嬉しいです。

後編を更新しますのでお待ちください

Re: 亡霊遊園地の謎(桜木さんからの依頼)part3-1 ( No.32 )
日時: 2021/08/13 22:55
名前: junris (ID: YohzdPX5)


(しばらくして...)

junris「それで、依頼は解決したんだ。」

進「はい。」

(これまでの状況をしていると、支配人には妻がいてお互い遊園地を運営するのが夢だったらしく、それを完成していて、夢は叶った。ところが、後の大型テーマパークが出来てから顧客競争に巻き込まれ、客が来る事だけを考えていた。そのせいでその遊園地は廃業してしまい、支配人は過去の栄光にしがみつくようになっていった)

ミニッツ「それで、妻は借金地獄に耐えられないのと狂気じみた夫についていけなくなった事によって離婚を選んだけど、かえって悪化してしまい後悔してしまったんだね。」

マリオ(桜木)「その後、さっきの少年が支配人さんといっしょにその妻に出会い、成仏していった。」

ソニック(桜木)「思えば奴は哀れな男だったな...」

(junrisはしばらく考えると...)

junris「うーん、そうだ!いい事があるよ!」

進「何ですか?いい事って...」

junris「それはね。」

(junrisは進に耳打ちをした。はたして彼が考える事とは!?)


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