二次創作小説(新・総合)

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最期の陰謀が導く学園生活
日時: 2023/03/04 02:42
名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: FBVqmVan)
参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=12800

こんにちはベリーと申します。
雑談掲示板にて、「スピンオフを書いて欲しい」という要望があったため、スレを建てました。
100%自己満足の創作ですが、見てくださったら泣いて喜びます。

◤◢◤◢注意◤◢◤◢

〇このスレは「ポケモン二次創作 裏の陰謀」「ポケモン二次創作 最期の足掻き」「神が導く学園生徒」のスピンオフです。本編とは…関係ある場合とない場合があります。その際は記載致します。

〇他の方の要望によっては不快なカップリングや絡みがある場合がございます。ご了承ください。

〇スピンオフ兼ifルートも兼ねているため、胸糞やグロ等少々過激な部分も含まれています。

◤◢◤◢その他◤◢◤◢

〇他の方の作品のクロスオーバーやコラボ等大歓迎です。というか、昔コラボしたり、他の方がクロスオーバーしてるのをみてやってみたいなと感じました。しかし自分から声は掛けれません!恥ずかしいので。もし、クロスオーバー、コラボしたいな等ほんの少しの気持ちがありましたら是非乗らせていただきます。

〇私の創作物同士のクロスオーバーは難しい場合があります。ネタバレなどを含むため。

【目次】

《裏の陰謀》
「買い物」 >>


「裏の陰謀主要登場人物の心の暴露」
>>

《最期の足掻き》

《神が導く学園生徒》

《クロスオーバー、コラボ》

【女剣士様とのコラボ】
「戦士たちの愉快な日々2」×「最期の足掻き」
『バレンタインに異性など関係ない』一気見 >>3-62
【一日目】
奇跡の出会い。 >>3
理解と順応。 >>8
ようこそ!我らが学校へ! >>9
皆仲良く。 >>16
【二日目】
ちなみに明日はバレンタインだ。>>22
チョコレートを作りましょう。 >>25
オマケ >>26
【三日目】
最後は盛り上がっていこうぜ! >>29
最後のパーティ >>32
さて、ゲームを始めようか。 >>42
ぶち壊し。   >>46
【最終日】
姫を助けるナイト達。 >>53
立ちはだかるリーダー。 >>58
最終局面       >>61
お別れ        >>62
  ー完結ー

【野良さんとのコラボ】
「疾風の神威」×「裏の陰謀」
『大切な人が居るのだから』

1問目【虚無】>>75-


「神学」×「裏陰」×「最期の足掻き」
「カラオケ」 
前編>>65
後編 >>72

「裏の陰謀」×「最期の足掻き」×「神が導く学園生活」
『依存性の人達の集まり』
>>



【スピンオフテーマについて】
スピンオフを書くにあたり、「基本的には読者からのリクエスト形式にして欲しい」との要望があったと共に、私もスピンオフのネタは余り出ないかもしれないため、テーマを募集します。詳しくは下のテンプレを見てください。
また、あまりネタが湧かないのと、きっと他の方からのテーマ提供なんて多くても3つ程度と思いますので長くは続かないと思います。頑張って1年……かな。ご了承ください。

【テンプレ】

創作物「」(裏の陰謀等の作品名)

希望テーマ「」(花見や、バレンタイン、学校生活等)

↑*必須項目
ーーーーーーーーーーーーー

要望「」(このキャラとこのキャラの絡みをみたい、このキャラを深堀して欲しい等)

その他「」

↑*これらがあるとスピンオフを書く際に助かります

ーーーーーーーーーーーー

【お客様】
〇謎の女剣士様

Re: ベリー創作物「裏の陰謀」「最期の足掻き」「神学」スピンオフ ( No.6 )
日時: 2022/05/07 23:16
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

そうですね。
スイッチが入るとしますと、紹介のサンプルボイスにも描いてある通りアイクの身に異変が起きている時です!
普段の私側のゼルダさんは優しいですが、恋人の身に何かあれば静かな苛立ちを見せますよ。

ピーチちゃんも追加して下さるなら、時リンクもお願いしたい所です。
あ、そうなるとこちら側から7人になってしまいますね。
リンピチ編のお話ネタ、こちらの方で考えて置きましょうか?w

その前に私側の推しキャラ・ポップくんの紹介文、描いておきますね。

ポップ
デルムリン島でかつては勇者ダイと過ごして来た魔法使いの青年。
普段から身に付けているバンダナは、幼少時の時に父から貰った大切な宝物でもある。
いつもはピカチュウ以上の鳥肌感を出すが、仲間たちの身に何か起こればゼルダとタッグを組むこともある。

「おい、お前ら!!」
「俺のいない間によぉ、大事な連れたちが随分とそちらさんの世話になったみてーだな?(ギロリと睨みつつ)」
「見逃せだって…? そんな事でよ、俺の怒りが収まると思ったら大間違いなんだよ馬鹿野郎!!💢💢💢💢」
「止めるなおっさん。こいつらには倍以上のお仕置きをしなきゃ、俺自身が気が済まねぇんだよ!!」
「……。えっ……、えっと〜……ピカチュウ……さん……?」
「……ッ!!! ほ……、本物のカミナリは止めろ!! 悪かった、俺が悪かったからいい加減に機嫌治せよピカチュウ!!」

1人称は、俺(時々は、『おれ』を使います)

まずは、ポップ編です。
ピーチちゃんの紹介は、明日になるかも知れないので宜しくお願いします。

Re: ベリー創作物「裏の陰謀」「最期の足掻き」「神学」スピンオフ ( No.7 )
日時: 2022/05/08 15:29
名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: ET0e/DSO)

>>6
女剣士さんありがとうございます!
正直バレンタインにしては規模ちいせぇなぁとか思ってたのでキャラ追加はありがたいです……
というか、ポップは女剣士さんの推し……キャラ?うわぁぁキャラ崩壊したらダメなやつだ?!
心臓どっくんどっくんしてます。

今回のスピンオフはダミとかいうマッドサイエンティストのせいで異次元に飛ばされたとかいう無理ある理屈をつけていますが、女剣士さんのように理屈付けづにサラッと出せばいい話でしたね( ・∇・)
スピンオフ余計に長くなりそう…(自分の悪い癖)

ちょっと他の創作に力を入れなきゃ行けないので、更新遅くなりそうですが、何卒よろしくお願いします……

Re: ベリー創作物「裏の陰謀」「最期の足掻き」「神学」スピンオフ ( No.8 )
日時: 2022/05/09 14:48
名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: ET0e/DSO)

一日目。理解と順応。

取り敢えず、シュウ、タツナ、ミソウ、アイク、クロコダイン、ピカチュウのチームと、マリオ、ゼルダ、シュウ、リゼの常人チームはそれぞれ自分たち以外が居ないこの空間を疑問に思い、街を探索することになった。
すると偶然かはたまた運命ごつごうしゅぎか、2組のチームはすぐに合流することが出来た。

「アイクにクロコダインにピカチュウ!無事だったんだね!」

「…どうも無事そうには見えませんわ…」

戦士達の愉快な日々2チームはお互い再会を喜び会うと共に状況説明をしていた。まずレイ側の戦士達の愉快な日々メンバーはレイ達の圧にさらされげっそりとしていた。特にピカチュウは青色をしていた。

「あぁ、ゼルダ!無事だったんだな!」

「アイクさん泣かないで。」

アイクはゼルダとの再開に涙を流していた。

マリオ「一体。何があったんだい?」
アイク「逆に何も無かった。」
クロコダイン「何か起きた方がよっぽど楽だったな。」
ピカチュウ「怖い…怖いよぉ…」

マリオの想像以上にピカチュウが怯えていたため、マリオとゼルダはピカチュウを宥めることに尽力を尽くした。

「えっ、レイにタツナ、ミソウ?!3人も…来てたの?!」

シュウは驚きレイ達に近寄る。シュウは自分とリゼだけが巻き込まれたと思っていたがそう出なかったことに驚きを隠せなかった。もしかしから他にもダミの機械の被害者が出ているかもしれない。そう思うと罪悪感でどうかなりそうだった。

「取り敢えず…レイ…みんな。今回は僕が原因なんだ。本当にごめんっ」

シュウは誠心誠意謝る。基本的に何かをやらかすのはレイとタツナ、ミソウのため僕から謝ることは無いため新鮮であった。それより、レイ達と一緒に居た人々がげっそりしていたのを見るに、レイ達の暴力に当てられたか、圧に押し負けて居たかだろう。『そこに関しては身内が本当に申し訳ありません…』シュウ自身は原因では何のに、大きな責任感を背負って居た。

「それより。聞きたいことがいっぱいあるんだけど。」

ミソウがたっぷりと含んだような発言をする。理由はレイ達はこの状況が理解出来ていないからだろうとレイ、タツナ、ミソウ以外の誰もが思っていた。が、それとは全く違うことであった。

「シュウ。そこの女。誰?」

レイは爽やかな微笑みを更に深くし、一周まわって怖くなった。ピカチュウは人の言葉を喋っていたのに、急に「ピカァッ……」と言って気絶してしまった。
シュウとリゼは『デジャブ…』と感じてしまった。何故なら、リゼがレイ達と同行する際に同じことを言われたからである。今回はその被害がゼルダになってしまった。
怖くなったのはレイだけでは無い。タツナとミソウもそう出あった。普段の3人に恐怖を感じないシュウとリゼでさえ、悪寒を覚えるほどだ。
しかし、ゼルダは女王である。常人との器が大きく違った。

わたくしはハイラル王国を束ねる姫。ゼルダです。そちらのお名前を聞いても宜しくて?」

ゼルダは退かなかった。それは、他のメンバーを守ろうと、ヘイトを向けないようにしているようにも見えた。マリオは人のことをよく見ており、それにいち早く気づいた。レイ、タツナ、ミソウはマリオからみても常人でないことが明らかである上、ゼルダも高い戦闘力を誇るが、ここはゼルダVSレイ、タツナ、ミソウの構図だ。明らかに数的に戦力が違った。
しかし、それに気づいても何かいい案が浮かぶ訳もなくマリオは様子を黙ってみることしか出来なかった。

「おい、そこのクソビッチ。シュウに手を出したりしてねぇよな?」

タツナが口を悪くしてゼルダに聞く。客観的に見たら完全に不良と、不良に絡まれる哀れなお嬢様である。そして、タツナの発言には圧が溢れ出ていた。日々死線を潜り抜けているため、無意識に周りの生物を圧で差し押さえ用としてるのか、わざとなのかは誰も分からない。
それでもゼルダは退かなかった。

「何もやってません…!私とシュウさんがそんな関係に見えますか!」

ゼルダは必死に抵抗する。しかし、レイ、タツナ、ミソウは微動だにしない。ゼルダの言葉を信用してないようだ。そこで、あの男が動き出した。

「おい。ちょっと待てよ。そこの桃髪のガキ。今の言葉取り消せよ。」

紛れもないアイクであった。アイクはゼルダを庇うように前に出た。するとクロコダインも続いて前に出てきた。マリオは後ろでピカチュウの看病をしている。

「なら何回だって言ってあげるよ。人の男に手を出すド淫乱クソビッチ。」

「取り消せぇぇぇ!!!!!!」

ミソウがアイクを煽るかのように笑いながら言うと、レイに相応する叫びと圧を出し、剣を取った。するとその後は一瞬。アイクの移動が早すぎて、他の皆からはアイクがミソウの側へと瞬間移動したように見えた。

「アイクさん!ダメェッ!」

いくら煽ってきたとはいえ相手は幼女である。そんな相手に手を上げるアイクなんて見たくなかったゼルダが叫ぶ。

「辞めるんだアイク!」

「シャレにならねぇって!」

それに続きマリオとクロコダインも必死で彼の理性に問いかけた。しかし、もう遅かった。剣は、ミソウに振りおりて居た。

「あ…そんな……」

ゼルダは顔を真っ青にし、その光景を見ていた。自分が不甲斐なかったから、威厳がなかったから舐められてしまい、アイクに人を殺させてしまった。そんな気持ちでいっぱいになってしまった。

「あのさ。俺の妹勝手に殺さないでくれる?」

するとアイクの背後から確実にその声は聞こえた。そこにはタツナがミソウを抱えて居た。アイクは別に本気ではなかった。しかし、一時の感情に任せて剣を振るってしまったのは事実である。それに、幼女には到底かわしきれないような速さと強さを誇っている。それがなぜかわされたのか、アイク含むメンバーは現実を受け止めきれなかった。

「…私1人でもかわせた。」

「嘘つけ。お前俺が急いで抱えてかわしてなきゃ腕1本持ってかれてたぞ」

双子がそんな話をする。ここで、マリオ、アイク、ゼルダ、クロコダインは察してしまった。勘ではただものでは無いとうっすらと思っていたが、今強者という認識に塗り変わった。
するとワナワナとしていたシュウがようやく動き出した。

「……コラっ!タツナ!ミソウ!」

それはあまりにも可愛らしい声で威圧なんて言うものじゃない。鳥のさえずりのような声だった。そんな声でも、タツナとミソウは条件反射でシュウの前に正座した。

「まず、ゼルダさんは悪い人じゃないの!そんな悪口言わない!というか口悪すぎだよ!
それに、ビッビビビ…ビッチやいっ、淫乱……なんて言葉、どこで覚えてきたの!」

「「ごめんなさい……」」

さっきのガラが悪いタツナ、ミソウとは思えないほど萎れていた。そして、あの圧も消えていた。明らかにシュウという人物はタツナ、ミソウより格下の存在と理解出来る。しかし、その双子よりシュウの方が立場が上であることに、皆は驚きを隠せなかった。

「謝るなら僕じゃなくてゼルダさんとアイクさんでしょ! 御二方共にマリオさんもクロコダインさんも、身内が誠に申し訳ございませんでした。どうかこの御無礼お許しください…」

「い、いや、俺もついカッとなって…大人気なかった。すまん。」

わたくしも、申し訳ございませんでした…」

ゼルダとアイクは見た限り恋人だろうかとレイとリゼはそこでピンと来た。そうでなくてはあんなにお互いのことで怒れないだろう。

「「ごめんなさい」」

タツナとミソウは未だ気に入らないという表情をしているが、シュウが居る手前文句などいえなかった。素直に謝る。

「ここで状況整理をしないかい?今回の出来事はお互い慣れない場所で不安があるから起こった出来事かもしれない。丁度シュウとリゼが詳しく知ってるようだから聞いて上げてよ。」

こういう時に人をまとめられるマリオの才が光る。その言葉を聞き、落ち着けた一同は今一度状況整理をした。流石にシュウとリゼは『脱走の一環で機械を使った』だなんて言えない。何故なら、3柱の中で最強、施設ではNo.2の強さを誇るレイが目の前に居るからである。目の前で脱走を図ったと言えば、生死に関わるだろう。

「えっと…しっ、知り合いのマッドサイエンティストが作った異次元を作り出す機械がありまして。」

「僕達はそれを起動してしまったんだ。こっ、好奇心で!だから、今回の事件は僕達が原因なんだ……ごめんなさい!」

リゼとシュウはレイに悟られないように、1部をぼかし、改変した内容を伝えた。

「マッドサイエンティストか…お前らも大変なんだな。」

クロコダインは同情に似た声をかける。

「まあ、何となく分かった。俺らはここから帰れるのか?」

アイクは不安を織り交ぜた言葉を発した。

「3日経てば自然と元に戻れるようですわ」

ゼルダが口に手を当て微笑む。マリオ、シュウ、リゼは肯定するように頷く。皆、納得したようだ。

「で、シュウ。そのマッドサイエンティストは女か?」

「女なら殺す。」

否、納得してない者が2名。タツナ、ミソウである。2人はシュウの人間関係に敏感であるようだった。特に女友達に関しては。レイも同様だが、今回は何故か動いていない。

「いやっ!男だよ!同性同性…!」

「あの人に性別とかあるの?」

シュウが勢いで否定するが、リゼはシュウにとって訳が分からないと言ったような態度をとる。しかし、タツナ、ミソウはシュウのことを信頼する。

「男…危険はあるが女よりはマシだ。」

「命拾いしたわね。その…まっどさいえんてすと」

毎回シュウが女関連で双子に問い詰められてるとなると戦士達の愉快な日々メンバーは同情した。

「あと、もう1つ聞きたいことがあるんだけど……このセイフク?何?」

ミソウが聞いた。シュウとリゼは分からないと首を横に振った。マリオとゼルダは思い当たる節があるようだ。

「もしかしてですが、リゼさん。その機械に強い
衝撃を与えたのですよね。」

「は、はい。」

ゼルダは念押しをするようにリゼに聞く。マリオはそれで確信したようだ。

「なら、それが原因じゃないかな?機械は繊細だ。強い衝撃に弱い。それで機械か、時空に影響を及ぼして…学ラン、セーラー服を着るはめになったのかも。本当に意味不明だけど。」

マリオの言葉は強い説得力があり、その場にいた皆が納得した。

「うむ。細かいことはよく分からないが、3日経てば元に戻れるのだろう?なら今の状況を楽しもうではないか!」

クロコダインは明るいことを言う。それに慣れている他の戦士達の愉快な日々メンバーは苦笑いをした。

「まあ、ここも実質表世界……だもんね?」

リゼ、タツナ、ミソウ
『そうなの?!』

最期の足掻きメンバーである3人は裏世界の住民である。そのため表世界…普通の世界のことを知らない。そして、憧れでもある。少し形は違うも、表世界に居るという事実に嬉しさとワクワクがあった。

「楽しみましょう……この世界!」

「じゃねぇと損だもんな!」

「表世界……表世界……!」

皆は誰よりも楽しみにし、その世界を満喫しようとしていた。

「あらあら、タツナさんとミソウさんははしゃぐと子供のようで可愛らしいですわね。」

「……そうか?俺は気に食わないぜ。」

「あらアイクさん。さっきのことまだ根に持ってらっしゃるの?」

「……」

アイクは肯定も否定もせず、そっぽを向いた。

「あれ…ここは…僕は…」

「あ、ピカチュウ起きた?大丈夫だったかい?」

ピカチュウはゆっくりと起き上がるとはしゃいで圧が抑えられたタツナ、ミソウ、リゼと、何か考え事をしてるレイ。そして最期の足掻きメンバーで唯一圧が無いシュウを見て、訳が分からなくなった。

「えっ、え、どういう状況?」

「ピカチュウ。まあ混乱するのも無理はありませんわ。ゆっくり説明します。」

ゼルダはそう言うとピカチュウに事の経緯を説明した。

「おーい!なんか知らねぇけどこの世界楽しみなんだろ?折角こんな服装してるんだし、学校行こうぜ!あるかは分からないがな!」

ゼルダがピカチュウに説明してる間にクロコダインがそう提案した。

タツナ「ガッコウ?なんだそれ」
ミソウ「食べ物?」
シュウ「学校は色んなことを教えてくれる場所だよ。」
タツナ「ってことは、身体強化とか教えてくれるかもしれねぇのか!」
クロコダイン「そ、そういうのでは無いがな。きっと気に入ると思うぞ!」
タツナ、ミソウ「行く!」
アイク「お前達は…一体どんな環境で育ってるんだ?」
リゼ「別に。普通の場所ですが…」
シュウ「僕から見たらミソウの腕を切り落とせる程の速さを持つアイクさんの方が何者かと思うんですけど…」
マリオ「じゃあ、それを含め話しながら学校に行こうか!」

ピカチュウ「ぼっ、僕も…混ぜて…?」
最期の足掻き一同『ポケモンが…喋ってる?!』
ゼルダ「そこ突っ込むと訳分からなくなるので控えましょう。」
シュウ「急にメタイこと言いますねゼルダさん」
クロコダイン「おい!そこの白髪のアンタも行くぞ!」
レイ「あ……あぁ。行く。」
ピカチュウ「ひぇっ……」
ゼルダ「だっ、大丈夫ですよピカチュウさん。悪い人じゃないと思います。」
シュウ「うん。レイは悪いやつじゃないからさ。仲良くしてくれないかな?」
ピカチュウ「僕…シュウぐらいしか仲良くなれないかも…」

唯一表世界の住民であったシュウからは悪意を感じなかったピカチュウは、そう言った。

マリオ「まあまあ、そう言わずに。ほら、アイクもね?」
アイク「俺もあの双子とは仲良くなれん。」
タツナ「何話してんだよ!」
ミソウ「早く行きましょう。」
リゼ「そうです!」
マリオ「そうだね。そろそろ行こうか!ほら、レイも!」
レイ「あっ、分かった。」

そう言って一同は来ている服が制服と言うこともあり、学校へと向かうことになった。

レイ「ダ…ミ?」

レイのその呟きは誰の耳にも入らなかった。

Re: ベリー創作物「裏の陰謀」「最期の足掻き」「神学」スピンオフ ( No.9 )
日時: 2022/05/12 16:57
名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: 7hcYnd26)

1日目。ようこそ!我らが学校へ!

「さてと……ようこそ!我らが学校へ!」

皆は教室の机に座っている。しかし、後から入ってきた謎の人物は緑の奇妙な服に、黄色いマント、バンダナをつけている。

「お前誰だよ。」

「誰だ誰だ」

タツナとミソウがブスッとした顔をして、その少年に問いかける。少年は終始『ガーン』といった態度を取るが、『おっほん』と咳払いをし、雰囲気をリセットする。

「俺はポップ!こいつらと同じ世界から来た魔法使いさ!」

「ポップー!」

すると、ピカチュウがポップに抱きつく。

「ちょ、ここではやめろって!」

「えへへ、ごめんね。」

ポップは満更でも無さそうだったが、ピカチュウを引き離し机に座らせた。そして、ポップは教壇へ上がり直す。

「この世界のことは皆知ってるな。 」

ポップがそう言うと皆うなづいた。

「シュウ達の世界のマッドサイエンティストがこの空間を作り出したんだよね。確か期限は3日」

マリオが今までの事柄を縮めて分かりやすく説明する。ポップはうんうんと頷くと、何かのモニターを飛りだした。

「これを見てくれ。 」

言われなくとも、皆そのモニターに集中した。そこには…

『あれ、これちゃんと撮れてる?まいっか。やっほー、別世界の皆様こんにちは。ダミでーす。』

と、ひょうひょうな声が聞こえた。戦士の愉快な日々メンバー、タツナ、ミソウは誰だかさっぱりだった。

『驚いてるかもだけど、この元凶は僕が作り出した機械なんだよね。いやぁ申し訳ない。本当にごめんね?でも、折角面白そうな世界に来たんだ。あと何故か制服来てるし。だから皆にはこの3日間。学校生活をしてもらうことにしたよー。』

ダミは心底面白そうな顔でそう言った。全員は『はぁ?』という顔をしているが、ダミは続けた。

『あ、これ録画だからねー。文句は聞こえないよー。そんで、教師役はこのポップ君となりましたー!』

ダミは皆が話に追いつけない中、どんどん話を進めていく。ポップは苦笑いしがらも満更でも無い様子で肩をすくめる。

「まあ、俺も皆と同じようにこの世界に飛ばされて…そしたらこのダミがモニター越しから話しかけて来てさ。色々教えて貰って……教師になっちまった。」

「いや、なんでそうなるんだよ!」

ポップがえへへと頭の後ろをかく。それにクロコダインはツッこんだ。

「まあ、そういうことで俺はここの教師になった。みんな。よろしくなっ!」


ポップは手を上げてニカッと笑う。皆は顔を見合わせ、数秒各自で考え込んでいた。

「まあ、学校生活ってのも楽しそうだしな!」

沈黙を破ったのはアイクだった。その言葉に、戦士達の愉快な日々メンバーは安心したようで。

「そうですわね。3日ですぐ戻るようですし」

ゼルダはふふふと口に手を添えて言う。その言葉で最期の足掻きメンバーの緊張も溶けたようだ。

「そうだね。このメンツで学校生活なんて後にも先にも無いわけだし」

シュウはそう言うと、皆は微笑む。一同意思は合致したようだ。それを見たポップは

「それでは、授業を始める。俺のことはポップ先生と呼ぶように!」

と、ノリノリで先生を演じ始めた。皆はそのポップ先生の授業を受け始めた。

ーーーーーーーーーー

「となって、この√は…」

ポップは意外にも真面目に授業を行っており、早速数学の授業をしている。しかし、ここは2つの世界が混じりあった世界だ。成人も居れば高校生ぐらいの人も居れば幼女、幼男もいる。すると、もちろん分からない人も出てくるわけで…

「るーと?ってなんだよ…」

「なんで2×6は14になるの?え?え?」

タツナとミソウは8歳。小学二年生である。掛け算を習う歳だが、2人は『施設』出身である、そんな知識を持ち合わせてる訳もなく…

「??????」

もちろんリゼも勉強等したことないため黒板をみてボゥッとしていた。しかし、外の世界の事柄のため、やる気は誰よりもあった。

「わ、わかんねぇよ…!」

そして、アイクとクロコダイン、ピカチュウも分からずにいた。冒険に出ていたり、世界観が違っていたり……勉強になんて無縁だったからである。

それに対し、シュウ、ゼルダ、マリオは黙々とノートを取っている。シュウは元々表世界育ちである。教育も少々施されていたため授業は理解出来た。ゼルダはハイラル王国のトップである。これぐらいの嗜みはあるようだ。マリオは何度もピーチ姫を救っているのだ。これぐらいは分かる。

しかし、問題児は…

「…おい、レイ?なんで寝てるんだ!💢」

ポップ先生はご立腹のようで、授業の途中でレイに怒鳴った。レイは目を半分開けながらも頬に手を着いた。

「つまんねぇ。」

レイが不良のようにそう言った。その時シュウは、もしレイが表世界の学校に通っていたら確実にその地域1の不良リーダーになってそうだと思った。

「ちゃんと授業は、う け ろ!」

と、ポップは手元にあったチョークをレイに投げる。そのチョークは恐ろしいほど綺麗な直線起動を描いてレイに向かっていった。物凄いスピードで、皆の横を通る時は『ヒュンッ』と風を斬る音がした。

しかし、レイはそのチョークを軽々と片手で受け止めた。そして、レイはそのチョークを投げ返した。レイのチョークはポップと同じように綺麗な軌道とスピードでポップの額を狙って向かっていった。

「あっっぶねぇ?!」

ポップはギリギリ避ける。すると、そのチョークは黒板にぶつかり、黒板を割った。そうして、黒板に数本のヒビがはいり、ゴロゴロと黒板が倒れてしまった。チョークは無事な訳もなく、そこで散り散りになった。

「やっ、やっべぇ…」

ポップはハハハ…と笑いながらもかなり引いていた。それは、生徒も同じである。

シュウ「ちょ、レイ…や、やりすぎじゃ…ない?」
クロコダイン「ガハハっ!強ぇやつだな!気に入ったぞ!」
ゼルダ「さすがにこれはあんまりですわ…」

大体の生徒は引いていた。レイはその視線が気に入らなかったのか、顔を歪ませてまたうつ伏せになる。

「おい!レイ!」

するとタツナがレイの前の机に立ってレイを威圧していた。隣でミソウも同じく机の上に立って、タツナの横に威圧を出しながら立っていた。

「なんだい?」

レイはニコニコしながら双子を見つめる。

「確かに分からなかったけどよぉ!面白かったんだ!それを途中でぶっ壊されて黙ってるとでも思ったのかよ!」

「レイ…今日こそはぶっ殺す。」

その言葉を初めに双子の蹴りがレイに向かう。すると、そこにはレイはいなかった。双子はその事がわかっていたのか、体勢を直ぐに整える。

「意見の相違…だね。」

レイは天井にある大型テレビを置く用の鉄をもって宙に浮いていた。

「ミソウ行くぞ」

「行くよタツナ」

するとタツナ、ミソウVSレイの大乱闘が教室内で始まってしまったのだ。

「ちょっと…!ここは教室ですよ!やめてくださいまし!」

ゼルダがそう叫ぶも、3人には聞こえなかった。

「おい!シュウ、リゼ!何とか出来ねぇのかよ!」

クロコダインがシュウとリゼに問いかける。リゼとシュウは難しそうな顔をしながらお互いを見た。

「こうなったら止められない...んだよね...」

シュウが眉間に皺を寄せ、眉間に手を添えて困り果てていた。リゼも同じくである。

「気絶させたら...たとか?」

「ちょ、リゼ!」

リゼがそうボソッと呟くとシュウは慌ててリゼを呼ぶ。リゼは『なんか悪いこと言った?』と、悪びれもない顔でシュウを見る。シュウは涙目になりながらあたふたする。

「とりあえず3人を気絶させればいいんだね!」

するとマリオも大乱闘に参戦した。ゼルダもである。するとどうなるだろうか?A.余計教室がめちゃくちゃになる。
余計激しくなった教室で、止められるものは誰もいなかった。

「...ねぇ、邪魔なんだけ...ど!」

ミソウがゼルダに蹴りを入れる。ゼルダは剣の持ち手でミソウの脳天に叩きつける。

「ガッ...」

「キャッ...」

そうしてゼルダは気絶してしまったが、ミソウはケラケラと笑いながら立っていた。

「力は強かったけどポケモンに比べたら全然だね。このまま殺してもいいかな?」

ミソウはケラケラと笑いながら拳をゼルダに向ける。シュウはさすがにやばいと思ったのかミソウを止めようとするが、遅い。

「ゼルダ!! よくも…、よくも俺のいる目の前で守るべき人を…ゼルダを傷付けてくれたな…? その結果を招いたお前たちを…俺は絶対に許さないぞ! 覚悟しろ!!」

そこには剣を構えたアイクが居た。油断していたミソウは流石に交わすことが出来る訳もなく、特攻覚悟で蹴りをいれた。

「ミソウッ!」

タツナが叫ぶが止まらない。ミソウが初めに蹴りをいれた。するとアイクの剣の方向もおかしくなり...

『がんっ
 どんっ』

その苦い音と同時に2人は倒れてしまった。アイクは剣の鋭い部分でミソウを一刀両断にしようとしていたものの、ミソウの蹴りで方向性が変わってしまい、平たい部分でミソウの脳天を叩いたようだ。
2人は気絶してるだけと知ると、タツナは安心した。

「よそ見とはいい気だなっ!」

クロコダインは悪役のようなセリフを吐いてタツナを攻撃しようとする。タツナもニヤリと笑う。こっちもまるで悪役である。どっちもどっちだ。
すると、クロコダインが攻撃をするまでに、身軽なタツナが肘打ちを食らわせる。クロコダインはなすすべもなく倒れてしまった。

「こいつも奴等ポケモンと同じだな。攻撃性が同じだ。」

タツナはケラケラと甲高い悪役声を上げると後ろから何かを感じる。

「やっていい事と悪いことがあるだろ!」

マリオは高いジャンプをしてタツナを踏み潰す。

「かハッ...」

そうして、タツナは気絶してしまった。これで後はレイ、マリオ、ピカチュウ、ポップが残った。シュウとリゼは入ってもタツナ、ミソウは倒せてもレイは倒せないと分かっているため罪悪感を覚えながらもその様子を見守っていた。ポップとピカチュウは真剣な顔でその様子を見ていた。

「後はレイだけだね!もうこんなことはやめよう...」

マリオはそうレイに語りかける。しかし、レイはコキッコキと首を回す。

「無理かな。だって、面白いじゃん(ニコッ)」

『施設』育ちの人々は常日頃から死と隣合わせである。そのため戦闘基質が精神肉体に染み付いてしまっていたのだ。特に施設No.2を誇る強さの人物はそこらの施設出身者と違った。

「じゃあ、ちょっと眠ってもらうよ!」

マリオはもう一度ジャンプしてレイを踏み潰そうとする。レイは涼しい顔をしてマリオの足を掴むと軽々と窓にぶつけた。すると窓ガラスは砕け、マリオは学校の3階から落ちてしまった。

「ちょ、レイ!やりすぎです!」

リゼは大きな声でレイに言うが、何も感じなかったようでヘラヘラしている。

「あの赤いおっさん。只者じゃないよ。3階から落ちても多分気絶だけなんじゃないのかな?」

レイはポップとピカチュウを見ながら言う。レイは強い。それ故に相手の強さも手に取るように分かったのだ。

「ピカチュウ...行けるか?」

「...怖いけど、ポップがいるなら僕はいけるよ...!」

ポップとピカチュウはそんな会話をすると、ポップも構えた。

「ピカチュウ頼む!ワイルドボルトだ!」

ポップがそう言うと、ピカチュウが周りに電気を纏わせレイに突っ込む。それと同時にポップも剣を構え突っ込む。
するとレイは真顔でピカチュウを片手で掴んだ。

「チャァッ?!」

ピカチュウはワイルドボルトを無効にされた上にレイの殺気に当てられ、ピカチュウは人語ならざる言葉を放ってしまった。そうして、気絶してしまった。

「俺、電気技効かないんだよね。」

レイはふぅと、一息着くとポップの方向を見る。ポップは剣を構えている。

「シュウ...電気技が効かないってどういうことなんでしょう...」

「まさか...ね?」

リゼとシュウは顔を見合わせ冷や汗をかいている。

「うおおおぉおぉ!」

するとポップは剣を構えレイに突っ込む。ポップは一応この世界では教師である。そのため本気で殺そうとはしていないが、レイは懲らしめてやらなければならないと、教師として感じた。レイはその剣を横に交わして手で掴む。
その手からは鮮血がサラサラとたれ流されている。

「これ以上お前を傷つけたくない。大人しくしてくれ。」

ポップは剣を引こうとするが、レイの手は頑丈で、『ギリギリ』という金属音をして抜けない。

「せんせぇー。近距離専門じゃないでしょ?」

レイはニッコリと笑いながらそう言った。ポップは図星だったのか驚く。

「何故?」

「だってさっき魔法使いって言ってたじゃん」

そう言うと、レイは剣をボキッと折ってポップに蹴りをいれた。するとポップは黒板があったであろう壁にめり込む。そうしてレイは折った剣を『パラッ』と落とすとポップの顔面を掴んだ。

「ちょっとは楽しかったよ。」

レイはそう言いながらニコッと笑いもう片方の手でポップを潰そうと...

「レイ!辞めて!」

シュウの声が響いた。しかし、スイッチが入ったレイの耳には届かなかった。
そうして、ポップの生死が危ぶまれた...所で。

「何をしている。レイ。」

するとどこからともなく出てきた青年がレイの拳を軽々と止めた。濁っているも、キラキラとした白髪に濁った紫紺の目。それにシュウ、リゼ、レイは見覚えがあった。

「「「リーダー...?!」」」

Re: ベリー創作物「裏の陰謀」「最期の足掻き」「神学」スピンオフ ( No.10 )
日時: 2022/05/12 17:53
名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)

女剣士で…ひゃっほーーー!!

ポップ登場しました、嬉しいです♪
あ、こちらの本編でも学バロやろうと思いますよ。
やっぱり、アイクとクロコダインは勉強苦手でしたねww
それに対し、ゼルダちゃんとマリオはしっかり聞いています。
も〜、ポップ&ピカチュウは最高ですよ♪
本当に可愛いなぁ、ウチのとこのピカチュウは。

後2名、キャラ追加していいですか?
勿論、ベリーさんが良ければですがw


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