二次創作小説(新・総合)
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- 最期の陰謀が導く学園生活
- 日時: 2023/03/04 02:42
- 名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: FBVqmVan)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=12800
こんにちはベリーと申します。
雑談掲示板にて、「スピンオフを書いて欲しい」という要望があったため、スレを建てました。
100%自己満足の創作ですが、見てくださったら泣いて喜びます。
◤◢◤◢注意◤◢◤◢
〇このスレは「ポケモン二次創作 裏の陰謀」「ポケモン二次創作 最期の足掻き」「神が導く学園生徒」のスピンオフです。本編とは…関係ある場合とない場合があります。その際は記載致します。
〇他の方の要望によっては不快なカップリングや絡みがある場合がございます。ご了承ください。
〇スピンオフ兼ifルートも兼ねているため、胸糞やグロ等少々過激な部分も含まれています。
◤◢◤◢その他◤◢◤◢
〇他の方の作品のクロスオーバーやコラボ等大歓迎です。というか、昔コラボしたり、他の方がクロスオーバーしてるのをみてやってみたいなと感じました。しかし自分から声は掛けれません!恥ずかしいので。もし、クロスオーバー、コラボしたいな等ほんの少しの気持ちがありましたら是非乗らせていただきます。
〇私の創作物同士のクロスオーバーは難しい場合があります。ネタバレなどを含むため。
【目次】
《裏の陰謀》
「買い物」 >>
「裏の陰謀主要登場人物の心の暴露」
>>
《最期の足掻き》
《神が導く学園生徒》
《クロスオーバー、コラボ》
【女剣士様とのコラボ】
「戦士たちの愉快な日々2」×「最期の足掻き」
『バレンタインに異性など関係ない』一気見 >>3-62
【一日目】
奇跡の出会い。 >>3
理解と順応。 >>8
ようこそ!我らが学校へ! >>9
皆仲良く。 >>16
【二日目】
ちなみに明日はバレンタインだ。>>22
チョコレートを作りましょう。 >>25
オマケ >>26
【三日目】
最後は盛り上がっていこうぜ! >>29
最後のパーティ >>32
さて、ゲームを始めようか。 >>42
ぶち壊し。 >>46
【最終日】
姫を助けるナイト達。 >>53
立ちはだかるリーダー。 >>58
最終局面 >>61
お別れ >>62
ー完結ー
【野良さんとのコラボ】
「疾風の神威」×「裏の陰謀」
『大切な人が居るのだから』
1問目【虚無】>>75-
「神学」×「裏陰」×「最期の足掻き」
「カラオケ」
前編>>65
後編 >>72
「裏の陰謀」×「最期の足掻き」×「神が導く学園生活」
『依存性の人達の集まり』
>>
【スピンオフテーマについて】
スピンオフを書くにあたり、「基本的には読者からのリクエスト形式にして欲しい」との要望があったと共に、私もスピンオフのネタは余り出ないかもしれないため、テーマを募集します。詳しくは下のテンプレを見てください。
また、あまりネタが湧かないのと、きっと他の方からのテーマ提供なんて多くても3つ程度と思いますので長くは続かないと思います。頑張って1年……かな。ご了承ください。
【テンプレ】
創作物「」(裏の陰謀等の作品名)
希望テーマ「」(花見や、バレンタイン、学校生活等)
↑*必須項目
ーーーーーーーーーーーーー
要望「」(このキャラとこのキャラの絡みをみたい、このキャラを深堀して欲しい等)
その他「」
↑*これらがあるとスピンオフを書く際に助かります
ーーーーーーーーーーーー
【お客様】
〇謎の女剣士様
- Re: 最期の陰謀が導く学園生活【只今、戦士たちの愉快な日々コラボ】 ( No.61 )
- 日時: 2022/06/26 23:25
- 名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: /ReVjAdg)
最終日。最終局面
校長室に向かうレイ、シュウ、アイク、バッツ、ユウ。校長室は屋上階段の踊り場から遠く離れており移動するだけでも一苦労出会った。
しかし、3柱であるレイとユウは早い。シュウも2人ほどではないが早かった。その規格外の速さにバッツとアイクは頑張って食いついていた。
そして、渡り廊下へ差し掛かると、シュバッという効果音付きで何かがやってきた。正規品2体である。
「おっと、こんな所に正規品」
ユウがニヤニヤしながら言う。しかし、シュウ、バッツ、アイクは真剣な表情である。
「正規品が居ると言えことはこの先にベルがあるということだな。」
「まあ、間違いないだろうね。」
アイクが低い声で言うとレイは飄々とそう答えた。するとレイとユウが前へ出る。
「俺らは接近戦しか出来ない。だから、後ろは頼んだよ。アイク、バッツ。」
レイは少し言葉に詰まりながらそう言った。初日は見下してフルボッコにした相手を今は頼っている。それは、どういうことを指すのか。それを、バッツもアイクも理解していた。
「ああ。任せろ。」
アイクもバッツも魔法の準備に取り掛かる。シュウは完全に蚊帳の外で、とりあえず中衛にいた。
すると正規品が仕掛けてくる。正規品の片方はハッサムのような赤い口の手を持ってレイに襲いかかる。レイは紙一重でそれを交わし、バッツの方向へと投げた。
「頼んだよ。」
「おう!任せろっ!」
レイの言葉を受け取りバッツは魔法を唱える。
「ダークフレイムっ!」
そうバッツが言うとどこからともなく赤黒い炎が回転しながら正規品に当たる。
『縺ゅj縺後→縺……』
そんな弱々しい悲鳴をあげ1体目の正規品は消え去った。そしてバッツは「よしっ!」とガッツポーズをする。
「ダークフレイムって……もっとマシな名前は無かったのかい?厨二病が付ける名前じゃないかwww」
そうユウが煽りながら2体目の正規品の攻撃をいなしていく。バッツは顔を赤らめ、俯く。
「元々名前がこんなんだから仕方ねぇーだろ……」
「か、かっこいいと、思うよ!僕は!」
バッツがボソッと呟くとシュウは頑張ってフォローを入れる。しかし、フォローされるとわかるとバッツは余計凹んでしまった。
「おっとっと、アイク君。頼んだよ」
すると、ユウが2体目の正規品の攻撃をかわしてアイクへ持っていく。するとアイクは大きく域を吸う。
「噴火っ!!」
そういうとアイクの口から炎が吹き出てきた。それを喰らい正規品は燃え尽きる。これで正規品2体は撃破である。
「凄いよアイク!口から炎が出せるなんて……! 」
「別に大した魔法では無い」
シュウが目を輝かせてアイクを見る。しかし、アイクは冷たくそれをあしらつ。それでも満更でも無いようだ。その光景に少しイラッとしたのかレイが、乱入する。
レイ「この青いヤツの噴火とか言うやつより凄い技なんて俺も使える。」
アイク「ふん。物理攻撃しか出来ないだろう。」
レイ「へぇ、初日に俺にやられててそんなこと言えるんだ。ここで、ロリースしても良いんだよ?」
バッツ「ストップ!ストーップ!どっちもすげぇから、な?今は時間がねぇんだよ!早く行こうぜ!」
ユウ「そうだね。バッツの言う通りだ。無駄なことしてないで行くよ」
アイク、レイ「……(不服)」
ーーーーーーーーーーー
いつもと違う空気を肌で感じる。自然の空気に無臭だが爽やかに感じる匂い……に少し桃の香水の匂いがする。
「ピーチ。お前臭いぞ」
「まあ?! 淑女に臭いは禁物ですよ! 」
「桃臭い」
「もうっデレカシーがありませんね校長先生!」
「ここから突き落としても良いんだぞ」
「むっ……」
今校長先生は猛スピードで窓から飛び降りている途中である。ピーチをお姫様抱っこしながら。自分は運ばれているという状況のためイマイチ反応がピーチは出来なかった。
「貴女方の中で1番まともなのはシュウですわ…」
ピーチははぁとため息をつきながらいう。常識人から見れば、最期の足掻きメンバーで1番まともなのはシュウに見えていた。しかし……
「シュウがまとも……ねぇ。」
校長先生は意味深なことを言う。どこからどう見てもシュウしか常識人は居ないだろう。リゼも常識人になるかも知れないが。
「俺はタツナが1番まともだとは思うがな。」
「あの横暴な幼児が……?信じられませんわ。」
「まあ、そう思うのも仕方ないと思うぞ。」
すると校長先生はクッパロボの頭上の上に立った。そして、ピーチ姫をゆっくりと紳士のように下ろした。ピーチ姫も淑女のようにゆっくりと身だしなみを整える。
「で、校長先生。ここからどうなさりますの?」
「それは……ポリゴンZ」
すると校長先生はモンスターボールの中からポリゴンZを繰り出した。ポリゴンZは周りの様子を伺いながらもピクピクと動いていた。
「ピーチ怪我するなよ。」
「えっ?」
「ポリゴンZはかいこうせん」
『ジジジッジジギギ』
するとポリゴンZがはかいこうせんを乱射し始めた。クッパの頭上に当たるものもあれば空へとはかいこうせんが飛んでいく。ピーチ姫はそれを避けるので精一杯であったが、早すぎて、はかいこうせんに当たりそうになった。
すると校長先生がピーチ姫を抱える。そして校長先生は華麗にはかいこうせんをかわしていく。
「校長先生。貴方本当に人間ですの?」
「純血な人間だ。」
そんな会話をした後クッパの頭が吹き飛んでいく。そこには数十体の正規品と戦っていた、時リン タツナ ミソウ クロコダイン、ポップ、ピカチュウが居た。
『校長先生?! 』
すると勿論一同は驚く。校長先生は丁寧にピーチ姫を下ろすと、校長先生の背後に周り鎌で切りつけようとした正規品の一体の溝落ちにパンチをする。すると白いボディが砕け散り、中からネジや歯車、電線が溢れ出した。
ポップ「おっふ……」
時リン「ピーチ姫! 無事だったんだね! 本当に……本当に……」
ピーチ姫「泣かないで時リン。私は無事だから大丈夫よ。ありがとう。」
ピーチ姫は優しく時リンを撫でる。他一同は校長先生がいることに唖然としていたが、校長先生はそんな目線を気にせずどんどん正規品を蹴散らしていく。
「どういう状況なんだ。」
校長先生は正規品をバラしながら皆に聞いた。皆は唖然としながらお互いのことを見る。
ピカチュウ「えっと、僕達の台詞なんだけど……校長先生は大丈夫何ですか?」
校長先生「あぁ。こっちは大丈夫だ。取り敢えずここにベルがないのは分かるな」
ミソウ「分かる分かる」
タツナ「無駄足無駄足」
校長先生「そうでも無いんだよな」
校長先生のその言葉に一同は首を傾げた。校長先生は戦いながら説明するのは難しいと踏んだのか、手を動かすのを辞めない。
「取り敢えずこの正規品を全員蹴散らしたらいい。」
「お、おう!分かったぞ!」
クロコダインがよしと、士気を高めた。その様子を見て他のみんなのやる気も上がる。
「皆!行くよ!」
『ああ。
おう!
うん!
ええ!』
時リンがそう叫ぶと皆はその声に応えた。
ーーーーーーーーーーー
「暇だ……」
バッツがそう呟いた。シュウはあははと苦笑いしながらアイクを見ると、アイクも不服そうであった。何故ならば。
「へぇ、意外と手応えあるね。」
「だが、本物とはやはり性能は桁違いだな。」
「フジ君が本物の正規品と戦ったら瞬殺だもんねーwww」
「うるさいリウ」
前線で戦っているレイとユウが敵をほとんどなぎ倒してしまうからである。最初の方はアイクもバッツも戦えていたのだが、戦闘が激しくなるにつれレイとユウはアイクとバッツに敵を譲れるほど余裕が無くなっていた。そして、お互いシュウには指1本触れさせたくないという思いで前線に立っていた。
すると天井の一部が唐突にパカッと開く。そこから素早くアサシンの正規品が出てきたのだ。
「なっ、シュウ!」
レイが今までの声とは思えない鋭く焦りじみた声を出す。アイクとバッツはここぞとばかりに攻撃しようとするが正規品が早すぎてシュウにまで攻撃が当たりそうで躊躇ってしまった。
シュウは正規品を見た瞬間、目が輝き、笑いを堪えた顔をする。そして、正規品の顔面を掴み取ると壁に思いっきり叩きつけた。すると正規品は全身がバラバラになって散ってしまった。
「おぉ……シュウも強いな。」
「お世辞はやめてよアイク。レイと比べたらまだまだだよ」
シュウはさっきのギラギラとした顔と打って代わりいつもの青年のような顔をしてアイクを見た。するとシュウの腕の一部ががぱっくりと割れてしまった。
「あ、怪我は俺が治す……よ」
バッツが回復していると、異常な速さでシュウの腕は回復した。
バッツ「おいおい、どういうことだよ……」
シュウ「あっ、僕傷が治りやすい体質なんだよね」
バッツ「俺は魔法使い損って訳かよ……」
シュウ「いや、バッツが魔法を使ってくれなかったら回復は遅かったよ。ありがとう! 」
シュウは好青年のように、ニパッと明るい顔をする。バッツはそう言われると照れながら鼻をかいた。シュウの人たらしは異次元でも通じるようである。
「……」
「どうしたんだいレイ。不服そうな顔をして」
「うるさい。もう着くぞ」
レイとユウは小さな声でそう会話していた。アイクとバッツには聞こえなかったがシュウにはしっかりと聞こえており、シュウの口は三日月のような形になった。
「シュウ。どうしたんだ、怖いぞ」
「ううん! なんでもないよ! 」
シュウは口を拭うと笑顔でアイクにそう言った。アイクもその笑顔に当てられ照れた。勿論、恋愛感情では無いが、家族に褒められたような、居心地の良さを感じた。
そして、ようやく校長室に着いた一行は校長室へ入った。扉は他の教室とは違い焦げ茶の厚い扉に所々に金箔が使われ豪華であった。中は生徒が居ないはずなのに飾られてるトロフィーに歴代の校長先生の顔写真まであった。そこにはユウの顔写真まであった。
「ユウの写真もあるぞ……どういうことだ? 」
「これは多分。歴代の情報屋の顔写真だろうね。」
バッツが驚きながらユウを見るとユウは冷静にそう言った。アイクはゆっくりと校長が座る机へ歩を歩めた。そこにはベルと思わしきものがあった。
「これが、ベルか?」
「うん! これで間違いないよ! 」
ベルを鳴らした場所にいた張本人のシュウが言うのであれば、これは帰れるベルで間違いないだろう。しかし、問題が1つあった。
「鍵がかかってるな……」
バッツがベルを持ち上げ360°ベルを見て言った。降ってもベルの音など鳴らなかった。
「弱ったね……日暮れまでもう数十分しかないよ。」
レイがそれを見てうーんと唸る。皆も参っていた。そこでユウがふと思い出したように言う。
「校長先生なら何か知ってるんじゃないかい?」
「なら校長先生の所に行くか」
アイクはそう言うと他のみんなも首を縦に動かした。そしてレイとユウ、シュウ、アイクは校長室の窓から下を見下げた。
「待て待て待て! ここ5階だぞ! 降りるつもりか! 」
バッツが慌ててそう言うと皆は何がおかしいのだと言わんばかりに頷いた。レイとユウとシュウは別世界の人だが、アイクまで窓から飛び降りようなんて思わかなったバッツは慌てる。
「あ、なら俺がするよ。バッツちょっと我慢してね。」
「え? は? え?! 」
するとレイは慣れた手つきでバッツをお姫様抱っこする。そして、皆は一斉に飛び降りた。
「うわぁぁぉぁ! 」
バッツが絶叫系マシンに乗ってるような感覚を覚えながらそう叫んでいた。それもそうである。レイ達は地面からの衝撃を防ぐべく、何回か回転してスピードを落としているのだから。
そして、無事着地する。バッツはもう吐きそうな勢いであったが、シュウと目が合う。シュウはいつものように笑っていたが、その笑いがいつもの自然体でなく、レイたちのように不気味な笑みであった。
『本来そこは僕の場所だ』と言わんばかりのオーラをバッツは突きつけられ恐怖した。
「とっ、取り敢えず早くみんなの場所へ行こうぜ! 」
バッツは身の危機を案じ必死で話を逸らした。皆も同意見だったのか、全力でクッパロボの所へ走った。
ーーーーーーーーーーー
『ガキィンッ!』
「くっ、このロボ、段々と固くなってきていますわ! 」
ゼルダが剣で必死にクッパロボから伸びてきた手を弾く。段々と相手側の力が強くなってきてゼルダには手に負えなかった。
「そう……だね。僕もそろそろ限界そうだよ」
マリオが苦しそうに下がる。それをすかさずレオナが回復させるが、精神の疲れまでは癒せないためジワジワと削られていた。
「そうですね。私も退けるのでていいっぱいです。」
リゼが涼しい顔でそう言った。この中で1番弱いのはリゼである。しかし、一日中生死を彷徨っていたお陰で体力だけはあり、この中で1番元気であった。そして、元々精神はぶっ壊れていたため、余計に元気であった。
しかし、だからといって戦況は変わらない。ジワジワと追い詰められる戦闘組一行はクッパロボを前に半ば絶望していた。
するとクッパロボのパンチがゆっくりと回復ばかりしていて攻撃ができないレオナに近づく。
「レオナっ!」
マリオが叫ぶがもう動けない。ゼルダも動けなかった。リゼは動けたが自分では止められないと踏んで見殺しにしようとしていた。
「『ロリース』」
その澱んでいるが周りに木霊する声が聞こえた。すると半分は黒髪の少女。半分はインテレオンの"化け物"が片手でレオナを守っていた。すると片手でクッパロボの手を潰した。
「貴方は……」
レオナが化け物の方を見る。化け物はレオナを抱え、後衛へ運ぶ。クッパロボは腕を潰されたじろいでいた。その隙にレオナの所へ皆集まる。
「もしかして、ユウ?! 」
「そうだよ~皆大好きユウちゃんでーす。」
マリオが言うとユウと思わしきインテレオンの化け物は飄々とし、下をべーっと出しながら言った。どうやらユウ本人のようだ。
「その姿は……ロリースですか! 」
リゼがユウの方を見るとユウは何を考えているのか分からない。『ロリース』という言葉にゼルダ、レオナ、マリオは首をかしげる。
「ドーピングみたいなものだよ。」
「その代わり寿命が縮みむんです……」
ユウが面倒くさそうに説明すると、リゼが付け足した。ユウは余計な事を言ったリゼをギロリと睨んだがリゼは相変わらず無表情であった。
「寿命が縮むって……ダメじゃないかユウ!」
「私の寿命なんてあってないようなものだがら。さて、皆に説明しなければならないことがある。アイク」
ユウがそういうと遅れてアイクがやってきた。アイクは鍵のかかったベルを抱えてやってきた。そこで、ピーチ姫は無事なこと、ベルに鍵がかかっていること、校長先生がその事を知ってそうなため、レイとシュウ、バッツは校長先生の元へ向かったこと等、諸々話した。
「なるほど、分かりましたわ。どちらにしろ私たちの仕事は変わらないってことですわね。」
「まっ、そういうことだよ。さぁ、行こうかあのマッドサイエンティストに一泡吹かせてやろうじゃないか」
ユウがフフフと不敵な笑みを浮かべると、皆は体制を整えてクッパロボに対面した。ゼルダ、レオナ、マリオは満身創痍だが、ロリースしたユウとアイクが参戦したことにより負担がかなり減った上に心強かった。
そして、クッパロボに一斉に攻撃を始めた。
- Re: 最期の陰謀が導く学園生活【只今、戦士たちの愉快な日々コラボ】 ( No.62 )
- 日時: 2022/06/27 16:25
- 名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: /ReVjAdg)
最終日。お別れ
一方校長先生達は……
流石に数が多い。あと数分すれば全滅させられるだろうが、日が暮れるまでに全滅させられるかと言うとそうでもなかった。なら、このまま逃げるか? いや、逃がしてくれないだろう。偽物の正規品でも一応正規品のため、校長先生も手を焼くほど強い。それが多くなると時間がかかってしまうのだ。そして、ポップ、ピカチュウ、時リン、クロコダインも体力が限界を迎えていた。
校長先生はどうしようか、考えていた。ポリゴンZで一掃すれば一瞬で片付くが、その代わり皆が犠牲になってしまう。
そんなことを考えてると少しの隙が校長先生に出来てしまい、正規品が校長先生に猛威を振るう。流石の校長先生でも避けられない状況であった。
そこで……
「波動を! 燦然さんぜんと輝け! 燃えたぎる思いよ! 頼むっ、はあっ!!」
そんな透き通った声が響いた。校長先生がぶっ壊し再生出来ないままでいたクッパロボの頭からバッツが魔法で正規品達を数体焼き尽くした。それに続いてレイ、シュウもやってきた。
「ベルの方は見つかったのか」
「それよりありがとうだろ校長先生! 」
バッツがむすーっとした顔で校長先生に言う。校長先生はすまんと1つ頭を下げると、バッツは満足そうにした。
「シュウ! 無事だったのか」
ミソウがシュウに言うとシュウは元気だと言うようにくるりと回ってみせる。それよりも説明しなければならない。
「皆! 手を緩めずに聞いて欲しい! 」
シュウはそういうとベルは見つかったが鍵がかかっていたこと、鍵の在処を校長先生が知ってる事を話した。すると自然と校長先生の方に視線が集まる。その視線を察知したのか校長先生は口を開く。
「鍵はこのクッパロボを倒す……再起不能にしたら自動で出てくる仕組みだ。だから、まずはこの正規品を何とかしなければ"ならなかったな"」
そう過去形で言って校長先生は倒れた正規品の頭をガシガシと足で踏む。レイの方も正規品の頭で蹴鞠をして遊んでいる。皆の周りにはもう動いてる正規品などいなかった。
レイが来た瞬間に校長先生の動きも良くなり瞬殺してしまったのだ。
「レイ。意外と腕を上げたな。 」
「それはこっちのセリフだ校長。」
レイと校長先生はお互い背を向け会いながら言った。その様子に唖然とした一同はハッと我にかえる。
「この白い奴らを全員倒したってことは、あとはクッパロボを倒すだけか! 」
「そういうことになるね。さぁ、あとひと踏ん張りだ。」
クロコダインが言うとレイは静かにそう答えた。ようやくゴールが見えてきたのだ。そして、日暮れももう近い。皆は急いでクッパロボから出て、戦闘チームと合流しようと動き始めた。
ーーーーーーーーーーー
「はぁ、はぁ、はぁ、ガハッ!」
一方その頃戦闘チームは満身創痍であった。ユウとアイクが来てから戦況は一気に変わったが、ユウのロリースが限界を迎え、今ではユウは倒れて口から血を吐いていた。これがロリースの代償である。
─強大な力を手にする代わりに寿命が縮む─
ユウだって承知の上でロリースを発動させた。しかし、過去何回もロリースを発動させ、余命4年のユウはもうロリースを発動できる時間が少なくなっていたのだ。ユウが戦闘不能になってからはまた一気に戦況は変わり、どんどんマリオ側が不利になってしまっていた。
「ユウ!今回復するわ……! 」
「いいから、レオナ先生が何とかして治るものじゃない。ゼルダ達に集中してくれ。」
ユウは後衛のレオナの庇護下の元転がっていた。レオナはそんなユウを見ていられなかったが、今の状況ではマリオ達の援護が最優先だ。致し方なくレオナはマリオ達の回復に務めた。
しかし、ついにマリオとゼルダは体力がそこをつき、指1本動かせない状況にいた。
そこでクッパロボが2人を踏み潰そうとする。またもやリゼは諦めた顔で見ているが、ユウはそうはいかず必死で這いつくばっているが中々進めない。
─ここで終わりか─
誰もがそう思っていた時、大きな衝撃音と共に、クッパの腕が砕け散った。
「一体……校長先生! それに皆! 」
腕を砕いたのは校長先生であった。そして、ようやく全員合流出来たのである。
ピカチュウ「ゼルダーッ!」
ゼルダ「きゃっ! ピカチュウ、無事でよかった……」
ポップ「レオナ先生! 大丈夫か! 」
レオナ「大丈夫……とは言えないわ。もう満身創痍でリゼ以外は誰も動けない。」
シュウ「リゼ! 無事だったんだね! 」
リゼ「はい。他の方々は無事とは言い難いようです。」
クロコダイン「マリオ! 大丈夫かよ! 」
マリオ「ごめん……ちょっと動けそうにないや……」
バッツ「レオナとゼルダとマリオとユウは俺が回復する。」
ゼルダ「お願いします……」
校長先生「ロリースのしすぎだ。もう寿命は無いんだろ」
ユウ「何何? 私を心配してくれたりー? 」
校長先生「……当たり前だろう」
レイ「それにしても、ロリースした癖にその状態なんて笑えるね」
ユウ「私はロリースしすぎて力が弱くなってるんだ! 」
レイ「はいはい。」
各々再開と現状説明を終えた後、バッツはレオナ、ゼルダ、マリオ、ユウの回復に。残りはクッパロボとの戦闘状態になった。
クッパロボは片手を失っても躊躇することなくもう片方の腕で時リン目掛けて飛んでくる。そこに赤い影と青い影が1つづつ現れた。
タツナとミソウである。2人はクッパロボの拳を受け止める。
タツナ「今のうちに登れ!時リン!」
ミソウ「グズグズしてたらこのままお前をペシャンコにするぞ」
時リンは深く頷き、剣を構え、クッパロボの腕をかけはしった。それにアイク、ポップ、ピカチュウも続く。
「ピカチュウ頼んだ!wライデン!」
ポップがそう叫ぶとピカチュウから強力な電圧が流れ、クッパロボをしびれさせる。アイクと時リンは必死で攻撃しているが『守る』で防がれてしまう。
「右目を壊せ!そしたら『守る』は無効化される! 」
校長先生が地上から大声で叫ぶと時リンとアイクはお互いに頷き、クッパの右目目掛けて剣を突き立てる。もちろんそれをクッパロボは妨害しようと片腕を動かしてアイクと時リンを掴もうとする。
「「させません
ねぇよ! 」」
するとそこへリゼとクロコダインがやってきて、リゼは蹴り、クロコダインは斧で片腕を退ける。もちろん守るで攻撃は出来なかったが、退けられることは出来た。
リゼ「今です! 」
時リン「ありがとう! いくよアイク! 」
アイク「あぁ」
そして時リンとアイクはクッパロボの右目に剣を指した。するとガラス状だったクッパロボの右目は砕け散り、クッパロボは大きく緩いだ。時リンとアイクはそのまま12mもの高さがあるクッパロボから宙に放り出されてしまった。しかし……
「大丈夫ですか。」
「大丈夫?! 」
直ぐにリゼとシュウが援護に回った。リゼはアイク、シュウは時リンを抱えて地上に降り立つ。時リンとアイクはシュウとリゼに感謝の言葉を述べたあとクッパロボの方を見る。
「これで守るは無効化された! レイ! 思いっきり潰せ! 」
「言われなくとも、そのつもりだっよ! 」
校長先生がレイに指示を出すとレイは身軽にクッパロボに上り片方の腕を数発パンチして肩から切断させた。切断されたクッパロボの片腕は『ドーン』と周りに響く音をして無気力に倒れた。切断部分からはからは荒荒しい太い動線が見える。
「今だ! トドメをさせ! 」
レイが宙に放り出されながらそう言った。すると残っていたシュウが脅威のジャンプ力でクッパロボの腹部まで飛ぶ。
「シュウ! 鉄亀の弱点はみぞおちだ! 」
校長先生のその言葉を聞いてシュウは数回転して体制を整える。シュウはもうみぞおち附近に居た。そして、クッパロボは両腕を切断され身動きが取れない。
「楽しかった。ありがとう」
シュウのその言葉は誰にも届くことなく、拳がクッパロボのボディに触れた。
その瞬間シュウがパンチした所から段々とクッパロボのボディが砕け散り中身の大中小の歯車や、壊れた螺旋階段等が出てくる。
レイはすかさずシュウを抱きとめ、皆のいる場所に行く。
クッパロボは、跡形もなく砕け散り、面影など無かった。強いていうなれば、金箔が貼られていた目立った箱があり、その中に鍵があった。
ーーーーーーーーーーー
「もう終わりかー……先生も案外悪くなかったな! 」
ポップがニカッと笑いながらそういう。戦士たちの日々2メンバーと最期の足掻きメンバーは綺麗に分かれ、真ん中には解錠されたベルが置いてあった。最後の、お別れの挨拶の時間である。
ユウ「表世界に来たみたいで、楽しかったよ。」
ゼルダ「何時でも私達の世界に来ていいのよ!」
ユウ「考えておくよ。けど、もう私には時間が無いから、行けるかは分からないけどね。」
クロコダイン「お前は最後の最後でいい所を持っていくな!ガハハハ!」
シュウ「いやっ、条件反射で……僕が行かなきゃって思って……」
時リン「それでもクッパロボを倒してベルも手に入れられたから良かったじゃないか! ありがとうシュウ! 」
シュウ「えへへ……」
タツナ「もうお別れか」
ミソウ「嬉しいような、寂しいような」
アイク「そっちの世界は過酷なんだろう。もし良ければ俺達の世界に来ないか?」
ピーチ姫「あら、優しいのねアイク」
アイク「そんなん……じゃないが……」
リゼ「同情に近いものでしょうね。しかし、余計なお世話です。」
タツナ「俺達はもう堕ちちまった。表世界へは行けないんだ。」
ミソウ「私達の世界でやらなければならないこともある」
アイク「そうか……頑張ってくれ。」
リゼ「えぇ。仮にあの世があるのならば、そこで待っています。」
ピーチ姫、アイク「?」
バッツ「楽しかったな! この3日間! 」
マリオ「そうだね、世界は広い……って知らしめられたよ。」
シュウ「あはは……あれはレイと校長先生が異常なだけだと思うけどね……」
バッツ「それより本当に元の世界に戻っていいのか? 俺たちの世界で楽しくやろうぜ! 」
シュウ「うん。素敵なお誘いだけど断っとくよ。」
マリオ「それは、何故だい? 」
シュウ「きっと、レイなら自分の世界を捨てないから。僕はずっとレイと一緒に居たいんだ。」
マリオ「そっか……」
バッツ「レイも病的にシュウの事が好きだと思ってたが、シュウも大概だな。 」
シュウ「……うん。そうだね。叶わない恋でも、たのしいものだよ。」
バッツ、マリオ「?」
校長先生「皆、ご苦労だった。」
ポップ「いやぁ、校長先生の指導のお陰ですよ! 最初誰かに教えるなんて難しかったのに、それを教えてくれたのは校長先生何ですから! 」
レオナ「はい。私達も校長先生に深く感謝しています。」
校長先生「ありがとう。」
「あっ、そうだっ!」
するとシュウが持っていた紙袋からビニールで包んどものを取り出す。
「ここにいる全員の分。作ったんだ!バレンタイン…昨日だけど。感謝の印として。」
そういうとシュウは皆に配り始めた。それはレオナ、ユウ、ミソウ、リゼ、ピーチ、ゼルダと一緒に作ったチョコであった。男性陣もチョコを作っていたため、シュウにお返しとして渡す。
「あっ、ポップ先生……私も。」
レオナ先生はこの流れに乗ってポップにチョコを渡した。ポップは照れくさそうに、それでも嬉しそうにそのチョコを貰い、お返しにマフィンを渡した。ピーチと時リン、ゼルダとアイクもそんな感じであった。
ピーチ「ふふっ。殿方からチョコを貰うなんて不思議な気分ね♪」
時リン「そう……だね。上手くできたか分からないけど……」
ピーチ「何言ってるの?時リンが作ったものなら何でも美味しいわよ! 」
時リン「あっ、ありがとう……(照)」
ゼルダ「このマフィン……アイクさんが作ったの?」
アイク「……ま、まあそうだな」
ゼルダ「お上手!美味しく食べますからね! 」
アイク「勝手にしてもらって構わない(照)」
ゼルダ「……ふふっ」
ゼルダは大切そうにアイクから貰ったチョコレートを胸に当てた。
タツナ・ミソウ「シュウ! これやる!」
シュウ「あ、ありがとう!マフィンもチョコも貰えるだなんて、僕は幸せものだよ。」
リゼ「私のもあげます。」
シュウ「えっ、いいの?! 」
リゼ「さっきチョコ貰いましたし、私はあげる相手は居ないので」
シュウ「それでも嬉しいよ! ありがとうリゼ! 」
リゼ「はい。」
タツナ「リゼだけずりぃ。」
ミソウ「私達にも! 」
シュウ「うん! 2人ともありがとう! 」
そう言ってシュウは双子の頭を撫でた。双子は照れくさそうにお互いの顔を見つめると、"満面の笑み"を浮かべた。
レイ「シュウ。これあげるよ」
シュウ「レっレイもくれるの?! 」
レイ「当たり前だろう? 借りは返さないとね」
そう言ってシュウはレイのチョコマフィンを受け取る。すこし型くずれしていて所々焦げているが、シュウはニヤけが止まらなかった。
レイ「それと、皆より俺のチョコの方が豪華なの分かるからね。」
シュウ「えっ、ええ?! 」
シュウ一気に顔を赤面させる。図星のようであった。レイはその赤面したシュウの顔を見て満足したようだ。
リゼ「あそこでシュウとレイがイチャコラしてますが良いんですか?」
タツナ「何がだ?」
リゼ「……言わずともがな分かるでしょう。」
ミソウ「シュウへの気持ちは……もう踏ん切りはついてる。」
リゼ「…………そうですか。」
リゼはそういうと、目を細め赤面するシュウとそれをからかうレイを見ていた。
「そろそろ時間だベルを鳴らすぞ。」
校長先生がそういうとベルの前に立った。どうやら校長先生がベルを鳴らすようだ。
マリオ「楽しかったよ! そっちの世界でも頑張ってね! 」
クロコダイン「ガハハ! そのマッドサイエンティストやらに頼んでこっちに来ても構わんのだぞ! 」
ゼルダ「体に気をつけて……! 」
アイク「まあ、楽しかった。ありがとう」
時リン「そっちの世界でも頑張れよ! 人生楽しいことは必ずあるんだから! 」
ピーチ姫「ありがとうございました。また会った時はゆっくりお茶でもしましょ♪」
レオナ「皆様、傷の治りが早いからって無理は禁物ですよ! 」
ポップ「楽しかったよ! そっちの世界でも暴れるなよ! 」
ピカチュウ「ありがとう……皆ありがとうっ! 」
バッツ「元気でな! 」
ユウ「まあ、施設に居た時よりは楽しかったよ。それじゃ、またいつかえる会えるなら良い土産話を持ってきてくれ」
リゼ「ありがとうございました」
タツナ「まあ、楽しかったよな! 命は大切にな! 」
ミソウ「……ありがとう」
レイ「まあ、楽しかったよ。次はもうないかも知れないけどね」
校長先生「皆。こんなアホどもに付き合ってくれてありがとう。」
シュウ「えっと、皆! 本当に、本当にありがとうー!!! 」
『ゴーンゴーン』
シュウの言葉を最後に校長先生がベルを鳴らした。すると辺り一面白い霧で包まれ戦士たちの日々メンバーが見えなくなっていく。シュウは戦士たちの日々メンバーに手を伸ばす……しかし、どんどん意識は薄れていった。
ーーーーーーーーーーー
《シュウ》
んん……ここは、どこだろう?いつもの古びた木材の床に、僕は倒れ込んでいた。横にはリゼ、タツナ、ミソウ、ユウが居た。上を見ると机の上にフラスコが置いてあり、ここはダミの部屋のようであった。
「ああ、お帰りー」
ダミがまるで友達に接するかのように軽くいった。シュウはニコニコしながらゆっくりと立つ。ユウもニコニコと深い微笑みを浮かべている。双子に関しては完全に殺気ビンビンである。
双子・シュウ・ユウ
「「「「こっのマッドサイエンティストォォ!!」」」」
「あはは、それは褒め言葉だよ……って待って待ってその攻撃洒落にならないって、うわぁぁぁー!! ごめんってぇー!!! 」
すると双子とユウ、シュウは一気にダミに襲いかかった。リゼはやれやれと思いながら相棒のサーナイトとその様子を見ていた。
かくして、シュウ達は奇跡的にであった戦士たちの日々メンバーとの思い出を胸に、『計画』を進めるのであった─
─fin─
ーーーーーーーーーーーーーー
~あとがき~
7000文字まで後700文字残っていたので書こうと思います。この度はこのような貴重なコラボをさせて頂きありがとうございます!謎の女剣士さんはもちろん、マリオやゼルダ達もありがとうございました!
とても楽しい2ヶ月間で、楽しすぎて他のスピンオフリクエストすっ飛ばしちゃいました(笑)
本当にすみませんて……
この度をもって、謎の女剣士さんとのコラボは終わりとなります。波乱万丈でギャグなんて書けませんでしたが、楽しんでくださったなら何よりです。
今後は皆様から頂いた沢山のリクエストの消化となります。ゆっくり待ってくだされば光栄です。
それでは、今後とも私の創作をご贔屓にさせて頂ければ幸いです!ありがとうございました!
- Re: 最期の陰謀が導く学園生活【只今、戦士たちの愉快な日々コラボ】 ( No.63 )
- 日時: 2022/06/27 17:12
- 名前: 謎の女剣士 ◆7W9NT64xD6 (ID: b.1Ikr33)
女剣士です。
読みました〜。
バッツのむす〜とした顔が、可愛かったです。
満身創痍のゼルダの元へ、ピカチュウが元気よく飛びつく場面も可愛かったですよ。
それを優しく受け止めるゼルダもまた、素敵です。
それぞれのサイドも協力し合い、一時は時リンたちが危なかったですね。
ベリーさん側の双子ちゃんたちが一撃を決めなかったら、危なかったですからね。
色んな闘いを乗り越え、無事に幕を閉じました。
特に後半のポプレオ アイゼル リンピチの3人ったらも〜、何も照れなくていいのにw
まあリンピチサイドでは、リンクが照れながらも喜んでいますからね。
さっすがボディガード、頼もしい。
確かに色々ありましたが、彼らだけじゃなく…シュウたちも楽しめたからよかったと思います。
こんな私とのコラボ小説を描いてくれたベリーさんには、本当に感謝しています。
ありがとうございました、ホワイトデー編はこちらで描かせて頂きますから…出来次第読みに来て下さい。
多分、ギャグもアリですけどw
それでもベリーさんには、笑って頂きたいので頑張らせて頂きます。
P.S:ウチのピカチュウがゼルダに飛びつく場面、もしかして最初の1日目の辺りにあったポップ編の逆版ですか?
もし違ってたら、ごめんなさい。
- Re: 最期の陰謀が導く学園生活 ( No.64 )
- 日時: 2022/06/27 18:22
- 名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: /ReVjAdg)
>>63
そうですね、ピカチュウは逆版にしました。
素敵なコラボありがとうございました!
- Re: 最期の陰謀が導く学園生活 ( No.65 )
- 日時: 2022/06/28 15:46
- 名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: idHahGWU)
黄昏様リクエスト
ベリー3作クロスオーバー回
「最期の陰謀が導く学園生活」
『カラオケ』前編
【今回参加者】
「裏の陰謀」
霊 麗菜(主人公)
赤白 陽佑(主人公)
通称ヒュウ
統治 真緒(主人公)
統治 共羽(主人公)
「最期の足掻き」
捧擲 寿(主人公)
レイ、タツナ、ミソウ、リゼ、ユウ、ドク、ダミ
「神が導く学園生活」
ラナンキュー・ローズ(主人公)
通称 ラナ
カタバミ・エルフ・ガベーラ(主人公)
通称 タミ
赤魔 光(主人公)
暗狼 牙(主人公)
アリス・スカーレット(完全に佐藤 樹視点)
◤◢◤◢注意◤◢◤◢
〇メタ発言が結構繰り出されます。
〇この内容は本編に一切関係はございません。
〇描写がチリカスです。
〇ネタバレが多分に含まれます。
〇これはベリー完全自己満です。
それでも良い方は、どうぞ。
ーーーーーーーーーー
トモバ「いぇーっい!3作クロスオーバー回!カラオケだぁ!もりあがってこぉ!」
トモバが大きなカラオケルームでマイク片手に叫ぶ。そこには様々な服装をした人々総勢17人がいた。
トモバ「まず自己紹介からしましょう!」
コウ「待て待て待て!サラッと始まったがいまどういう状況なんだ?!」
タツナ「どうもこうも、カラオケに来てるんだろ。」
マオ「いや、そうなんだが…そうなんだがな?!世界観が違うんだよ!裏の陰謀と最期の足掻きは世界線同じだから良いけどさ?!」
コウ「神学は完全に世界観も世界線も違ぇんだよな。」
タミ「んなこと気にしない気にしない!ほらほら!自己紹介でしょ自己紹介!」
アリス(イツキ)「(ついていけねぇんだが)」
そうやって各々ギャーカスギャーカス言い合い、お互い話は平行線しか辿らないと分かったのか、皆黙り始めた。そこでトモバが切り出す。
トモバ「じゃあ改めて自己紹介やっていきましょう!私は統治 共羽!横の赤髪の妹です!よろしくっ!」
マオ「先程ご紹介に…あがりました。トモバの兄…統治 真緒です…あ、よろしくお願いします。」
レイナ「霊 麗菜。」
ヒュウ「赤白 陽佑だ。気軽にヒュウと呼んでもらって構わない。これで裏の陰謀メンバーは終了だ。」
トモバ「ちょっと?!私達少なくない?!4人だけだよ4人だけ!最期の足掻き見てみな!主要人物の他にも余計なキャラ居るよ?!裏の陰謀と同じ4人主人公の神学でさえサブキャラ1人追加されてるよ?!」
トモバが文句を言っていると件の『サブキャラ』が文句を言う。
アリス「サブキャラで悪かったな。」
ユウ「君〜調子乗ってると殺すよ?」
ダミ「まぁまあ、僕らが余計なのは事実だし、抑えな、ね?ユウ。」
ドク「すまないな…なんか。というか俺最期の足掻きで良いのか?裏の陰謀側にいた方が良いんじゃ…」
ドクは最期の足掻きでも裏の陰謀でも重要人物であるため本人はどちらにいるべきか迷っているようだ。
レイナ「敵キャラがスピンオフに出てくるとか前代未聞だから」
そんなことは無い。意外性があっていいとは思う。
ドク「俺最期の足掻きでも敵キャラ感あると思うんだけどなぁ…」
そんなことは無い。強いて言うなれば中立キャラであろう。
トモバ「じゃあ、その、白髪のイケメンさんは裏の陰謀チームということで!」
最期の足掻き、裏の陰謀一同『?!』
そしてドクは申し訳なさそうに裏の陰謀チームの椅子へと座った。
ドク「あ、じゃあ自己紹介するな。最期の足掻きにも裏の陰謀にも登場しているドクだ。最期の足掻きではリーダー。裏の陰謀では12(トゥエルブス)と呼ばれている。本名や仮名、他者様コラボで付けられた名前など様々あるがとりあえずドクと呼んでくれ。」
レイナ「ドク…名前多いわよね。えーと合計で…6つ。」
ドク「創作者も結構名前付けられて困ってるらしいぞ。」
シュウ「あ、じゃあ、次僕達でいいかな…」
すると恐る恐るシュウが手を上げる。最期の足掻き唯一無二の主人公である。皆はどうぞとでも言うようにシンとする。
シュウ「捧擲 寿。旧名ソレイユ・ジーニアです。えっと、主人公やらせて頂いてます。よろしく。」
レイナ「ここネタバレ良いのよね?なら私もソレイユって呼んでも良いのかしら。」
シュウ「レイナ…それは本当にネタバレしちゃダメなやつだから抑えて()」
レイナ「私の立ち位置めちゃくちゃ困るじゃないの。」
シュウ「取り敢えず…!取り敢えず今のキャラを突っ張って…!」
リゼ「開始早々メタ発言のオンパレードで良いのでしょうか。」
レイ「良いんじゃないの?面白そうだし。じゃあ次俺ね。3代目レイ。3柱やってるから。よろしく。」
レイナ「…(涙ポロポロ)」
ヒュウ「おいレイナ?!早速キャラ崩壊してるぞ?!大丈夫か?!」
ヒュウはまるで母親のようにレイナの涙をふく。レイナは両目から大粒の涙を流している。
レイナ「大きくなったね…」
レイ「傷心に浸りたいのは分かるけど本当にネタバレになるから辞めて。」
レイナ「いや、最期の足掻きメンバー私と面識ある人しかいないから逆に困るのよ。」
レイ「俺もレイナの前でこのキャラ保てられるか心配だよ。」
ここで最期の足掻きの裏の陰謀に繋がるネタバレをされては本当に最期の足掻きの存在意義が無くなるから辞めて欲しい。
タツナ「俺らはネタバレなんてないから大丈夫だな。」
ミソウ「8歳だし。」
トモバ「あ、そうだね、遠慮なく自己紹介しちゃって!」
タツナ「俺はタツナ。男だ。でこっちが妹の」
ミソウ「ミソウ。女だ。タツナとは双子でシュウに名付けてもらった。」
タツナとミソウは自慢するように言った。『おお』とシュウに注目がいく。シュウは照れながら下を向いている。
リゼ「私はリゼ。よろしく。」
一同『よろしく〜』
ここでようやくまともな自己紹介が、出てきた。やはりネタバレがないというのは偉大である。
ユウ「私はユウ。3柱の情報屋だよーよろしくね。」
ダミ「僕はダミ。生きてないけど参戦しましたー」
ここで最期の足掻きメンバーの紹介が終わる。次は本当にネタバレのしようが無い神学メンバーである。
ラナ「ラナンキュー・ローズ。」
クロ「暗狼 牙だ。牙狼族のハーフで半分狼と思ってくれ。」
コウ「赤魔 光元々俺ら4人は裏の陰謀主人公4人がベースだから俺の性格はまんま統治 真緒と同じと思ってくれていい。」
タミ「カタバミ・エルフ・ガベーラです!コウが言ってたように私もまんま統治 共羽と同じ性格かも…よろしくね!」
ドク「キャラ被りしてて成り立つのかこのスピンオフ…」
マオ「リクエストで来たからにはちゃんとすべきだろ…」
タミ「3作クロスオーバーってだけでネタバレ地雷アリ放題なのにこれ以上カラオケが着いてくるんだよ?どうまともにしろって言うの(死んだ目)」
ドク、マオ
「す、すまん。」
アリス「俺はアリス・スカーレットだ。俺の今の口調が分からない際は神学のダンジョン編を見てくれ。今回俺は佐藤 樹で行こうと思う。」
コウ・マオ「俺らとキャラ被りするから辞めて。」
アリス「いや、でも、それじゃ…」
コウ・マオ「辞めて。」
アリス「…分かりましたわ。改めまして、アリス・スカーレットです。よろしくお願い致します。」
アリスは渋々アリスモードになり、静かに自己紹介を終えた。これで今回のメンバー全員の自己紹介は終わりである。この時点でお察しだろうがこれは1スレで終わらなさそうである。そのため数スレになるが、頑張って早く更新するから幻滅しないで欲しい。
トモバ「早速だけど…歌おうっ!カラオケだしっ!」
ユウ「私達施設出身だからカラオケ知らないんだけど…」
ラナ「そういう、めんどくさい設定は無くして。」
ダミ「そしたら家の3代目レイ君がフジ君になっちゃうんだよねぇ」
レイ「え、僕フジの方が良いの…?」
トモバ「あぁぁ!もう!全部都合が良い設定にしていいから!」
最期の足掻き一同『分かった。』
正直1番書くのしんどいのは最期の足掻き一同である。大抵の人が裏の陰謀に繋がる爆弾を抱えているため綱渡り状態である。今微妙にバランスを保ててるのはノリで解決するトモバとタミ様様だ。
トモバ「気を取り直しまして…歌いましょう!最初誰歌うー?」
ミソウ「私!私私!」
タツナ「俺も歌う!」
最初はタツナと、ミソウで決まった。2人は何を歌うのだろうか。2人の曲は様々あるが、幼い2人が知っている曲など数少ない。
タツナとミソウはマイクを受け取るとタッチパネルを操作し始めた。何気に採点機能も追加している。ここでハードルがグッと上がってしまう。特にコミュ障のマオ、ドク、リゼ、コウは冷や汗をかいている。
ミソウ「曲入れたぞ!」
タツナ「歌うぞ…!」
初めてカラオケに来た2人の様子はとても微笑ましかった。すると音楽が流れ始めた。エレキギターベースのロックな曲調だ。
タツナ『ざっと数えて40名。みんなが目を光らせる』
ミソウ『どんな小さな罪も見逃さないように』
ノリに乗った双子が歌い始める。8歳児がまあまあえげつい曲を選んだ。曲名は『チュルリラ・チュルリラ・ダッダッダ』である。和田たけあき様の曲でボカロである。テンポが良い曲調が特徴でとてもノリに乗りやすい曲でもある。
タツナ、ミソウ
『さぁー!さぁー!密告だ!先生に言ってやろう!』
タツナとミソウは幼児特有の高い声が出せる声帯でサビを歌い始めた。血気盛んなタツナ、ミソウらしい曲っちゃ曲だが、純粋に小2なら児童向けアニメのOPでも、歌って欲しいものである。
タツナ、ミソウ
『ダッダッダ!』
2人が歌い終わった。意外とお互いハモリあいながら歌っていた。要するに魅せプが、うまかった。点数は…
『82点』
平均的な数字である。しかし、初カラオケの双子は点数なんか気にせず歌えたことに感謝している。最期の足掻き環境は本当に酷いものなのだとここで痛感出来る。
トモバ「次誰歌うー?」
トモバが両手にマラカスを持ちながら言う。
誰も手をあげない。トモバはこれでは盛り上がりにかけると踏み、隣の席のヒュウを引っ張り出し、ステージに立たせ、マイクを持たせる。
トモバ「よーしヒーちゃん!何歌いたい?」
ヒュウ「なんで俺が歌うんだよ?!」
マオ「順番的に全員回るんだから良いだろ。」
ヒュウ「マオ…他人事だからって…」
ヒュウは怒りながらもタッチパネルを操作する。『俺あんま、有名なの知らないんだよなー』なんてぼやきながら。曲を入れる。曲名は『最低人間』である。
初っ端から重いのぶっ込んで来るなよ。
ヒュウ『自分のことが嫌いになった。全てどうでもいいと思えた。こんなくだらない世界なんていっそいっそ、消えてしまえ。』
コイツ以外にも裏声とか器用に使ってくるから地味に上手い。それが絶妙にイラつくのである。
『最低人間』おチビさん様の曲で、これももちろんボカロである。タイトルの通り所謂鬱ボカロで、走っている電車の前に出て自殺しようとするイラストが印象的である。
ヒュウ『僕はー最低な人間、死に損ないの自殺志願者。誰かに言って欲しくて、無駄な命はないよって、僕は。』
ヒュウは昔、悪の組織プラズマ団に大切なものを奪われた過去がある。それが災いしてこんな鬱ボカロに走ったのだろう。正直最近自殺未遂を犯したレイナの方が似合うと思うがそれは失礼である。
そして、静かな音で曲が締められた。点数は
『92点』
普通に上手いのである。
トモバ「うっわぁ…ヒュウいきなり鬱ぶっ込んでくるねー…」
ヒュウ「だからあんまり曲知らねぇんだよ!」
ヒュウは恥ずかしがりながら椅子に座る。ここまで来れば歌いたい人もポツポツと出てくるだろう。そう思いトモバは何も言わなかった。思惑通りタミが無言でタッチパネルを弄り無言でステージに上がった。
タミ「カタバミ!歌いまーす!」
そう宣言する。すると丁度曲がかかってくる。
タミ『剥がれ落ちたメイク!すっぴんのアニマル。見にくくてもやっちゃうのよ!』
タミがポップに歌い出したこの曲は数々の名曲を生み出した生けるボカロ歴史の証人ともいえるDECO*27様の曲。『アニマル』である。割と最近の曲で知ってる人も多いのでは無いだろうか。
タミは未だ過去等明かされていないため明るい曲をチョイスした。この曲が伏線になっているかは興味ある人だけ考えてみてくれ。
タミ『塗り重ねたメイク バッチリなアニマル目を見開いて待ってるのよ!』
大体タミの番が終わった。タミはスッキリしたとでも言うふうに元の席に座る。点数は
『79点』
平均的である。タミはその画面を見て少しガッカリしながらもマイクを元に戻す。次歌う人は誰だろうか。まだまだ歌っていない人など沢山いる。
アリス「なんか喉乾いてきましたわね。」
シュウ「そうだね。そろそろ何か頼もうか。」
ユウ「私達1週間飲まず食わずでも死なないから大丈夫だよ。」
レイナ「それでも乾くものは乾くでしょ。皆、なんのジュース飲む?」
レイナはそう言いながら受話器を取る。流石大本命の裏の陰謀代表主人公である。
「コーラ! オレンジジュ-ス 烏龍茶。
コ-ラ ソ-ダ! あ、水で メロンソ-ダ! …」
一気に皆が喋り出す。レイナはその光景を無表情で見つめ、数秒停止したあと受話器に口を当てる。
レイナ「コーラ5つ、オレンジジュース2つ、水3つ、ソーダ3つ、メロンソーダ1つ、烏龍茶3つ。お願いします。」
一同『聞き取れたの?!』
トモバ「あっ、次歌う人ー!」
シーーーーーーーーーン
トモバはマイクを持ち一同を見渡す。そして最期の足掻きチームにに近づくと。
トモバ「よろしくねオニーサン」
レイ「…は?!」
ニコッとレイにマイクを渡した。レイは戸惑いながらも、双子が歌えたのだから自分も歌えるとまじないをかけながらタッチパネルをタップする。
すると海外のスパイ映画のBGMに車のカーブ音、ピアノの連打音が響く。
レイ『袋に詰められたナッツのような世間では』
レイが歌い出したのはofficial髭男dism様方々の曲、ミックスナッツである。最近2回目の流行りの『SPY×FAMILY』のOPになっている曲である。official髭男dism略して髭男は1度聞いたら耳に残り続けるような曲をよく作り出している有名なアーティストだ。誰でも1度は耳にしたことあるのではないだろうか。
レイ『隠し事だらけ継ぎ接ぎだらけのhomeyouKnow』
レイが恥ずかしがりながら歌い始める。そりゃカッコつけたい相手と過去を知ってる相手がいる環境で歌うなんて好きな子と自分の親が居るような気分である。それでも難しい曲なのに音程はしっかり取れている。しかし、抑揚は付けられない。
レイ『噛み締めていく』
そこで曲は終わった。ユウとリゼは半ば笑いながらその様子を見ていた。
ユウ「いいよぉフジ君!その顔が最っ高!」
リゼ「…ん"…ぶふっ…」
レイ「ここを血の海にしても構わないよね? 」
レイ含め最期の足掻き一行の沸点は低い。著しく低い。そのためレイはすぐさま拳をユウに振った。
ドク「この場ではやめろ。」
すると、最期の足掻きのリーダーであるドクがレイを止める。レイは意地けながら椅子に座る。
レイナ「かっこよかったんじゃない((ボソッ」
シュウ「そうだよ!かっこよかった!凄いよレイ!」
レイは2人の言葉に頬を染めてそっぽ向いてしまった。照れている。その場にいる皆すぐ分かった。
???「ドリンクお持ちしましたー」
すると部屋の扉が開かれる。そこには片手で17ものグラスが乗ってるお盆を支える少年がいた。赤いエプロンを来ていてカラオケ店員である…が。
レイナ、トモバ、ヒュウ、マオ
「セブン?!」
カラオケ店員は、裏の陰謀、レイナのライバル枠であるセブンだった。セブンはこの一帯カオス状況をみてため息を出すと。
セブン「申し訳ございません。お部屋をお間違えしました。」
と、扉を器用に締め始めてしまう。
マオ「まてまてまてまて?!」
するとマオが扉を開ける。セブンはブスっとした顔をしながらドリンクを机の上に置く。
セブン「品は出した。」
そう言って部屋を去ろうとする。去ろうとするも…ガシッとセブンの腕を掴むもの1名。
セブン「レイナ…」
レイナ「ここまで来たなら巻き込んでもらうよ。」
かくして、3作クロスオーバーカラオケという結構カオスな事がはじまったのである。
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