二次創作小説(新・総合)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

逃走中1〜始まりはシンプル?に!〜【完結】
日時: 2023/03/26 01:03
名前: 柊 ◆K1DQe5BZx. (ID: t7y4Iwob)

柊サイド、初の逃走中!
舞台はショッピングモール。広いショッピングモールの中、20名の逃走者たちが駆け回り、ミッションに挑んだり挑まなかったり!
90分間、ハンターから逃げ切るのは誰だ!!

柊「ぐだぐだだって!? 許してくれ初めてだ!!」

…ぐだぐだしても許してください!!

※注意事項※
・こちらの逃走中は柊の書く『綴られし日々〜作者とキャラの日常〜』の設定を多分に使用しております。
・そのため、クロスカプ、夢が含まれます。苦手な方はご注意ください。本当に。
・筆者は逃走中初書きです、何か不備やアドバイスございましたらご遠慮なくお願いします。
・計画性なんて皆無。
・投稿時間はまちまちです。
・突然更新が途絶える可能性が大です。

それでも大丈夫な方は、どうぞお楽しみください!

逃走者一覧(五十音順、ジャンル名順不同)

足柄(艦隊これくしょん-艦これ-)
イオノプシジウム(フラワーナイトガール)
イソップ・カール(Identity_V)
カトラリー(千銃士Rhodo knight)
クー・フーリン(Fateシリーズ)
ジョージ(千銃士Rhodo knight)
赤兎馬せきとば(Fate/Grand Order)
園田 海未(ラブライブ!)
鳴上 悠(Persona4)
ネリネ(フラワーナイトガール)
博多藤四郎(刀剣乱舞)
羽黒(艦隊これくしょん-艦これ-)
初音 ミク(VOCALOID)
花村 陽介(Persona4)
日野森 雫(プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク)
豊前江(刀剣乱舞)
へし切長谷部(刀剣乱舞)
星乃 一歌(プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク)
ミカエル(千銃士Rhodo knight)
ラック(幸運児)(Identity_V)

Re: 逃走中1〜始まりはシンプル?に!〜 ( No.64 )
日時: 2023/03/09 22:08
名前: 柊 ◆K1DQe5BZx. (ID: bf/Zv.aY)


ハンターA「……!!」

 ハンターが見つけたのは……。


陽介「次のミッションってどれくらいで出るんだろうな?」

 陽介、ではなく……。


羽黒「ううぅ……き、緊張して、ちょっと気分が……」

 羽黒、でもなく……。






TARGET
【Miku Hatsune】


ミク「あれ、何か音……って、は、ハンターだぁ〜っ!!」

 ミクだ……!! 彼女はすぐに逃げ出す。だが、気付くのが遅かった……!
 徐々に縮まる距離を、何とか曲がり角を利用してジグザグに逃げていく。

ミク「やだやだやだーっ! まだイソップくんの分まで逃げたいのー!!」



イソップ「へっくしゅ!」
ラック「あれ、風邪ですか?」
イソップ「いや、そうではないと思いますが……」
柊「ソロソロダレカトメテー」


 ミクの懇願も、ハンターには通用しない……!

赤兎馬「む、足音。……初音ミクさん?」

 向かう先にいたのは、赤兎馬だ……!

ミク「あっ、赤兎馬さん逃げてー!! ハンター連れてきちゃったごめんなさーい!!」
赤兎馬「なんと。……初音ミクさん、ここは私に任せてお逃げなさい!」
ミク「えっ!? で、でも!」
赤兎馬「お気になさらず。あなたがこのまま捕まれば、牢獄のイソップ殿は悲しまれるかもしれない。さあ、早く!」
ミク「……! ご、ごめんなさ」
赤兎馬「私は、謝罪の言葉よりも、ありがとうの方が聞きたいですよ」
ミク「! っありがとうございます! 絶対、逃げてくださいね!」

 ミクが赤兎馬を追い越す。その体躯に隠れ、逃げていく。その間に赤兎馬はスタッフを抱える。


TARGET
【Red Hare】


 ターゲットが、変更された……!

赤兎馬「ここまで幸運にも、ハンターに見つからずに来た。さあ、いざ尋常に!!」

 赤兎馬が駆け出す。速度制限アンクレットがあるものの、やはり体は馬のためか、少しずつ距離は開いていく!
 だがその体が仇となり、ハンターの視界から外れることができていない。その上、狭い場所へ逃げ込んで隠れることもできない赤兎馬は、今しばらく追われ続けることとなる!

スタッフ「うわ、うわわ……!」
赤兎馬「失礼、しばらくは辛抱を。いくら速さを抑えられていようと体格差などでどうしても置いてけぼりにしてしまいますから。
本当ならば、背に乗せた方が良いのでしょうが……!
そろそろ階段を駆け上がります、口はしっかり閉ざしてください!」

 そう言うとほぼ同時に、赤兎馬は器用に階段を駆け上がる。


陽介「うお!? あれ赤兎馬さんだよな……ってハンターいる……! 追われてたのか……!」

 陽介も遠くで目撃し、こっそりと離れていく。


ハンターA「……?」


 赤兎馬、逃げ切った……!!

赤兎馬「……振り切ったようですね。大丈夫でしたか? あまり気にせずに走ってしまいましたから、気分はいかがですか?」
スタッフ「だ、大丈夫です……」
赤兎馬「……少し休みますか。さて、ベンチは……」
スタッフ「い、息一つ切れてないんですね……うぷっ。1分くらい走ってましたよ……?」
赤兎馬「ははは、1分程度走ったくらいで息を切らせていては、戦場では瞬く間にやられてしまいますよ」


ミク「っはぁ、はぁ……メール、来ないってことは……赤兎馬さん、逃げ切れたんだ。良かったぁ……。確かにイソップくんの分まで逃げたいけど、誰かを囮にしたいわけじゃないもん」

 ほっと胸を撫で下ろすミク。

スタッフ「もし逃げ切れたら、イソップさんが褒めてくれると思いますか?
ミク「ううん……褒めてはくれないかもしれない……けど、ついつい妄想しちゃって……。
えへへへへ〜♪」

 でれでれな笑みを見せるミク。アイドルとは思えないくらいの破顔である。しかし、首を横に振ってダメダメ、と呟いた。

ミク「まだ半分を少し切ったくらいなんだから、油断しちゃダメだよね!
目指せ、イソップくんからの褒め言葉、でいきます!」

 彼女の中の賞金は、どこへ消えたのだろうか……。でも、幸せならOKです……!!


海未「時間も半分を切って、賞金もすごいことになっていますね……。ですが、油断は禁物。そして、自首などもっての外です。私は雫に助けられたのですから。
雫の分まで、きっちり逃げ切って見せます!」

 意気込む海未。そんな彼女の近くに、1つの影……!

陽介「あれ、園田海未ちゃん、だよな?」
海未「! あなたは、花村陽介さんですね」

 陽介だった……。

海未「さっきのミッションでは、情報共有してくださってありがとうございました」
陽介「いやいやいや! 結局俺、何も出来てないし……お礼言われるようなことじゃないって」
海未「それでも、みんなある程度の警戒などができたと思うんです。何も出来ていないなんて、言わないでください」
陽介「園田ちゃん……! くぅ〜、やっぱアイドルはちげえなぁ……!」
海未「え?」
陽介「あ、ごめんごめんこっちの話! じゃ、お互い頑張ろうぜ!」
海未「え、ええ。もちろんです」

 軽い会話をして離れる2人……。

陽介「はぁあ……やっぱアイドルは輝きが違うっていうか! いや、りせもりせですげえんだぜ? でもこう、ほら、あるじゃん!?
やっぱ生でアイドルに会うとさぁ、こう、輝きが違うってやつ!」

 ……この言動が、ガッカリ王子たる所以かもしれない……。

[42:32]
残り10人

Re: 逃走中1〜始まりはシンプル?に!〜 ( No.65 )
日時: 2023/03/10 22:44
名前: 柊 ◆K1DQe5BZx. (ID: Oiud.vUl)

クー・フーリン「よし、この先もハンターはいねえな」

 ミッション2でミニハスターを止めたクー・フーリンは、慎重に周りを警戒しながら動き回っている。

スタッフ「結構慎重ですね?」
クー・フーリン「そりゃ、ポンっと触られるだけでアウトなら慎重にもなるだろ。その上、脚も制限されて反撃もできない。
これのテストとしての招待ではあるが、どうせなら逃げ切りを目指したいからな」

 ……反撃可能だったら、一体どれほどのハンターを用意しなくてはならないのだろう。ぼんやりと彼の逸話を思い出し、考えるのをやめた。
 そんな彼は案内看板のそばに誰かが座り込んでいるのを見つける。そのまま歩み寄ったその先にいたのは。

クー・フーリン「おーい坊主、そこ隠れられてねえぞ」
カトラリー「ひゃぁっ!!」

 カトラリーであった。カトラリーは勢いよくクー・フーリンを睨む。

カトラリー「お、驚かせないでよ! というか、坊主って……! 僕はカトラリーって名前があるんだけど!?」
クー・フーリン「おーおー威勢のいい子猫なこって」
カトラリー「なぁっ!? こ、子猫……! バカにしてるでしょ!?」
クー・フーリン「してねえって。猫っぽいし俺よりは年下だろお前さん。子猫じゃねえか」
カトラリー「ちーがーうー!!」

 にゃあにゃあと……ではなくぎゃあぎゃあとクー・フーリンに怒るカトラリー。しかしそんなカトラリーの言葉はどこ吹く風、よく鳴く猫くらいにしか思われていない。揶揄いがいがあるとも。
 が、カトラリーの背後に、黒い影を1つ見つける。


ハンターC「……!」


 ハンターだ……! おそらく、カトラリーの大声が聞こえていたのだろう。
 クー・フーリンはさっとその場を逃げ出す。

カトラリー「ちょっと! まだ話はっ」
クー・フーリン「それはまた後でなー、お前も逃げた方がいいぜ、ハンター来てるぞー」
カトラリー「……えっ? ちょっ、ほ、本当に来てるーっ!?」


TARGET
【Cutlery】


カトラリー「も、もうやだぁ!! あの人、絶対に恨んでやるぅ!!」

 カトラリーは無我夢中で逃げ出す。ルートだとかは一切考えずに。
 そんなめちゃくちゃなルートか、それとも運が良かったのか……。

ハンターC「……?」キョロキョロ

 ハンターの視界から、外れたようだ……!

カトラリー「っはぁ、はぁ……! つ、次会ったら絶対、なんか、仕返ししてやるんだから……!!」

 カトラリーの恨みは、深い……。とは言え、ちょっぴり自業自得だった気もするが……。



悠「何もないと、時間が経つのが遅く感じるな……。こういう緊張するゲームだからこそ、余計にそう感じる」

 悠も周りを見渡して警戒しながら、時折隠れながら行動している。

スタッフ「もう時間は半分切りましたけど、自首するつもりはありますか?」
悠「全くないな。絶対に逃げ切って、菜々子と叔父さんに賞金を渡したい」
スタッフ「全額ですか???」
悠「全額だ(キリッ)
菜々子は良い子だから、ちょっと使ってもきっと叔父さんに預けると思う。叔父さんも叔父さんできちんとした人だから、ちょっぴり豪華な食事した後は菜々子のために貯めておきそうだ……。
やっぱり、こうして考えるとあの2人は天界から遣わされたんじゃないか? そうじゃなくても素晴らしい親子なのは間違いないんだが。菜々子のお母さんはいなくなってしまったが……きっと同じような人だったに違いない」
スタッフ「(真顔で何言ってるんだこの人)」

 ぼんやりとイオノプシジウムを連想したのは、気のせいだろう……。

長谷部「……さっきから何を言っているんだ鳴上」
悠「! 長谷部さん……菜々子と叔父さんはやっぱり素晴らしい、天界から遣わされた親子だなという話です」
長谷部「何を言っているんだお前は」
悠「長谷部さんにとっての金剛さんだと考えれば納得はいくかと」
長谷部「納得した」
スタッフ「(マジで???)」

 ツッコミに回ると思われた長谷部、まさかの理解。と、思いきや。

長谷部「とは言え、金剛は天界から遣わされていないし、堂島親子もそうではないだろ」
悠「そうですか?」
長谷部「強いて言うなら金剛は海から遣わされている」

 違う、そうじゃない。

悠「はっ……確かに!」

 確かに、じゃない。

スタッフ2「(おいお前つっこめよ)」
スタッフ1「(お前こそつっこめよ)」

 ツッコミ不在となったこの空間、スタッフはツッコミの押し付け合いをしていたのだった……。


豊前「はぁ……半分くらいか……。くっそ、これがなきゃ思い切り走れるのにな……!
とは言え、主にとっても必要なことだし仕方ねえか」

 思い切り走れないことに、多少の不満がありつつも豊前は見通しのいい通路でハンターを警戒していた。

豊前「それに、別にタダじゃねえ。これ終わった後はハンターと思い切り競って良いって言われてんだ。逃げ切っても逃げ切らなくてもな。
それでもせっかく参加してるから、逃げ切りたい」

 打って変わって爽やかな笑みを浮かべる。この笑みに、落とされる審神者たちは一体何人いたことか……想像が容易いものだ。


[40:39]
残り10人

Re: 逃走中1〜始まりはシンプル?に!〜 ( No.66 )
日時: 2023/03/11 16:39
名前: 琴葉姫 (ID: LpTTulAV)

こんにちは柊さん!更新お疲れ様です!琴葉姫です!

琴葉姫「今回は私と」
亜利沙「アイドルちゃん大好き松田亜利沙とーっ!」
ソウエイ「………ソウエイだ」
琴葉姫「この3人でお送りします!ハンターがロックオンしたのはミクちゃん…!逃げろミクちゃん!!」
ソウエイ「噂されているな()」
琴葉姫「イソミクありがとうございます!!!!!」←
ソウエイ「お前は何を言ってるんだ(困惑)」
亜利沙「あっ!でも、赤兎馬さんがハンターを撒くのを引き受けてくれました!ミクちゃんのために…!ありがとうございます!亜利沙の感謝のお品物としてこれを!春香先輩と作りました!」つにんじんケーキ
ソウエイ「お前もお前で何をしてるんだ??? ………しかし、うちの世界にもいるが赤兎馬も中々の脚力だな…。しかも速さを制限されているというのに。ランガといい勝負なのではないか?」
琴葉姫「柊さんは転スラ分からないから…(震え声)(クズ)いやでも本当に赤兎馬すごい。でもショッピングモール内を走るでかい馬って絵面すごそう(小並感)(ドクズ)」
ソウエイ「後者は今更だろう()」
亜利沙「赤兎馬さんが捕まらなくて良かったですぅ!ミクちゃんも安心してますし、心優しいミクちゃんは最高ですぅ!!ふおぉぉぉ…!」
ソウエイ「初音ミクはバーチャルシンガーでアイドルでは無いと思うか…?」
琴葉姫「アイドルの時もあるから些事よソウエイたそ← やっぱイソミクは最高だなあ!!!」←←←
亜利沙「好きな人のために頑張るミクちゃんは尊いですよぉ〜!
あっ!!!海未ちゃんもいます!!!海未ちゃんも頑張ってください〜!」
ソウエイ「お前は女性アイドルのことになると本当にテンションが振り切れるな()」
亜利沙「あっ!誤解しないで欲しいんですけど亜利沙はアイドルちゃん大好きですけど他の方も頑張って欲しいと思ってますよ!」
ソウエイ「なんの弁明だ???」
琴葉姫「海未ちゃんと陽介くんのやり取り好きだしわかる、わかるよ陽介くん!!アイドルってすげぇよな!!!」
亜利沙「亜利沙もアイドルちゃんの端くれですけど、アイドルちゃんは本当に最高で我々ドルオタの誇りですぅ!!!」
ソウエイ「………(最早何も言うまい)」
琴葉姫「ああ^〜槍ニキとカトラリーくんのやり取り可愛ええんじゃあ^〜〜〜ツンツンでハンターに追われて槍ニキに対抗意識?を燃やすのきゃわわ〜〜〜♡(語彙の死)」
ソウエイ「お前は本当に感想がワンパターンだな()」
琴葉姫「伝わればええの!!!(爆散)」
ソウエイ「………そうか(諦め)」
亜利沙「悠さんは大切な人たちのために頑張るのはてえてえ〜ですしその人たちのこと本当に大好きだって伝わってくるの最高ですぅ〜!(グッと親指を立てる)」
ソウエイ「ふむ…鳴上悠と、へし切長谷部の言うことは一理ある。オレも、主であるリムル様は最高の為政者で大魔王様だと確信しているし、リムル様のためなら全てを投げ出してでも命を遂行したいと思うからな」
琴葉姫「アッそうだったソウエイたそもリムル様信者だったわ!()スタッフさん頑張れ()」
亜利沙「豊前さんも頑張ってくださいぃ!歌って踊れる付喪神『江』。言わばアイドル君のひとりですからね!亜利沙も応援してますよーっ!」
ソウエイ「お前、男のアイドル(?)も興味あったのか?」
亜利沙「アイドルちゃんを追求するものとして、アイドル君もチェックしなくては!」

※夢交界での亜利沙はなので気にしないでください←

ソウエイ「そ、そうか…()…豊前江はなんというか、ベニマルに近い何かを感じるな…」
琴葉姫「ああ、女の子がときめくイケメンな感じが…(当社比)でもりいだあは爽やかに対応するだろうけどベニマルはなんか、素っ気なさそう…」←
ソウエイ「否定はしない」←
亜利沙「兎にも角にも、ここから先も応援しますよーっ!みなさん頑張ってください!!!」

今回はこれにて!
では(・ω・)ノシ

Re: 逃走中1〜始まりはシンプル?に!〜 ( No.67 )
日時: 2023/03/12 01:49
名前: 柊 ◆K1DQe5BZx. (ID: t7y4Iwob)

柊「だいぶ遅いですがコメント返信と更新ですー」

>琴葉姫さん
コメントありがとうございます!
今回は亜利沙ちゃんとソウエイさんですね、よろしくお願いします!
噂されたらくしゃみをする柊サイド逃走中です←
イソミク私も書いててうへへってなりました←

赤兎馬「!! これは……素晴らしいですね。後ほど、じっくり頂きます。ありがとうございます」

ランガさんは確かに存じ上げないのですが、そう言われるということは相当速い方なんですね……!
> ショッピングモール内を走るでかい馬
確かにすげえですね←
うちのミクはアイドルなので確かに些事ですわね!←
亜利沙ちゃんがめっちゃみんな応援してくれるの嬉しいです!
私もアイドルと会ったら陽介と同じような反応しますね、絶対←
ですがソウエイさんがツッコミ放棄していらっしゃるw
カトラリーはツンツンネコチャンなのでクーニキには構い甲斐があるでしょうね、かわいい←
ツッコミだったソウエイさんがここに来て同意を示した…ですと…!? いいですね!←
スタッフ、頑張って…←
夢交界の亜利沙ちゃんは男性アイドルも興味があるのですね! いつか江のすていじにお呼びしたい←
そっけないベニマルさんと爽やかなファンサりぃだぁ…なんかそれはそれで人気出そうです←
余談ですが一番くじで見たベニマルさんに「あっ結構好き」ってなってました←

コメントありがとうございました!

Re: 逃走中1〜始まりはシンプル?に!〜 ( No.68 )
日時: 2023/03/12 01:55
名前: 柊 ◆K1DQe5BZx. (ID: t7y4Iwob)

海未「まだ40分を少し過ぎた程度……最後のミッションは、どんなものになるのでしょうか」

 海未は2階を、ゆっくり歩きながら呟く。彼女は、そろそろ次のミッションが発令される頃なのではないかと予想していた。

海未「? あそこにいるのは、もしかして……」

 海未が向かう先には、どこかしょんぼりとした羽黒がいた。何故しょんぼりとしているのか気になった海未はあの、と声をかける。

羽黒「っひゃあ!?」
海未「きゃっ!?」
羽黒「あ、ご、ごめんなさい、驚かせてしまって……!」
海未「いえ、こちらこそ驚かせてしまったようで、申し訳ありません。ところで元気がないようですが……大丈夫ですか?
体調が悪くなってしまった、とか……」
羽黒「い、いえ。……その、さっきのミッションで、お役に立てなくって……。
通報部隊の子を見つけたは良かったんですけど、お菓子が好みじゃなくて、それで……」

 そこで言葉を切った羽黒は、暗い顔のまま顔を俯かせた。心なしか、涙も浮かんでいる気がする。

海未「そうだったんですね……。でも、それは仕方ないことだと思います。
好みのお菓子に関しては全くヒントがないような状況でしたし、私も一度外してしまっているんですよ」

 海未がそう話すと、えっ!? と声を上げながら羽黒は跳ねるように顔を上げた。その顔は暗い顔から、驚いたような顔になっている。

羽黒「そ、そうだったんですか? メールに書かれていたから、てっきり1回で終わったんだと……」
海未「いいえ、その時に通報もされてしまったのですが……先に確保されてしまった雫に、助けられたんです。その後に雫に渡されたお菓子でミッションをクリアできただけで……。
私は助けられただけです。だから、ミッションが出来なくてもそんなに落ち込まないでいいんですよ。
それに、羽黒さんはミッション1で貢献しているでしょう?」
羽黒「園田さん……。ありがとう、ございます……」

 しょんぼりとしていた羽黒はやっと小さく笑った。それを見て、海未も少し安心したように笑う。

海未「それでは、私はこれで。お互いに頑張って逃げ切りましょう。
私たち個人としても、お互い、大切な友人や姉妹の分も」
羽黒「あ……は、はい!」

 海未が手を振りながら去っていく。羽黒も手を振って答える。

羽黒「……そう、ですね。私、足柄姉さんの分まで、頑張らなくっちゃ……」

 羽黒は両手で頬を挟むようにぱちんと叩く。ほんのり赤く色づいた頬。けれど羽黒はもう先ほどのような暗い顔はしていなかった。

羽黒「が、頑張るぞー、えいえい、おー……!」

 小さな声ではあったが、しゃんと伸びた背は彼女の少しの成長を実感させた。


●牢獄DEトーク●

 美しいピアノの旋律。それを奏でるミカエルの美しさ。そして……椅子となり続けるスタッフたちと、遠い目をした柊。

ネリネ「だ、大丈夫ですか、団長さーん……?」
柊「もうどうにでもなーれ\(^o^)/」
ラック「完全に投げ出してる!!」
イソップ「あなたがつっこまないで誰がツッコミ入れるんですか」
柊「は??? 手伝え???」
イソップ「『私は助けられないよ!』」
柊「そういうとこやぞ???」

ミカエル「……」

柊「? あれ、なんか急に止まった?」
スタッフA「ミカエル様、如何なさいましたか?」
ミカエル「……そろそろ人間の椅子では集中できないな。普通の椅子を用意してくれる?」
柊「おっま……」
ミカエル「よくよく考えてみれば、いちいち変えるより最初から普通の椅子を用意させればよかったね。だんだん小刻みに揺れるのもいいインスピレーションだったけれど、もう鬱陶しいだけだ」
柊「お前〜〜〜〜」
スタッフB「ミカエル様のご命令とあらば! すぐに最高級の椅子を用意させます!!」
イオノプシジウム「!! もはや無茶振りとも取れる要求をすぐさま受け入れる、これも愛……!! ミカエルさんの周りには愛が溢れているということなのでしょうかもう一生見ててもいいですかなるべくそばにいて見守らせてくださいそうしたらボクもっと新しい形の愛に出会える気がしますああでも少し離れたところで見ていたい気もして何これ心が2つあります悪くないですふぁああん!!」
柊「戻れ〜〜〜〜」
雫「イオノプシジウムさんは言葉の引き出しが多いのね、すごいわ!」
一歌「た、確かにすごいですけど、それで済ませていいんでしょうか……?」
イソップ「(ヒイラギさんのツッコミがもはや適当になりつつある)」

 相変わらずカオスな牢獄である。一度立ち上がり、ミカエルは柊の隣に立つ。

柊「いやなんで???」
ミカエル「喉が渇いてしまったから、何か飲む物はないかな」
柊「あると言えばあるけど。ペットボトルの緑茶」
ミカエル「……紅茶はない? コーヒーでも構わないけれど」
柊「ないねぇ」
ミカエル「そう。じゃあ飲ませてくれる?」
柊「なんで??? ……ああもう分かった分かった、じっと見るな。ストロー差してっと。はい、このストロー咥えて吸ってくれれば飲めるよ」
ミカエル「ありがとう」

 ミカエルがストローを咥えてお茶を飲み始める。それですら絵になるのだから……いっそ恐ろしい。今ですら何人かのスタッフは柊を恨めしそうに、羨ましそうに睨んでいる。
 一方のミカエルはこれはなかなかと緑茶を気に入っていた。


ラック「普通なら、あんなに綺麗な人に何の気もないとはいえ近付かれたらドギマギすると思うんですけど……」
博多「ま、主人やけんね」
ジョージ「ヒイラギの好きなやつはムキムキなやつらとかヒゲ生えてるやつとかが多いもんな☆」
足柄「???」

[37:27]
残り10人


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20