二次創作小説(新・総合)

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UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~【完結】
日時: 2024/03/02 13:50
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

どうも。おろさんです。



今回は、スペシャルな話……と言うわけで、まあまあ長くなる(予定の)大長編。



大乱闘スマブラにも負けを取らないような、エネミー討伐大会をお楽しみに下さい



~念のため注意事項~
・クロスオーバー作品
・一部キャラ崩壊、オリジナル設定有
・(リアル事情により序盤は特に)不定期更新
・シリアス展開有
・登場作品のネタバレ含む可能性あり
・『ウルトラワールドでの日常Reboot』の話の1つのため、逃走中同様に本編に関係する話も出てきたりします。


プロローグ>>1

前半戦
>>12-13>>16-17>>20>>23-27>>29-30>>33-35>>38

後半戦
>>39-40>>43-54>>57-59

エピローグ>>60



選手紹介(順次更新。本編ネタバレ含み)>>28

エイジア>>4
月詠(永久)>>8
大瑠璃音葉>>10

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~ ( No.54 )
日時: 2024/02/26 21:18
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

……こうして、商業エリア内で大乱闘が起きる。



静かなオーケストラ「どうせなら盛り上がる曲を1つ!」

歌う機械「(曲:Chipi Chipi Chapa Chapa(猫ミームでよく聞くアレ)」


阿求「呼んでも無いのに来るな!!しかも場違いだし曲が!!

……いや何気に音割れポッター以外だけど」

ゲブラー「……話には聞いていたがあんなテンションなのか?」

ゲッコウガ「……言ってる場合か?」


ブライ「おふざけは控えてもらおうか!!」


阿求「うっさい!!」

静かなオーケストラ「え、ちょっ」


とりあえず静かなオーケストラを掴んで振り回す阿求。


コン・J「何ィ!?そんな攻撃もあるのか!?」


ゲブラー「無いだろ」

苺香「勢いつけていた矢先に何故このテンションに……;」



噓をつく大人(エネミー)「……」

エネミー達「……」←NPCを攻撃しようとする

宝石ニャン3匹「……!!」←同じく



夏帆「ああっと、ちゃんとドロシー一行も守らないと!!」

ゲッコウガ「(しかしこの戦い、手短に終わらせる必要がありそうだ……!!)」



ボーボボ(エイジア)「は、鼻毛神拳奥義――」

エイジア「鼻毛封印っと」←鼻栓

リンク(エイジア)「元に戻るまでじっとしてろって」



ブラック「デビルサンダー!!」


エネミー達「あべらぁ!!!」



音葉「お休みなさーい!」


エネミー達「zzz……」



エメラルドクォーツ達「……」


ライオネル「フハハハハハ!!まとめてかかって来るが良いわ!!」

ダイヤニャン「悪役みたいなセリフ言ってどうするんですかニャン……」



コン・J「まだだ!このくらいでは我々は止まらんぞ!!」


永久「(……こいつら、何を待ってるんだ……?)


まあいい、こういう時は……」




プリズンブレイカー「ハッハー!!まだまだ止まらねぇぜェー!!(『アルカトラズ大暴走』発動」


トレイン「……言っとくけどな……お前の攻撃はとっくに読んでるんだよ。同じ手は喰らわない。」


フォックス「敵が軌道を変える前に集中砲火するぞ!!」

ファルコ「任せろ!!」




クラッコ「雷連射ぁ!!そんで通せんぼだ!!」


ラフィソル「『ゼロオール』……」

メタルジェネラルEX「ミサイル発射」


ティセ「(敵の死角に――)」


エネミー達「ガッ……」


モモワロウ「モゲゲー!!」

エネミー達「キビキビー!!」



帰り道(NPC)「ほよよ~!」

知恵を欲する案山子(NPC)「シャハハハハ」

暖かい心の木こり(NPC)「……!!」

臆病な猫(NPC)「グルォ!!」



噓をつく大人(エネミー)「何を……何をやっているんだ!!早くこの俺を――」



オズマ(NPC)「終わりだ……!!」



ブライ「む、そうは行かん!!」


噓をつく大人(エネミー)がダメージを受けつつあったところを、ブライ達は止めようとする。


ブライ「……ぬぅん!!」


案山子と木こりを攻撃したが――


【ダミー】


永久「残念偽物だ」

ブライ「なぬ!?」


コン・J「ならばこちらを――「ドガッ!!」


コン・JがNPCを攻撃しようとしたところ、思いっきり反撃される。


コン・J「な、何故だ!?NPCは噓をつく大人を倒すまで他者を攻撃しないはずでは……」


阿求「あ、やっぱそうなのね。でも……」



暖かい心の木こり「……」

知恵を欲する案山子「寄越せ」



阿求「そいつらは、私がどさくさに紛れて呼び出した本物よ。」



コン・J「何ィ!!?」



夏帆「……って事で……」

ゲブラー「ここで終わらせてもらう!!」





プリズンブレイカー「くっ!!そっちがその手で来るなら――」


サム「ヒャッホー「ドガッシャアァァァァァ」


……イヴが変身トランスで腕を大槌に変え、サムを殴り飛ばす。


イヴ「……トレインが言ったハズよ。同じ手は喰らわないって。」



プリズンブレイカー「さ……サァァァァァァァァァァム!!!お前がいないと俺は――」


トレイン「……不吉を届けに来たぜ。……終わりだ!!」





噓をつく大人(エネミー)「止めろ!!ヤメロ!!!俺のものを失ってたま――」


オズマ「黙れッ!!!!」



コン・J「マズイな、ここで噓をつく大人を倒されては――」


阿求「そぉい!!!」


……ジャスティティアで、2人を殴り飛ばす。


ブライ「威力は見事。だが――」


ルーティ「見事だから……」

エターナル「何だって言うんだよ。」



そして背後には、ルーティとエターナル(永久)が。



ルーティ「『セイクリッドパニッシャー』」


【ジョーカー マキシマムドライブ!】

エターナル「オラァ!!!」



強力な一撃が、コン・Jとブライにクリーンヒット。


コン・J「フッ……我々の努力が足りなかったか……」

ブライ「見事な……連携、なり……!!」



トレイン「『炸裂弾バーストブレッド』!!」

プリズンブレイカー「コンチクショォォォォォォッ!!!!」

高威力の爆発弾が、プリズンブレイカーに命中。そのまま場外に吹っ飛び――



ナレーターの助『コン・J選手、ブライ選手、プリズンブレイカー選手、撃墜!!そして――』




噓をつく大人「やめ――」


噓をつく大人が、魔法によりカボチャへと変わり……


暖かい心の木こり(NPC)「……」


それが、叩き割られた。



ナレーターの助『噓をつく大人が討伐されたぁぁぁぁぁぁ!!!』

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~ ( No.55 )
日時: 2024/02/26 22:09
名前: 大瑠璃音葉 (ID: 1i9000J4)

こんにちわ!大瑠璃音葉です!
中々感想に来られなくてすみません!
ものすごく熱い展開!盛り上がってきました!
次回も楽しみに待っています!

コメント返却 ( No.56 )
日時: 2024/02/27 18:22
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

おろさん「……やっぱどうしよう、MOD入れようかな……でも手順が面倒そうなんだよなぁ……」

阿求「結局迷ってんじゃないわよ……」



>>大瑠璃音葉さん
コメントありがとうございます。あ、大丈夫ですよ自分のペースで来ていただければ。
選手が大集合したり、噓をつく大人が撃退されたりと、バスターズグランプリはとにかく盛り上がっています。


コメントありがとうございます。本編までしばらくお待ちください。

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~ ( No.57 )
日時: 2024/02/27 18:25
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

オズマ(NPC)「……」

ドロシー一行(NPC)「……」


……噓をつく大人が撃墜されたと同時に、NPCが去っていった。


ルビーニャン「あれ……オレ様は今まで何を……」

サファイニャン「確か、イベントが起きて……」


エメラルニャン「良かった~皆元に戻ったニャン!」


トパニャン「ど、どういう事ニャン?」


エイジア「……さて、お前はどうだ?」

ボーボボ(エイジア)「ん?何かすっきりしたが」

リンク(エイジア)「一応正気には戻ってるよな……」



ファルコ「……お前も参加してたんだな、ゲッコウガ」

ゲッコウガ「作者殿に頼まれてな。……お前達は……大方ローン返済のためでござるか?」

フォックス「いやまあ、合ってはいるんだが……」



阿求「……その場の勢いみたいな感じでやったけど上手く行ったわね。」

ケブラー「勢いだったのか……

……いや、終わった以上気にすることでも無いだろう。それと……」



永久「……」



阿求「……正確な事話してくれない?どういう目的でバスターズグランプリに参加したのか。」


ブラック「そういえば、ルーティさんやオレちゃんの事を狙っていましたしね。」


トレイン「俺に質問しようとしてた時、ピエロが何だとか言ってたな。それってもしや……」


苺香「ピエロ……それってやっぱり――」




???「はいはーい、そこら辺は私が直々に話しますから!」




ライオネル「む……?ぬおおおおおっ!!?」



突然、トランプやナイフの弾幕、大玉など、色々飛んでくる。それがライオネルを集中攻撃。



ダイヤニャン「ライオネルさん!?」



ライオネル「くっ……ここまでという事か……!!」



そのまま、場外へ。


ナレーターの助『ら、ライオネル選手撃墜ー!!撃墜したのは一体誰だぁぁぁぁぁぁ!!?』




???「という事なので、何も知らない且つ厄介そうなのにはご退場してもらいました~!」



夏帆「この声ってやっぱり……!!」

麻冬『あの時の……!!』



……そして現れたのは、(黒みがかっているが)赤白のカラーリングのピエロのような男。



ゲブラー「お前は……確か……!!?」





おろさん「こいつは……」

ローラン『オイオイ、コイツ『オズワルド』じゃねぇか!!?』

たきな「オズワルド……?何か因縁でもあるんですか?」

アンジェラ『因縁と言うには少し違うけど……かつて戦った、狂った敵とでも言っておこうかしら。

……とはいえ、何で彼がいるのかしら?』

ローラン『ああ、あいつは確かに――』

おろさん「……あれは『ジルコン獣』だ。」

フィリピン「ジルコン獣?それは以前言っていた……」





阿求「……アンタ、もしかしてジルコン獣?この気配、かぶき町の時に感じたのと似通ってるのよねぇ……」



???「おーっと、惜しいですねぇ~!ジルコン獣はジルコン獣でも、私はしがない試作品!」



苺香「ジルコン獣……?それって何ですか?」

夏帆「というか、Qさんの質問を否定しなかったってなると……!!」

阿求「ええ……コン・Jとブライと同じく、敵よ……!!」



???「その通り。……おっと、私としたことが自己紹介を忘れてました!



……私は『ファントム・オズワルド』!略して『F.O』と呼んでください」



永久「……やはり、この時空の存在だったか。」


ティセ「……どういうことですか?彼は、私達を強引半分で参加させた人ですが……」


永久「……アイツは、俺が住んでる世界を嗅ぎ回ってたんだよ。嫌な予感しかしなくてな、急いで追ってみた結果……この大会に、アイツが関係している事が分かった。」


メタルジェネラルEX「F.Oト名乗ッタアノ者ハ、様々ナ世界ノ情報ヲカキ集メテイル。以前エッガーエンジンズノ情報ヲ丸ゴト回収サレタ」

ラフィソル「……グリンプや私の事も、徹底的に調べようとしていたな。」


ルーティ「……だから、F.Oを倒すためにあなた達は協力関係を結んでいた。」

ブラック「しかし、それだけではオレちゃん達を狙った理由まで説明されてませんが?」


永久「分かってるはずだろ。F.Oは、参加者を集めいる名目でお前達に接触し、バスターズグランプリに参加させていた。それがお前達だ。


……だからお前達を狙えば、ヤツがおびき出せると思ってみたが……そうでもなかったらしい。」



ゲブラー「……お前の目的は何だ。」



???→F.O「そんなの、大会を面白いものにしたいからに決まっているじゃないですかぁ!様々なキャラクター達が集まった戦いの祭典!私としては関わらないわけにもいかないじゃないですか!!


運営に良い感じに入り込んだり、それを利用してマスターハンドを騙して、スマブラのシステムをコピーしたり……大会後のアーカイブを使って新しい団員モンスターを作ったり……

実際の所、関わったことで色々出来るようになりましたねぇ!」



阿求「……大会を利用して、アナタ達の組織の戦力を上げていたと?」



F.O「ご名答!……まあ、上からの命令でちょーっと物騒な事もやりましたが。



……さーてさて!皆さん良い感じに活躍してくれて、私大感激!



なのでなので……特別に、物凄ーい最終イベントを用意させてもらいましたァ!!」



阿求「……何を企んでるか知らないけど、あんまりろくでも無い事をさせるわけには――」



突然、エリア内に大音量で音楽が流れる。



音葉「これって……」

イヴ「クラシック……?」




ナレーターの助『え、あの、これどういう状況ですか!?こんなの予定に無いですよ!?』

ゆかり『な、何やらとんでもない事に巻き込まれたのでは……?』





おろさん「マスターハンドのヤツ、また利用されてるじゃねーか!!」

MZD「……って事は、何気に俺達のデータも利用されてるんじゃ……」

おろさん「あ!!確かにそうじゃん!!?「プルルルル……」ん?大地からか――」


ナオキ『作者さん!!大変です!!』


おろさん「え、ナオキ?一体どうし――」


千束「……って作者、アレ!!」




……竜巻が消え、そしてタワーエリアの外に、何かがいる。


騎士の鎧とマント、ハート型のエリザベスカラーの襟……



おろさん「あれは……どう見てもまどマギのヤツじゃないか!?一体何で……いや、まさか並行世界から――」

アンジェラ『この感じは……もしかして幻想体じゃないかしら?』

おろさん「え?」

ナオキ『ざっくり言いますと、アレは『「人魚」の魔女』!!



かつでL時空のロボトミー本部で収容されていた、ALEPHクラスの幻想体です!!!』





「人魚」の魔女「……」

F.O「さぁ、最終イベント開幕です!!」

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~ ( No.58 )
日時: 2024/02/29 22:17
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

「人魚」の魔女「……」



阿求「あ、あれは……エネミーじゃないわよね……?」

ゲブラー「この感覚、まさか幻想体か?」



F.O「その通り!!鋭いですねぇ!

並行世界から回収された幻想体の1体!この大会で大暴れさせちゃいましょうというわけです!!

さぁ、そろそろ始めましょうか。魔女さん、早速一曲どうぞ!!」

「人魚」の魔女「……」


……「人魚」の魔女が指揮棒(に見立てた剣)を振ると、楽譜のような光弾が放たれていく。



ファルコ「うおっ、早速何だこりゃ!?」



F.O「ショータァーイム!!」



F.Oがその楽譜に乗り、走る。そして、トランプやナイフを投げ始めた。



苺香「ひゃあっ!?思いっきりやる気満々なんですけど!?」


ゲッコウガ「やむを得ん!こちらも迎え撃つでござる!!」

フォックス「これが足場にもなるのなら、利用するまでだ!」


こちらもとにかく応戦を始める。


「人魚」の魔女「……」


夏帆「ねぇ、さっきから何か気分が悪くなってきたんだけど……」

音葉「え、大丈夫?……って言ってる私も何だか……」

ラフィソル「……原因はアレか……」


……周囲に白いカーテンのようなものが張られている。


F.O「またまた鋭い!「人魚」の魔女を倒さない限り、この白いカーテンの効果で精神ホワイトダメージを受け続けるのです!」


イヴ「一部自分でバラしてるんだけど……」

永久「それほど、俺達を倒せる自信があるという事だ。」

【エターナル】

エターナル(永久)「……どの道急ぐぞ。アイツの好きにさせるわけにはいかない。」

メタルジェネラルEX「分カッテイル」




ナレーターの助『え、えーと……気を取り直しまして……



本日の最終イベント『「人魚」の魔女』!ルールも「人魚」の魔女を倒すだけのシンプルな内容ですが……』




「人魚」の魔女「……」


「人魚」の魔女がもう1度指揮棒を振ると、周囲にエネミーが大量出現する。


『オンバーン』『ウォーキー』『ストリンダー』など、音に関するエネミーが勢揃いだ。


ティセ「エネミーをこんなに……!!」

ルーティ「……」


トレイン「調子が悪いのを狙って畳み掛ける気だな……!」

ブラック「徹底的に叩き潰す気満々のようですね」


阿求「だったら、こっちも数量で一掃するだけよ!!」

女王蜂「……!!!」


女王蜂を呼んで、働き蜂を呼び寄せ撃墜させる。



F.O「わお!!そんな手があるなんて!……でもぉ……」


「人魚」の魔女「……」

だが、また呼び出される。


F.O「そんなんじゃその場しのぎにしかなりませんよぉ?」


阿求「……そうよねぇ……!」



エイジア「……マズイな、根元からどうにかしないと同じ事になりかねない……!!」

リンク(エイジア)「あの剣を壊せば何とかなると思いたいが……!」


「人魚」の魔女「……」


エネミー達「……」



ボーボボ(エイジア)「鼻毛神拳奥義!!」

ダイヤニャン「100カラット肉球!!」

クラッコ「雷連発だぁぁ!!」



エネミー達「……」



ルビーニャン「き、キリが無いニャン!!」



F.O「さぁさぁ!!もっと動いて!!もっと戦ってくださいよぉ!!」



ゲブラー「くどい……!!!」

苺香「凄く傍迷惑と言うか……」

夏帆「けど……段々きつくなって来た……」



F.O「えええ~?これくらいで折れないでくださいってぇ。折角選出したのにそんなんじゃぁつまらないですよぉ~!!」



ティセ「この人……!!」

ルーティ「……!!」



……「人魚」の魔女によるWHITEダメージが、徐々に選手の精神をすり減らしていく。



エターナル(永久)「……あっちもあっちで無限大にエネミーを呼んで来る……!!」



F.O「……さて、そろそろ潮時ですかねぇ。正体ばらしてしまった以上バスターズグランプリの運営は続けられませんし……



……まあ、細かいことは後で良いですよね!まずは先に、皆さんが持つナラティブを根こそぎ頂いて、あのお方の計画にでも貢献しちゃいましょう!!」



阿求「っ……


(大分マズい事になって来た……何か、何か手は……


幻想体……蒼星は周りを巻き込み過ぎるし、オーケストラと笑う死体の山は……この状況だと物量でやられる……白夜は……呼べるほどの体力が残ってない……


あのドライバーは……ダメ……精神ダメージを受けすぎてるとまともに使えない……


ちょっと……何でこう状況が悪いのよ……あんな意味不明な敵に……こんな形で……)」























『……見てられないわねぇ……仕方ない、ちょっと力を貸してあげるわ。』


阿求「(え……?……今の、だ……れ……――)」





イヴ「私……もう、限界……」

トレイン「しっかりしろ姫っち……ここで倒れたらダメな気がするんだ……」




F.O「やれやれ、粘り強いのは良い事ですが……そんな状態では流石に萎えますよ。とりあえず大人しく――「ドガッシャアァァァァァ!!!」ヴェッ、な、何事!!?」



……「人魚」の魔女に呼び出されたエネミー達が、一掃される。



「人魚」の魔女「……?」



阿求?「……」



……F.Oの視界には、阿求が。

苺香「Q……さん……?」



阿求?「……さぁ……始めましょう。






貴方の記憶に焼き付けてあげる。『私』という存在を、二度と忘れられないくらいに。」



F.O「ヒ……





ヒッ……!?」


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