二次創作小説(新・総合)

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UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~【完結】
日時: 2024/03/02 13:50
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

どうも。おろさんです。



今回は、スペシャルな話……と言うわけで、まあまあ長くなる(予定の)大長編。



大乱闘スマブラにも負けを取らないような、エネミー討伐大会をお楽しみに下さい



~念のため注意事項~
・クロスオーバー作品
・一部キャラ崩壊、オリジナル設定有
・(リアル事情により序盤は特に)不定期更新
・シリアス展開有
・登場作品のネタバレ含む可能性あり
・『ウルトラワールドでの日常Reboot』の話の1つのため、逃走中同様に本編に関係する話も出てきたりします。


プロローグ>>1

前半戦
>>12-13>>16-17>>20>>23-27>>29-30>>33-35>>38

後半戦
>>39-40>>43-54>>57-59

エピローグ>>60



選手紹介(順次更新。本編ネタバレ含み)>>28

エイジア>>4
月詠(永久)>>8
大瑠璃音葉>>10

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~【募集中】 ( No.44 )
日時: 2024/02/16 12:21
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

エメラルド城が変化し……


噓をつく大人(エネミー)「フフ……」



夏帆「何か出て来たけど……あれがオズの魔法使い?」

ゲブラー「いや……あれは……



『噓をつく大人』だ。」



《タワーエリア:エントランス》



勇気の出る水薬「……」



トレイン「ん?何か急に出てきやがったな……」

ファルコ「エメラルドの塊の中に……さっきのライオンが入ってんな」



プリズンブレイカー「オイオイオイ!!よそ見してんじゃねぇよ!!」←ナイフを投げまくる



フォックス「そっちこそ、無作為に飛び道具を使うとはな!」←リフレクター展開





《タワーエリア:商業エリア》



帰れない家「……」



永久「またイベントが発生したようだが……」


音葉「えーっと……エメラルド?中に誰か入ってるね。」


エイジア「これ……壊せばいいのか?」




《タワーエリア:オフィス》



おがくずの入った袋「……」



インポスター「……!?」



ライオネル「む?案山子の入った宝石の塊だと?」




《タワーエリア:アミューズメントエリア》



鉛製の心臓「……」



そして、木こりが閉じ込められたエメラルドも現れた。







ナレーターの助『何と!!ここで続いてのイベント『オズの魔法使い』の発生だぁぁぁ!!』


ゆかり『ルールは簡単。展望台エリアに出現した『噓をつく大人』の撃墜ですね。』






ダナン「なるほど、だったら話は早い……


……って言いたいところだったが、そう単純なわけが無いな。」



ゲッコウガ「……」


ゲッコウガが、試しにみずしゅりけんで牽制する。が……



噓をつく大人(エネミー)「……」



全く効いていない。



ゲッコウガ「やはり効かぬか……」

ゲブラー「……オイ、一旦アミューズメントエリアに戻るぞ。」

阿求「えっ?」






おろさん「噓をつく大人……エネミーとはいえ実際に見られるとは……」

MZD「しっかし、あんなイベントもあるんだな。幻想体が現れるイベント自体初じゃないか?」



みほ「え、そうなの?」

カービィ「うん、似たようなのなら無くは無かったけど……」


千束「……あれ、何か変だなぁ……」

たきな「え、何が変なんですか?」

千束「いや、よく見てみるとさぁ……



選手の名前表記のいくつかが『うそつき』に変わってるんだけど……」





・残り選手(残り59名)


Q(稗田阿求)
桜ノ宮苺香(アシスト:日向夏帆)
ゲッコウガ
ゲブラー

ルーティ・ラグナソン
うそつき
うそつき
ティセ・ガーランド

ブラック

大瑠璃音葉

トレイン=ハートネット
スヴェン=ボルフィード
イヴ

エイジア
うそつき
リンク(エイジア)

じーさん

モモワロウ
イイネイヌ
マシマシラ
キチキギス

永久(月詠)
メタルジェネラルEX
ラフィソル

クラッコ

プリズンブレイカー

「俺」の頂 ライオネル

フォックス・マクラウド
ファルコ・ランバルディ

インポスター

ダイヤニャン
エメラルニャン
うそつき
うそつき
うそつき

???
???

他うそつき12名

他10名


《タワーエリア:アミューズメントエリア》


一応、アミューズメントエリアに戻ってみた阿求達。


鉛製の心臓「……」


阿求「木こりが入れられたエメラルドの塊……アレを壊せばいいみたいね!」


「サセナイ……」


早速壊そうとするが、エネミーが大量に現れ邪魔をして来る。


ドクケイル(エネミー)「ガガガガガガ!!!」

フレイムガルボロス(エネミー)「オオオオオオオオ!!」


苺香「やっぱり出てくるんですね……」

麻冬『だったら急いで倒すまでよ。』


《タワーエリア:商業エリア》


帰れない家「……」



頭の悪い棒人間(エネミー)「ばななぁ」

カポエラー「……」


ブラック「カカカッ!これまた鬼ヤバなイベントが発生しましたね!」

永久「……」


Miiファイター(エネミー)「勇気を見せろ……」

Miiファイター(エネミー)「努力が足りん……」


永久「……なんか言ってるな、こいつら。

……メタルジェネラルEX!」

メタルジェネラルEX「承知。エリアノ探索、レーダー起動」


《タワーエリア:オフィス》


インポスター「……」←攻撃しまくる

ライオネル「ほう、ナイフと銃の扱いは中々だが……その程度ではまだ遅い!!」

インポスター「……」←舌で攻撃

ライオネル「おっと!?随分尖った舌だな!」



おがくずの入った袋「……」


トパニャン「何だか我が道を行っているみたいニャンけど……」

ルビーニャン「とりあえずこのエメラルドを砕くニャン!」

エメラルニャン「ちょっと勿体無い気もするニャンけど……」



《タワーエリア:エントランス》


イヴ「変身トランスランス!!」


勇気の出る水薬「……」


……勇気の出る水薬を破壊し……



臆病な猫(NPC)「グルルルル……!!」

臆病な猫(エネミー?改めNPC)が解放された



スヴェン「コイツを破壊したは良いが、こっからどうするんだ?」

イヴ「私達の事は見向きもしないで何処かに向かってるみたいね。」


プリズンブレイカー「オイオイオイ、そんなことしてる暇があるとでも思ってんのかぁ?だよなぁ相棒」


トレイン「(アイツ、誰と喋ってんだ……?)」





《タワーエリア:展望台エリア》


噓をつく大人「邪魔はさせないさ……」




「遂に、噓をつく大人が現れたか。」

「奴等がどれ程の実力を見せるか見物だな。……とその前に……

邪魔をせんとするオズマ姫には、大人しくしてもらおうか!」



オズマ(NPC)「……!!!」





???「フフフ、後半戦最初はこんな感じで良さそうですねぇ」

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~【募集中】 ( No.45 )
日時: 2024/02/17 22:01
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

《タワーエリア:オフィス》



ダイヤニャン「『100カラット肉球』!!」

エメラルニャン「『さわやかグリーン肉球』!!」



おがくずの入った袋「……」


宝石ニャン達が、おがくずの入った袋を破壊。


知恵を欲する案山子(NPC)「……!!」


案山子が猛スピードで、どこかに向かっていく。



ダイヤニャン「とりあえず、まずはこれで良さそうだニャン。」


ルビーニャン「……」

トパニャン「……」

サファイニャン「……」


エメラルニャン「あれ、皆どうしたニャン?」


ルビーニャン「……え?」

サファイニャン「何かぼーっとしてたニャン……」



ライオネル「ほう、あれは……」

インポスター「……?」


クラッコ「……何か嫌な感じがするな……」




《タワーエリア:商業エリア》



Miiファイター(エネミー)「HAHAHA!!」


スケバン(エネミー)「オラオラオラ!!」



リンク(エイジア)「あのエネミー達、相当このエメラルドの塊を壊されたくないらしいな……」

ブラック「……どうやら、それだけでは無さそうですが……」

音葉「うん、あれって……」



永久「……このイベント、何か妙だな……


仕方ない、堂々巡りになるのも面倒だ。」


【ゾーン】


ゾーンメモリの力で、帰れない家の目前に移動。


永久「そんでもって……」


【ロケット】

【ユニコーン】

【ジョーカー】


永久「しゃらぁっ!!」


強めのパンチで、破壊した。



帰り道(NPC)「魔法使いめ!!魔法使いめ!!ほよよ~!!!」



帰り道もまた、一定の場所に向かっていく。



エイジア「破壊はしたが……方向的に展望台エリアに向かうようだな。」

ボーボボ(エイジア)「……」

エイジア「あれ、お前どうした?」

ボーボボ(エイジア)「え?」



ラフィソル「……妙な気配を感じるな……


……私は展望台エリアとやらに行く。」

永久「奇遇だな。俺もそう思っていた所だ。」




《タワーエリア:エントランス》



プリズンブレイカー「ブレイク!!」


ダイナマイトを投げたり、キックを繰り出したりするプリズンブレイカー。



スヴェン「その程度で出し抜けると思うなっ!!」



トレイン達は、攻撃を避けながらプリズンブレイカーに攻撃して行く。



プリズンブレイカー「面白れぇ……面白れぇぜ!!こんなに気分が上がるのは久しぶりだ!!


こうなりゃ、俺も本気で行かねぇとなぁ!!!」



すると、プリズンブレイカーの様子が変わる。


プリズンブレイカー「ショータイムだ!!!ギア全開でいくぜぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」



『アルカトラズ大暴走』を発動し、パワーアップするプリズンブレイカー。



フォックス「何だ!?急にスピードが上がった……!!」

ファルゴ「コイツ!今まで手を抜いてやがったのか!」




プリズンブレイカー「うおおおおおおっ!!このままお前ら全員撃墜だ!!」



という感じで、さっきよりもスピードも速くなっているプリズンブレイカー。



スヴェン「テンポは速くなったようだが……!!」


……スヴェンは、支配眼グラスパー・アイの能力で軽く避けていく。




プリズンブレイカー「コンチクショー!!全く当たらねぇじゃねぇか!!

ああ、そうだよなぁ、先にアイツから潰すぜェ!!」



プリズンブレイカーが、猛スピードでスヴェンに突っ込んで行く。


スヴェン「直接手を下しに来たか!」



プリンプタウン「オラオラオラ!!」


ファルコ「くそっ!すばしっこいったらありゃしねぇ!!」


トレイン達の攻撃を避けつつ、ラッシュを繰り出すプリズンブレイカー。一応軽々と避けているスヴェン。


スヴェン「(とはいえ、どこかで攻撃に切り替えないと段々――)」

プリズンブレイカー「……1つ言わせてもらうが……


『眼』ェばっかりに頼ってちゃぁ良くないぜ?」

スヴェン「何を――「ドガッ」


……背後から、何かが攻撃して来た。それにより、スヴェンが体勢を崩す。


プリズンブレイカー「……今だ!!」


その瞬間を逃さず、プリズンブレイカーはスヴェンを思いっきり蹴り上げた。


スヴェン「がッ……!!?」


そのまま場外に吹っ飛ばされた。



トレイン「スヴェン!!」




ナレーターの助『スヴェン=ボルフィード選手、撃墜です!!』




プリズンブレイカー「まずは1人……上手くいったな相棒!!」

サム「ヒャッホー!」


……プリズンブレイカーが持っていたクマのぬいぐるみが、動いている。



フォックス「さっきのはあのぬいぐるみがやったのか……!?」

トレイン「成程な……こいつは厄介だ……!!」


プリズンブレイカー「俺とサムは最強のコンビ……サムがいれば、俺は貴様等なんかに負けねぇんだよ……」

サム「ヒャッホー!!」




ナレーターの助『驚きました。まさかクマのぬいぐるみが自立して動くとは……』

ゆかり『サムはある種アイテムと同じ扱いになっているため、これもアシストとは別のようです。』




《タワーエリア:アミューズメントエリア》


ゲブラー「……ハッ!!」


鉛製の心臓「……」


その頃の阿求達。鉛製の心臓を破壊して……


暖かい心の木こり(NPC)「……」


最後のオズ幻想体(NPC)も解放された。



苺香「ブリキの木こりが出てきましたけど、どこに向かっているんですか?」

ゲブラー「……おそらく、噓をつく大人がいる展望台エリアだろうな。私達も行くぞ。急がなければ面倒な事が起きる。」



「ああ……ああ……」



ゲッコウガ「……何だ?妙な気配を感じるでござる……」

阿求「というか、よく見てみると……」




選手達「……」



他の選手達が、オズ幻想体NPCを追うように移動している。



阿求「他の選手達みたいだけど……モモワロウやラフィソルの操りとは別口で様子がおかしいわね……」

ゲブラー「……やはりこうなって来たか。急ぐぞ。」

夏帆「ちょっ、何がどういう事よー!?」

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~【募集中】 ( No.46 )
日時: 2024/02/18 18:15
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

《タワーエリア:展望台エリア》




ルーティ「……ハァッ!!」


エネミー達「……!!」





……次々とエネミーを撃墜して行くものの……



噓をつく大人(エネミー)「……」




ティセ「どうやってもダメージを受けてない……!!」

ルーティ「(流石に状況は良くない……ん?)」



知恵を欲する案山子(NPC)「見つけた……」

暖かい心の木こり(NPC)「斬る……」

臆病な猫(NPC)「グルルルル……」

帰り道(NPC)「魔法使いめ!!」



その時、オズ幻想体のNPCが、展望台エリアに勢揃い。飛び掛かり、攻撃を始める。



噓をつく大人(エネミー)「チッ……!!」



ティセ「……効いてる……!?」

ルーティ「……あの4体の攻撃で倒せばいいみたいね……なら――」



噓をつく大人(エネミー)「……(ほくそ笑む」



テオドラ「……」

ダナン「……」


ティセ「(あれ……?)」


テオドラとダナンの様子がおかしい。


テオドラ「……」

ダナン「……」


と思った矢先、2人がオズ幻想体NPCに対して攻撃を始める。



ティセ「な、何故あの4体を……!!?」

ルーティ「アレ、多分操られてるようね。」

ティセ「(操られて……!?)「うおおおおお!!!」



それと同時に……


ルビーニャン「『情熱レッド肉球』!!」

サファイニャン「『ひんやりブルー肉球』!!」

トパニャン「『つぶつぶオレンジ肉球』!!」


ボーボボ(エイジア)「奥義ー!!」


選手達「オオオオオオオオ!!!」


他の選手たちが、一気に展望台エリアに突っ込んでいた。





ビュティ(エイジア)「ボーボボ!?」





エイジア「オイオイオイ!!何かボーボボの様子が変だと思ったら何だコレ!?」

リンク(エイジア)「案山子と木こりとライオンと……女の子たちを、選手が攻撃している?座っているあの男はエネミーじゃないのか?」


ラフィソル「……成程、どうやら奴が妙な気配の正体だったか。」

永久「選手を操って、自分自身を守ろうって事か……」




ナレーターの助『何と!!?選手達が、解放されたはずの幻想体達を攻撃しているぞー!!?』

ゆかり『このまま放っておくとマズいですね。知恵を欲する案山子、暖かい心の木こり、臆病な猫、帰り道の4体はNPCであるためエネミーではありません。

撃退してしまえば、1体ごとに撃墜に関与した選手全員にマイナス10000という大打撃を喰らってしまいます。』




ティセ「何ですかソレ……!?」

ルーティ「……どっちにしろ、急いで止め――」





テオドラ「……「モゲゲーッ!!!」


ダナン「……!!「ヌンダッフル!!!」


誰かが背後から、『じゃどくのくさり』でテオドラを、また別の誰かが、ダナンを正面から『ドレインパンチ』で攻撃。そのままタワーの外まで吹っ飛ばされる。


ナレーターの助『ダナン・ラボー選手、テオドラ・ディフイーロ選手、撃墜!!』



モモワロウ「モモワーイ!!」

イイネイヌ「ヌン!!」



ティセ「なっ……!!?」

ルーティ「……!!」



ナレーターの助『撃墜したのは、モモワロウ選手とイイネイヌ選手だー!!』

ゆかり『減点の事を聞いた矢先に出てきましたね。そうなる前にポイントを奪取しに来たのでしょう。

一番エネミーと戦っていた勇者パーティーを真っ先に狙ったのは、彼らの疲労などによるダメージ蓄積が理由でしょうね。』



キチキギス「キチチチチ!!」

マシマシラ「マッシャー!!」



ナレーターの助『モモワロウ選手とともっこ達が、すさまじい連携で選手たち退けていく!!』



ルビーニャン「ニャアッ!!」


知恵を欲する案山子(NPC)「チッ……!!」


ゆかり『とはいえ、選手たちはまだ幻想体NPCを攻撃し続けています。

このペースだと、残りの選手も噓をつく大人に操られる事でしょうが……』



メタルジェネラルEX「……ドウスル?」

永久「となれば、一刻も早く噓をつく大人を倒してもらうために、守り切る必要があるな。」



噓をつく大人(エネミー)「……しつこい……!!」



すると、噓をつく大人(エネミー)がエメラルドクォーツを発生させ、そのエメラルドクォーツが攻撃行動を始める。



モモワロウ「モモ!!?」



何体かの操られた選手やエネミーも巻き添えを喰らう。



ティセ「(あ、操っている選手までを……)」

ルーティ「……行くよ。」

ティセ「!!……はい」




ライオネル「ほう、いざ猫共の様子がおかしくなったと思ったがこういう事だったのか。」

ダイヤニャン「み、皆さん正気に戻ってくださいニャン!!」


インポスター「……」

クラッコ「おおっ!すっごい事になってんな!俺も混ぜろ!!」



エイジア「くそっ!ややこしくなる前にボーボボだけでも止めるぞ!」

リンク(エイジア)「はい!」



「……成程、選手たちの挙動が変だと思ったらそう言う事。」



ルーティ「……!!」


永久「来たか……」




噓をつく大人(エネミー)「……!!?」





阿求「……オズの魔法使い……もとい噓をつく大人。厄介なイベントね。」




NPC達「……!!」




噓をつく大人(エネミー)「何だっ、貴様は……!!?」




ゲブラー「……急いだ方が良いぞ。ヤツの操りの効果は、ヤツ自身を倒してもらうか、あの4体が倒されるかまで続く。」

阿求「まあそうでしょうね。……だけど……




相手が幻想体のエネミーなら……こっちは本物をぶつけるまでってワケよ。」

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~【募集中】 ( No.47 )
日時: 2024/02/19 22:18
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

選手「オオオオオ!!!」


阿求「おっと!!」←ジャスティティアでブロック




トパニャン「隙あり――」

ゲブラー「……とでも……」←黄金狂を活用しワープ

ゲッコウガ「思ったか!!」←かげうち



選手達「オオオオオ!!」


苺香「……(私何かよりしっかりしてそうな人が……)あっさりと操られてて情けないですね」


選手達「ヒッ!?」


夏帆「(効いてる……)」



……早速、操られた選手たちを止めていく阿求達。


暖かい心の木こり(NPC)「……!!」

お陰で、オズ幻想体NPC達が次々噓をつく大人(エネミー)を攻撃して行く。



噓をつく大人(エネミー)「っ……貴様等何をしている!!さっさと私を守らんか!!」



ラフィソル「……あいつ自身では何もできないか。」

永久「所詮はただのペテン師といったところか……」

メタルジェネラルEX「……


新タナ熱源ガ接近。内2体ハ選手ト推測。」

永久「何……?」



ボーボボ(エイジア)「奥義ー!!奥義ー!!」

エイジア「しっかりしろボーボボ!!何で赤ん坊みたいなことになってんだよ!!」

リンク(エイジア)「……何だ、この音は――」



「ぬぅん!!!」


その時、展望台入り口とされる場所の壁が破壊される。そこから、何かが吹っ飛ばされ、オズ幻想体NPC達にぶつかる。

エメラルドクォーツ「!!?」

巻き添えを喰らったエメラルドクォーツが吹っ飛ばされ、窓も割れる。


ゲブラー「まずい!!窓が割れて――」


阿求「ここは規制済みカモン!!」


規制済み「(訳:任せろ)」


咄嗟に規制済みが窓を塞ぎ、NPC達を支える。



ゆかり『建設物には自己修復機能を付けているため、壁が破壊された際は避難の必要はありません。』

ナレーターの助『それはそうとして、今の攻撃は……』



オズマ(NPC)「……」



噓をつく大人(エネミー)「……お前か……」




ケブラー「アレはオズマか……」

夏帆「というと、オズの魔法使いのオズマ姫?」

苺香「既にボロボロの状態ですが……」




「ふむ……噓をつく大人をここまで追い詰めている事は素直に称賛を送ってやろう。」

「だがしかし、簡単に話を進ませるわけにはいかんのだよ。」



阿求「……一体全体誰なのかしら?」



「折角ここまで来たのだ。教えてやろうではないか。」



そして現れたのは、軍人のようなスキンヘッドの男と、戦隊ヒーロー的な恰好をした男だった。




ブライ「拙者は『ブライ』……ヴォル・デ・トンベの幹部だ。」

コン・J「我が名は『コン・J』!同じくヴォル・デ・トンベの幹部核!」



阿求「!!」

苺香「え、ボール?えっ?」

ゲッコウガ「……一言で言えば、敵でござる。」



ブライ「これまでの連係プレイ、実に素晴らしいものだった。だが……」

コン・J「このイベント、終わらせるには努力がまだ足りん!!」


噓をつく大人(エネミー)「……ほう……」



ナレーターの助『おおっと!?彼らは一体何者だ!?リストにも乗っていない謎の選手だぞぉぉぉ!!!?』



コン・J「……何?きちんと登録は済ませたはずなのだがな。」

ブライ「どうせヤツが細工したんだろう。そもそも裏ルートで入ったからな。」




おろさん「ヴォル・デ・トンベって……オイオイ!!直接大会に乗り込んでたのか!?」

クルミ「カメラの細工もこれが理由だろうな。」

うた「……発言が本当なら、あの2人は想定していないみたいだけど。」




ルーティ「……」



阿求「いきなり出て来たけど、何のつもりで来たのよ。」



コン・J「悪いが、言うことは出来んな。事態が起きてからのお楽しみと言うわけだ。

まあ、貴様たちと一戦交えたいというのはハッキリ言っておこう。」



ゲブラー「……その言葉に偽りは無いな?」



ブライ「肯定しよう。正直なところ、我々はヴォル・デ・トンベの小賢しい計画に興味はない。



……だが、バスターズグランプリ……これをはじめとした、様々な世界から、良い勇気を持つ強者の集まる戦いの祭典……これに参加せずにはいられぬものだ。


故に!!ここからは拙者達が直々に、貴様らの勇気を試す試練を出してやろうではないか!!


さぁ、勇気ある選手達よ……試練を乗り越えて見せよ!!」



……そう言い放った瞬間、タワーエリアの下層から爆発音が鳴った。



モモワロウ「モゲゲ!?」


ティセ「爆発……!!?「オオオオオオオオオオ!!!」っ!?」



更に……


ダイマックスレジギガス(エネミー)「ガガガガガガ」

レディオ・ローゼス(エネミー)「ローゼス!!」



竜巻イベントで現れた2体の巨大エネミーが、タワーの外、竜巻の中で争っている。



ダイマックスレジギガス「レジギガガガガガ!!!」



……2体の巨大エネミーの攻撃と、激しい爆発音。それが重なり――


ゲッコウガ「マズイ!!床が崩れ――」


オズ幻想体NPC達&オズマ(NPC)「……!!?」


その瞬間、タワーエリアのあちこちが爆発し……




ナレーターの助『な、ななななな何がどうなっているんだ!?巨大エネミーが戻ってきた上に、タワーエリアが大爆発ー!!』

ゆかり『このままでは大会が成り立たなくなりますので、運営一同が急いでタワーの修復を行っています!!5秒もすれば――』





おろさん「阿求……!!」







ブライ「さぁ……見せてもらうぞ!貴様らの勇気を!」

コン・J「貴様らの努力も!!」








???「アッハッハッハ!!良いね良いね!面白くなって来ましたァよぉぉ!!!」

Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~【募集中】 ( No.48 )
日時: 2024/02/20 17:53
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

《タワーエリア:商業エリア》



阿求「いたたた……まさかこんなことになるなんて……」



……すぐに修復されたタワーエリア。だが、先程の爆発などのせいでばらけてしまったようだ。

エリア内には停電が起こり、あちこちに瓦礫が散乱している。流石にここまで修復が追い付いてないようだ。




阿求「噓をつく大人のイベントもまだ終わってないみたいだけど……みんな無事かしらね……「ぐぎゃああああああ!!」……あら」



……声がした方向に行くと、そこには……



ルーティ「……」


エネミー達「ぐふ……」



襲い掛かってくるエネミーを、ルーティが倒していたようだ。



阿求「……あなた、確かルーティって子ね?」


ルーティ「……!

……そう言う貴方は、確かQだったかしら?」


阿求「ええ。あなたも貴方で、残ってた仲間とはぐれたらしいわね。この調子だと他の選手もそんな感じっぽいけど……」


ルーティ「……」


阿求「……ええと、あんまり黙られると反応に困るんだけれど?」


ルーティ「……」


……ルーティは、阿求をスルーして行こうとする。


阿求「……ちょっと?」

ルーティ「『ちょっと』……何?」

阿求「い、いや……」


……ルーティの手を掴んで止めようとした所、圧をかけられる。だが……


阿求「(……というか、何だろう彼女の感覚……これって……)


……アンタ……面倒な憑き物抱えてるのね。」

ルーティ「……」

阿求「まあどの道よ。そっちもそっちで目的も無く動くわけにはいかないでしょ。」

ルーティ「それは……そうね。

味方も今1人だけになってるし、これに関しては仲間が多い方が良さそうだわ。」

阿求「そう言う事よ。とりあえず、はぐれた苺香たちと合流を……」



永久「……俺はすぐ合流出来たが。」



阿求「……って、アンタたち……!!」



突如現れたのは、永久達だった。



ラフィソル「あの程度ではぐれるわけが無いだろう。」

メタルジェネラルEX「ソモソモ、コチラニハレーダーガアル。」



阿求「また一方的に襲ってくるなら――」

ルーティ「……待って。あの人達は敵意を向けてない。」

阿求「……え?」



永久「ああ。あのブライとコン・Jと名乗った奴等が出てきた以上、お前や桜ノ宮苺香を撃墜する理由はなくなった。



……ただ、ルーティ・ラグナソン。お前には1つ聞きたいことがある。」




*****



《タワーエリア:オフィス》


ゲブラー「……また面倒な事態になったな……」

ティセ「……ゲブラーさん……でしたよね。何と言いますか、落ち着いてますね。」

ゲブラー「この手の修羅場には慣れてしまったからな。


……そう言うお前は、感情を殺すことが上手いようだな」

ティセ「(ビクッ」



ティセ・ガーランドと居合わせたゲブラー。とりあえず、瓦礫で色々散乱しているオフィスを歩く。


ゲブラー「……ああそうだ、フードコートから持ってきた食料があるが、いるか?」

ティセ「いえ、今は流石に「グルルルル……(*腹の音)

……いただきます」

ゲブラー「……その蜘蛛の子もどうだ。溶けたアイスを布にしみこませたものだが」

うげうげさん「(・v・)/」

ティセ「……うげうげさんにも気を使ってくれてありがとうございます。」

ゲブラー「(そんな名前なのか)」


少し食事を済ませた後、別のエリアに向かってみる。すると……





ボーボボ(エイジア)「奥義ー!!奥義ー!!酸辣湯を喰らうがいい!!」

リンク(エイジア)「ああもう!!やっぱりまだこの調子か!!!早くエイジアさんとも合流したいのに……!!」


暖かい心の木こり(NPC)「……」←困惑



ゲブラー「……アレは何だと思う」

ティセ「……噓をつく大人に操られた仲間を止めている人と……機械の木こり……ですね」



ボーボボ(エイジア)「とりゃあああああああ!!!」


暖かい心の木こり(NPC)「……」


ボーボボ(エイジア)「何ィ!?酸辣湯が全く聞いてないだと!!」

リンク(エイジア)「当たり前だろ!!」



*****



《タワーエリア:エントランス》


トレイン「まさか、急にタワー内が爆発するとは思わなかったよなぁ」

ファルコ「んなこと言ってる場合かよ。瓦礫のせいで、フォックス達とはぐれちまったんだ。さっさと合流するぞ。

それにあの調子だと、プリズンブレイカーがいつ出てくるか分かりゃしねぇ。」



……先程までプリズンブレイカーと戦っていたものの、爆発のせいで分断されたトレイン達。すると……



猫?(NPC)「ブルブル……」



トレイン「……ん?何かいるな。」

ファルコ「ライオンの次はネコか?何でこんな奴が……」



猫?(NPC)「ブルブル……」



トレイン「随分と怯えてんな……」

ファルコ「まず何でこんなところにいるんだ?どっかで見た気もするが……」



猫?(NPC)「……!」


……その猫が、トレインの方に乗っかって来た。


トレイン「うおっ!?ちょっ、微妙に重い……」

ファルコ「何だ、懐かれたか?」

猫?(NPC)「(『何言ってんのお前』的な表情」

ファルコ「……全然違うのかよ」

トレイン「まあ、どっちにしろ連れて行った方が良いだろうな。あんなところに放置するわけにもいかないし。」

ファルコ「それはまぁそうだろうが。」




とりあえず、エリア内を歩いて行くのだった。







選手達(うそつき)「……」


プリズンブレイカー「……ほぉ……知らない間に大層な連中が出て来たな……だよなぁ相棒?」

サム「ヒャッホー!」


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