二次創作小説(新・総合)
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- UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~【完結】
- 日時: 2024/03/02 13:50
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
どうも。おろさんです。
今回は、スペシャルな話……と言うわけで、まあまあ長くなる(予定の)大長編。
大乱闘にも負けを取らないような、エネミー討伐大会をお楽しみに下さい
~念のため注意事項~
・クロスオーバー作品
・一部キャラ崩壊、オリジナル設定有
・(リアル事情により序盤は特に)不定期更新
・シリアス展開有
・登場作品のネタバレ含む可能性あり
・『ウルトラワールドでの日常Reboot』の話の1つのため、逃走中同様に本編に関係する話も出てきたりします。
プロローグ>>1
前半戦
>>12-13、>>16-17、>>20、>>23-27、>>29-30、>>33-35、>>38
後半戦
>>39-40、>>43-54、>>57-59
エピローグ>>60
選手紹介(順次更新。本編ネタバレ含み)>>28
エイジア>>4
月詠(永久)>>8
大瑠璃音葉>>10
- Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~【募集中】 ( No.39 )
- 日時: 2024/02/14 19:12
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
・あらすじ
エネミーを倒してポイントを稼ぐ大会『バスターズグランプリ』に、『Q』名義で参加することになった阿求。
大会では様々な選手が活躍を見せており、その中には他の作者さんもいた。
そんな中阿求は、ほぼ強引に参加させられた『桜ノ宮苺香』とアシストの『日向夏帆』、作者に頼まれて参加した『ゲッコウガ』、作者に事情を説明された後参加した『ゲブラー』と出会い、共に行動して行く。
竜巻イベントによりタワーエリアへと集められた参加者達。何やら不穏な空気が混ざっている中、ここからバスターズグランプリ後半戦がスタートする!!
・残り選手(残り73名)
Q(稗田阿求)
桜ノ宮苺香(アシスト:日向夏帆)
ゲッコウガ
ゲブラー
ルーティ・ラグナソン
ダナン・ラボー
テオドラ・ディフイーロ
ティセ・ガーランド
ブラック
大瑠璃音葉
トレイン=ハートネット
スヴェン=ボルフィード
イヴ
エイジア
ボボボーボ・ボーボボ(エイジア)
リンク(エイジア)
じーさん
モモワロウ
イイネイヌ
マシマシラ
キチキギス
永久(月詠)
メタルジェネラルEX
ラフィソル
クラッコ
プリズンブレイカー
「俺」の頂 ライオネル
???
???
???
???
???
???
???
???
???
???
他36名
《タワーエリア》
テレサ(エネミー)「ケケケケケ!!」
パラソルワドルディ(エネミー)「わにゃ!!」
一番隊 ザエッサ(エネミー)「ザエッサァ!!」
スヴェン「何とかタワーエリアに着いたは良いが、案の定中にエネミーが沢山だ!
しっかし、無作為に商業エリアから持ってきたアイテム、割と使い方にコツがいる!」
トレイン「異世界の武器だって言うんだからそれもそうだろうがな。」←レイガン(スマブラの)で敵を撃つ
イヴ「あれくらいならまだ敵じゃないけど……!!」
ゲンガー(エネミー)「ゲンガァ!!」
イヴ「……!!」
スヴェン「しまった!!イヴ――」
イヴの背後にエネミーが現れるが……
「そこだっ!!!」
横から、レーザーの弾が放たれる。
ゲンガー(エネミー)「グッ……!?」
咄嗟にエネミーが『シャドーボール』を放つ。
「甘い!!」
が、『リフレクター』を取り出して、シャドーボールを反射。
ゲンガー(エネミー)「!!?」
「今だファルコ!!」
……別方向から、炎を纏った攻撃でエネミーに突っ込んだ。
ゲンガー(エネミー)「ギャッ……!!」←撃墜
ナレーターの助『タワーエリアで、早速高ポイントを獲得する選手が出始めております!!』
トレイン「助かったと言えばそうだが……ええと……狐と鳥?」
ファルコ「俺は『ファルコ・ランバルディ』。んで、こっちが――」
フォックス「『フォックス・マクラウド』だ。『チームスターフォックス』という雇われ遊撃隊をやってる。」
スヴェン「遊撃隊か。そんなのまで参加してるんだな。」
イヴ「……人間みたいな動物?……とにかく、ありがとう。」
カービィ「あ、あの2人も参加してたんだ。」
おろさん「ローン返済が目的か?」
スケバン(エネミー)「オラオラ!!失せろォ!!」
ぴえん棒人間(エネミー)「ぴえん」
テロリスト(エネミー)「ぶっ潰せぇ!!」
ファルコ「……っと、ここで来やがるか。」
フォックス「迎え撃つぞ!」
*****
ゲッコウガ「ハァッ!!」←鎖鎌で攻撃
テロリスト(エネミー)「ぐあっ!!」
ちらかし家来「オラオラー!!邪魔な選手をブッ倒してやるじゃん!!」
ムーチョ「倒せそうな相手を倒して点も取る!これが勝利への作戦だ――「ドガッ(魔法弾」ぐふっ!?」
苺香「……雑魚のくせに、偉そうな態度取って弱い者いじめが出来るとでも思ってるんですか?」←*接客時モード
ちらかし家来「あ、ハイ……;;」
ムーチョ「スイマセン……;;」
阿求「タワーエリアにいざ到着したけど……さっきのラフィソルって子は一体何だったのかしら?また出てきそうよねぇ……」
苺香「……」
夏帆「あれ、どうしたの苺香?やっぱりラフィソルって人の事で引っかかってる?」
苺香「……はい。……私狙った理由にちょっと心当たりがあるんですが……まだ本当にあの人が理由なのかわかりませんが……」
ゲブラー「……『あの人』とは何だ。」
苺香「ひゃっ!?げ、ゲブラーさん……」
ゲブラー「……そんな目つきで警戒しなくていいぞ。
まあいい、今無理に問いただそうとは思わないが、何処かのタイミングで説明はしてもらうからな。行くぞ。」
苺香「……(・・)」
ゾンビ(エネミー)「ガガ……」
スケルトン(エネミー)「カタカタ……」
阿求「早速お出ましね!行くわよ!!」
苺香「はい!!」
たきな「阿求さんも順調に進んでいますね。」
千束「そうなんだけど……うーん……」
たきな「千束?どうしたんですか?」
千束「いや、なんか……変なのが映ってる気がするんだよねぇ。」
たきな「……変なの?」
クルミ「よく見ろ、阿求の背後に2人組がいる。」
千束「え?あ、やっぱり!」
クルミ「少しこのタブレットを弄ってみたが、どうやらカメラに映らないように細工してたらしいな。」
たきな「細工って……」
クルミ「こりゃぁ……そろそろ面倒な事が起きそうだぞ。」
「さてと、これ以上こそこそする理由も無い。我々も動こうではないか。」
「だな。拙者達が、直々に奴らの勇気を確かめてやろうではないか!」
「無論、努力もな!まずは、奴等に試練を与えてやろう!」
- Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~【募集中】 ( No.40 )
- 日時: 2024/02/15 13:13
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
観客席にて。
ディーノ「苺香さん達は無事にタワーエリアに入れましたケド……」
ひでり「露骨に苺香さん狙ってたあの女誰です?」
秋月「確かぷよぷよのラフィソルじゃなかったか?ああいうのも出るんだな。」
美雨「異世界となると、ゲームキャラまで存在するんですねぇ。……言うのは今更ですが」
小鈴「今の所の順位とかでないのかな?」
天子「そう言うのも出てないな。最後まで結果は分からないとでも言うのか……」
おろさん「……選手がエリア1カ所に集められたが……そうなると、竜巻とは別口の厄介なイベントが起きる可能性が高いが……
……何だろうな……さっきから嫌な予感がするんだが……」
ローラン『……ん?』
アンジェラ『あら、何か見つけたの?』
ローラン『ああ、これ見てみろ。何かどっかで見た案山子が見えるんだが……』
アンジェラ『案山子?それって……』
《タワーエリア:アミューズメントエリア》
阿求「ええっと……ゲームの筐体が沢山あるし、アミューズメントエリアかしら。」
夏帆「ゲームが沢山ある……しかも相当古い年代まであるんだけど!!……まあ遊べないみたいだけど」
麻冬『でもまぁ、再現度は高いわねぇ。』
ゲッコウガ「今の所、目立ったイベントは起きていないでござるが……」
ゲブラー「油断はできないな。いつどんなイベントが起きるのか分かったものじゃない。」
阿求「そうなのよねぇ……ただ、いい加減ちょっと休憩したい気もするんだけど……」
苺香「私もです……;」
ゲブラー「まあ、そのために付近にフードコートがあるこのエリアに来たんだ。食料くらいは調達しよう。」
阿求「そう言ってくれて嬉しいわ……あら?」
阿求の視界に、何か映る。斧を持った、大きなブリキの機械……
阿求「(あれ……何かどこかで見たような見た目の奴が……木こり……?でも今回まだ呼んだ覚え無いし……)
……ごめん、やっぱちょっと周辺見て来るわ!!」
苺香「は、はい」
ケブラー「……
ホド、何か付近に変化はあったか?」
ホド『ええと……一瞬、近くに変な反応があったんだけど……エネミーとはまた別かもしれない。』
ケブラー「何……?」
《タワーエリア:商業エリア》
永久「……」
メタルジェネラルEX「……」
ラフィソル「……」
エイジア「……」
ボーボボ(エイジア)「……」
リンク(エイジア)「……」
音葉「えーっと……」
ブラック「まさか、こうも同じ場所に居合わせるとは思いませんでしたよ。」
たまたま同行していたブラックと音葉。ラフィソルと合流した永久とメタルジェネラルEX。そして、偶然にも居合わせたエイジア達。
ラフィソル「……あの悪魔も、合っているよな?」
メタルジェネラルEX「肯定。」
エイジア「……お前ら、一体何のために動いてるんだ?あんまり変な事をするんだったら容赦をするつもりは無いぞ。」
永久「そこら辺は好きにしろ。別に優勝を目的にしてるわけでは無いしな。」
音葉「えっ!?じゃあどうして他の選手を……」
リンク(エイジア)「というより、一定の人物を主に狙っているようだが……」
永久「言ったろ。気になる事があるだけだ。」
エイジア「その気になる事と、ルーティやブラックを撃墜することに何の関係があるんだ?」
永久「……1つ言っておくが……俺は別に、お前らと敵対しようとも思って無い。
この大会、色々ときな臭いからな。」
音葉「きな臭い……?」
ブラック「ほう……?」
ラフィソル「……む?」
「ほよよ~!」
ラフィソル「(何だ、アレは……)」
ラフィソルの視界に、エリアを歩く不思議な女の子が1人。
永久「ん?……あんなところにエネミーか?」
*****
《タワーエリア:エントランス》
「グルルルル……」
トレイン「ありゃ何だ?ライオン……だよな。色が変だが」
イヴ「こっちに見向きもしてないけど……」
ファルコ「……どうする、追ってみるか?」
フォックス「いや、今は迂闊に動かない方が良さそうだ。それに……」
プリズンブレイカー「おうおう……面白そうなやつらが集まってるじゃねーか……だよな相棒……」
スヴェン「タチの悪そうなのが出て来たな……」
《タワーエリア:展望台エリア》
ダナン「……展望台ってのに着いたは良いが……」
テオドラ「これは……城か?」
展望台エリアに、場違いなエメラルドの城のオブジェ。
ルーティ「……!!」
すると、何かが近づいてくる。
知恵を欲する案山子(エネミー?)「……」
ティセ「敵……!?」
知恵を欲する案山子(エネミー?)「……」
……ルーティ達には見向きもせず、エメラルドの城に近づく案山子。
『偉大な魔法使いが尋ねました。
「案山子よ、お前は脳も無いのに何をそんなに知りたいのだ」
案山子は答えられませんでした。しかし偉大な魔法使いは答えが分かりました。
「たとえ人間になったとしても、何も考えずにしゃべるじゃないか」』
……案山子が、エメラルドの城に入った。
「……これで1体目か。ヤツの小賢しい策に乗るのは癪だが……」
「同時に、選手共の努力を確かめるのにうってつけの試練だな!」
- Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~【募集中】 ( No.41 )
- 日時: 2024/02/15 18:18
- 名前: 月詠 (ID: 86FuzJA.)
こんばんは、月詠です
気になったので最近、「真の仲間」の設定調べたんですが……うん…。
永久に加護ないのはまぁ、そうなんだけど種族マガイモノで役職メイドウィン(人格だから『月詠』と兼任)だしなぁ…。
しかしちょこちょこ気になるセリフの人いますね……口調的に強引に勧誘してたやつか…?
後半戦で三部はタワーエリア………ロボトミのアブノーマルいますね…。
以上で失礼しました
おまけ
『月詠』(他の選手と協力関係築いてまで狙ってる人の共通点、なんとなく考えてますが分かんないなぁ)
永久(考えてんのかよ)
『月詠』(いきなり設定変わっちゃってたっぽい髪型が二つ結いの子は、無理矢理選手にされてそうだからそれ関係かと思ってるんですがね。共通点なんだろなぁ…)
- コメント返却 ( No.42 )
- 日時: 2024/02/16 00:52
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
>>月詠さん
コメントありがとうございます。
『真の仲間』、実を言うとアレ、あるキャラが癖に刺さったためちょっと入れ込んで見たんですよね。本編の設定の所々は別として(ry
加護の有無に関してはまぁ……真の仲間の世界特融と捉えていたので、まあ軽い解釈違いだと思えば……いや流石に無理か……?
タワーエリアに選手が集められ、何やら怪しい動きをする2人組や、どこかで何か企んでいる『???』の人物。更にエリアをうろつく幻想体(エネミー?)。
そして、(きらファンの設定が引っ張り出された)桜ノ宮苺香を始め、永久さんが狙っている選手たち。実はプロローグにヒントが……?
バスターズグランプリ後半戦はどんなことが起きるのか。お楽しみにです。
コメントありがとうございます。本編までしばらくお待ちください。
- Re: UWでの日常SP~混戦!バスターズグランプリ~【募集中】 ( No.43 )
- 日時: 2024/02/16 01:01
- 名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)
ダイヤニャン「『ダイヤニャン』!」
エメラルニャン「『エメラルニャン』!」
ルビーニャン「『ルビーニャン』!」
サファイニャン「『サファイニャン』!」
トパニャン「『トパニャン』!」
ダイヤニャン「我ら俗にいう『宝石ニャン』!!5匹共々参加し、なんだかんだ後半戦まで進むことが出来たニャンが……」
クラッコ「フィィィィィィィィバァァァァァァァァ!!!」
ダイヤニャン「何かテンション上がってる奴に追われてますニャン!!」
クラッコ「何かあの雨水を吸ってから調子が良いぜ!!この勢いでかっ飛ばすぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
エメラルニャン「お、おっかないですニャン!!?」
サファイニャン「だ、誰か止めてくれニャン!!」
クラッコ「HAHAHAー!!」
「おっと、やりすぎにもほどがあるぞ?」
クラッコ「ん?誰「ドガッシャァァァァァァ」いびっ」
誰かがクラッコをぶん殴り、軽くぶっ飛ばした。
ライオネル「何かと思えば、さっき大暴れした奴だな。」
クラッコ「あばば……」
ルビーニャン「何か、とりあえず落ち着いたみたいだニャン」
トパニャン「良く分かんないけど助かったニャン」
ライオネル「例には及ばんさ。」
クラッコ「あう……
ハッ!!俺は今まで何を!!雨水を吸った時から記憶が無い!!……ん?」
すると、宝石ニャンに近づく何かが1人。
「シャアアアアアアアアアッ!!!」
クラッコ「……目覚めの電撃一発」
「ガッ!!?」
ダイヤニャン「な、何者だニャン!?」
インポスター「クッ……!!」
ナレーターの助『ダイヤニャン選手を狙っていたのは、アモングアスの人狼陣営『インポスター』選手!!
……ところで、この時空におけるアモングアスってどうなってるのでしょう?』
ゆかり『私も全く分かりません』
インポスター「……(構える」
ライオネル「ほう、この俺に挑んで来るか……面白い!!」
*****
暖かい心の木こり(エネミー?)「……」
苺香「鉄の木こり……?」
夏帆「もしかして童話『オズの魔法使い』の木こりだったりする?」
ゲブラー「……ああ。幻想体には童話が元になっている者もいるからな。」
阿求「……やっぱり、幻想体を元にしたエネミーなのかしら……
ちょっと撃って見ましょ」
ゲッコウガ「え」
『ホーネット』で試しに暖かい心の木こり(エネミー?)を撃ってみる。
暖かい心の木こり(エネミー?)「……」
効いている様子も無く、何ならこっちを見向きもせず、ただ一定の場所に行くように歩いて行く。
阿求「……見向きすらしないわね……」
苺香「……あれ?」
「ほよよ~」
苺香「あそこに誰か歩いてます。」
ゲブラー「あれは……確か『帰り道』か?」
阿求「『帰り道』?」
ゲブラー「……支部に収容されていた幻想体の1体だ。オズの魔法使いで言うならドロシーか。」
阿求「あんなのもいるんだ……」
ゲブラー「支部の幻想体はいないのか。LCχとやらには。」
阿求「ええ、ナオキ曰く、みんな原作の本部に収容されてる子ばかりよ。
とはいえ、木こりとドロシーってなると……もう少し後をつけて見てみようかしら……」
《タワーエリア:展望台エリア》
テレサ(エネミー)「ケケケ!!」
パルシェン(エネミー)「パルシェン!!」
ダナン「急にエネミーの数が増えて来たな……!!」
テオドラ「あのエメラルドの城のエネルギーにつられて来たのか……?」
ルーティ「……!!」
ティセ「勇者様……?」
臆病な猫(エネミー?)「グルルルル……」
『猫は言いました。
「これからもずっと、君に付いてって良いかな?僕があいつらを引き裂けるように……。」
帰り道は言いました。「ライオンくんも、ここにいるみんなも。みんな一緒に行くんだ!」』
……いつの間にか展望台エリアに着いていたライオンもとい『臆病な猫』のエネミー?が、エメラルドの城に入る。
ダナン「また入ってったな……嫌な予感がするな。早くぶっ壊し――」
「ほよよ~!!」
ダナンがエメラルド城を攻撃しようとしたら、どこからがレンガが飛んできて、ダナンに直撃。撃墜にはならなかったが、かなりダメージを受けた。
ダナン「うぐっ!!?」
帰り道(エネミー?)「ほよよ~」
帰り道(エネミー?)が放ったもののようだ。
暖かい心の木こり(エネミー?)「……」
帰り道(エネミー?)「ほよよ~」
『木こりは言いました。
「暖かくなりたい……もっと強いのが欲しい……。」
偉大な魔法使いは言いました。
「木こりよ、お前には鉛で作った心臓をくれてやったではないか。」
鉛の心臓は、木こりが手放したソレと違い、冷たく、硬かったのです。』
『帰り道は言いました。
「ほよよ~一緒に行こうよ~家へ一緒に行ってみよう!
この道の終わりには美しい…夢の世界が待ってるはず!」
偉大な魔法使いは嗤いました。
「帰る場所も無い癖にm何のためにこんなにも戦ってるんだい?」』
そして、暖かい心の木こりと帰り道のエネミー?も、エメラルド城に入って行った。
阿求「急いで来たけど、今あのオブジェ?に入って行ったわね……」
ゲッコウガ「……それと、どうやら既に選手がこのエリアにいたようでござるな。」
夏帆「おお、如何にも異世界って感じの人達……もしかして勇者パーティー!?」
苺香「そんな人たちまで――「ゴゴゴゴゴゴゴ……」ひゃっ!?」
すると、エメラルド城に変化が起きる。
『御厨は常々感じていました。明確な事実ほど、欺瞞的なものはないと。
ある日、オズは突飛な事を思いつきました。エメラルド色の目がより一層と輝くかのような目つきでした。
「皆が事実を言う必要なんてない。嘘をつく大人になるべきだ。」
いつしかオズは人々に魔法使いと呼ばれるようになりました。』
ティセ「こ、これは……!?」
ゲブラー「帰り道と暖かい心の木こり……知恵を欲する案山子と臆病な猫が既に入ったとして……
……オズの魔法使いのドロシーと友達が揃ったとなれば……アレが来る……!!」
「おお、とうとう始まるか。」
「さあ、見せてもらうぞ。勇気を!」
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