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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 80ページ)
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*63*
ズシン……ズシン………
激戦の中、凍結したMiruraと七花は何も出来ずにいた
「わ、私達も戦いたいのに………」
「うーん、これどうしても出られないな」
「ど、どうします?」
「どうするって言われてもな、全力で力入れてるのに壊れる感じがしない」
「そ、そんなぁ!!他のメイドウィンが頑張ってるかもしれないのに!!」
「あっ、ミルラいたぁ」
結晶に包まれたMirura達の前に花音が飛び出す
「えっ、カノン!?どうしてここに!?皆は!?」
「ああ、今向こうはシリアス大激戦だけどさぁ、私からすれば別に監理局がどうとかマガイモノメイカーが何とやら、そんなのどうでもいいからねぇ」
「お前の友達、変わってるな」
「もう………何しに来たの?」
「割りに来た、今回のアイデンティティだし」
「メール見てないの!?こなゆきさんに捕まったから私達もう復活できないんだよ!?」
「そんなのやってみないと分からんってー」
花音が水晶に触れようとするが、凄まじいほどのエネルギーを浴びて吹き飛ばされる
「うばばばばぱ」
「草」
「だから言ったのにぃ………」
「ほんとうにダメっぽいかなー、もう一度だけー」
「懲りてぇ!!」
花音が再び拳を振るう準備をしたその時、周りに強い振動音が響く
「な、何!?」
「おい、ここで雪崩は勘弁してくれよ」
「いや、これ雪崩じゃないねぇ、内部から何が飛び出す時の音だねぇ」
「えっ、何かって………何!?」
考えるまもなく、花音達がいる地形は吹き飛ばされ………仮面ライダーゲイツと凍空凶暴が姿を現す
「な、なにあのでっかいのーーー!!?」
「凍空のマガイモノ、まだ存在してたのか!」
「マガイモノメイカーはあいつに喰われて死んだ!早く逃げろ!」
「わかったー」
「え、いや逃げろって……ちょっと!!置いてかないでカノンー!!!」
「これなんとかしないと、おれ達まであいつの餌になっちまうぞ!」
「いやーー!!たーすーけーてー!!」
凶暴は縦横無尽に暴れ周り……七花とMiruraの水晶に牙を…………
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46:17
【次だ!どんどん投入して、徹底的に邪魔をしろ!】
量産型たくっちスノーは凍結されていくが、それと同時に次々と新しいものが送り込まれていく………
「こ、これじゃあキリがない!!」