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作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 80ページ)
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*62*
「たくっちスノーは1人から始まり、どんどん人を雇って今目の前にいる大きな組織を作った」
「念入りに念入りに長所を探し抜いて、褒めて褒めて………堕落しないように厳しい人も雇ったってexeさんは言ってたでち」
【何故そんなことを………】
「定期的にうちにやってきては部下自慢を聞かされたら嫌でも覚えるでちよ、でも………あの時のたくっちスノーは本当に楽しそうだった、昔は作り笑いしか出来なかったあの子がね」
「………どうして?」
「たくっちスノーは君達に不自由な事はさせなかったでち、一生懸命だったでち」
「もちろん全てを擁護するつもりは無い、でも………たくっちスノーは素直、不要となれば自ら身を引くのがあの子だった」
「どうして………わざわざ記憶を消してあやつり人形に変えて………」
「おい、王様!!」
「!」
デーリッチの周囲を量産型たくっちスノーが………
「Konakun氏なんとかしてくれぇ!!」
「なんでワイ!?近くに居るから!?」
「力が無くてもいい!能力がなくてもいい!失敗したっていい!頑張ってくれ!」
「人を何だと思って………ああもう、どうにでもなれ!」
「じぇやあああああ!!」
リニュ前たくっちスノーは真後ろにKonakunを投げ飛ばす、Konakunの後ろにはハンターが1人!!
「あっ、なるほどね完全に理解したわ」
Konakunはすぐに体制を立て直しハンターから逃げ出す……凍空雪獅子を捕まえた時と同じ手段だ
「ちょっとすんませんそこどいて!ほら、よし!」
Konakunはそのまま量産型たくっちスノーのいる人混みに突っ込み、隙間を通り抜けていくように走り込む
そんなことをすれば当然ハンターも人混みを通り……たくっちスノーを払うために手を使う、つまり……
【な、なんだこれは!?】
「お、おおおお!!」
量産型たくっちスノーはハンターによって次々と凍結していく
「よ、よし!これでよかった!」
「ぐぐぐ……」
47:14
「素晴らしい………」
時空監理局との激戦を見てボーマンは拍手を送る
「で、私らはいつ出撃すんの?」
「慌てることは無い………今ネットワークに侵入しているところだ」