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MM逃走中 〜黄金伝説と昆虫の島〜『完結』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 90ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 魔石商編 
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*27*

時空列車は逃走者達を乗せ、数多くの世界を跨ぎ‥‥‥ついにインセク島に到着した
島に生えている木は虫が好むような濃厚な蜜が木からだだ漏れになっており、至る所に巣が作られている
島の端部分、海岸の方にも虫があっちこっちに見受けられる‥‥‥この場所こそが、 虫の楽園。

ゴン太
「凄いなぁ、こんなに沢山の虫さんが暮らしている所に来るのはゴン太も初めてだよ」

仗助
「お、おい見ろ億泰!ヘラクレスオオカブトだ!!あっちにはオウゴンオニクワガタもいるぞ!!」

億泰
「す、すげェ!珍しい昆虫までいるじゃねぇか、高く売れるよなぁアレ」

かばん
「昆虫の持ち帰りは禁止だよ、世界の生態系が乱れる可能性があるからね」

たくっちスノー
「虫刺されとかされないように色々必要だな」

ゾンビ娘
「逃走エリアはどこまでなんだ?」

晴香
「あ、我々としては島全体を逃走エリアとして定義してますが」

たくっちスノー
「島全体!?未開拓なのに!?」

かばん
「大丈夫そこら辺はうちがなんとかするから」

英雄
「ああ、だから社長自ら参加したんですね、何か問題が起きないように先回して対処するために」

かばん
「まぁ、そんな所かな‥‥‥‥さて、オープニングゲームを始めるよ、全員操虫棍を構えて」

たくっちスノー
「ん?おう」

かばん
「今回、オープニングゲームは失敗即ハンター解放という手は出さないようにする」

晴香
「流石にここでは咄嗟に逃げること自体難しいと思いますので」

のび太
「なるほど最もだ」

かばん
「そういうわけでだ、ベルゼルグ」

ベルゼルグ
「‥‥‥‥‥‥‥」

ベルゼルグは足で線を引き、目の先に見える範囲までブーメランを投げ、線を引いた

かばん
「あそこまで猟虫を競争させるんだ、その操虫棍だけを使ってね」

たくっちスノー
「いきなりこれ使うの!?」

エイジア
(いや、これはありかもしれないな‥‥‥まだ新システムに関してはよくわからないところがあるし)

ヤード
(オープニングゲームを通して新システムに慣れていくってことか)

かばん
「このゲームで重要なのはどう虫を導くか、という『知力』だね、さあ‥‥‥‥準備はいい?」

たくっちスノー
「おうよ!モンハンでも操虫棍は使ったことねぇがやってやる!」

かばん
「はじめ!!」

逃走者達は横一列に並び、一斉に操虫棍を回して猟虫を放出させる

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