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*9*
標的6 予感的中
「皆さん今回は、歌のテストをします」
急すぎんぞこのヤロ――。
「マジかよ〜〜」
「え――、嘘でしょ?やりたくな――い」
「あ〜あ,ついてな――」
ホント、何故そんな事になったんだい?説明してくれ。
「お題は何でもいいですよ〜。アニソンでも、創作でも、何でもありです。」
やだよ―やりたないよ―メンド―だよ―。
「リボ山先生の提案なんだからいいじゃない。文句言わないの」
其れでいいのか先生
・・・あの赤ちゃん、リボ山に似てたような。もしかしなくても馬鹿にしたような発言しっちゃた…?
ていうか、人望あるな、リボ山。驚きだ。
「次、遠藤さん。・・・遠藤さん?」
「え?あぁ、はい。」
(遠藤だって、次)
(なんか、ヘタそうじゃない?)
(ねぇ〜〜)
ヘタそうって思われてたのか、どーせ、テストになったらお喋りするくせに気にしてんじゃな―よ。
1分程度の唄ねぇ
めんどくさいな
地面を覆い尽くす雪を見てつぶやいた
そうやって何もかも隠して行くのね
腹立たしいほどに真っ白にすべてを覆い尽くしたら
次は何を隠すの―――?
教えてよ
逃げるというなら見逃すけれど次は許せないの
待たされるのが嫌いだから
お願い、待たさないで―――
「先生、座ってもいいですか?」
あ―やっと終わって良かった良かった。
「え、ええ。ところでさっきの唄、自分で考えたの?」
其れを聞くなよ。バカヤロ―
「いえ、題名忘れましたがPSで、あったんです。」
適当に答えとこ。
「あらそうなのね。いいわ座って。」
よっしゃ。終わって良かった。此れで、ボ〜っとできるな。
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