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*30*
標的24 戦い
山本VSクレイジーオニイサン(スクアーロというらしい)の戦いは、直ぐに始まった。
覚悟していたけど、やっぱり・・・ヤダなぁ。見ているだけってさ。
信じている、信じているけど、不安になる。何でだろうなぁ?
何故か現実逃避をしたくなる。怖くて見たくなくなる。ゴメン
リボーンさん、今だけでいいから許せよ?私は、誰かが傷つくのを見るのは嫌いなんだから。
しっかし、何で見たくないんだろう?どうでもいい奴が大変な目にあっても何とも思わないのに・・・
どうでもよくないなら何だ?大切な人なのか?
嗚呼〜わかんねぇよ!!
ふと現実に戻ってみると、山本は劣勢に立たされていた。
死ぬのか? 死ぬなよ? 生きろよ 頑張れよ 負けんなよ
そんな思いが頭で廻っている。
そっか、私はあいつ等の事『大切』だと思っているんだ。
だから、沢田達をクレイz・・・スクアーロさん?から守ろうとしたんだ・・・。そっかそっか
自分の中にある不安の理由が分かったから、ふと顔を上げると、山本勝ってたりした・・・。
どんだけ悩んでいたんだよ、私・・・
「お疲れ。」
「ああ、お前も頑張れよ」
「あーうん。一応」
他愛も無い話をした、次は私の番かな?それとも、雲雀さん?それとも誰かさん?どっちでもいい。
私は私に出来る事をすればいい。そうだよね? 頑張ればいいよね?
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