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*27*
「しっ・・・・白ひげ・・・!?」
一味は驚きを隠せない。あの白ひげだ。あの___。
ルフィは思い出す。あの、二年前のことを。
エドワード・ニューゲート__通称白ひげ。白ひげ海賊団船長。
白ひげは、頂上戦争で戦死した。
ルフィの兄、エースとともに。
ルフィが暗い顔をしているのをミヨシが見つけた。どうしたと声をかけられたルフィは返事をする。
「あぁ。ちょっと、頂上戦争のこと、思い出しちまって。」
「?」
「オレの兄ちゃん。頂上戦争で死んでんだ。エースっていうんだけどよ。」
「!?エー・・ス・・・・・?」
これまで一度も表情を変えなかったミヨシが、目を見開いた。
「なんだ?知ってんのか?・・・メリーは会ったことあるよな!アラバスタで!」
「うん!・・・・・あれ?」
メリーは笑顔で返事をするが、何か考えている様子だ。ミヨシを見ると、こう言った。
「ミヨシさんって・・・、エースさんと友達なんだよね?」
続く
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