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*43*
「…っ…」
「!!!ゾロ!!大丈夫っ!?」
ゾロが目を覚まし、ナミが体を揺らせながらゾロを気遣う。その様子を、サンジが口をあんぐり開けて、今にもショック死しそうな顔で見ていた。
「こんのっ…マリモがぁぁぁ!!!!!ナミさんといちゃつきやがって!!」
サンジがゾロの足を不自由な脚で蹴ろうとするが、
「触るなっっ!!」
「…!?」
ゾロの一喝に驚き、その動作を止めた。
「…俺の縄に…痺れ薬が入ってる。強力だ。」
「気の失ってたのって…、そのせい!?」
ナミの質問に、ゾロは頷いた。その顔は、とても顔色が悪く、今意識があるのが奇跡だった。
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