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*48*
≪あの男は、メリーのような女の化身を狙っている、とても極悪の男だ。≫
「もっと、はっきり見せて。あの男の…顔。」
≪いいのか?≫
「ええ。」
正直、メリーは怖かった。自分を狙っていると思うと、胸が締め付けられる。顔を見るのは、とても怖かった。
≪送るぞ。≫
「・・・・!?手配書…。」
メリーの頭の中に入り込んできた映像は、手配書の写真。紙一面にだてメガネをかけた男の写真が写っている。名前は…。
「オメガ・エクスターン…。」
≪先ほど、キミは特別だと言っただろう?オメガは、それを狙っている。‘‘特別‘‘が付くと、それだけで高く売れるようになるから。≫
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