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*65*
「答えになってないわよ!そのしっぽは何なの!!」
ナミがイライラした口調で責め続ける。
「違う!!!これは・・・!」
「これは何!?何なの!」
「止めろナミ!」
ナミが責めたてるのを、ウソップが止める。
「お前が話したくなったら話せばいい。俺たちは待ってるから。」
「待ってくれ!やっぱり・・・話す。ここで話さなかったら、もう一生言えなくなる。」
「俺は、・・・俺は、化身と、人間の血を持ってる。母は人間だったから、人間の血の方が多いんだけどな・・・。」
「でも、化身の血も入っているから・・・。」
「しっぽがあるってことか。」
一味の言葉に、ミヨシは黙って頷いた。
「尾は、自分でもコントロールできない。・・・今までの経験上、身の危険を感じると、出るみたいだ。」
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