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*21*
気づいたらそこに立っていたんだ。白く、淀んだ空間に・・・
「辛かった?」なんて、
「ごめんね」なんて、
言わないでくれ、君は悪くない。自らの過信が・・・
君を死なせてしまったんだ。
連れて行ってくれ。殺してくれ。消し去ってくれ。嘆いても変わらない、そんなこと分かっているけど・・・脳は理解しているけど・・・認められるはずがない。認めたくない。
「歯車は動き出しているんだよ、この物語はとまらない。空しく進んで行っちゃう・・・君は・・・」
姿は消えていく。
「行かないでくれぇぇえええ!!!」
〈だいじょうぶ〉
微かに聞こえた気がした。
この話がドラクエ10の二次であること書き忘れた俺は、恥ずかしい。それでも書き続けていきたい、そんな夜の気持ち・・・
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