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*10*
素直に進む物語ではなくて・・・
「なにが起こっている・・・?夢、だったのか・・・?」
アグラニへ帰り、宿に泊まった俺は自宅で目を覚ました。この散らかった家は、間違いない。
「帰ってこれて良かったー・・・?」
一緒に誰かといた?
誰かと旅をしたかった?
俺と“誰か”の思い出は、薄れてしまっている。時間はたっていないのに・・・。
俺は知らなかった。薄れてなどいないことを・・・最低最悪な人生の歯車が歪んで回りだした。
“狂々と”
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