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*70*
君と居たかった・・・
人はおそれやすいものだ。きっと、誰かのせいにしたかったんだろう・・・。此処にはきっと陸軍が来る。不可思議な現状を理解するために。このままじゃ、彼も死んでしまうだろう・・・。
そうはさせない。それは彼が選ばれたものだからじゃない・・・。そう、それは・・・
“私が彼を好きだから”
単純で、簡単で、そして誰にも解らない・・・この気持ち。きっと、私の人生最後の恋・・・
九「綺砂那・・・?この光は・・・?」
綺「君は、大切な存在・・・だから、死んじゃ絶対に駄目・・・」
九「おい!?綺砂那?綺砂那ぁあ!?」
綺「生き延びて。それで、もし良かったら・・・」
私を記憶の片隅にでも居させて・・・
綺「オクルーラ!!」
九「綺砂那ぁぁああっ!!」
君と居られたら良かったのに・・・。あれっぽちの時間じゃ、
好きだなんて、言えないよ・・・
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