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*51*
追憶に潜む答え〜6〜
「行える理由はしらん。調べるのもめんどい。」
めんどいって・・・なぜ、こんな適当な人間が・・!?
「俺が選ばれた理由を知っているのか!?」
「ああ・・・復讐として始まったからなー。一応・・・な。」
「一応・・・?」
「実際は、空っぽなんだ。」
理解できなかった。意味なく人は人を憎むのだろうか?
「表向きは復讐だが、中身は意志などない。探求心に近いかなー。世界を壊してみたい欲求・・・?まぁ、そんなところ。事実を言うなら、父の死さえ材料みたいだし。」
「なん・・だと・・・どういうことだ・・?」
火羅は語る。あの時の真実を・・・
俺は知らなかった。
これが
終焉か・・・
始まりか・・・
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