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＊紹介文／目次＊

それは、誰にしもあることで。
生きていれば、いつかはなってしまう、やってしまう。


もうきっとなっているでしょう。あなたたちも。

なっていない、という自信があるのなら。

少なからず恐怖を覚えた方がいい。



もうすぐ自分も。

輝かしい舞台で演技をし、プロとは違うから、心を殺さずにはいられない。

そんな、『役者』に。

（本文参照）

10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～

＊54＊

♯４４　「大智　柏（ダイチ　ハク）」

「あ、もしもし」

「ん？　柏？どした」

「三つ葉中学校、５分後にグラウンド来い」

「はい？」

「じゃあな、こねーとどうなるか、分かってるよな」

「え、ちょ」

半ばおどして、俺はある人物を呼び出した。
かなり、無茶振り・・・。

だと、思うか？


５分後

俺と華の目の前には、今ある男子が肩で息をしながら立っています。
さて、それは誰でしょう。
知ってる人だと思います。答えは（早いという言葉は無視で）

紺風　岳。

では、二問目。

こいつは、本当に５分後に来ました。
では、なぜ来た事もない中学校に、迷わずこんなスピードで来れたでしょうか。

今度は、たっぷり時間がある。
問題には、答えがつきもの。
さあ、答えてくれ。
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