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*107*
「だれ…?」
突如現れた謎の少女たち。
うまく顔が見えず、だれだかわからない。
「わたしはマナミ。」
「わたしはカナ。」
「私はレンカ。」
「私はユウナ。」
その名前を聞き、はっとする。
「スターガールズ…!?」
紗綾が信じられないといった感じで声を出す。
そして、やっと顔が見えた。
確かに、あのライブで見た、スターガールズだ。
「正解☆」
マナミが紗綾に微笑みながら言う。
「なんで、ここに…?」
「ま、それはまたあとで♪それより、わたしたちの新曲、聞いてください。」
マナミがやや強引に話を進める。
せっかくなので、歌を聞かせてもらうことにした。
♪キミは近くにいるようで何mも何kmも先にいるよね
手を伸ばしても届かなくてさみしくなった♪
♪自分でも戸惑ってる
だって気づいたばっかなんだもの♪
♪キミを見ていると胸が熱くなるの
ドキドキしてしょうがないの
ねえどうしたらいいのー…?♪
♪キミを好きって気づいてからわたしの目はキミをずっと追ってる
それで改めて思ったの
キミは遠くにいるってー…♪
♪それはとてもさみしいけどキミの目がさみしそう
なんでー…?幸せじゃないの?♪
♪遠くにいるキミにできることは少ないけどキミの目を明るい光でいっぱいにしたい
キミのことが好きだから
ただそれだけなの…好きだから笑顔になってほしいんだ…♪
やっぱり、とても澄んだ歌声でとても心地よい。
でも、やはり不思議だ。
マテリアルの翔と翼はともかく、なぜスターガールズがここにいるのか。
この4人はまだ小学生のため、仕事をセーブしている。
とはいえ、なぜアイドルが?考えながら聞いていると、歌が終わった。
「みなさん、聞いてくれてありがとうございました。では、なぜわたしたちがここにいるのかお教えいたしましょう。」
そう言うと、なぜか4人全員が髪を引っ張る。
ずるり
そこにいたのは…。
「綾美、かえでちゃん、れんくん、悠斗くん!?」
そう、スターガールズの正体は綾美たちだったのだ。
ふっふっふ、はっはっは!やっと…やっと更新できたー!
みなさんも驚きでしょう。れんと悠斗、まさかの女装!