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魔天使マテリアル 「ペンダントの秘密」
作者: マヤ  (総ページ数: 208ページ)
関連タグ: 魔天使マテリアル 
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*30*

今日は、体育があった。
今日の体育はバレーボールだ。

男女混合でやるらしい。
紗綾は、綾美、かえで、黎夜、宇佐美と同じチームになった。
それを見て、圭吾は
(これもくじ引きなのに…、どうやって紗綾ちゃんと同じチームになったんでしょう。)
と不思議に思った。

試合では、綾美、かえで、黎夜、宇佐美が大活躍した。
みんなスポーツが得意なのだ。紗綾は…、

「へぶっ。」

顔面にボールが直撃。
黎夜がアタックした子に殺人光線を発射する。

「レ、レイヤくん、大丈夫だから…。」

紗綾が急いで言う。
すると黎夜の瞳から殺気が消えていく。

今回の試合はもちろん紗綾たちの大勝利。

そのあとは、綾美たちへの部活の勧誘がすごい。

「部活かあ…、なにがあるの?…へえ、いろいろあるんだね。わたし、怪奇探偵団にしよっかな。かえでもそれでいい?」

「うん、いいよ。ねえ、紗綾ちゃん、怪奇探偵団なんだよね。よかったら案内してくれない?」

「え、え〜と…。」

怪奇探偵団は、マテリアルたちの集まりのようなもの。
一般人に入られると、大変なことになる。

紗綾が困っていると、光野れんと水川悠斗がやってきた。

『おれたちも、案内してくれ』

と同時に言ってきた。

紗綾はなんて言っていいかわからなかったため、とりあえず、
「う、うん。いいよ。」

と言ってしまった。

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