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魔天使マテリアル 「ペンダントの秘密」
作者: マヤ  (総ページ数: 208ページ)
関連タグ: 魔天使マテリアル 
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*113*

今、紗綾、志穂、黎夜、徹平はアイドルのかっこうをしている。
黎夜と徹平は、女装。…なぜかって?それは…。

「せっかくだから、みんなもアイドルやろ!仕事少ないから!」

と、綾美に無理やり言われ、強引に着させられたのである。
「なんで僕がこんなかっこうを…!」
「おぉっ、おれっち以外に似合ってる!?」
2人の反応はまったく違う。一方、紗綾と志穂は。
「うわぁ…かわいい…」
「本当ですね」
そう微笑み合う2人をぼーっと見つめる。
そして、翔たちは笑いをずっとこらえている。
あの黎夜までもが女装しているのだ。
これは笑えるだろう。…殺人光線がこなければ。
「おい!綾美、僕はこんなのやらないぞ!」
黎夜が綾美に吠える。
すると、綾美は黎夜に近づき、そっとつぶやく。
「紗綾はけっこーやりたさそうじゃん?」
「だからなんだ?」
「かわいい姉を1人にするの?」
「うっ…でも…」
「あ、翼さんと共演するかもね」
翼の名前が出た瞬間。
「やる…」
少しいやそうな声ではあったが、どうやらやってくれるみたいだ。
「よし、これでおっけー!」
そう言ってから、ふと思い出したように京一郎に声をかける。
「あ、鳴神さんも、暇な時があったら見学してってくださいね♪」
「…ああ」


…ごめんなさい!びみょーだけどここまで…。

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