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*134*
「なにそれ…マテリアルってなによ…?」
後ろで家が燃えている。
おじさんとおばさんとずっと暮らしてきた家が。
そして、そのおじさんとおばさんが見つからない。
「ふふ、超能力者みたいなもの、って言ったじゃない。ま、その男2人は突然変異かもね」
「あんた誰…?それよりも、おじさんとおばさんはどこにいるのよ!?」
すると、そいつはくすっと笑う。
わたしをバカにするように。
「わたしは、悪魔のアイリス・アレール。あの2人なら、小屋に閉じ込めといたわ」
それを聞き、急いで小屋を開けようとする。
「無理ね。わたしの魔力で封じてあるんだからわたしを倒さなきゃ無理よ」
「…だったら、倒してやる…」
涙が溜まった瞳には、少しの迷いも見られない。
そして、綾美が決意したとたん、ペンダントが輝きだす。
「きゃっ…?」
なにかが手のひらにのっている。
それは、悪魔を苦しめる旋律を奏でることができる破魔の笛だった。
また、それはペンダントがアーティファクトに変わった合図でもあった。
あっ!参照2000超えてた〜
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