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*163*
あは…ごめんごめん
なるべくちゃんと更新するから
「・・・・・」
重い沈黙が続く。
なぜかって?それはもちろん・・・
「…なぜ、あなたたちがいるのですか?」
柊会に、現役マテリアルが参加しているから。
志野の暗く、冷たい声が静かに響く。
「えっと…綾美ちゃんが…」
かえでが説明しようとすると。
「・・・日守の忌み子か。まったく・・・」
その言葉に、紗綾はびくっ、となる。
黎夜のほうをちらりと見てみると、今にも殺人光線を発射しそうだ。
(レイヤくん、落ち着いてーっ)
紗綾ははらはらして、思わず声を出しそうになったが、この重い沈黙の中なので、やめておいた。
「・・・その言い方、やめてもらえません?」
「綾美!」
紗綾は思わず声を出した。
そして、綾美が怒っていることが分かり、ちょっぴり苦笑い。
「遅れてすみません」
そう言うと、綾美はちょいちょいっ、と誰かを手招きする。
「え―――…?」
紗綾は絶句する。それは、ほかの人も同じで。
「雪成…さん…!」
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