完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

魔天使マテリアル 「ペンダントの秘密」
作者: マヤ  (総ページ数: 208ページ)
関連タグ: 魔天使マテリアル 
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~ 120~ 130~ 140~ 150~ 160~ 170~ 180~ 190~ 200~

*163*

あは…ごめんごめん

なるべくちゃんと更新するから


「・・・・・」

重い沈黙が続く。
なぜかって?それはもちろん・・・

「…なぜ、あなたたちがいるのですか?」

柊会に、現役マテリアルが参加しているから。
志野の暗く、冷たい声が静かに響く。

「えっと…綾美ちゃんが…」

かえでが説明しようとすると。

「・・・日守の忌み子か。まったく・・・」

その言葉に、紗綾はびくっ、となる。
黎夜のほうをちらりと見てみると、今にも殺人光線を発射しそうだ。

(レイヤくん、落ち着いてーっ)

紗綾ははらはらして、思わず声を出しそうになったが、この重い沈黙の中なので、やめておいた。

「・・・その言い方、やめてもらえません?」
「綾美!」

紗綾は思わず声を出した。
そして、綾美が怒っていることが分かり、ちょっぴり苦笑い。

「遅れてすみません」

そう言うと、綾美はちょいちょいっ、と誰かを手招きする。

「え―――…?」

紗綾は絶句する。それは、ほかの人も同じで。

「雪成…さん…!」

162 < 163 > 164