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魔天使マテリアル 「ペンダントの秘密」
作者: マヤ  (総ページ数: 208ページ)
関連タグ: 魔天使マテリアル 
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*39*

うう…だれも来ない…

中央公園に行く途中、だれかが走ってきた。翔と翼だ。
「はあー、やっと追い付いた。」
「おれたちこの後オフだからパトロール行くよ。」
というわけで、翔と翼も一緒に行くことになった。
「ところで、徹平たちは?」
「中央公園で待ち合わせています。鳴神さんは今日は来れないようです。」
中央公園につくと、綾美たちはもう来ていた。最近は中央公園の奥に
悪魔がいることが多いので、そこに行くことになった。
『痛っ!』
首筋に電流のように流れる痛み。悪魔がいるのだ。それも、上級悪魔が。
そこに行くと、一人の女の人…、いや、悪魔がいた。
「こんにちは。マテリアルのみなさん。わたしはエリーナ・グレファ。魔界の伯爵の3番手よ。」
「3番手?」
「あら、知らないの?伯爵は伯爵でも、何人かいるのよ。…おしゃべりはここまでよ、覚悟なさい!」
エリーナが攻撃を仕掛けてくる。
「光よ、万物を弾く盾となれ!」
黎夜が攻撃を防ぐ。すると、みんなより一歩前に出た者がいた。
「ねえ、ここはわたしにやらせてもらえないかな?」
綾美だ。綾美は、上級悪魔相手に一人でやろうというのだ。
「でも、相手は上級悪魔だぞ!」
「お願い。危なくなったら、やめるから。」
というわけで、綾美一人でやることになった。
「さあ、いくわよ!エリーナ!」


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