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*14*
輝夜s
ありがとうございます^^
どうやって戻るかは、ルーシィしだいで変わりますねぇ・・・
愛情って、なくなったらどうなるんでしょう?
部屋は、電気もついていなかった。
ベッドに寝転がっているのは、ルーシィ。
そう、ここはルーシィの部屋だ。
―…ルーちゃん、星霊はどう思ってるの
「知らないわよ…」
愛情がなければ、執着心も沸かない。
仲間に対する想いもすべて、奪われてしまう。
「…裏切り者じゃない」
「そうでもないよ」
自分しかいないはずなのに、とルーシィは目を見開く。
チラリと横を見ると、艶のある蜂蜜が目いっぱいに映った。
「…レオ」
「君が星霊(ぼく)を正式名称で呼ぶなんて」
わざとらしく冗談のように笑うが、ロキの内心は驚いている。
他の人から愛情が無くなったと聞いているのだが、どうやら本当らしい。
自分達の主が、こんな事になるなんて。
「ルーシィ」
でも、負けるわけにはいかない。
ここで主人を捨てたら、自分は昔と何も変わらない。
「…」
「こっちを見て」
愛する人を、置いていくわけにはいかない。
前に進まなければ、ナツのように。
「…ハートフィリア」
「!!」
ルーシィが勢いよく、体を起こす。
ゆれる茶の目は、怒りに染まっている事は一目瞭然だ。
「苗字で、呼ばな「意味は何かな」
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