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＊紹介文／目次＊

どうも、ハヤチです。
スマブラ連載と同時に、こちらでも活動します。
銀魂も少しずつ更新したいので、そちらもよろしくです。
さて、グレイ、ルーシィ、ときたら私は次にナツです。

ナツメインで、今回も今までの話と関連しています。
まとめると、

グレイが元滅竜魔導士（もう普通の魔導士）で、東洋人
（覚えといたほうが良い単語：兆年孤独唄、氷古龍）

ルーシィと、昔よく遊んでいた子がいる
（覚えとくと良い：茨姫）



ナツが闇落ちします！

それでも良い方は、どうぞ。

10～ 20～ 30～ 40～ 50～

＊24＊


九冊目『遠き日々の貴方』





―金色が、揺れる金髪が、自分の目から離れなかった。

―黒色が、強い黒曜石が、まだ脳裏に焼きついている。

―緋色が、美しい緋色が、今も記憶に強く残っている。

―青色が、綺麗な魔法が、まだ強い意志を覚えている。





仲間が、消えていく。

箱に入っていた人工ニルヴァーナは、ナツを侵食していった。




作戦実行は、明日。
奇襲を仕掛けるため、丑三つ時にキブシに乗り込むぞ。
エルザにそう告げられ、全員は解散した。
グレイは夜独特の冷気に触れながら、本に挟まっていたメモを思い出す。

「…なんで…」

なんで、レイガはあんなメモを残した？
誰かに見つけてもらうため？

『ドラゴ・ブラッディについてのメモ




…うかつだった、茨姫に取り込まれそうだ。
これならまだ、評議院にいたほうが良かった。
ドラゴ・ブラッディの計画は、ドロップ達によるもの。
まさか、アイツ等が改造できるまで成長していたなんて。
おそらく、俺はルドに操られていた頃にアイツ等になにか吹き込んだのだろう。
…グレイ、に逢いたい。
嫌な分かれ方をした。
死刑にはされるだろうが、そのときには茨姫に精神を奪われ抜け殻になっているだろう
ドラコーン・クローフィの計画は、恐ろしい。
　竜　導士の　を犠牲に　て、起動さ　、人々を滅ぼ　』

最後は急いでいたのか、字が汚くて読めなかった。