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作者: S・メイドウィン・黒影 ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 62ページ)
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【二週目】
デーリッチ視点
「....相棒、おい!相棒!」
「はっ!!」
ヅッチーに起こされ、デーリッチは気が付いた。
....ここはさっきのRins、Papyrus、ローズマリー、エステルちゃん....ハグレ王国の7人とPapyrus、それにたくっちスノー.まで......
...けど、見たことの無い人もいるでち。
たくっちスノー
「あれ?なんで自分ここにいるの?」
野獣先輩
「あ、長、何してるんすかんなところで」
たくっちスノー
「あんたこそどこほっつき歩いてたんだよ」
野獣先輩
「知らねぇっすよ、何かに襲われて、気が付いたらこ↑こ↓にいたんすから...」
ローズマリー
「....デーリッチ、何か知らないかい?」
デーリッチはローズマリー達に、先程のSwap Papyrusとの会話と、itについての話をした。
エステル
「なるほどねー、あのペンタンドでitを倒しちゃったと。」
シノブ
「つまり、さっきCharaさんが渡したペンタンドはitと深い関わりが.....
???
「...お、ようやく目が覚めたか。」
扉の先から、白髪の少年が現れた。
Papyrus
「誰だ?」
Sans?
「俺か?俺はSans、【overtale】のSansだ、今週の門番だ。」
メニャーニャ
「...確か今週の門番はSwap Papyrusさんだったはずですが?」
Sans(over)
「ああ、そいつなら別の仕事に向かったぜ、今は俺が門番だ、なぁ兄弟?」
エステル
「兄弟?」
Papyrus
「ああ、俺様には兄がいる、Sansって名前のな。」
Sans(over)
「そういうわけだ...デーリッチだったかな、俺を助けてくれてありがとう。」
デーリッチ
「え、デーリッチは君を助けた覚えは...
【俺の仲間達だ。】
そういう意味だったのか。
デーリッチ
「....ああ、もしかして君はitの..」
Sans(over)
「ああ、お前さんが相手にしたitは沢山のAUが吸収されていた、俺もその一人だ。」
ローズマリー
「...ああ、そういえばCharaがそんなことを言っていたな。」
Sans(over)
「お前さん達の事はSwapPapyrusから聞いている、気になることがあるならなんでも答えてやるよ。」
エステル
「あんたが私達をここに?」
Sans(over)
「いや俺じゃない、デーリッチが【リセット】を行ったから強制的にここに戻されたのさ、関係者全員な。」
シノブ
「リセット?」
Sans(over)
「リセットは名前の通りさ、元の場所に戻る、記憶もそのまんまな、戻らないのは救済されたitのみ。」
デーリッチ
「...最後に1つ良いでちか?」
Sans(over)
「なんだ?」
デーリッチ
「Swap Papyrusは言っていたでち、お前さん達にも一仕事してもらうって、それはどういう意味でちか?」
Sans(over)
「ああそれは...話すより見てもらった方が分かりやすいな。」
デーリッチ
「え?」
Sans(over)
「着いてきな、面白いものが見れるぜ。」
そういってover Sansは出口へ向かっていった...私たちはそれを追って行く、
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【overtale】
人間が獣人になり、モンスターが人間になったAU。
まぁ、擬人化の類いである。
【Sans(overtale)】
T_D_K_Rから解放されたAUのキャラ。
Sansが擬人化された状態で、白髪の美少年のような姿をしている
【野獣先輩】
T_D_K_Rのメインになっていたマガイモノ、本名、田所浩二。
マガイモノだがたくっちスノーが作ったわけではないので、貴重な生き残り。
長とは言っているが忠誠心などは特にない。