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作者: S・メイドウィン・黒影 ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 62ページ)
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デーリッチ視点。
デーリッチ達の知らないディクス...
exe...彼の相棒にして、神。
Sonic.exe
「....お、お前...田所...か。」
エステル
「ねぇ、こいつ結構ヤバくない?」
野獣先輩
「exeがこんな傷だらけってやべぇよやべぇよ...」
かなちゃん
「精神だけの存在を無理矢理実体化しましたからね、完全に治るのは時間が掛かるかと。」
野獣先輩
「あんた、まさか俺みたいにitに?」
Sonic.exe
「それだけじゃない、itに取り込まれた上でスノーに食われてな...力の殆どを奴に奪われた。」
....こんなに満身創痍に。
Sonic.exe
「聞かせてくれ田所...俺がいない間に、奴はどうなった?」
全てを話した。
たくっちスノーの力を中心に何から何まで。
Sonic.exe
「そうか...あのバカめ...キャラクターを道具扱いしているが、キャラクターがいなければ何も出来ないというのに....」
かなちゃん
「...甘月さん?いるんですよね?分かりますよ、自称とは言え私ら神ですし。」
...甘月さんもいるんでちか、どこにも見えないけど。
Sonic.exe
「あんたは奴との和解を望んでいるそうだが...そんなの考えるだけでも無駄だ。」
Sonic.exe
「奴は、創作という物を何も分かっていない、マクスウェルの言うことが正しいのなら、奴はゲームやアニメを素材程度にしか思っていない...」
野獣先輩
「かと言ってオリジナルを作れるわけでもない、なら何故バカにしながらも二次創作をするのか、それはただ自分が好きなように妄想したいだけだからっすよ。」
Sonic.exe
「奴はアニメが好きだから創作をしているんじゃない、創作をしたいからアニメを見るんだ。」
野獣先輩
「とことん自分の世界中心っすよ、誰かが喜んでくれるか、相手が見て面白いか、そんなの関係ない、自分が楽しければそれでいいって奴。」
Sonic.exe
「手遅れになる前にぶっ潰すってのは、悪い判断じゃあないな.....」
....たくっちスノーを止める、それも大事だけど。
エステル
「どうすんの?そのPaintyって奴とGasterってのも探さないといけないし。」
プリシラ
「そこら辺は問題ないと気付きました。」
ヅッチー
「え、どうにかできるのか?プリシラ。」
プリシラ
「ヅッチー...彼女達に任せてみない?」
プリシラは前に貰ったマフィアヅッチーの名刺を取り出す....
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ヅッチー
「ごめんなフッチー、こんな事頼んじゃって。」
ヅッチー(マフィ)
「気にすんなよ、これでお前への借りが返せるなら何だってやるさ。」
プリシラ
「では、捜索の方はそちらに任せていいでしょうか?」
ヅッチー(マフィ)
「任せときな、あらゆる所からそいつらの情報を辿るぜ。」
ヅッチー
「ありがとう、フッチー!」
野獣先輩
「...よし、これでたくっちスノーに専念出来るっすね。」
かなちゃん
「しかし、今の彼は私がガツンとやったところで無力化出来るんですかね?」
マクスウェル
「ヘラヘラしてたから煽っても無駄だろうな、開き直ったって感じだ。」
エステル
「成長しないを出来ないに変換したのか...くっそうざいな...」
...神、ふとデーリッチにある考えが浮かぶ。
デーリッチ
「ねぇchess Sans?」
Sans(チェス)
「どうした、嬢ちゃん?」
デーリッチ
「この世界にも神っていないんでちか?」
Sans(チェス)
「....ああ、神ね、居るには居るんだが、無駄だよ、こちらも行方不明になっているし、そもそも戦えない。」
かなちゃん
「神、ですか、その方とは一体?」
「AUの神、俺達の創造神。」
「その名は【inktale】の【ink Sans】」
ま、またSansでちか....
errorといい、なんでSansばかり.....
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【ink Sans】
AUの創造神、AUを作る側の為errorとは仲が悪い。
...ただしAUを作るのは彼ではなくファンの人間であり、彼の立場は【アイデアを送って人間のAU作りを支援する事】であり、人類が滅亡したhelpにおいては無力な存在になっている。
現在error共々行方不明。