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【視点小説】help-END【完結】
作者: S・メイドウィン・黒影 ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 62ページ)
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*5*

デーリッチ視点

.....

Papyrus(スワ)
「んじゃ、改めて聞くが....」

メニャーニャ
「我々についてですね。」

たくっちスノー
「互いの事を知ってる自分から言うと....」

こうして彼は話し始める。

ハグレの事、召喚士に関すること、我々の世界の事....

........

Papyrus(スワ)
「なるほど、当たり前のようによその世界に行けたのか」

シノブ
「まぁ現在は当たり前のように、というわけにはいきませんが。」

たくっちスノー
「で、こっちは【undertale】というゲームが元になった者達だな。」

たくっちスノー
「AUっていうのはAlternate-Universeの略称で、パラレルワールドって言った方が分かりやすいかな。」

ヅッチー
「つまり、マガイモノなのか?」

たくっちスノー
「んー、確かに間違っちゃいないが...自分が作ったわけでもないしなぁ....」

ローズマリー
「そういえば、君一人だけなのかい?」

たくっちスノー
「いや、exeと田所も別行動している、一応彼らもアンテ関連だから大きく動けるんだ。」

エステル
「まーたあの二人か。」

たくっちスノー
「...ていうかさ、今マガイモノってその二人しかいないんだよ、誰かさんのせいでね。」

ローズマリー
「.....」

たくっちスノー
「まあいいか、マガイモノを作れる奴なんていくらでもいるし...で、例の奴だけど。」

プリシラ
「仕事しに来た..と仰ってますが」

たくっちスノー
「うん、こちらのキャロット君にあるモンスターを連れてこいって言われてね」

Papyrus(スワ)
「気安く呼ぶな」

たくっちスノー
「厳しいなぁもう...」

....彼が連れてきたスケルトンは、赤いスカーフに鎧を着た...戦士?

たくっちスノー
「そろそろ起きて。」

「ん...ここ...は.....!?」


「あっ!!さっきの!!俺様に何をした!何のために!!」

たくっちスノー
「まぁ落ち着けって、こいつの面をよく見な...」


「.....ん?」

Papyrus(スワ)
「.....なるほど、見れば見るほどそっくりだな。」

デーリッチ
「あれっ、これってもしかして...」



「俺様が、二人ィーん!?」

.....

シノブ
「..つまりたくっちスノーが連れてきた人物というのは...」

Papyrus(スワ)
「そう俺だ、全く別の世界のな。」

たくっちスノー
「それもただのPapyrusじゃない、本物のPapyrusさ。」

Chara(shift)
「まるで我々が偽物のような言い方だね。」

シノブ
「本物..というのはつまり【AU】の元となっている、ということですね?」

たくっちスノー
「まぁ、確かにそうだね」

Papyrus
「さっきから何の話をしている!!」

Papyrus(スワ)
「後でしっかり教えてやる」

たくっちスノー
「...で!自分からしたら、むしろ何であんたらがここにいるんだって話でね!」

Chara(storyshift)
「そりゃそうだね、どうやってここに来たの?」

ああそうだ、そういえばこっちは何も関係がないのに連れてこられたんだ....

...デーリッチは必死に思い出そうとする、しかしぼやけて何も思い出せない。

デーリッチ
「...あれ?デーリッチ達向こうで何してたでちか?」

ローズマリー
「...えーっと、確か、..あれ?覚えてない」

Papyrus(スワ)
「念のため聞くが、お前さんなんかやらかした?」

たくっちスノー
「まさか!なんでこの人らを連れてこなきゃならんの!」

Papyrus(スワ)
「だろうな.....」

Papyrus
「なぁ、俺様のクローン、ここは一体どこだ?」

Papyrus(スワ)
「ああ、そういえばここの話をしていなかったな。」


【ここはhelp-tale、いわゆる地獄さ。】

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【Papyrus】

undertaleに登場する原作のPapyrus。

SwapPapyrusからの仕事でたくっちスノーが連れてきた。

ちょっとおバカで心優しい、好きなものはパズルとスパゲッティ作り。

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