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作者: S・メイドウィン・黒影 ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 62ページ)
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*4*
デーリッチ視点
「デーリッチさん!」
「相棒!」
うん、ちゃんと皆いるでち。
1...2...3....あれ?
Papyrus(スワ)
「おい、ヅッチーにメニャーニャにシノブにプリシラ...だったかな?全員いるか?」
エステル
「間違いないわ...けど、何か一人多くない?」
デーリッチ
「ここにも人間が居たんでちね。」
Papyrus(スワ)
「ああそいつか、先週の門番役さ、【storyshift】のCharaだ。」
Chara(shift)
「ハロー。」
Papyrus(スワ)
「で、改めて俺はPapyrus、【underswap】のPapyrusだ。」
デーリッチ
「あんだー...すわっぷ?」
ローズマリー
「ストーリーシフト?一体それは何なんだい?」
Chara(shif)
「...ねぇキャロット、この人達は一体何者なの?」
Papyrus(スワ)
「そんなの俺が知りたいね」
Chara(shift)
「どうする?彼を待ってみる?」
エステル
「あのさ、お二人はハグレなの?」
Papyrus(スワ)
「ハグレ?」
ローズマリー
「....ハグレの概念がない?」
Papyrus(スワ)
「へっへっへっへっ、ああ、そんな言葉聞いたことないね、そちらこそ、どこのAUからやってきたんだ?」
シノブ
「.....これは、一度情報を共有する必要があるようですね。」
デーリッチ
「そ、そうでちね、ハグレの概念が無いのは想定外でち。」
Papyrus(スワ)
「あー、待てよ、今誰かを待ってるんだから。」
ヅッチー
「誰かって、誰だよ?」
Chara(shift)
「まぁ...君達に似た立場の人たちさ。」
「おーい!あっははは、見つかったよ、例のスケルトン!キャロット君だっけ?これでいいかな?」
エステル
「...おい、あの声って...」
ローズマリー
「......」
...もしかしなくても。
たくっちスノー
「.....げっ、ハグレ王国じゃん。」
Chara(shift)
「ん?知り合いなのかい?」
たくっちスノー
「い、いやぁまあ、知り合いというかそのー
彼が言い終える前にローズマリーが首を掴む
ローズマリー
「何故貴方がここにいる?」ギギギ
たくっちスノー
「グッグギギ...あ、あんたらこそどうして....」
Papyrus(スワ)
「ああ、知り合いは知り合いでも、そういう関係かい、何しでかしたんだ...」
エステル
「何しでかしたって...死ぬかと思ったんだから(流石に首ちょんぎられたって言っても信じないだろうしなー)」
たくっちスノー
「結果的に死ななかったんだから良いじゃん...」
ローズマリー
「本気で言ってるのかい?まだかなちゃんが前に言っていたことの意味が分かってないようだね...」
たくっちスノー
「ちょっ、ローズマリー!離せ!自分今日は仕事しにここに来てるの!ねぇ!離してってば!」
デーリッチ
「...ローズマリー。」
ローズマリー
「......っ」
たくっちスノー
「.....ふぅ、死ぬかと思った。」
ローズマリー
「...........。」
Papyrus(スワ)
「おお怖い怖い...さて、しっかりやってくれたか?」
たくっちスノー
「もちろん、ちゃんと言われた奴を連れてきたよ..今は寝てる」
Papyrus(スワ)
「そうか....じゃあ改めてだ。」
たくっちスノー
「話し合いタイムって奴だね!」
...ローズマリーの右手が震えている、必死に怒りを抑えている。
...デーリッチから見ても彼は...たくっちスノーはお世辞抜きで良い人物とは言えないでち。
正直、彼の言うことは信用できない...しかし今は彼の話を聞くしかない...
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【Chara(storyshift)】
storyshiftのSansポジションにあたる人間の子供、緑色のパーカーを被っている。
help・Rinsのまとめ役。
SwapPapyrusとは親友で「キャロット」「ガキんちょ」と呼び合う仲。
性別は不明。
諸事情で、決意の力は使えない。
【シノブ】
エステルの同期。
15歳という若さながらほぼ全ての魔法を使いこなし、莫大な魔力を持ち、最高クラスの頭脳を持つ【魔導の巨人】と呼ばれるほどの超天才サモナー。
内面はちょっとふざけた返しをしたり等ちょっとお茶目な人。
【メニャーニャ】
エステルの後輩。
努力と棚ぼたの末に召喚士(サモナー)協会
のお偉いさんになってしまい【協会の悪魔】なるアダ名が付いてしまった。
つまりエステルよりも立場が上だが先輩後輩の関係を考慮して敬語を使っている。
.....が、シノブやエステル等にからかわれた場合は容赦なく横隔膜をぶん殴ったりする。
魔法の他にメカに関する技術も持つ。
【ヅッチー】
デーリッチの相棒。
ハグレ王国と友好関係を築いている【妖精王国】の国王で、稲妻の妖精
いわゆるガキ大将のような性格をしており、デーリッチと常につるんでいる。
【プリシラ】
妖精王国の参謀、ヅッチーの親友。
元々はひ弱で弱虫の妖精だったが、シノブから与えられた人工魔力【マナジャム】を服用し続けた結果、体格が大人のようになり、女王の血を引くヅッチーに引けを取らない程の力を手に入れた。
経済術に関してはピカイチで、あらゆる金銭的な問題が彼女一人で解決されてきた。
ヅッチーを神格している。
【ハグレ王国から見たたくっちスノー】
とても良好とは言い難い。
もし下手なことをすれば彼の命は無いだろう。