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【視点小説】help-END【完結】
作者: S・メイドウィン・黒影 ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 62ページ)
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*7*

たくっちスノー視点

〜スノーディン〜

え、滅んだ?マジで?あの世界滅んだの?

たくっちスノー
「ねぇ、もっと分かりやすく話してよ、自分考えることできないんだから」

エステル
「こいつは...」

Chara(storyshift)
「分かりやすく...と言ってもね、我々AUキャラにも分からないんだ、何しろ突然の出来事だったからね。」

ローズマリー
「何があったんだい?」

Chara(storyshift)
「単純なことさ、突然、自分達に似た怪物が現れてAUを襲った、その怪物達は【it】と名乗った。」

it...日本語で【それ】って意味を持つんだなぁ、初めて知った。

Chara(storyshift)
「itはあらゆる世界を包み込み、自らの糧にしてきた、あらゆるAUとそのキャラクターが犠牲になった。」

Chara(storyshift)
「私やキャロットみたいな生き残りだっているけど...正直どうしようもならないと思い始めている。」

Chara(storyshift)
「悪魔にだってすがりたくなる程の絶望、世界の終焉....【help-tale】」

ヅッチー
「そんなとんでもない所に飛ばされたのか、私達...」

Chara(storyshift)
「君たちをこんな世界に巻き込んでしまって申し訳ないと思っているよ....出来ることがあるなら、なんでも力になろうと思っている。」

.....普通の人間だったら怖いだったり、そういった反応をするんだろうな?

けど自分には心がない、他人の気持ちなんざ分かるわけがない。

とりあえず、exe達と合流しよう...

Papyrus
「どこへ行く気だ?」

たくっちスノー
「仕事は終わった、自分は信用できる奴等の所に向かう。」

Chara(storyshift)
「彼女達は信用できない相手なのかい?」

....キャラクターのくせに思い通り動いてくれない、なんて言えばまたローズマリーに絞められるからな。

無言で奴等の所を後にした。

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デーリッチ視点

たくっちスノーは何かを言いたげにしたが、何も言わずデーリッチ達の所から去っていったでち。

Chara(storyshift)
「彼、いつもあんな感じなのかい?」

プリシラ
「そうですね、関わらない方が良い相手ですよ」

Chara(storyshift)
「ふーん...」

Papyrus
「あっ!!俺様のクローンが逃げ遅れてるぞ!!」

ヅッチー
「あっ本当じゃん!助けに行かないとまずくないか?」

Chara(storyshift)
「キャロットなら大丈夫だよ、もう何回もやってる事だし、そのうち帰ってくるよ。」

メニャーニャ
「そうですか...それで、これからどうします?」

エステル
「私達、どうやって帰れば良いんだろ。」

デーリッチ
「うーん....」

Chara(storyshift)
「確かに、いつまたitに会うかも分からない...そうだ、君にこれを受け取ってほしい。」

Charaちゃんはデーリッチにペンダントのような物を渡す。

ローズマリー
「これは?」

Chara(storyshift)
「お守りみたいなものさ、私が持っていても...意味無いし。」

ペンダントを掛けて、デーリッチ達は進む

帰る方法を探すために。

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