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【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
作者: むう  (総ページ数: 151ページ)
関連タグ: 鬼滅 花子くん 2次創作 オリキャラあり 戦闘あり 恋愛要素あり 
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*18*

【AM8:00 寝室】

 松衛門「起キロ! 任務ノ指令ガ来タゾ!」
 チュン太郎「チュン!チュンチュン!」
 熊王「早ク起キネエト、ツツクゾ!」
 豆吉「仁乃、起キテ! 準備シナキャ!」
 封仙「睦彦、起キロ――!」

 炭治郎「くぁぁ…ん。任務の指令が来たって本当か?」
 松衛門「ソウダ! 早ク皆ヲ起コセ! 隊服二着替エロ!」
 炭治郎「とうとう来たのか! 善逸、伊之助、仁乃ちゃん、睦彦くん!
     指令が来たぞ!」

 善逸「(パチッ)まじかよ、うーわ! 来んなよ!
    俺まだここでウフフアハハな生活送りたいのにぃ!」
 チュン太郎「チューン!(わがまま言うなー!)グサッ」
 善逸「ギャー! く、くちばしが、頭にめり込んだあッ」

 伊之助「なんだよ…うるせえな…」
 熊王「任務ノ指令、来タゾ!」
 伊之助「うおっしゃああ! 勝負、勝負ゥ!」
 炭治郎「良かったな、伊之助」
 善逸「全然よくねえよ…コンニチハ、頭大丈夫デスカ!」

 仁乃「なーに? 任務の指令来たの?(目をこすりながら)ふわぁ…じゃ、準備しないとねぇ」
 睦彦「(ガバッ)俺の判断が正しければ、任務に行けってことだな!
    俺が強いってことを証明してやる!」
 善逸「うーわ、皆やる気満々じゃん! 分かったよ、俺も行くよ!」

 〜かまぼこ隊・隊服に着替え中(仁乃は更衣室)〜

 炭治郎「(羽織にに腕を通して)よしっ」
 善逸「うっ。ぐすんぐすん(ベルト装着)」
 伊之助「何ビービー泣いてやがる。みっともねえなぁ」
 睦彦「まぁ、こんなビビりに俺は、これっぽちも期待してねぇけどな」

 善逸「ああん? 睦彦、お前今なんか言ったか?」
 睦彦「別に。ってお前! 俺の袴に向かって唾吐くな! 汚ねぇ!」
 炭治郎「前から思ってたけど、隊服の上着の上に着物着て袴って、暑くないか?」
 睦彦「俺の実家が神社でさ。この服は親父の形見で、毎日着てたから、もう慣れたな」

 炭治郎「そうか…(涙)」
 伊之助「どうりで、どことなく派手な感じがするわけだなァ」
 善逸「ご、ごめんな! そんな大事な物だとは思ってなくてっ(しゅん)」
 睦彦「……急にテンション下がんなよ…」

 〜更衣室〜

 蜜璃「あ、仁乃ちゃん! 今日、出発何ですって? 寂しいわ…」
 仁乃「(隊服の上着のボタンを留めて)柱の皆さんも、警備地域に戻られるんですよね」
 蜜璃「そうねぇ。また機会があったら一緒にお茶でもしましょ。
    抹茶立てて、わらび餅添えてねっ」
 仁乃「(羽織を着て)え、わらび餅っ!?」
 カナヲ「(横にいた)わらび餅…好きなの?」
 仁乃「うんっ」
 カナヲ「じゃあ…師範に頼んで、差し入れに…するね」
 仁乃「やったぁ!」

【PM12:00 家門の前】
 
 しのぶ「三週間、とっても楽しかったですよ。また、いらしてくださいね」
 義勇「健闘を祈る」
 宇髄「派手に勝ち星を挙げて来いよぉ!」
 煉獄「炎柱は六人を応援しているぞ!」
 伊黒「フン。早く行け」
 蜜璃「皆ありがとうー!ご武運を!」
 無一郎「…また会おうね」
 カナヲ「さよなら(ニッコリ)」
 アオイ「同じ時を共有出来て嬉しかったです。頑張ってください」

 かまぼこ隊一同「行ってきます!」


 水の呼吸、ヒノカミ神楽の使い手・竈門炭治郎。
 鬼の少女・竈門禰豆子。
 雷の呼吸の使い手・我妻善逸。
 獣の呼吸の使い手・嘴平伊之助。
 四季の呼吸の使い手であり、鬼の血を引く少女・胡桃沢仁乃。
 光の呼吸の使い手・刻羽睦彦。

 六人の戦いが、今始まる。
 →第二章へ続く!
 

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