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*18*
【AM8:00 寝室】
松衛門「起キロ! 任務ノ指令ガ来タゾ!」
チュン太郎「チュン!チュンチュン!」
熊王「早ク起キネエト、ツツクゾ!」
豆吉「仁乃、起キテ! 準備シナキャ!」
封仙「睦彦、起キロ――!」
炭治郎「くぁぁ…ん。任務の指令が来たって本当か?」
松衛門「ソウダ! 早ク皆ヲ起コセ! 隊服二着替エロ!」
炭治郎「とうとう来たのか! 善逸、伊之助、仁乃ちゃん、睦彦くん!
指令が来たぞ!」
善逸「(パチッ)まじかよ、うーわ! 来んなよ!
俺まだここでウフフアハハな生活送りたいのにぃ!」
チュン太郎「チューン!(わがまま言うなー!)グサッ」
善逸「ギャー! く、くちばしが、頭にめり込んだあッ」
伊之助「なんだよ…うるせえな…」
熊王「任務ノ指令、来タゾ!」
伊之助「うおっしゃああ! 勝負、勝負ゥ!」
炭治郎「良かったな、伊之助」
善逸「全然よくねえよ…コンニチハ、頭大丈夫デスカ!」
仁乃「なーに? 任務の指令来たの?(目をこすりながら)ふわぁ…じゃ、準備しないとねぇ」
睦彦「(ガバッ)俺の判断が正しければ、任務に行けってことだな!
俺が強いってことを証明してやる!」
善逸「うーわ、皆やる気満々じゃん! 分かったよ、俺も行くよ!」
〜かまぼこ隊・隊服に着替え中(仁乃は更衣室)〜
炭治郎「(羽織にに腕を通して)よしっ」
善逸「うっ。ぐすんぐすん(ベルト装着)」
伊之助「何ビービー泣いてやがる。みっともねえなぁ」
睦彦「まぁ、こんなビビりに俺は、これっぽちも期待してねぇけどな」
善逸「ああん? 睦彦、お前今なんか言ったか?」
睦彦「別に。ってお前! 俺の袴に向かって唾吐くな! 汚ねぇ!」
炭治郎「前から思ってたけど、隊服の上着の上に着物着て袴って、暑くないか?」
睦彦「俺の実家が神社でさ。この服は親父の形見で、毎日着てたから、もう慣れたな」
炭治郎「そうか…(涙)」
伊之助「どうりで、どことなく派手な感じがするわけだなァ」
善逸「ご、ごめんな! そんな大事な物だとは思ってなくてっ(しゅん)」
睦彦「……急にテンション下がんなよ…」
〜更衣室〜
蜜璃「あ、仁乃ちゃん! 今日、出発何ですって? 寂しいわ…」
仁乃「(隊服の上着のボタンを留めて)柱の皆さんも、警備地域に戻られるんですよね」
蜜璃「そうねぇ。また機会があったら一緒にお茶でもしましょ。
抹茶立てて、わらび餅添えてねっ」
仁乃「(羽織を着て)え、わらび餅っ!?」
カナヲ「(横にいた)わらび餅…好きなの?」
仁乃「うんっ」
カナヲ「じゃあ…師範に頼んで、差し入れに…するね」
仁乃「やったぁ!」
【PM12:00 家門の前】
しのぶ「三週間、とっても楽しかったですよ。また、いらしてくださいね」
義勇「健闘を祈る」
宇髄「派手に勝ち星を挙げて来いよぉ!」
煉獄「炎柱は六人を応援しているぞ!」
伊黒「フン。早く行け」
蜜璃「皆ありがとうー!ご武運を!」
無一郎「…また会おうね」
カナヲ「さよなら(ニッコリ)」
アオイ「同じ時を共有出来て嬉しかったです。頑張ってください」
かまぼこ隊一同「行ってきます!」
水の呼吸、ヒノカミ神楽の使い手・竈門炭治郎。
鬼の少女・竈門禰豆子。
雷の呼吸の使い手・我妻善逸。
獣の呼吸の使い手・嘴平伊之助。
四季の呼吸の使い手であり、鬼の血を引く少女・胡桃沢仁乃。
光の呼吸の使い手・刻羽睦彦。
六人の戦いが、今始まる。
→第二章へ続く!