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【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
作者: むう  (総ページ数: 151ページ)
関連タグ: 鬼滅 花子くん 2次創作 オリキャラあり 戦闘あり 恋愛要素あり 
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*60*

 あー、有為ちゃんの術の技名考えるのムズイな…。
 でも頑張って頭をひねりながら考えましたので、そこの当たりも見ていただければ!
 あとこの作品面白いって思ったらお気に入り登録や感想もお願いします(__)
 

 〈朝食を食べ終わって〉

【かまぼこ花子隊と有為、家の裏にある山にて手合わせの準備】

 炭治郎「よし、久々に技出すから素振りでもしておこうっと。な、善逸」
 善逸「………ハァ……いいですねお前、頭お花畑で。……やべぇ俺死ぬわ」
 炭治郎「陰陽師の子孫と直接戦えるんだぞ! この経験は鬼の討伐にきっと役に立つ!〈力説〉」
 善逸「そんなことを言うんだったらお前との仲はこれまでだな。睦彦、行くぞ」

 睦彦「(刀の整備中)は? お前何言ってんだ。頭大丈夫か?」
 伊之助「早く始めようぜェ!! 楽しみで仕方ねえ!」
 仁乃「この前はがねづかさんに打ち直してもらったばかりだから、技出すの楽しみだなぁ」
 善逸「アー――俺の居場所ないわ! 俺もう帰る! 帰って寝る!!」

 花子「我妻って帰る家あるの?(宙にふわふわ浮きながら)」
 善逸「自分の家なんかねえよ。鱗滝さんとこに帰るわ。蜘蛛野郎(累)がいるけどココよりマシ」

 寧々「えぇー。有為ちゃんの家、凄く居心地がいいのに」
 光「そんなこと言うと、また何か言われそうだけど…。タンポポ野郎とか」

 善逸「あんな可愛い子がそんなこと言うはずがなかろう!」
 花子「いや、あるよ。俺なんか便所虫×10回だよ? 君だけ特別何てことはないと思うけど」

 有為「ボクの家よりマシとか仰った下郎は誰でしょうか?(ニュー)」


 〜不意に背中から声をかけられ〜

 善逸「ギャァァァァァ!!」
 有為「……全く。ついこの前までは『座布団ふわふわ! 俺寝るわ!』などと言ってたくせに。
    これ以上文句を言うようであれば、呼び方をタンポポ野郎に変えますが」
 善逸「すみませぇぇぇぇん!!!」


 有為「……はい、では始めましょうか。(杖を掲げて)
    この杖の先に取り付けてある球を、この前誰かが割ったんですよね…」
 伊之助「ゲッ」

 有為「ルールはこうです。順番は誰からでも構いません。皆さんはボクの服の裾を斬ったら勝ち」
 炭治郎「そのルールなら、木刀にした方がいいんじゃないかな。真剣でやったら…」
 善逸「か弱い乙女のはだに傷つけたら犯罪よ!?」

 有為「……昔、兄の稽古に付き合って木刀で勝負をしたら、一瞬で粉々になったので…」
 かまぼこ隊一同「一瞬で粉々!??」

 花子「なるほどねぇ。俺も本気で行くよ?(包丁キラリ☆)」
 寧々「頑張れ花子くん!」
 光「先輩、俺に任してください。やってやりますよ」


 善逸「ちょっと待て――――!!!」
 有為「これくらいのルール、鳥でも覚えられると思うのですが、無理でしたか?」
 かまぼこ隊一同「どうした、善逸」
 花子くんキャラ一同「?」

 善逸「いや、何で皆誰も突っ込まないわけ? 見て下さいよこのメンバーを!」 
 伊之助「ああん? 何だテメエ・何が言いてえのか分かんねえよ」
 炭治郎「メンバー? 俺たちかまぼこ隊と花子隊(←そう呼ぶことにしてる)だけど」

 仁乃「どこがおかしいの?」
 睦彦「おい善逸。お前勝負から逃げたいからって時間稼ぎとか汚ねえぞ!」


 善逸「だってさぁ、有名な陰陽師の子孫VS柱以下の剣士5人と、
    幽霊とお祓い屋(武器デバフ状態)と、あとあと寧々ちゃんに至っては手ぶらですよ!
    これ完全に無理ゲーじゃない??」

 花子「八尋に何かあったら俺が守るんだから気にしなくていいのに」
 光「いや花子より俺の方が絶対先輩を守れるんで!」

 炭治郎「(小声)一人ずつかかって来いとは言ってないし、連係プレーでもいいと思うよ」
 睦彦「善逸! 鏡ノ森でやった連撃もう一回派手にぶちかましてやろうぜ」
 伊之助「くだらねえことグタグタ考える暇があるなら鍛錬しろ!」
 仁乃「大丈夫だよ、善逸さん。何かあったら私がフォローするから!」

 善逸「そ、それで大丈夫なの??」
 かまぼこ花子隊「うん、多分大丈夫!」
 善逸「多分!?」

 有為「ボクはもう準備できてますよ。くだらない独り言にいつまでも付き合いたくないので」
 炭治郎「じゃあ、まずは俺が行きます!」

 かまぼこ隊一同「炭治郎頑張れ!」
 花子「おー、ファイト―!」
 もっけ「フレー」「フレー」「タンジロー、アトデアメヤル」

 炭治郎「アメ欲しいので頑張ります!」
 有為「(………)では、よろしくお願いします」


 〜炭治郎・有為 両者深く構えて〜

 もっけ「ソレジャ」「シアイ」「カイシ!」

 

 ネクスト→炭治郎VS有為、そして善逸×睦彦の連撃再び!
      花子くんや光も寧々ちゃん援護で頑張ります。
      次回もお楽しみに!


 〈後日談というか作者の独り言〉

 むう「戦闘が長引く呪いにでもかかってるのかな?」
 
   こんな噂、知ってますか? 『戦闘やります』と書いてあったから読んだら、
   戦闘シーンがなかったりするのは、もしかしたら『むう』の仕業かもしれません……。

 むう「はい、紛れもなく私の仕業です!」
 
 

 

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