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【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
作者: むう  (総ページ数: 151ページ)
関連タグ: 鬼滅 花子くん 2次創作 オリキャラあり 戦闘あり 恋愛要素あり 
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 【炭治郎VS有為】

 炭治郎「(タタタタタタ←駆け足)……怪我は負わせられないし、慎重にやらないとな…。
     (ダン←宙に浮いて)水の呼吸・弐ノ型 水車!!」
 有為「(バク転をして技をかわす)祓魔術・壱ノ目 水の神 水龍刃風!!」

 〜大量の水を含む風が発生〜

 炭治郎「うおっっ!(水の流れに巻き込まれて遠くに飛ばされる)」
 善逸「炭治郎――――!」


 〜炭治郎、そのまま数十メートル先まで吹っ飛ばされ〜

 有為「もしかしてボクに近づければ勝てるとか思ってました? 」
 炭治郎「思ってました!(早く受け身を取らないと…)水の呼吸・捌ノ型 滝壺!!」


 花子「おぉー。技で頭から着地するのを回避。凄いねぇ」
 伊之助「あの攻撃……また出やがったぜ」
 
 仁乃「(小声)ねえ、炭治郎さんが有為ちゃんと戦っている時に私たちで不意打ちかけようよ」
 睦彦「えっ(←不意打ちが大の苦手)」

 寧々「で、でもでも、炭治郎くん大分追い込まれてるし、皆で助けたほうがいいんじゃっ」
 光「なるほど…作戦考えようか。あ、先輩はゆっくりしてて結構です!」
 寧々「うんん、私も一緒に考える! 私も一緒に頑張る!」
 善逸「(寧々ちゃんめっちゃ優しい! 神!!)」

 
 炭治郎「あの術は厄介だな…。どうする、どう動く? よし、後ろから回り込む!
    (茂みにしゃがんで隠れながら有為の背後へ)」
 有為「(周囲をきょろきょろと見まわし)……姿が、消えた…」

 炭治郎「(よし、背後に回れた…)水の呼吸・弐ノ型・改 横水車!!(木の枝を斬る)」

 〜ポキッッ ドサッッ〜


 有為「!? 枝が落ちて…。(飛んで回避)ということは炭治郎さんは反対側でしょうか。
    炭治郎さんは水の呼吸ですので、ボクも『水の神の術』で行きますね!」


 ※祓魔術は壱ノ目から拾ノ目まで、水の神から天の神まで術がある。
  ただ、水の呼吸のように壱ノ型が1個ということはない。
 「壱ノ目 水の神」の術は5つくらいある。。


 有為「水の神・刈り水泡(かりみなわ)!!」

 〜有為が杖を振ると、数個の水の球が出現。炭治郎に向かって振ってくる〜


 善逸「うわぁぁぁぁ、何かいっぱい来たよ、受けきれるの炭治郎?」
 睦彦「しっ。でっかい声出すな、作戦がバレる」
 伊之助「ハン。あんな水の球の1個くらい2個くらい、炭太郎なら余裕だぜ!」
 仁乃「……油断したらダメだよ、多分きっと…」


 炭治郎「うわ、なんだアレ? 水でできた泡、か? 
     漆ノ型 雫波紋突き!(ボスッと泡を突き刺して)」
 有為「(ニヤリ)……ご苦労様です」

 炭治郎「あれ、斬れない? 馬鹿な! えいっ」
 有為「無駄ですよ、無理やり切ろうとすると……」


 炭治郎「(スパッ)斬れた!! やった…」

 〜バー――――ンッ〜


 かまぼこ隊一同「炭治郎(さん)―−−−!!」
 花子「竈門!!」
 寧々「炭治郎くんがっ」
 光「なんちゅう技だよ……」
 もっけ「シンダカ」「シンダ」「シンダ?」

 善逸「もっけは静かにして!(泣)」
 

 炭治郎「うわぁぁぁぁ!! な、何だ? 急に泡が爆発して……
    (また数メートル先にぶっとばされる)
     痛っ。か、顔の皮膚に擦傷が…。と、とにかく受け身を取らないと!」
 有為「刈り水泡はその名の通り、斬ろうとすると爆発して相手を切り裂くんです」

 睦彦「説明が怖いわ!!」
 伊之助「あんな奴に本当に勝てんのかよ、炭治郎攻撃できてねぇじゃねえか!」
 仁乃「大丈夫! みんなの知恵と勇気と希望があれば!」
 善逸「『知恵・勇気・希望』って、N〇Kの教育番組みたいなキャッチフレーズだね!?」

 花子「人間って意外とすぐ死んじゃうんだよねー。ここは俺がひとまず、出るってことで
    いいかな?」
 仁乃「さ、作戦聞いてた?」
 花子「大丈夫。うまくやるから(白状代セット完了)」

 ※白状代(はくじょうだい)とは、花子くんの武器である人魂のことです。

 寧々「頑張ってね! 大根足って言った報いを受けてもらおうじゃない!」
 光「先輩、ずっとそのこと根に持ってるんすね」

 花子「じゃぁ、行ってくるよ」
 善逸「死ぬなよ!」
 睦彦「バカ。あいつ元々死んでるだろうが。それより善逸、連撃の話なんだが……」

 仁乃「伊之助さんも私と連撃しない? 二刀流同士で」
 伊之助「フン! 俺の力が必要ってことだなァ? いいじゃねえか、やるぜ!」

 〜かまぼこ隊花子隊、順調に作戦を練る〜


 〈一方炭治郎〉

 炭治郎「(ぶっ飛ばされながら)水の呼吸・肆ノ型 打ち潮!! よし、受け身は取れた」
 有為「ボクが立っている場所まで随分が遠いですが、ここまで来れますかね?
    炎の神・爆炎(ばくえん)!!」

 〜大量の炎の球がふってきて〜

 仁乃「私の血鬼術パクってませんか!?(※仁乃の血鬼術・爆黒炎)」
 有為「……そもそも仁乃さんと勝負したことがないので術名すら知りません」

 炭治郎「こ、これは斬ったら爆発とかするのかな?」
 有為「いいえ、しません。ただ、無理に斬るとさらに激しく燃えだします」
 炭治郎「ひええっ」

 〜と、遠くから足音がして〜

 花子「蹴散らせ、白状代!!」
 有為「ギャッ 何この閃光…っ」

 〜爆炎が全部消滅し〜

 花子「遅れてごめんね。ここからは俺も加勢するよ。……本気で(包丁キラリ☆)」



 ネクスト→かまぼこ花子隊、作戦実行! 連撃も開始☆
      有為VSかまぼこ花子隊の戦闘をお楽しみに!


 
   

 
 

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