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【鬼滅×花子くん】短編集続編 六人の軌跡
作者: むう  (総ページ数: 151ページ)
関連タグ: 鬼滅 花子くん 2次創作 オリキャラあり 戦闘あり 恋愛要素あり 
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 第2章突入です♪

〈鴉の指令で北にある町へ向かうかまぼこ隊一同〉

 松衛門「次ハ、北! 北ア!」
 炭治郎「この六人での初任務、お互い頑張って行こう」
 伊之助・睦彦「おうよ!」
 善逸「ハァ―。落ち込んでんの俺だけかよ。なあ仁乃ちゃん、アイツらの精神力異常じゃね…」

 仁乃「うふふっ。ん〜!(差し入れのわらび餅を食べている)」
 炭治郎「凄い満面の笑みで食べてるな」
 睦彦「…こいつ好物食べると、いつもこんな感じだぜ」
 伊之助「分かるぜ! 美味いもんは美味いからな!」

 仁乃「(ぱくっ)ん〜!」
 善逸「何か見てたら腹減ってきた…。一つ貰っていい?」
 睦彦「やめとけ。何でかは言わないが」
 炭治郎「良くない事でもあるのか?」

 伊之助「おい、一つ貰うぞ!(仁乃の手からわらび餅を取ろうとする)」
 仁乃「! パチンッ(←伊之助にデコピン)」
 伊之助「痛ッ! おい何しやがる!」

 睦彦「だから言ったろ。やめとけって」
 善逸「ああなるほどねハイハイ。好物に対する執着が凄いのね」
 仁乃「おいしっ!(ぱくぱく)」

 炭治郎「仁乃ちゃんからは貰えないが、俺のおにぎりだったらいっぱいあるぞ」
 松衛門「モラウ! カァ!(一つをクチバシに挟んで)」
 炭治郎「ちょ、ちょっと待った。おにぎりの中には…」

 善逸「(ぱくっ)辛っ!! 何だこれ、わさび?」
 伊之助「(ぱくぱく)大丈夫か紋逸。顔が死んでるぞ」
 睦彦「ロシアンルーレットっつーもんが海外であるみてぇだけど、炭治郎まさか」
 仁乃「(餅食べ終わり)ああ、確かこの前、しのぶさんが作ってくれたおにぎり、
    こんな感じでいくつかはずれがあったっけ」

 炭治郎「面白そうだったんで、つい…」
 善逸「誰か、水! 水くれぇ……ゴホッゴホッ」
 仁乃「はい、水筒。炭治郎さん、あんまり調子乗っちゃダメだよ」
 炭治郎「ごめんなさい……」
 善逸「(プハア)た、助かった…」

 伊之助「下手したらコイツ、戦う前に死ぬかもな」
 善逸・睦彦「んなわけあるか!」
 松衛門「カァ! モウスグ、着クゾ! カァ!」

 ネクスト→北の町で情報収集☆
      次回もお楽しみに!

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